アーティストが語る羽生結弦(1)YUZUな一日

2021年01月23日

アーティストが語る羽生結弦(2)




昨日の記事の続きです。 


アーティストが語る羽生結弦 歴代プログラムの美


今日は『天と地のレクイエム』を作曲した松尾泰伸さん、
宝塚の人気男役スターだった美弥るりかさん、
英国ロイヤルバレエ団プリンシパルを務める高田茜さん、
そして羽生選手とは親友同士という指田フミヤさん、
4人のアーティストの語る羽生選手です。


興味を惹かれたところ、共感したところを抜粋させていただきました。


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『天と地のレクイエム』

松尾泰伸 「全身全霊を込めた表現力」

「フィギュアスケートに詳しいわけではありませんが、1人1人の選手にキャラクターがあって個性、魅力があると感じます。そのうえで羽生選手を表すなら、『表現者としての天才』でしょうか。
アスリートとしての表現者であるだけでなく、ほかの人にない、アートとか芸術としての表現者という意味においてです。

私は舞踏や前衛演劇にも長くかかわってきたので、バレエダンサーのニジンスキーなどもよく知っています。そういう人に近いものを持っていると感じますし、そのジャンルの歴史を変える役割をきっと持っている。実際、羽生選手もそれを果たしてきたと思います



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『ロミオとジュリエット』

美弥るりか 「清冽な静と動のロミオ」

「音楽やダンスと言う面でも共通点がありますが、何より舞台に立っている人にとって、表現という意味で刺激を受けることがすごく多い。
美しさの陰で、そこに至るまで毎日休まず練習し続けてきた努力や情熱が見える。私自身も羽生選手や浅田真央選手の演技を見て感動したり、自分も頑張ろうという気持ちをたくさんいただきました」

「特に凄いのは常に同じコンディションではないということ。毎回会場の広さや氷の状態が違い、ジャンプで転倒することもあってカウントどうりに動けるわけではない。
羽生選手はたとえハプニングがあったとしても、次の音は必ず外さないですよね。それは肉体の強さであり、メンタリティの強さ。
さらに、羽生選手の後ろには何万人もの想いがある。
大きな期待を受けてそれに応え、かつ技術や表現に対して繊細に突き詰めていく心を持ち続けている。
そこに高い精神性も加わり、世界中の人を魅了する演技になるのでしょう



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『バラード第1番』

高田茜 「音楽と呼吸の同調性」

バレエダンサーの視点で羽生選手が特に優れているなと感じるのが、上半身の動きの美しさです。立ち姿、身体の上下の動作なども素晴らしく、上半身は常にリラックスした状態で、動きも柔らかで滑らか。しっかりと身体がコントロールされている印象です。重心が体の正しい位置に入っていないと、余計な力を感じます。でも、羽生選手は(重心が)正しい位置に入っている。だから上半身を動かしやすいのかもしれません。腕のコーディネーションも素晴らしいです。」

「また、あえて1拍置いて動くこともありますよね。些細な動作であっても、意図的に1拍を吸ってから次の動作に移ることで動きの印象が穏やかになったり、次の動きに意味を持たせることができている。同じようなテンポでやるのではなく、ところどころアクセントを加えるような動きもいくつか見られます。そういったものが表現力の幅を広げているのでしょう。
音楽と共に呼吸しながら動くという同調性は私たちバレエダンサーにも通じるものがあります


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『花になれ』

指田フミヤ 「歌うように滑っている」


「こんなに大きな出会いになるとは思いませんでした。羽生選手と友人になれたことをあらためてそう思います」

「性格が似ているのも大きかった。二人共壁を作るタイプなんです。似ているからそれがお互いに分かると壁がなくなるのも早かったと思います


「好きなのは『ロミオとジュリエット』。滑っている時色気を感じて、表情も大人っぽくなって、新しい羽生結弦のように感じました。
羽生君の演技はいい意味で『崩れている』ように感じます。僕はリズムの中で好きなように歌うタイプですが、羽生君も決まりごとの中でも自分を入れて滑っている。
フリースタイルを好むミュージシャンに近い感じがする。だから人間の生々しさとかが伝わってくるんじゃないかと思います


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指田さんと羽生選手の出会いは、2012年のファンタジー・オン・アイスでの共演でした。
それ以来、羽生選手の数少ない(と思われる)友人としてのおつきあいが続いているのは、初対面でお互いに「似た者同士」と認め合ったからなんですね。

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「壁を作るタイプで完璧主義者で自由を愛する」、私そういうの結構好きなタイプです。



Number1019号のBook in Bookは、様々なジャンルのアーティストの方が様々な視点から羽生選手を語るという、大変興味深い企画でした。

その他にも、本田武史さん、矢野桂一さん、松崎修造さん、それに卒論指導教授の西村先生など、まだまだ興味深い記事がいっぱいです。


1冊は読む用、もう1冊は保存用に、最低2冊は必要なNumber1019号だと思います。


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でも近くの書店にはまだありましたよ。
是非、お薦めです



最後までお読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 06:00│羽生結弦 | 雑誌記事
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