2021年11月18日
来シーズンでも構わない
東スポさんがまた良い記事を書いてくれました。
私も全面的に共感します。
ケガはもちろん心配です。
— 東スポ・オリパラ取材班 (@tospo_olympic) November 17, 2021
ただ、彼の夢への心配はないという意味です。
羽生結弦が見据える壮大な「夢」 ロシア杯回避も心配ご無用のワケ#フィギュアスケート #羽生結弦
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心配ご無用だ。フィギュアスケートの五輪2連覇・羽生結弦(26=ANA)がグランプリ(GP)シリーズ第6戦ロシア杯(26~28日、ソチ)の欠場を発表。同第4戦のNHK杯に続く回避となったが、王者が見据える「夢」への影響はほとんどなさそうだ。
現在、人類初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦中の羽生は、NHK杯開幕前の練習で転倒して負傷。「右足関節靱帯損傷」と診断された負傷箇所について「動きによっては痛みが出てしまいますが、日常生活では、痛みの影響がなくなってきました」とコメント。
3連覇が懸かる来年2月の北京五輪の最終選考会は12月の全日本選手権(さいたまスーパーアリーナ)だが、仮に欠場したとしても「選考の土台からは落ちない」(日本スケート連盟の竹内洋輔強化部長)。選考基準に記載される「世界選手権3位以内に入賞した実績」に該当するため、出場可能なのだ。
しかし羽生が目指すのは「北京五輪」ではなく、あくまで「4回転半」だ。そもそも現時点で五輪出場の意向を一度も明言していない。
つまり焦って全日本選手権に照準を合わせる必要もなく、万が一、北京五輪に間に合わなくても問題はない。
かねて羽生は4回転半について「試合で決めて公式の記録にならないと意味がない」と話しているが、実現するなら来季でも構わない――。そんな大きなスケールで考えている可能性は大。
今はただひたすらケガの完治に努め、夢の実現に向かうのみだ。
(東スポ記事)
4回転アクセルにしても、ただ跳べばよいというのではなく、羽生結弦基準の完全な形でプログラムの中に溶け込むように美しく跳びたいということであれば、何回か成功した程度の完成度ではなく、完全な形を創りあげるには、それなりの時間が必要なはず。
それを考えれば、今シーズンに完成するとは限らないわけです。
だからこそ、羽生選手は北京オリンピックをそれほど重要視していないのではないかと感じています。
北京は4回転アクセル成功の「途上にあるならば」、とはそういう意味ではないでしょうか。
つまり4回転アクセルの完成は、北京オリンピックの先にある可能性があるということです。
むしろ仮に北京オリンピックに出場するのならば、まだ完全ではない(と思われる)4Aにこだわるよりは、4Lo、4Lz、4S、4T、そして新たに身に着けた4Fを含む、5種類の4回転を駆使して、クリーンな演技をすれば3連覇も見えてくるのではないでしょうか。
4A,4Aと周囲から煽られて、怪我を抱えたこの時期に、無理にプログラムに入れる必要はないと思います。
今シーズンは怪我をする選手が多いことを考えると、無理をして回復不可能な怪我をしてしまうことこそが最大のリスクです。
周囲の期待はこの際無視して、自分のペースでゆっくりと、結弦くんの子供の頃からの夢である4回転アクセルを完成させてほしいと、心から願っています。
どこでまた会えるのか、いつ会えるのかわからないけれど、
いつまでだって待っていますから。
お読みいただきありがとうございました。
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