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2021年06月29日

KISS & CRY一問一答ダイジェスト




KISS & CRYの独占最新インタビューは一問一答のような形式になっていて、なかなか普段は出てこない羽生選手のプライベートな一面も知ることができて面白かったのです。

長いインタビューなので、自分用の記録用にもしたいと、ダイジェスト版にしてみました。



ー20-21シーズンは羽生選手にとってどんなシーズンになりましたか?

「”羽生結弦”とはどんな人間なのか」,
「何ができるのか」
そして、「何をすべきなのか」ということも考えました。
終わってみたら良い演技ができたシーズンでしたが、それまでの過程が大変だったので、その日々がいちばん印象に残っています。


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―羽生選手が最も大切にしている”自分らしさ”とは何でしょうか?

僕にとって『天と地と』は、演じなくていいんです。ありのままの自分でいられて。そのままで表現になると思っています。
自分らしさとして大切にしているのは、その時のプログラムの感じ方や気持ちです。昔から振りのタイミングや、ジャンプのタイミング、着氷のタイミング、スピンやステップの強弱や腕の振りなど、その時々に感じたことが出てしまうんです。
余りにも役やイメージに固執しすぎて、自分の感情ではなくなってしまうと、あまり気持ちよくないです。


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ー『天と地と』の編曲の中で一番こだわったところは?

自分が滑っていて気持ちよくできるかをすごく大切にしています。
自分が表現したいことや強弱、呼吸感も含めて、こだわって、妥協せずに編集しています。


ー『天と地と』は継続の考えということですが、新ショートプログラムの構想はありますか?

秘密です(笑)。
ただ、”羽生結弦にしか滑れない、表現できないもの”にしたいと思っています。



ー構成力、演技力、スケーティング、ジャンプなど、自分の最大の武器と言えるものは何ですか?

全部、自信があります。
今までたくさんの先生方にいろいろなことを教えていただいて、それらにすごく誇りがありますし、僕のスケートをかたち作っているものなので、選曲にも影響はありますが、「その曲を心から滑りたいと思えるか」「その曲は僕にしかできないものなのか」ということを大切にしています。


ー今回のショート、フリーの衣装で気に入っている箇所は?
衣装に羽生選手の意見が反映されることはありますか?

基本的にデザインに関してはあまり言いません。
衣装を作ってくださる方を信頼していますし、僕はあまりそういってセンスに関しては自信がないので(笑)。
今回は、ショートもフリーも大好きです。



ー「スターズ・オン・アイス2021」が「一生忘れられない公演」となったという言葉に込められた思いを教えてください。

アイスショーで滑る機会がなくなっていく中で、呼んでいたからには良いショーにしたいという気持ちが本当に強かった。
オープニングやフィナーレ、自分のプログラムも全力で滑らせていただきましたし、皆さんに観ていただける幸せをあらためて感じたショーでした。


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ー「スターズ・オン・アイス」で後輩や仲間たちとの交流はありましたか?

ほとんど話したことのないスケーターもたくさんいて、実は緊張していました。

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今まであまり、先輩というか、年上という立場にいる機会がなかったのですが、(総合演出の)佐藤有香さんから
「ゆづが引っ張っていって」ということも言われていたので、「自分の姿を見て、何か感じてもらえたらうれしいな」と思いながら、一生懸命滑りました。


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ー2018年に開催された「Continues ~with Wings~」の第2弾の計画はありますか?

あのアイスショーは”継承”がテーマなので、あのかたちでやりたいなと思っています。
まだ決まっていませんが、可能であれば、またやらせていただきたいです!


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ー4回転アクセルに本格的に挑戦し始めてから、精神面で変化したことはありますか?

何回も心が砕けました(笑)。
やはり本当に難しいのでどれだけ練習しても、集中していてもできないですし、努力が報われない、結果の出ない日々に心が折れていました。なかなか跳べない自分に絶望もしていました。


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—卒業論文のモーションキャプチャーの活用によるジャンプの判定などにゆいて執筆されていましたが、その他にも研究してみたいテーマはありますか?

あの論文は簡略化されたもので、本当はもっとデータが詰まっている論文でした。寄稿するに当たって文量の制限もあって、あの形になりました。
AIを活用する手法は分かりますが、プログラムに関してのプロではないので、可能性で留まってしまっていますが、
この研究を発展させていきたいという気持ちはあります。

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ー国別対抗戦2021のウォームアップの時に「BTSの曲を聴いているのでは?」と話題になっていましたが実際に聴かれていましたか?

「Dynamite」と「DNA」を聴いていました。
テレビで「Dynamite」を観た時に、この余裕感や姿勢などが特にショートのためには勉強になるのではないかなと思い、”完コピ”しようと思って聴き始めました。
「Dynamite」が踊れるようになって、ほかにもカッコいいものはないかなと思って、見つけたのが「DNA」で、まだ踊れないのですが、踊れるようになりたいなと思っています。


ースケート以外で今後楽しみにしていることはありますか?

最近イヤホンを新調したり、新しいカスタムIEMを使ったりしていないので、いつか作りたいなと思っています。
でも、
それよりも4Aに早く会いたいです!



ー日常の中で感じる小さな幸せはなんですか?

家族と一緒に笑っていられることです。恥ずかしいですけど(笑)。
幸せを感じています。



ー最後にファンの皆さんへのメッセージを。

今シーズンも応援していただき、本当にありがとうございました。
皆さんの期待に応えられるように、自分の期待に応えられるように、一生懸命に頑張っていきます。
そして「頑張った」と胸を張って言えるように努力していきます。

4A、降ります!

これからも応援よろしくお願いいたします!


(完)


プログラムのこと、4Aチャレンジのことからプライベートまで、幅広いインタビューでとても楽しく読ませていただきました。
今回のKISS & CRY 、記事も写真も、付録のポスターも、とても良かったです。





まだの方には是非お薦めしたい1冊です。

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ポスター、素敵



最後までまでお読みいただきありがとうございました。

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