佐藤駿くんと4回転ルッツ「苦労」について

2021年01月29日

フィギュアスケーターズとKISS & CRY




今朝一番でAmazonから届いたのは 『フィギュアスケーターズ Vol.21』


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やはり大判だとインパクトがあります。


ドキドキしながらページを開けると、目次です。

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羽生選手が単独で53ページ、日本代表の集合写真が2ページ、宇野選手2ページ、鍵山選手2ページ、
女子では、紀平選手10ページ、他の女子選手と女子の表彰式で12ページといった構成です。

ほぼ3分の2が羽生選手です。

写真は、公式練習、SP『LET ME ENTERTAIN YOU』、FS『天と地と』、表彰式、メダリスト・オン・アイスでの『春よ、来い』、プレカンと、時系列で並んでいて、どれも良い写真ばかりで大満足の1冊でした。


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特に気に入ったのは、この1枚。
プーさんが羽生選手のお袖を掴んでいるかのようで、コーチ不在の中、プーさんが代わりに握手して励ましてくれているようで。

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プレカンでの、演技の時とは違った等身大の26歳男性の素顔。

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綺麗すぎるほどの肌と、はるか遠くを見つめているような眼差しに惹きつけられます。


まつ毛にピントを合わせたようなクローズアップも。

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今号は特に魅力的な1冊になっていると思います。

迷っている方がいたら、是非お薦めしたいです。



そして今日発売のもう1冊は『KISS & CRY』

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こちらは近所の書店に走って、
2冊しか残っていなかったうちの1冊を無事購入。


内容はこんな感じで、
74ページの内、NHK杯の7ページ以外は、全て羽生選手です。


KISS&CRY  2021 1月 目次



最初の見開きページがすごく綺麗。

KISS&CRY  2021 1月 見開きページ


KISS & CRY は写真も綺麗だけれど記事やインタビューもあり、雑誌としてのバランスがいい感じです。

その中でも、今回はなんと言っても、
ハビのスペシャルインタビュー
『ユヅルは”戦士”で”絶対的なヒーロー”』を楽しみにしていました。


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3ページのインタビュー記事ですが、一緒に長い時間を過ごしたハビならではの視点からの興味深いインタビューになっています。


ハビの言葉からほんの少しだけ。

ーリモートトレーニングについて。
「確かに、リモートでのトレーニングは難しいと思います。
でも、ユヅルは元々、自分の考えをしっかり持っていて、時には一人で練習することを好みました。
そしてユヅルはとてつもない才能の持ち主であると同時に、常にハードな練習を欠かさない努力家でもあります。なので、他のスケーターより問題は少なかったのではないかと思います」

ー4回転アクセルについて
「私は彼の性格をよく知っていますが、一言でいうと、”戦士”です。常に戦うことを止めない。
ですから、必ずユヅルは4回転アクセルを成功させると信じています。
実際に、最近の彼のジャンプを見ていると、もうすぐ実現しそうな印象を受けます」


羽生選手の性格、練習の仕方、ジャンプの跳び方を誰よりもよく知っているハビエルがこう言うのですから、4回転アクセルは近い未来にきっと成功するでしょうね。



最後まで読んで、本を閉じると裏表紙はプーさんとの語らいのシーンです。

KISS&CRY  2021 1月 裏表紙

結弦くんとプーさんって、どうしてこうも似合うのでしょうか。


この2冊で今週末の巣ごもりライフは乗り越えられそうです。


本と言えば、海音寺潮五郎作の「天と地と」がすごい売れ行きだそうですね。

これはまぎれもなく羽生選手の新プログラムのせいだと思いますが、なにしろ長編小説なので、文庫本でも500ページ近い厚さで、上・中・下と3巻あります。

天と地と 上 (文春文庫)
海音寺潮五郎
文藝春秋
2004-03-12




天と地と 中 (文春文庫)
海音寺潮五郎
文藝春秋
2004-03-12




天と地と 下 (文春文庫)
海音寺潮五郎
文藝春秋
2004-03-12



私を含めて、今はちょっとこれだけの長さの小説を読む時間的余裕がないという方も多いことと思います。

そこで私は、やはり時代小説では定評のある吉川英治作の『上杉謙信』読んでいます。
複雑な人間関係の中での生い立ちや、兄との確執は描かれていませんが、武田信玄との戦いに焦点を当てているので、上杉謙信という人物像はつかめると思います。

330ページほどのボリュームですが、1冊にまとめられているので、これならすぐに読めると思いますので、お薦めです。

上杉謙信 (吉川英治歴史時代文庫)
吉川英治
講談社
2012-09-28


「信玄はあくまで物理的な重厚さと老練な常識を以て臨み、謙信はどこまでも、敵の常識の上に出て、学理や常識では想到し得ない高度な精神をふるい起して、この戦いをこれほどまでに善く戦ったということである。
世評は何といおうと、謙信自身にとっては、絶対的な道と二つなき戦法を以てしたことは快戦だったにちがいない」

―巻末解説よりー


しばらく謙信ブーム続きそうですね



最後までお読みいただきありがとうございました。

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