2019年11月20日
NHKの解説が残念
昨夜のNHK NEWS9より。
pinoさんより動画、感謝してお借りしました。
いつもありがとうございます。
191119 NW9 NHK杯へ
— ぴの (@__pino_____) November 19, 2019
「自分の理想に近づきたい」https://t.co/QKyyGmrSmI
前回出場した2016年から3年ぶりに帰って来るNHK杯。
「自分が期待されているものってやはりあまりにも大きくて、
まぁ、自分自身が期待するものもそれ以上に大きくて…」
プーさんにあいさつして、リンク中央に飛び出していく。
322.59点は新ルールでの自己ベストであるだけでなく、今シーズンの最高得点でもあります。
どうしてNHKはそれに触れようとしないのかな?
話す時、無意識にこの手の形になることが多いですね。ハート?桃?
「昨シーズンまでは割ともっとなんか、プルシェンコさんに寄せてたっていうか、
色々プルシェンコさんの演技を見て、こうしたいとか、ああしたいとか」
「今シーズンはなんか、自分が自分のプログラムとしてやって、
それをプルシェンコさんが、見た時に、
ハッピーだって言ってもらえるものにしたいなっていうのが強いですね」
確かに昨シーズンはプルシェンコさんの『ニジンスキーに捧ぐ』を踏襲するという感じが強く出ていましたが、今シーズンは羽生結弦のオリジナリティー色が強くなっています。
より優雅に、より耽美的に、そして弓がしなるようにより強く。
「自分の期待する自分の理想に、
毎日近づいて行けたらいいなぁって思いが、あります」
自分に一番期待しているのは自分なんだって分かってる。
理想を語る時はどこか遠くを見ている目になるね。
「今回の会場が、優勝できたところでもありますし、ちゃんと出て、まずは健康であって、
ちゃんとその後の試合にも続くような演技がまずできることが一番かなぁとは思ってますし、
まぁその上で最高の演技がしたいなぁって思います」
「ちゃんと出て、健康であって」という言葉に泣ける。
本当にこの2年間は怪我で苦しんだもの。
羽生選手の気持ちには全面的に共感するけれど、
しかし、NHKの解説の仕方は納得できないな。
どうして「今年3月の世界選手権ではアメリカのネイサン・チェン選手に20点以上の差を付けられて銀メダルだったんです。ただ、先月のカナダ大会ではジャンプの難易度と質を上げまして、そのチェン選手が持つ世界最高得点にあとわずかまで迫っているんですよね」と言いながら、
カナダ大会ではそのネイサン・チェン選手の今季パーソナルベストに20点以上の差をつけて、ショート、フリー、トータルの全てで、今シーズンのベストスコアを上げていることには言及無し。
残念ながらこういう報道の仕方を見ると、NHKも全面的には信用できない感を拭い去ることはできません。
「NHK杯でもおかしな報道をなさいませんように」と、申し上げたいです。
因みに、
昨シーズンの羽生選手トータルベストスコア:300.97、ネイサン選手:323.42
その差は22.45点←これだけ強調
今シーズンの羽生選手トータルベストスコア:322.59、ネイサン選手:299.09
その差は23.50点←これは無視
ISUスタティスティクスより
・今シーズンのベストスコア:TOTAL
⇒http://www.isuresults.com/isujsstat/sb2019-20/sbtsmto.htm
・今シーズンのベストスコア:SP
⇒http://www.isuresults.com/isujsstat/sb2019-20/sbtsmsp.htm
・今シーズンのベストスコア:FS
⇒http://www.isuresults.com/isujsstat/sb2019-20/sbtsmfs.htm
いよいよ今日は非公開練習、明日からは公式練習が始まります。
なんかそわそわして落ち着きません。
でも、羽生選手は落ち着きはらって勝ちに行くのです。
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withgoldenwings at 06:12│羽生結弦 | 2019GPシリーズ