2022年03月25日
夢に向かって跳んだ
「KISS&CRY北京五輪Premium号」の
シェイ=リーン・ボーンさんのインタビューより。
SPでの4回転サルコウは、本来なら彼は目をつぶっていても跳べるジャンプなのに残念だった。
シングル競技ではトゥピックを使って跳ぶので氷に穴が開いてしまうので、製氷後の一番滑走でない限り、完璧な氷の状態で滑ることはできないので、運が悪かったと言うしかないと。
しかしその後、彼は何事もなかったかの如く、残りを完璧に滑り切った。
ミスがあっても、五輪チャンピオンとしての品格溢れる滑りだった。
そしてFSの4回転アクセルについて、それは大きなリスクではあったが、彼にとっては挑戦だった。
4回転アクセルに挑んだことが、彼にとっての今回の金メダルでした。
彼はすでに2個も金メダルを持っているので、今更彼の実力を証明する必要はありませんでした。
ただ夢を掲げて、それに向かって行ったのです。
『天と地と』のプログラムについては、彼のこれまでの人生、彼自身の旅を描いている特別なプログラム。
彼がこのスポーツに与えてきたもの、ファンへの感謝の気持ちなどが表現されていて、一つの旅が終わりに近づいて再び新しいものが生まれようとしているのだと思います。
彼はとても詩的で深い。
転倒して立ち上がるところも全て、彼の生きざまの象徴であり、彼が経てきたケガなどとの闘いの象徴だったのです。
最後のポーズをとった時、彼はその瞬間をとても大事にして味わっていたと思います。
最後に刀を鞘に納める動作について。
振り付けの中で刀を意識する動きはあったものの、あの刀を鞘に納める動作はシェィ=リーン・ボーンさんが振り付けたものでなく、羽生選手自身が最後の部分に取り入れたものだった。
それが単にこの大会の締めくくりのつもりであったのか、あるいは次に違うものが来るのか。
彼が次は私たちをどんな場所に連れて行ってくれるのか、とても楽しみです。
SP・FS、両方の振り付けに関わったシェイ=リーン・ボーンさんのインタビューを読むと、今更ながら、あの2つのプログラムの特別さが伝わってきます。
刀を納める動作は羽生選手自身が付け加えたということも分かりました。
果たしてそれが何を意味していたのか、一つの闘いの終わりなのか、一つの時代の終わりなのか。
私も、羽生選手の次の選択をかたずをのんで待っています。
できるならば、もう少しだけ競技を続けてくれたら嬉しいけれど。
世界選手権最中ですが、全然見る気になれなくて。
羽生選手がもしも引退してしまったら、本当に「彼と共に去りぬ」が現実となりそうで怖い。
お読みいただきありがとうございました。
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