2020年04月25日
ブライアンインタビュー
昨日のオーサーコーチのインタビュー、見逃してしまいました。
Brian Orser tells the Olympic Channel that double Olympic champion Hanyu Yuzuru is working on his physicality to be able to pull off a quadruple Axel.https://t.co/RONzXHZSz3#figureskating@ISU_Figure @Japan_Olympic
— Olympic Channel (@olympicchannel) April 24, 2020
でも早速翻訳して下さっています。ありがたいです。
オリンピックチャンネルのIGブライアンインタ、羽生くんの平昌出場の話のところまで、ほぼ逐語で訳してみました。
— Coco (@806coco) April 25, 2020
ハビがノーミスしてるのを見つつ、羽生くんには2T跳べたね!とか言ってたブライアンの気持ちはいかばかりだったかと🥺 pic.twitter.com/66tDmBRwOU
羽生選手に関する部分だけ、感謝してお借りしました。
ー誰もこんなに長い間、家で過ごすことには慣れたないですよね、コーチのあなたも、選手たちも...最後にユヅルハニューが休暇を取ったのはいつですか?
B:(笑)僕が教えてきた8年間で、彼が休暇を取ったことはない。ゆっくりする時間があるとしたら...ここ2年間は怪我から回復する時間というのがあったけど...オフの時は日本でショーをやってる。それが彼にとって他のことができる時間で、ファンへの恩返しとして日本でたくさんショーをやることが、彼にとっての幸せなんだよ。ユヅルにとってのゆっくりするっていうのは、そういうこと。
ー選手たちは今どうしているんでしょう?ユヅルはどこにいるのですか?
B:彼はとてもプライベートな人だから、僕は多くを言わないようにしてる。どこにいるかは言わない。トップアスリートは、トロントに残っている選手もいるし、自国に帰った選手も選手もいる。ジェイソンは帰った方がいいと言われて帰った。シカゴだから運転していった。彼は従順だから、言われたことをするんだ。エフゲニアは日本にいる。7月か8月のショーがあるといいと思っているけど、どうかな...でもちゃんと自粛している、
今は僕たちみんなにとって、仕切り直す時かもしれないね。
ーこの時期は身体を休めるのにいいのでは?ユヅの足首を休めるにはいい機会でしょう。
B:そう、全ての選手にとっていい機会だ。君が言うように、身体を休めるいい機会。そして、次のプロジェクトとかプログラムとかクワドアクセル習得とか、そういうことを忘れて、頭をスッキリさせて。
リンクに戻れば、またそういうことはできるんだからって選手とその親に言う。
普段やらないような、開脚とか柔軟性を高めることをやって、イメージトレーニングをするように言っている。
ークワドアクセルの話が出ましたが、いつもは氷上でジャンプに時間をかけていることを考えると、今みたいに(練習しない間に)失ってしまうものがあるのでは?
B:そういうことはある。
ユヅと僕は、クワドアクセルに必要なのは、身体的なことだということで合意した。ユヅは素晴らし技術がある。でもトルクを管理するのは身体的なこと。更に高く、距離を伸ばすためにもっと全体的にパワーがいる。そしてそれはスイッチを入れてパッとできるものではなく、習得しなければならないもの。今の時期に身体の強化ができたら、不幸中の幸い。
一番怖いのは、練習を再開して、選手たちが怪我をすること。今の間にきちんと体を管理して、やるべきことをやっててもらいたい。
ー平昌でリンクサイドにいた時、なんて言ったんですか?
B:omg. あれは...ユヅルを称賛するよ。本当に大変なことがたくさんあって...どんなに彼が集中していたか、ここで見ることができる。成功したのは彼の心の強さによるものだ。
あれは奇跡だった。本当に。
ひどい怪我からの復帰、氷に乗ることができなかった時間...でも、彼は断固としていた。
ほんの少しずつ、少しずつ、毎日チームと一緒に前に進んで。
あそこまで到達したのは驚くべきことだし、すごいことだった。反応を見ればわかるでしょ。
ーSPが終わった時、帰って来たって(「ただいま!」)言いましたね。
B:そう、彼は戻ってきた。本当にすごかった。彼自身もほっとしていた。
FSは雲に乗っているかのようだった。
みんな知っての通り、SPは滑るか死ぬか、どっちかしかない。ちゃんと滑らなくてはいけない。SPは良かったけど、最高に良かったわけではなかった。
FSは真摯で感動的で、本当に彼を誇りに思った。
ー彼は前にも震災で滑れない時期があって、いろいろな経験をしたにもかかわらず、ソチで優勝したわけで、今回も困難を乗り越えてなんとかなると思ったのでは?
B:選手にとって、こういうことは本当に大変だけど、ユヅルはとても賢明で、周りの医者やセラピストの言うことをきちんと聞いた。選手が犯す一番大きな過ちは、氷上に早すぎるうちに戻ってしまうことだ。
はじめ、完全に2か月氷から離れてなくてはいけないと聞いた時は、わー、2か月...2か月!と思った。
でも、以前にも6週間でチャンピオンシップ大会までに戻したことがあった。セラピーが終わってちょうど6週間ある。前もできたんだから、またできるということを言った。それで少し安心したと思う。
でも、氷上に戻ってきたときは大変だった。ハビが絶好調で、ノーミスでランスルーしてるのを見るのは辛かったと思う。ユヅは2Tに挑戦してて。
コーチの僕も辛かった。
ハビをプッシュして、予定通り練習させてると同時に、ユヅが2T跳んだのを褒めて。
でも、いつもしてきたように、2人の間でバランスを取る必要があった。
ー試合から時間が経つと、勢力図も変わりますよね。次々と新しい選手が出てきて。
B:ユヅのような選手は、常に前を向いていないといけない。ジュニアから上がって来る選手やネイサンのような選手が追い上げてくるけど、立ち止まって振り返ってはいけない。
常に前を向いて前進しなければ。たまにちょっと後ろをみるくらいは、役に立つかもしれないし健全だけどね。トップをいくチャンピオンであるということは大変だ。
ーみんなが追ってくるから
B:仕方がない、チャンピオンはみんなが倒す相手なんだから。
ユヅにとっては、負かす相手はパトリック・チャンだった。当時絶頂期にあり、スケーター中のスケーター。
僕たちはどうすればいいか考えた。4回転はそれほど重要じゃない。ユヅルの4回転は素晴らしかったし、世界で一番良かったくらい。でも、演技構成点でパトリックははるか先を行っていた。
最初の対戦では、大きな差があった。次の対戦では差を縮めた。だんだん縮めていて同じくらいになり、オリンピックが来て、パトリックを抜かした。
作戦だった。運が良かったわけじゃない。
クロスオーバーの1つ1つ、前向き、後ろ向き、全ての方向、全てのつなぎを練習した。
全ての選手にとって時間がかかることだ。
(翻訳引用ここまで。写真を入れたところは中略した箇所です。)
オーサーコーチはいつも変わらず羽生選手のプライベートはしっかり守って下さって安心です。
平昌の時のことを本当に知っているのはオーサーコーチと常に一緒だったお母様だけなんだろうと思いがします。
「滑るか死ぬか」という言葉にはドキッとしました。
今日は実質的には連休初日ですね。
どこにも行けなくなってしまったけれど、抗菌作用があるという太陽光線を浴びに、今日もお散歩に出ました。と言っても、近所をグルグルするだけなんですけどね。
それでも日ごとに花が咲いてきたり、日差しが強くなったり、これまで気が付かなかった自然を発見します。
いつもは行かない場所にあるコンビニに立ち寄って、挽き立てコーヒーを初めて飲みました。
なかなか美味しいことを発見!
しかも100円!
これからはお散歩のお供に愛用してしまうかも。
羽生選手と皆様がこの連休中も健康で過ごすことが出来ますように。
ワクチンの治験も始まっています。
https://www.chemicaldaily.co.jp/新型コロナワクチン%E3%80%80米中で相次ぎ治験入り/
もう少しの辛抱と思って頑張りましょう。
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