2021年01月20日
勝ちつつ価値のあるものにしたい
昨日の記事で書いた、消えた3.22点のことですが、
ちなみに、あの3.22点が無効とされていなかった場合、
羽生選手の全日本での総合得点は322.58点(319.36+3.22)となり、
ネイサンチェン選手の全米での総合得点322.28点を超えていたことを書き添えておきたいと思います。
羽生選手自身が代表会見で質問に答えた言葉の中にも、ネイサン・チェン選手への言及がありました。
Numberの野口さんから全選手への質問:
今シーズンそれぞれの国で活躍している選手の状況をふまえて、世界選手権で自分のライバルになりそうな選手、または気になる選手、最終的に自分の目指す順位っていうのを教えてください。
まあ一緒に戦って見ないと実際わからないっていうのが正直なところです。
もちろん基準も、まあある一定のフィギュアスケートのルールっていうのはある程度基準はありますけれども、実際戦ってみないと、その場の空気感とか、その場のリンク、または点数の出方、もちろん基準も違ったりもしてるんで、その場にいないとわからないところは実際単純に比較はできないとは思っています。
えーそういう意味で、たぶん全日本っていうのは公認記録になっていないわけだし、
で、今回グランプリシリーズ、スケートアメリカとか、カナダとか、いろいろ無くなってしまいましたけれども、でもそれでも、今回はグランプリシリーズの点数をISUは公認しないと言っているので、それは単純に比較するものでもないと思っていますし、
僕自身が出した318でしたっけ?、5でしたっけ?、8ぐらいか(319.36です)、も、やっぱり公認であるわけではないので、そこを単純に比較して、自分自身が今勝っているとか、自分自身がこの順位を目指したいとか、そういう気持ちは今、とりあえずは無いです。
ただ、もちろんネイサン選手の動向はもちろん気になってはいますし、ただ、僕自身がやること、僕自身がレベルアップしていきたいことはそれだけじゃなくて、
やっぱり4回転アクセルだったり、そもそもこういうプログラムを自体をどういうふうに進化させていくのか、深めていくのかっていうことが一番大事なのかなっていうふうに思っています。
しかし、会見の時の羽生選手って、試合の時の情感を込めた表現とは全く別の理知的な面が押し出されて、今言っておくべきことを的確に言う、そして行間を読めば何を言いたいのか想像がつくように、さりげなくアイロニーと共に反論を繰り出すという、相変わらず小気味よいトークでした。
その上ビジュアルと声が限りなくチャーミングという、マンガでも存在しないような、奇跡の人です。
ゆづマミさんが作って下さったプレカン集もとっても素敵です。
演技に見とれたり、会見に見とれたり、疲れる。
でも、それが結弦くんのファンであることの喜びと幸せ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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