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2020年01月15日

ビデオ判定を導入した国際卓球連盟



羽生選手、今春のスターズ・オン・アイスにINするとのニュースで持ちきりですね。

チケット手に入れるの至難の技ですねー。

2014 スターズオンアイス 家族 11
2014 SOI 「家族になろうよ」


でも、その楽しいニュースは後でゆっくり楽しむとして、

昨日の深夜に目に入った記事をご紹介したいと思います。




国際卓球連盟が判定にビデオ判定導入を正式決定しました。



卓球、東京五輪でビデオ判定 国際連盟が導入発表

共同

【ローザンヌ(スイス)共同】国際卓球連盟(ITTF)は14日、東京五輪やITTFの主要大会でビデオ判定を導入すると発表した。
昨年12月のグランドファイナルでの試験導入を検証し、11日までインドで開いた会合で正式決定した。

 台の端に当たるエッジボール、サーブのレット(やり直し)などが対象で、主審の判定に不服がある選手は映像による確認を要求できる。1試合に2度の権利があり、抗議が実れば減らない。

 昨年4月の世界選手権では女子ダブルス決勝の重要な場面で伊藤美誠、早田ひな組が微妙な判定で得点が認められず、日本協会がITTFにビデオ判定導入を要望した。(共同)


https://www.asahi.com/articles/GCO2020011401002808.html


この決定は日本卓球協会の働きかけによって実現したということです。

日本スケート連盟にはどうしてこういうリーダーシップが取れないのでしょうか。
現在のフィギュアスケート界での日本の立場は相当強いものだと思われます。

リンクサイドの公告からも解るように、ISUのスポンサーの多くは日本の企業ですし、
オリンピック金メダリスト、銀メダリストを擁しています。

このような背景からISUにもっと合理的な判定方法について進言することは可能なはずですが、今のスケ連のメンバーの誰がそういうリーダーシップが取れるのかと言う問題に突き当たってしまいます。



さらに今回の国際卓球連盟の決定では、判定に疑問があれば、選手は映像による確認を要求できるのです!

フィギュアスケートの場合、現在は選手やコーチからの判定に対する疑問を提出する制度は無いのですよね。少なくともそのようなことは一度も見聞したことがありません。
異議申し立ては一切認めず、ISUのテクニカルとジャッジに完全服従という状態は、まるで独裁国家のようです。


こうして、体操、フェンシング、卓球と、次々と判定方式をデジタル化していくのに、フィギュアスケートは目視と1台のビデオカメラという原始的な方法にいつまでしがみついて行けるのでしょうね。

もういい加減に世界の潮流も取り入れてほしいものです。


人間の目という不確かなもので、ハイスピードで動く選手の動きを瞬時に把握し、複雑なルールを正確に適用しつつ、数分間でそれを点数化することが可能なのでしょうか。

私には人間の限界を超えた作業としか思えません。



しかも試合ごとに異なるジャッジが異なる尺度で判定するのですから、はっきり言って、それはデタラメ判定と言っても過言ではないと思っています。

試合ごとに、選手ごとに異なるメジャーで測るということが他の競技で通用するのでしょうか?
もしそうであれば、それはもう競技とは呼べません。


レフェリーやジャッジは自分たちのジャッジングに後ろめたさを感じないのでしょうか?


単なるファンである私たちでさえ感じるシステムの後進性と不透明さを、
ジャッジが感じないはずがないと思うのですが。

ではなぜ変わらないのだろうか?

変えようともしないのだろうか?



その一方で、どうでもよいと思われる変更は簡単にしてくる。


例えば、次回の世界選手権から大幅変更となるエキシビションの形式変更。

フィギュアスケートをショー化しようとしているのだろうか。

その方が経済効果が上がると考えているとしか思えない内容。

衣装コンテストとか・・・


そんなことしている暇と金があるのならば、なぜ正確なジャッジングを実現するための判定機器を導入しないのだろうか?


GOEの幅を7段階から11段階へと広げたのも、忖度できる幅を広げるためだったのかと思ってしまいます。

ISUのやることは全く理解不能です。



他のスポーツのビデオ判定事情をまとめた記事を見つけたのでご紹介します。
是非読んでみて下さい。
各スポーツのビデオ判定事情


長い記事なので、最後の部分だけ抜粋しておきます。

映像技術やネットワーク環境の進化により、スポーツ界ではビデオ判定が当たり前のものになりつつある。
「審判の権威がなくなる」という声もあるが、見る側、そしてプレーする側としてはミスジャッジや疑惑の判定に対するストレスが軽減され、勝負の公平性が保たれるという大きな利点がある。
もちろん試合を裁くのは人間の審判であるべきだが、最新のテクノロジーを駆使しつつ、それぞれの競技をさらに発展させていってほしいものである。


本当にそうですね!!!

一日も早く、体操競技に導入されるようなAIを含んだ判定が、フィギュアスケートにも適用されるのを切望しています。

フィギュアスケートが競技として認定されなくなる、その前に。


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withgoldenwings at 23:23
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