2020年12月06日
去年の今日は
去年の今頃はトリノにいました。
お誕生日前日の12月6日は、羽生選手が初めて4回転アクセルの練習を公開した日となりました。
その前日にショートプログラムの試合が行われ、ジャンプのミスがあり、ネイサン・チェン選手が首位に立っていました。
帯同していたはずのジスランコーチはパスポートの盗難によりカナダに戻っており、
ひとりだけで臨んだSPでした。
今日は1年前の記事を、そのまま再掲させていただきました。
2019年12月6日の記事
天も泣く*最高に美しい「秋によせて」
昨晩、SPの後、夜のパラヴェーラを出ると、月はくっきり輝いているのに、落ち葉がぐっしょり濡れていました。
男子の試合直前にここに戻ってきた時にはカサカサと舞っていた落ち葉なのに。
試合中に大雨が降ったとしか思えないほどの水の量でした。
雨の名残りがパラパラと頬にあたりました。
天も泣くとはこのことでしょうか。
コンビネーションが付けられなかった故の点数は点数として、その美しさ、完成度の高さでは、最高の「秋によせて」だったと思います。
ただただ、溜息を吐きつつキャプチャーする喜び。
そして一夜明けた今朝の練習は、
一転して4回転アクセル!!!
初めて見た4Aは肉眼で見て尋常ではない回転の速さ。
あとは立つだけ?
At the end of the Friday practice session, #YuzuruHanyu repeatedly attempted the quadruple axel.
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) December 6, 2019
In the last attempt, in my opinion, the quadruple axel has been rotated#GPFigure #4Axel pic.twitter.com/9mNosI3ssd
「金曜日の練習の最後、Yuzuruは何度も4回転アクセルに挑戦した。
僕の見解では、最後の挑戦で4回転アクセルを回った」by Massimiliano Ambesi
一晩でスイッチを切り替え、リミッターを外してきたよう。
明日は一体どんなことが起こるのでしょう。
震撼する。
たとえどんなことが起こっても、
世界は君を愛してる。
君は愛だけでは満足しないだろうけど。
どうかグランプリファイナルを楽しんで!!
(過去記事ここまで)
去年の今頃は、まだ世界的なパンデミックなど思いもよりませんでした。
しかし、そのわずか2カ月後、イタリア北部は都市封鎖までする大混乱に陥ったのでした。
その後新型コロナは世界中に拡散し、現在も引き続き人類はコロナ禍との戦いの真っ最中です。
海外の試合観戦など、今度いつ行けるのか、想像すらできません。
羽生選手が現役を続けてくれている内に、またそれが可能になる日がやって来ますように。
今は、羽生選手が明日のお誕生日を、健康で幸せに迎えられることが一番の喜びです。
いよいよ明日ですね。
25歳の誕生日はトリノでだった。
26歳の誕生日は仙台、かな。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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withgoldenwings at 08:41│羽生結弦