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2022年01月20日

織田さん新著は結弦くんへのエールだった




「フィギュアスケートとは”生き様を観るスポーツである」 

織田信成さんの新著のタイトルです。


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平昌オリンピック以降の4年間のフィギュア界の移り変わりと、日本のフィギュアスケートを担ってきた選手たち、そしてもうすぐ始まる北京オリンピックの注目選手についても書かれています。


特に羽生選手に関しては第4章として、特別な章を捧げています。

題して、
第4章 歴代最高のフィギュアスケーター、羽生結弦選手のこと

本当は第1章から順に読むべきなのでしょうけれど、やはり最初に第4章に飛びつくように読んでしまいました。

全体が207ページの内、第4章には35ページが割かれており、本の6分の1が羽生選手のこととなっています。

本は1月17日に出版されたばかりなので、詳しい内容までは書かないつもりですが、特に織田さんの強い想いを感じた部分のみ引用させていただきました。




織田さんは羽生選手より8歳年上ですが、羽生選手は後輩ながら憧れの選手なのだそうです。

こんなジャンプが跳びたい、こんなスピンをしたいと夢見たすべてを形にしたら羽生結弦になった。そんなふうに思えるのだそうです。


織田さんと羽生選手の最初の接点は2008‐2009シーズンの全日本選手権で、その時織田選手は優勝し、14歳の羽生選手は初出場で8位でした。


その翌年のグランプリファイナルに二人共出場していて、羽生選手から挨拶してくれたのが最初の出会いだったのです。
ですから、もう13年くらいの付き合いということになりますね。

二人共、フィギュアスケートオタクと言っていいほど、四六時中フィギュアスケートのことを考えているので、試合やショーで会えば、フィギュアスケートの話は尽きないのだそうです。

壁ドン 2 (3)



ここで突然、二人で温泉に入った!という、ショッキングなエピソードが出てくるのですが、これは意外でした。
羽生選手といえば、食事も入浴も、一人静かに別行動をとるようなイメージがありますが、なんと織田さんと2人で温泉に入ったことがあるそうなんです!!


平昌オリンピックの後、静岡で行われたアイスショーの時ということですが、それはおそらく2018年のファンタジー・オン・アイスの時だと思われます。


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私もその静岡公演を観に行っていましたが、出場選手の宿舎は、会場近くの「北の丸」という、和の伝統を生かした大きな旅館だったのです。


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FaOI静岡公演の間は、出場者用の貸し切りだったそうです。

北の丸 FaOI 2018 静岡


記念写真の真ん中に羽生選手、一人置いて織田さんがいますね。

とても素敵な旅館なので、私もいつか必ず泊まってみたいなと思っています。

平昌オリンピックで優勝して2連覇を果たし、羽生選手もリラックスして過ごせたのでしょうね。

それにしても2人だけで温泉なんて・・・そんな経験あるの多分織田さんだけでしょうね。

北の丸 温泉


織田さんはその時初めて、羽生選手のある変化に気づいたということです。

平昌以降の羽生選手の競技やオリンピックに対する発言が前よりもまるくなったなぁとも感じるそうです。
そしてそこがちょっと不満だとも。


織田さんは、羽生選手は「フィギュアスケートに興味が無くても、ルールを知らなくても、一目演技を観たら虜にしてしまう。そんな羽生結弦こそ歴代最高のフィギュアスケーターにふさわしい」と言っています。

しかし彼が頭角を現したころは、実はめちゃくちゃイヤだったそうなのです。
彼が全日本選手権を2連覇したころ、それは全盛期を迎える少し前のことであったにもかかわらず、
「僕たちの心をバット一振りで折ってしまうくらいの技術と精神力がすでに彼にはあり」、
めちゃくちゃ悔しかったそうです。


羽生選手のジャンプは天才的というしかないくらいですが、織田さんが一つ選ぶとしたら、やはりトリプルアクセルだということです。
とても印象的な言葉で表現してくださいました。

「それは『跳ぶ』じゃなくて『舞う』なんです」。
「桜の花びらを集めてフワッと投げるあれ、あんな感じです。舞うんです」。


春よ来い



そして4回転アクセルについては、
もし4回転アクセルを成功させれば、それだけで歴史に名が刻まれる。これほど難しいジャンプを成功させる選手がいるとすれば、それは芸術的なトリプルアクセルを軽々と跳ぶ羽生結弦しかいないと。

ただ4回転アクセル成功にはジャンプの幅と高さ、回転軸をいかに早く作るかがポイントとなり、跳ぶ力の方向と回転する力の方向が完璧に合わなければ成功しないと指摘されています。
この部分は体操の内村さん、白井さんと同じ考えですね。
やはりキーポイントとなるところは理論的には分かっている。しかしそれをピタリと自分の体に落とし込むというのは至難の業だということですね。


2019 GPF Torino  4A



それでも織田さんは、「僕の中では彼ならやってのけるんじゃないかという期待がある」と述べています。
大方の人は、「北京には間に合わないんじゃないか」、「もう少し時間がかかるだろう」とか、考える中で、
織田さんは、「北京という大舞台でこそ、羽生選手は奇跡を起こしてしまうんじゃないか」そんな予感がしていると。


最後に、「羽生選手に今僕が望むこと」として、織田さんの「むき出しの本音」が語られています、

この部分は私が一番共感した部分でした。

その最後の言葉には1000%同感しました。

「北京でネイサン・チェン選手を倒し3連覇を成し遂げることも、
次のミラノ・コルティナで市場初の30代金メダリストを目指すことも、
羽生結弦ならば実現可能です。
  ユヅならできる!」



織田さんの新著は結弦君へのエールのために書かれたようにさえ感じられました。
フィギュアスケートへの愛と情熱、温かい人柄とその本音が垣間見える素敵な本でした。

皆さまにもお薦めしたいと思います。

是非オリンピックの前に!





北京オリンピックではどんな解説が聴けるのか、それもとても楽しみになりました。



お読みいただきありがとうございました。

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