まだ4か月?もう4か月?桜は咲けど

2020年03月19日

声を挙げる選手たち



IOCの「通常開催の方針に何の変化もない」との声明に対し、複数のアスリートから批判の声が挙がっています。


7種競技の世界女王で、東京五輪の出場権を得ているカタリーナ・ジョンソン・トンプソン(英国)

「我々の周りにいる全員のリスクを抑えながら、どのように安全に練習を続けていけばいいのか。我々は、情報に従おうとしているが、IOCや地元政府の情報に違いがある。IOCは、五輪まで、わずか4カ月しかない中で『できる限り五輪への準備を進めるように選手たちに奨励する』と発言しているが、政府は、法令で、陸上トラック、ジム、公共施設を閉じ、人々を自宅に隔離することを実施している。もう練習で同じルーティンを続けることは不可能。プレッシャーを感じている」 



英国の陸上中距離の選手で東京五輪出場を目指しているジェシカ・ジャッド

「一体、どのようにできる限りの準備を続けることができるというのだろう。どのレースで我々がタイムを出すことができて、いつ選考会が行われるのか。いつトレーニングが通常通りにできるようになるのか。誰か私に(情報を)共有してくれないだろうか」

リオ五輪女子棒高跳びの金メダリスト、カテリナ・ステファニディ(ギリシャ)

「IOCが我々の健康をリスクにさらしている」


ボートで4度の五輪金メダルを獲得しているマシュー・ピンセント(英国)

IOCの
トーマス・バッハ会長に対して、ツイッターで、「選手たちの不安の声をしっかりと聞かず、すべての不安を考慮した上で、五輪を延期することが最良の選択だと言及しなかった」

(記事全文はこちら

今まで誰も表立って批判しない、批判できない、絶対的な存在だったIOCに、アスリートたちが声を挙げ始めたのです。

IOCとバッハ会長には、一番の当事者であるアスリートの意見に耳を傾けて欲しいです。



一方、SOIも近づいてきましたが、まだ何のお知らせも来ていません。

珍しくも当選したチケットなのでとても残念ですが、実際問題外国からのスケーターは来日できない状況ですし、開催は無理かと思います。
それなら早く中止を発表して欲しいです。

毎日毎日、各国で入国制限、出国制限が発表されています。
世界中がフリーズしたような状況の中、
羽生選手はどこにいるのでしょうね。


最近なぜか『Origin』が懐かしくて。

『SEIMEI』の強さも大好きだけれど、
『Origin』の妖艶さに癒されます。


IMG_1620


スケートカナダの動画です。よろしければご一緒に観ませんか。
こんな時、しばしの現実逃避も必要ですよね。




この時の演技は、KADAKAWAの『氷上の創造者』の中で、マッシミリアーノさんによって、男子シングルの今シーズンのベスト演技に選ばれています。(GPFまでの試合の中で)

「途方もない演技だった。
この演技がエフゲニー・プルシェンコへのオマージュとして生まれ、誰にも真似できない羽生スタイルで再解釈されたプログラムの頂点であったことは疑う余地がない」と。



羽生選手がどこにいるとしても、健康と安全が確保されていますように。

そして皆様の健康と安全が守られますように。



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