世界ランキング・シーズンズランキング共に1位に2年前の仙台の青い空

2020年04月22日

時差ボケはタイムマシーンのように



昨日夕方マッシミリアーノさんのTwitterからの翻訳記事が出ていました。


羽生結弦の「パリの散歩道は奇跡的瞬間」 国内外で甦るGPファイナル初Vの感動シーン

2013 GPF sp 1

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200421-00111684-theanswer-spo

元になったのは、こちらのマッシミリアーノさんのTwitterのようです。

最近ではマッシミリアーノ・アンベージさんの名が日本のメディアでもよく取り上げられるようになりましたね。





しかし、今日私がご紹介したかったのは、同じマッシミリアーノさんのTwitterからNympheaさんがご紹介してくれているこの記事です。

いつも翻訳ありがとうございます。


Poligono 360より「羽生が今週のアスリートになる」他

http://pianetahanyu.altervista.org/poligono-360より「羽生が今週のアスリートになる」他/


フィギュアスケートとは関係ない別の冬季スポーツについて語る番組の中でも、
マッシミリアーノさんは羽生選手について語ってしまうのです。
話題は四大陸選手権の羽生選手についてです。トリノGPFについても語っています。

記事の一部だけ抜粋させていただきました。(文字の太字と下線、画像を追加しました)

D:ダリオ・プッポ(ユーロスポーツ解説者)
M:マッシミリアーノ・アンベージ(冬季競技アナリスト・ユーロスポーツ解説者)

・・・・・・

ライブ配信「Puppo&Ambesi live」より

D:君は羽生について話したいんだよね?

M:ここ数日間における注目の話題だからね

この週末、土曜日から日曜日にかけて、羽生は四大陸世界選手権に出場する

彼のロイヤルコレクションに足りない唯一の金メダルだ

何もないところから新しいプログラムを披露する(笑)

 

彼は12月末の全日本選手権まで使っていたプログラムを変更し、この大会から世界選手権まで別のプログラムで勝負する。

これはかなり異例なことだ。

プログラムが合わなくて1つ変更ということはあっても、シーズン途中で2つとも変更というのは見たことがない。

確かに彼は過去のプログラムを再使用する。2018年のオリンピックで金メダルを獲得したプログラムを新ルールに合わせて手直した。

皆がこの選択に驚愕したけれど、事実を言えば、この決断には意味があるのだ。

彼は今シーズン、彼と深い関わりのある過去のチャンピオン達が使用していた曲で滑っていた。

何故なら彼にとって憧れであり、アイコン的な存在だったからだ。

フリーではプルシェンコのプログラム曲を使っていた。

19 GPF  長久保 1


プルシェンコはオリンピックを始め、多くのタイトルを獲得したチャンピオンだ。

ショートではアメリカの個性派スケーター、ジョニー・ウィアーの代表曲を使っていた。

19 GPF  SP cap  3_Fotor


でも彼の曲ではなかった。

彼は役を演じていた。

19 GPF  Finish 長久保豊_Fotor

見事に演じていたけれど、彼の音楽ではなかったし、彼のフィギュアスケートではなかった。サッカー用語を使うなら、彼のゲームシステムではなかった。

そして2019年が終わり、新しい年が始まった。

これらのプログラムはトリノで滑ったことに価値があった。

何故なら、プルシェンコはあの曲で五輪で勝ったからだ。

そして、ジョニー・ウィアーもあの曲を2006年のオリンピックで滑った。

そしてトリノの大会が終わり、全てが終わると・・・正確にはトリノと、その後の全日本が終わり、一年が終わると、彼は自分の音楽だと感じる曲、彼が自分のフィギュアスケートを最も表現出来る音楽と共に再出発した。

D:トリノとはグランプリファイナルのことだよね? 

M:そうだ

オリンピックもトリノのオリンピックのことだ。

 

そしてこうした変更は、12月の結果を受けて落ち込んでいた彼に再び滑る歓びを与えたのではないかと思う。

12月の結果といっても何も最下位だったわけじゃない。

全日本では2位で、もしジャッジが違っていたら、おそらく彼が勝っていただろう。

でも今ここでこのような議論をするのは無意味だ。

この週末、バイアスロンやスノーボードなどの多くの冬季競技の試合はない。

だから、フィギュアスケートと羽生の演技が週末の目玉になるだろう。

彼は僕達を唖然させることに慣れているから、何を見せてくれるのか期待しよう。

僕の唯一の懸念は時差ボケによる問題だ。

彼は今日、カナダからソウルに到着した

これほど大きな時差に短時間で順応するのは常に困難なことだ。

特に戻る場合。

僕の場合、西に移動するより、東に移動する方が時差ボケがキツイ。

勿論、人によって個人差があるけれど。

いずれにしても、通常、西から東に移動する場合、時差に順応するのがより大変だ。

・・・・・・

この記事を取り上げたのは、NHK杯-GPF-全日本と続いた3連戦で羽生選手が本来の力を発揮できなかったことの大きな原因の一つは、時差ボケによるダメージではなかったのかという思いがずっと消えなかったからです。


マッシミリアーノさんが指摘するように時差は思っているよりも体や脳に大きな負担となり、大変デリケートな競技であるフィギュアスケートの演技に大きな影響を与えるに違いないと思います。

これまで夏時間を設定していたEU諸国でも、その悪影響に注目し2021年からは夏時間廃止を決めました。
実際私もイタリアに住んでいたころは夏時間と冬時間の切り替えの時期は体調を崩しやすかったことがありました。
時間を間違えて、約束に1時間遅れてしまったこともありました。(冷汗

たった1時間の差でも「生活リズムの変化によるうつ病や心臓発作のリスクの増加」という影響が見られるのです。
https://forbesjapan.com/articles/detail/26432


全日本の時も、羽生選手は開会式当日にカナダから帰国し、その足で開会式に出席していましたね。

19 全日本 開会式 読売 若杉 1


今後は飛行機移動の伴う試合に出場する時は、是非とも、というか、絶対に、日にちに十分な余裕をもって移動スケジュールを組んで欲しいのです。


長時間の飛行機移動は、いわばタイムマシーンに乗るようなもので、マッシミリアーノさんが、「通常、西から東に移動する場合、時差に順応するのがより大変だ。」と言っているのは実感としてよく分かります。西から東に移動することは地球の自転方向と同じになり、言わば未来に向かって移動することとなり、逆に東から西に移動するのは過去に向かって移動するタイムマシーンに乗ることになるので、比較的順応しやすいのかなと思います。




世界ランキング1位復帰のお祝いがあちこちから。





今日はこんな記事も見つけました。
新型コロナ、与謝野晶子の教訓

歌人の与謝野晶子はスペイン風邪が流行した頃、一家全員が罹患していたそうです。
長い記事ですが興味のある方にお読みいただければと思います。


今日も羽生選手が元気で過ごせていますように。


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