2022年03月16日
羽生選手の凄さを語る織田さんと徳力さん
今日は2つのYouTube動画を皆さまとシェアしたいと思います。
まず一つは、織田信成さんによる、「羽生選手の凄いところ」の解説です。
試合も、アイスショーも、一緒に出ていた織田さんには、私たちが感じるよりももっとその凄さが分かるのだと思います。
織田さんは羽生選手の技術的な凄いところと、人間として凄いところを解説します。
技術的な凄さと
人としての凄さ。
技術的には、柔軟性、ジャンプ力、音楽を感じて表現する力が凄い。
しかも、それが27歳となった今でも進化している。
元々持っていたものがもの凄いものなのに、そこから、今もなお進化し続けている。
羽生選手の凄さの一つは、その「たたずまい」。
スケートをして、人に喜んでもらうために自分は生まれてきたぐらいの凄さを持っている。
特にアイスショーとかで照明がかかった時の、美しさとか神々しさが凄い。
立っているだけで、そこにいるだけで、
この人は何か特別なものを持っているなと感じさせます。
ファンだけでなく、一緒に出演している人も同じように感じるのですね。
もう一つの動画は、『note』のプロデューサーであり、有名ブロガーでもある徳力基彦さんの
「羽生選手に学ぶ、アスリートの国境を超える影響力」という記事について語った動画です。
変わりはじめるアスリートの姿
実際、ウクライナで展開されている戦闘を目の当たりにすると、スポーツが平和のためにできることなんてほとんどないという絶望に近いことを感じる現実もあります。
これまでのオリンピックが、国威発揚の場として使われてきたことを考えると、オリンピックが「平和の祭典」と呼ばれていることに対して、異論がある方も少なくないでしょう。
実際に、東京オリンピック後には、国別のメダル順位掲載が国別対抗を煽っているのではないかという議論もありました。
一方、昨年の東京オリンピック頃から、徐々に「国の威信を背負って戦う」という従来の姿とはことなる、純粋にアスリート個人個人のプレイをリスペクトするシーンが多く見られるようになってきたように感じます。
(中略)その中でも、今回の北京オリンピックで、いろんな意味でやはり主役だったのはフィギュアスケートの羽生結弦選手でしょう。
中国でも愛される羽生結弦選手
羽生選手も、今回の北京五輪では、四回転半ジャンプに挑んだことで、多くの人たちから賞賛の声を集めていたのが印象的でした。
北京五輪ではメダルこそ獲得できなかったものの、メディアでの露出量もダントツトップだったようで、北京五輪の第1週では「世界的に話題を集めたアスリートトップ5」の1位にも選ばれていました。
参考:羽生結弦がトップに!北京五輪の第1週で「世界的に話題を集めたアスリートトップ5」を発表
特に日本人の視点からすると興味深いのは、中国においても圧倒的な人気を誇っている点でしょう。
中国のSNS上でも、連日のように羽生結弦選手の一挙手一投足が話題になり、日本のメディアもその様子を頻繁に取り上げていたのが印象的でした。
なにしろ、「羽生結弦の4Aが国際スケート連盟に認められた」という投稿は閲読数が10億回を超えたと言うから圧倒されます。
参考:中国でも愛された羽生結弦選手 ネットの閲読数は10億回 「愛のはがき」は2万枚
「反日」や「嫌中」を超える存在に
中国と日本と言えば、政治面では尖閣諸島をめぐる問題や過去の歴史認識をめぐる問題など、さまざまな衝突要素を抱えており、お互いに「反日」や「嫌中」という言葉もあるほど。
現在のロシアによるウクライナ侵攻が、日本にとっては他人事ではないという文脈で語られる際に、中国がその仮想の相手の1つとして浮かぶ方は少なくないと思います。
当然、オリンピックのような国威発揚の面のある大会で、日本人が中国の選手を応援することが少ないように、中国人が日本の選手を応援するということも少なかったように思います。
今回、あれほど大勢の中国の人々が、日本の選手である羽生選手を心の底から応援するのに驚いた方も少なくないのではないでしょうか。
それには、羽生選手が中国代表のワン選手と仲が良かったりと、過去のいろいろな積み重ねがあるそうです。
そのおかげで多くの日本人が、中国にも日本のアスリートを国境を越えて愛してくれる人がたくさんいることを目の当たりにすることができたわけです。
もちろん、こうした国を超えて多くのファンに愛されるケースは、オリンピック連覇を果たし、世界的に人気のある羽生選手の特殊な現象なのかもしれません。
ただ、だからこそ羽生選手をはじめとする多くのアスリートが見せてくれているこの姿こそが、本来の「平和の祭典」をめざすオリンピックとパラリンピックの理想のあるべき姿のように感じてしまうのです。
スポーツやアスリートは戦争を減らせるはず
残念ながら現在のところ、オリンピックとパラリンピックにはロシアのウクライナ侵攻を止める力はありませんでしたし、スポーツが世界を平和にすると言うのは理想論に過ぎないことを痛感させられる日々が続いています。
ただ、一方でこうした羽生選手のような国境を越えて愛されるアスリートの存在が、国境を越えたお互いの存在への理解や尊敬を積み上げることで、将来の紛争を減らすことに貢献しているのでないかとも感じます。
特にエキシビションの羽生選手の「春よ、来い」の素晴らしい演技からは、競技や言葉を超えたアスリートの演技の凄みを感じた人が少なくないのではないでしょうか。
#北京2022 #フィギュアスケート のエキシビション⛸
— オリンピック (@gorin) March 2, 2022
「春よ、来い」で美しい演技を披露した羽生結弦選手🎥
何度でも見たくなってしまいます👏#オリンピック pic.twitter.com/g1dn3hbWKY
大好きなアスリートやアーティストがいる国には自然と親近感を持ち、そこから、その国の文化や言葉にも興味を持つようになりますね。
実際、羽生選手のファンになったことがきっかけで、日本に留学したり、日本語を習い始めるファンもいるようです。
そんなファンたちの心の中に芽生えた他国に対する親近感が、多少なりとも国際的な友好の助けになるといいなと思っています。
徳力さんの記事は、オリンピックが国威発揚の場になったり、政治的な思惑に巻き込まれるという問題点を指摘し、本来のアスリート個人が持つ技や力の礼賛の場となることを願う、時期を得た良い記事だと思いました。
元記事全文はこちらから。是非お読みいただけたらと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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