羽生選手の4回転ル―プは筋金入り│逆転劇第１章

2020年05月16日

Colpo di fulmine＊雷の一撃のように



結弦くんは一目惚れさせるのが得意です。

徐々に好きになるのではなくて、彼を一目見た途端に惚れ込んでしまうのです。

それは”Colpo di fulmine”　雷の一撃のように。

それはスケーターでも同じことのようです。


真瑚くん

西山真瑚




東京出身の西山選手は小学1年のとき、シチズンプラザ（東京都新宿区）でスケートを始めた。

小学2年のとき、運命の出会いが訪れる。チームで合宿をしていた仙台のリンクにひときわ輝きを放っていた選手がいた。「すごい上手なお兄さんがいるな」。それが当時中学3年の羽生だった。

「トリプルアクセルを生で見て。スケーティングやスピードのレベルも違っていた。『かっこいい』と、一目惚れでした。トイレですれ違って『こんにちは』と言ったら、笑顔で『こんにちは』と答えてくれました」。そのときから西山選手にとって羽生選手は憧れであり、目標になった。

西山選手は東京を拠点に練習を積んだ。2012年全日本ノービス選手権（カテゴリーＢ）優勝、2016年東日本ジュニア選手権優勝と、トップを目指して階段を上がっていた。

中学3年のとき、羽生選手の拠点、カナダ・トロントのクリケット・クラブのサマーキャンプに参加。小学2年以来、羽生選手との再会だった。そのときはソチ五輪で金メダルを獲得し、雲の上の存在になっていた。「テレビで見ている選手が目の前にいるという感覚で。感動しました」

五輪に出場し、コーチになるという夢を持っていた西山選手。高校進学を前にクリケット・クラブに拠点を移すことに決めた。

当時師事していた樋口豊コーチが「クリケット・クラブは選手のレベルが高い。その環境の中で練習することで、選手としてのレベルも上げられるし、いいものをたくさん見ることによっていい指導ができる」と背中を押してくれた。2017年1月、単身でカナダへ渡った。

クラブの練習は毎日3時間。スケーティング、ジャンプ、スピンの専門のコーチがいて、生徒1人にコーチ3～4人のチームが組まれる。世界のトップ選手を間近で見ながら技を磨いた。

「羽生くんは言葉というより行動で教えてくれる」

そう西山選手は語る。「羽生くんは五輪を２連覇してすごすぎる選手なのにおごることもなく、レベルにかかわらずクラブの生徒やその家族に対して帽子とマスクを外して挨拶している。その姿を見て見習いたいと思った」

笑顔で挨拶している羽生選手は氷に立った瞬間、表情が変わるという。「きゅっと集中モードに入るんです。その切り替えがすごいなって」。技術、表現、集中力、ピーキング、スケートへの姿勢……すべてが勉強の毎日だった。


ローマンくん

ロマン・サドフスキ―　2

クレイジー。彼が滑る時でさえ、ある種の滑らかさ、ある種のスタイルが...まるで催眠術にかけられているような感じで...なんて言ったらいいかわかんないけど、すごく魅了される。とてもスムーズでとても軽やかで、いやそりゃ彼は140ポンド（63キロ）くらいしかないだろうけど、とても軽くて、すばらしい膝があって、すごくソフトで...そして全てが洗練されてる。たとえ転んだって...何て言ったらいいかな、かっこよく転ぶんだよ（笑）。どうやって説明していいかわからない。




ダニエル・グラッスルくん

ダニエル・グラッスル
４回転ループという高難度のジャンプを成功させるイタリアの18歳、ダニエル・グラッスル。


イタリアのフィギュア王子に注目！「憧れは羽生選手」「４回転を５本」世界Jr３位の18歳グラッスルが、来季のシニアへ意欲を見せる

https://news.nifty.com/article/sports/athletic/12290-656329/

イタリアの自宅からインタビューに答えたグラッスルは、冒頭で愛犬が登場すると、「名前はコオリ、日本語だよ。イタリア語でGhiaccio（ギアッチョ・氷）のことだよ」と紹介。続けて、「ロックダウン（５月４日以降は規制緩和）が長くなり退屈してきている。毎週同じことの繰り返しだから。１日も早く氷の上に戻りたい」とコメント。
（中略）
以前メディアで、「憧れの選手は羽生結弦」と明かしたグラッスル。自身のインスタグラムのストーリーでは同選手とのツーショットをハートマーク付きで投稿するなど、かなりの“ユズリスト”だ。

　愛くるしい姿が印象的なグラッスルだが、その武器はなんと言っても４回転ループ。公式戦で成功しているシニアは、羽生（世界初）、宇野、チェンら数少ない選手だけという高難度ジャンプだ。昨シーズンは、フリーで４回転を３本入れていたが、シニア本格参戦を控え、さらに上を目指しているようだ。


ヴィンセントくん

ヴィンセント・ジョウ



ーあなたが感心させられるスケーターはいますか。名前を数人あげてください。

V: 僕はいつもパトリックを観ていました。そしてその後、初めて世界選手権でユヅルが滑るのを観ました。彼がロミオとジュリエットを滑ってブロンズメダルを獲得した時です。
彼の演技には何か特別なものがありました。このとき彼はまだ子供でした。でもプログラムの中のその一つ一つの動きに彼が持つ人を駆り立てる活力や決意がみられました。僕はその演技を毎晩食卓で観て、そしていつかこのレベルで競争できるようにと夢見たものです。このように僕は彼にとてもインスパイヤ―されました。




佐藤駿くんが「僕が最初だよ」って言いそうです。

佐藤駿　5
佐藤駿　羽生結弦

「幼稚園のころから目の前にいた憧れのお兄ちゃん」



　　　　　

今日は用事があって、ホントーに久しぶりに電車に乗りました。
一車両に10人くらい。

以前の10分の1くらいでしょうか。

慎重に少しずつ前に進んでいけたらなと思います。



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