2020年02月13日
SPの採点について
四大陸選手権が終わっても、まだまだ余韻が覚めません。
新聞各社の羽生選手特集ページも凄いことになっていますね。
でもやはり疑問に思うのはジャッジングのことです。
特に非の打ち所のない「バラード第1番」の点数の低さって、皆さん納得できましたか?
私は115点は出るのではないかと思って採点が出るのを待っていたので、111.82と出た時には、
世界最高得点という嬉しさよりも、点数の低さに対する戸惑いの方が大きかったくらいです。
羽生選手のSPプロトコル
素人ゆえに、どこがどうとは説明できませんので、ガンディさんのブログを参照させていただきました。
ガンディのフィギュアスケート分析記録⇒http://gandy.seesaa.net/article/473484338.html
<四大陸選手権2020 男子SP>より、羽生選手部分
羽生選手
一分の隙もない
完璧ですね
採点にずいぶん時間かかってましたね
現地情報ではスローで何度も見てたって話が出ているけど、怪しいものって無かったと思うが
水すら通さないことにするか迷ったか?
TRが全ジャッジ9.50って……?
GOEもPCSも低すぎな
ジャッジミーティングで『羽生選手にはGOEは+5、PCSは10.00をあまり出さないように』とか言ったんでしょうなぁ
もしそうならGOEはプラス面を5項目で+5というルールは無視しろってことですけどね
本人は112欲しかったって言ってましたが謙虚ですね。旧採点で112出してたからでしょうか?
自分は合計であと+3.67点高い点数を期待した
内訳はGOEはキャメルスピン以外の要素は+5しか考えられないですね
ジャンプは全てステップから直ちに跳んで着氷も完璧で高さ、幅、流れも素晴らしい。どのジャンプも旧ルールでGOE満点(例:4SはGPF2015、4T+3TはGPF2015、3Aは平昌五輪)でしたが?
スピンも特にCSSpについてはただ回転速度が速いだけのに+5を平気でつけて全項目満たすこのスピンに+4までってありえません。旧ルールでGOE満点を獲得(例:2017オータム)したのスピンですよ?
ステップもほぼ+4ってなんでしょうね?旧ルールでGOE満点(例:平昌五輪)でしたが?
ジャンプ全部成功した後の方が明らかにGOE出し渋ってませんかね???
誰かさんはミスっても満点がつくのにねぇ……?
世間に対して何を理由にGOEの幅を広げたかをお忘れか?????
私はまだ覚えていますよ
PCSはこのジャンプ構成で最高PCSだったGPF2015よりもどの項目も明らかによくなっているので、その当時のプロトコルから全項目+0.25は欲しいですね。つまりTRは9.86でその他4項目は10.00ね
羽生選手は羽生比でいいんだったよねぇ?(怒)
ルール通りでも羽生比でも低すぎだわ
点数を低くしても演技は変わりませんよ
変わるのはジャッジ及びISUに対する心証です
羽生結弦史上最高のSPだったと思います
(以上)
ジャッジの経験もあ~あ………。
何でいい演技を見た後で怒らなアカンのよ
ジャッジの経験もおありのガンディさんもこのように評価されています。「あと3.67点高い点数を期待した」とおっしゃっているので、
111.82+3.67=115.49 ということですね。
これなら私も納得できます。
羽生選手自身も112点以上を考えていたようで、0.18は誤差みたいなものと言っていましたが、
オーサー、ブリアン両コーチも、一瞬けげんな表情になったのを、私は見逃しませんでした。
世界最高得点更新したのに、3人共少しも嬉しそうな顔していない。
モニターを見ているだろうコーチたちの顔が険しい。
では、羽生選手自身によるSPの解説を見てみましょう。
「やっと自分らしい演技ができたなっていう感触がすごくあって、
心の底から自分が喜べる演技だったと思ってます。」
常に自分には人一倍厳しい羽生選手が、今回の自分の演技にほぼ100点満点を与えているのが分かります。
しかし、ジャッジたちはそうは考えなかったようです。
このジャンプやステップにGOE+5を付けず、またPCS10点を出し渋り、
一体いつ、誰に、GOE+5や、PCS10点を連発するのでしょうか。
今後の試合では、この演技を上回る時だけしか、そんな点数は付けられなくなるということを理解しているのでしょうか。
1か月後の世界選手権ではどんな採点をするのか、ジャッジたち、並びにそれを統括するISUは試されることになります。
そこのところを、しっかりと見ていきたいと思っています。
羽生選手はもう今頃はトロントに帰って練習再開したのでしょうか。
どうかケガ無く、健康で、自分の信ずる理想のフィギュアスケートの実現に向かって行ってください。
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withgoldenwings at 00:07│羽生結弦 | 2020 四大陸選手権