2022年02月23日
氷のお話
今日は氷のお話です。
遂に仙台にリンク建設をという提案が出てきました。
リンク建設「羽生選手の思い」 CFでの資金調達、仙台市議が提案 | 2022/2/22 - 河北新報 https://t.co/Cg5qJCHN4k
— iceangelo (@iceangelino) February 22, 2022
「羽生選手の思いをかなえて差し上げたい」。21日の仙台市議会2月定例会一般質問で、ベテラン議員がこう切り出した。北京冬季五輪フィギュアスケート男子で大技クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑み、初認定された市出身の羽生結弦選手(27)=ANA、東北高出=の思いに応え、公設のアイスアリーナを整備すべきだと訴えた。
佐藤正昭氏(せんだい自民党)が質問した。アイスアリーナは音楽ホール整備と同様に「長年の懸案」と指摘し、スケートリンクを核としたまちづくりに取り組む他都市の例を紹介。ふるさと納税やクラウドファンディング(CF)の活用による建設資金の調達を提案した。
建設候補地に西公園(青葉区)の市民プール跡や市地下鉄東西線荒井駅(若林区)周辺を挙げ「世界中から20億、30億円の資金は集められる。資金と用地にめどが立つのだから、もはや整備をちゅうちょすべきではない」と力を込めた。
羽生選手は2018年、市中心部をパレード後の記者会見で「仙台でまたスケートをしたい」と地元への思いを語る一方、県内の通年リンクがアイスリンク仙台(泉区)しかないことを念頭に「施設が整わなければいけないという現実も感じた」とこぼしている。
郡和子市長は答弁で「まずは羽生選手の思いを確認する必要がある」と慎重姿勢を崩さず、菊田敦文化観光局長も「財政負担や影響の調査、関係者との意見交換も必要だ」と説明した。
勿論、羽生選手の意思が一番大切ですが、こういう提案が実際に出てきたというのは、問題提起として良かったかなと思います。
羽生選手ほどのスケーターが今後現れるとは思えないので、何らかの形で、「羽生結弦記念リンク」というものがあっても良いのではないでしょうか。
観客席も備えたリンクを建設するには数十億の予算も必要で、実現するのは簡単ではありません。
しかし、スケ連や国の予算も当てにできないならば、クラウドファンでディングというのも良い方法ではないでしょうか。
仙台市からの場所の提供があれば、建設費はこれまでの各スポンサー企業、世界中からのファンからのクラウドファンディングで相当の金額が集まることが予想されます。
一人一人は少額でもファンが個人でもリンク建設に参加できたら嬉しいなと、夢が膨らむニュースでした。
一方では心無い人々も存在するという悲しいニュースもありました。
#羽生結弦 整氷お手伝い〝あざとい〟批判にベテラン作業員「初めてではない。自然な行動」 https://t.co/FbBA0xqRXh
— 東スポ (@tospo_prores) February 23, 2022
北京五輪フィギュアスケート男子4位の元世界王者・羽生結弦(27=ANA)の〝ある行動〟が大会後も波紋を広げている。
羽生はエキシビション(20日)に向けた前日の公式練習後、リンクの穴を埋める整氷作業に飛び入り参加。バケツに入った雪を手に取り、リンクの穴を埋める作業を熱心に行った。スタッフやボランティアと一緒に写真に収まる光景に、中国国内で称賛の声が上がっていた。
しかし、一部ではひねくれた見方をする意見も伴った。羽生はショートプログラム(SP)で冒頭の4回転サルコーが1回転になる痛恨のジャンプ失敗。試合後に他のスケータのトレース(滑った跡)にハマったことを明かしており、これらの経緯を整氷参加と結び付けてSNSでは「わざとらしい」「あざとい」と揶揄(やゆ)する人があとを絶たない。
この状況に日本国内のリンクで製氷作業を行うベテランの高橋二男氏(84)は「彼が手伝うのは初めてではないです。アイスショーでもやってくれたことがあります」と証言。その上で「自然な行動だと思いますよ」と話した。
裏方スタッフの間で羽生の気配りは有名だ。高橋氏は「彼は朝の練習でリンクに入る時、必ずリンクサイドにいる我々にあいさつしてくれる。頭を下げるだけではなく『ありがとうございます』としっかり声に出すんです」といい、今回の行動も素直に感謝の気持ちを表しただけと主張した。
一方、SP終了後に穴の場所を確認した行動も是非が問われているが、高橋氏は「別に嫌味があってやったわけじゃないでしょう。彼はそんなことをする人ではない」と指摘。さらに今回の「穴」について「ちょっと日本より製氷員の人数が少なく感じたけど、あの場所は整氷員が見落とすとは考えづらい。やはり6分間練習か直前の2選手による傷でしょう。仕方のないことです」と改めてプロの見解を示した。
高橋さんがご指摘のように、羽生選手が製氷のお手伝いをするのは昔からの習慣のようなものです。
北京冬季オリンピックSPでの氷のトラブルに当てつけて、嫌味でやったなどと、うがった見方をするのは羽生選手のことを知らない人々なのでしょう。申し訳ないですが、自分たちの心がひねくれているために、他人の自然な行為も自分に当てはめてひねくれて考えているとしか思えません。
羽生選手の製氷お手伝いは彼にとってはごく普通のことなのです。
2012年 フィンランディア杯のリンクにて。
優勝しても製氷のお手伝いなのです。
こちらは2019年スケートカナダの公式練習後です。
photo:小海途良幹
2019年のスケートカナダでも優勝しています。素晴らしい試合でした。
羽生選手の製氷お手伝いは試合での自分の勝敗と無関係です。
ただ大好きなスケートをさせてくれる氷を大切に思う気持ちから、自然にしていることなのです。
なにしろこんなに氷を愛している人ですから。
氷が羨ましい!!
「THE ANSWER的 #オリンピックのミカタ」#91
— THE ANSWER (@theanswerc2) February 18, 2022
日本フィギュア界が抱えるリンク減少問題 競技人生で4つ本拠地を失った鈴木明子の提言
記事はこちら👇https://t.co/xn8tGRmSVf
最近では「大人のピアノ教室」や「大人のヴァイオリン教室」などが盛んですが、
「大人のスケート教室」があったら参加してみたいな。
以前、東京の神宮外苑スケートリンクのスケート体験教室に申し込んだら、満席で参加できませんでした。
やはりアイスリンクの数が少ないのがフィギュアスケート人口が増えない原因なのだと実感しました。
羽生結弦リンク
いつの日か実現しますように。
お読みいただきありがとうございました。
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