至福の一日フィギュアスケートを撮る

2020年05月05日

来年も花は咲く



羽生選手のためのこのブログに、このようなことを書くべきかどうかしばらく迷っていました。

しかし、羽生選手が長い間、羽生ヘイタ―とも言えるような内容のSNSに苦しめられてきたことを考えれば、全く関係ない事でもないかなと思い、書くことにしました。

もし不愉快な思いをする方がいたらごめんなさい。

これは一般論として書いているのであって、特定の誰かを念頭において書いているのではありません。

また、私自身は、特にメドベージェワ選手に興味を持っているわけでもありません。


    


このところロシアのフィギュアスケーター、メドベージェワ選手に対する批判、非難をよく見かけます。

確かにインスタグラムやツィッターでの発信が、今の私たちには少々刺激的過ぎるのでは?
というのは分かります。

しかし、国外退去を求めるとかは違うのでは、とも思います。
ましてや「ロシアに帰れ」などと言うのはヘイトスピーチと同じことです。


彼女は不法滞在者ではありません。

入国した理由はともかく、滞在そのものは日本の法律を犯していないのです。
それ故に日本滞在が許されているのです。

逆に、何らかの理由で現在も外国に滞在している日本人も世界中にたくさんいます。
そんな日本人たちが、アジア人差別を受けて、「日本に帰れ!」と言われていたら心が痛みますよね。


東京から他県に移動して練習していたことも非難の的になっているようですが、その練習は日本人選手、具体的には樋口新葉選手、坂本花織選手と一緒だったと伝えられていました。

その二人の選手の拠点は東京と神戸のはずですから、県境を越えての練習という意味では同じことです。またコーチ等の関係者も同行していた可能性が大きいでしょう。

しかし、その二人に対する批判は全くなく、聞こえてくるのは、ただひたすらメドベージェワ選手に対するヒステリックな非難だけのように思います。

青森県の公園の桜の下で自分のプログラムの一部を踊っている動画は私も目にしました。
なぜわざわざこんな動画をUPするのか私にもよく分かりません。

しかしもしも、桜の下で日本人が一人でマスクをして柔軟体操をしていたとしたら、こんな風に非難されるのでしょうか。

メドベージェワ選手が外国人だから殊更非難されるのでしょうか?


人間の力ではどうにもならない疫病や大災害の後には自分たちと違う異端者を排除する魔女狩りや、自警団による過剰反応が起こりやすいのは歴史が物語っています。

1400年代から1800年代にかけて、ヨーロッパで数十万人とも数百万人ともいわれる犠牲者を出した魔女狩りは、このころ襲った大飢饉とヨーロッパ全体で3000万人以上の死者がでたという黒死病と呼ばれたペストの影響下でおこり、
また日本に目を移せば、関東大震災の際、デマのために多数の無実の在日コリアンが殺されました。


ひとびとの不安と恐れが呼び起こした不幸な歴史上のできごとです。

しかし、同じ条件が揃った時、人間は同じことを繰り返してしまいがちです。


自分たちと異質なものを受け入れる心の余裕を失いやすい条件が出てきたときこそ、冷静さを失わないようにしたいと思います。
自戒を込めて。


いずれにせよ、メドベージェワ選手が4月初めに普通に観光ビザで日本に入国したのなら、
3か月後の7月初旬には滞在期間が切れるはずです。


その頃には日本もまた危機的状況を脱していることを祈っています。

    



毎年一度だけ、ゴールデンウィーク中に公開されていた、尾形光琳が描いた
根津美術館の国宝・燕子花図屏風の展示も今年は中止になってしまいました。


尾形光琳 燕子花図屏風


隈研吾さん設計デザインの建物も、

尾形光琳 根津美術館 エントランス



お庭の燕子花や藤も綺麗で、毎年見に行っていたのにとても残念です。

尾形光琳 根津美術館


今年は特殊な年と思って我慢しましょう。

また来年も花は咲きます


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美術館近くのカフェ・フィガロでのコーヒーも楽しみ。



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