2021年02月
2021年02月28日
2月の記事と3月の予定
今日で2月も終わり、明日からは『春』という季節が始まります。
そこで、2月の記事の内で、一番皆さんに読んでいただけた記事のベスト3を発表したいと思います。
できる限り毎日1記事は書きたいとは思っているのですが、24時間という限られた時間の中で、なかなかそうもいかない時もあります。
今月は28日中24日しか書けませんでした。
その中で、アクセス数順に並べると、
① 恥の上塗り 2月18日
② 羽生君よりも上? 2月3日
③ カート・ブラウニングから始まり羽生結弦で羽生結弦で完成する 2月21日
という順でした。
やはり橋本聖子氏の会長就任に対する反響は大きかったようです。
私自身としては、カート・ブラウニングさんから羽生選手へのつながりを実感した③の記事が気に入っています。
よかったら読んでいただけたら嬉しいです。
さて、3月は出版ラッシュです!
先ず明日は、エクラ
「羽生結弦という奇跡」
ここでは能登さんの写真集からの何枚かが先行発表されるようです。
3月3日(水)のひなまつりには『アイスジュエルズ Vol.13』
特集
巻頭写真集:とびっきりの羽生結弦
羽生結弦スペシャルインタビュー
「ひとりからのリスタート」
スペシャルインタビュー、楽しみです!
3月11日(木)の大震災10年目の日は
能登さんの大型写真集『光 -Be the Light-』

そして伊藤聡美さんの衣装ポストカードブックも同日です。
伊藤さんの衣装は背中で語りますね〜
3月15日(月)は、田中宜明さんの新企画による『羽生結弦ダイアリー』
アイスジュエルズ
— ∞ (@aim_high__) February 25, 2021
羽生結弦ダイアリー
ALWAYS WITH YUZU 2021.4-2022.3 WEEKLY DIARY
2021年4月~2022年3月の年度版「ウイークリー・スケジュール手帳」
■判型:B6判
■オールカラー192ページ
■体裁:ハードカバー、糸かがり製本
■表裏印刷紙入りビニールカバー付きhttps://t.co/rZc5cKeEjT pic.twitter.com/P6HlKElTSb
仮に全部購入するとしたら、15,370円!
私はフィギュアスケート関連を含めて、書籍代は月に10,000円以内と決めてはいるので、どうしようかと思案中です。
新型コロナ対策も、お財布も、どちらも春の気分に浮かれず、気を引き締めていかなければなりませんね!
一方、テレビでも絶対見逃したくない番組が放送されます。
明後日の深夜となりますが、
3月2日(火)NHK総合(地上波)02:39~03:22
「NHK杯フィギュア スペシャルエキシビションの舞台裏」
2016年に盛岡市で行われたNHK杯フィギュアのエキシビションです。
羽生結弦、浅田真央、プルシェンコなど世界中からトップスケーターが集結。
復興への祈りを込め華麗な氷上の舞を披露。

スペシャルステージでは復興支援ソング「花は咲く」を荒川静香、鈴木明子、本田武史、羽生結弦という東北ゆかりの4人が滑る。
懐かしい番組、これは絶対にお見逃しなきよう!
録画必須です。
深夜ですが、NHK総合なので誰でも全国で見られるのが嬉しいですね。

ところで、誰もが気になっていると思いますが、3月22日からのストックホルムの世界選手権については、無観客で開催予定で進めているようですが、肝心のスウェーデン政府の方針は3月1日から、アマチュアスポーツの試合は禁止とのニュースも伝えられています。
羽生選手をはじめとするトップ選手たちの演技を観たいのはやまやまですが、選手たちの健康が完全に保証されていない中で、今開催する意味が果たしてあるのかな、という気持ちは完全に拭い去ることはできないままです。
どうか今日も羽生選手が健やかで充実した日を送っていてくれますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年02月27日
2月27日 超多忙な羽生選手の1日
ここ毎年のことですが、2月末はどうしても平昌オリンピックのことが思い浮かんでしまいます。
3年前の今日2月27日は、羽生選手にとってはとても忙しい日だったのです。
2018年2月27日
平昌五輪のフィギュアスケート男子で66年ぶりの2連覇を達成した羽生結弦選手(ANA)は27日、都内各所で引っ張りだこの一日を過ごしました。
午前9時すぎから日本選手団の解団式。
それに続いて東京ミッドタウンで一般観衆約5,000人を前に帰国報告会。
(時間の都合がつかず行けなかったのが今でも残念!)
さらに文部科学省で鈴木大地スポーツ庁長官(当時)と懇談。
次は、日本外国特派員協会で記者会見。

続いて日本記者クラブでも記者会見。
1時間後には所属先のANA本社へ向かい帰国報告会。
そして夜はテレビ出演。
1日でこなすのはかなり大変だったでしょう。
しかしこの1日は、羽生結弦の本当の凄さを人々に伝える1日となりました。
外国特派員協会と日本ペンクラブで行われた記者会見では、次々に出てくる質問に、時に真剣に、時にウイットを交えて見事な応答でした。
昨今の政治家の記者会見での質問に対する応答を見るにつけ、この時の羽生選手の素晴らしさが今は特に貴重なものとして思い出されます。
結局、記者会見のような即時的対応を求められる場では、普段考えていることが否応なく出てしまうので、ごまかしがきかないのですね。
羽生選手が日頃からフィギュアスケートや、それを取り巻く問題について、いかに真剣に考えているかがはっきりと示される結果になりました。
ファンとしてそういう意味でも誇らしく感じた、忘れられない一日です。
動画はそれぞれ1時間くらいあるので、時間のある時にゆっくり見て下さいね。
」
お買い物の帰り道、ふと見上げると、まだ空の低い位置にある、とても大きな月が 目に入りました。
今日は満月なんですね。
2月の満月はアメリカではスノームーンと呼ばれるのだそうです。
アメリカの先住民が名付けたとか。
思わず携帯で撮ってみました。
ほとんどの地域で今夜は一晩中見られるそうです。
結弦くんもきっと目にしているのではないかな。
スノームーンのような金メダルを思い出しながらね


最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年02月26日
マッシミリアーノさん解説『天と地と』
『氷上の創造者』に掲載された、マッシミリアーノ・アンベージさんの全日本解説は3ページに亘って羽生選手の演技について解説していて、最後のページではFSの『天と地と』について語られています。
一部抜粋させていただきました。
大勝利に終わった初披露
「全てのジャンプは極上のクオリティで実施され、全く力みを感じさせなかった。
余りにも簡単に実施されるエレメントの確固たる安定感が、高難度要素である全ての4回転ジャンプを極めて簡単なことのように見せていた。
羽生結弦は悠然とした佇まいの中で、同時にこの世のものとは思われないほど霊妙で、あらゆる動作が優美で、軽やかで、内面の平安が感じられた。
僅かな揺るぎもなく、演技開始と同時に楽曲『天と地と』の和の音色とそのストーリーに完全に同調しているように見えた」。
「これほど圧倒的な演技の後、私は個人的にまるで芸術作品を間近で鑑賞できる栄誉を味わったような、多大な幸福感を覚えた。
結弦の目標の一つは、希望のメッセージを吹き込むことだった。そしてこの目標は見事に達成された。
要約すると、『天と地と』の初披露は大勝利に終わった。
フィギュアスケートの唯一無二のチャンピオンの競技人生において、羽生結弦はまたしても傑作を実現してみせた」。
これほどまでに『天と地と』を美しい言葉で的確に捉えて表現してくれた解説者が他にいたでしょうか。
極めて日本的な曲と表現であっても、イタリア人であるマッシミリアーノさんは正確に理解して下さったことに感激しました。
優れた芸術作品は世界中どこでも通じる言語のようで、芸術を愛する人々の心には伝わっていくのです。
私は『天と地と』 というタイトルから想像すると、プログラムの表現は、地上の争いや戦いと、天上の平安を対比しているように感じます。
その衣装からは、鳥がさえずり花が咲き乱れる、上杉謙信公が深く帰依したという仏教の極楽浄土のイメージが湧いてきます。
最後のポーズは地上に生き、戦い続ける者からの、天上への憧れを表現しているのでしょうか。
『SEIMEI』の和のスピリットを引き継ぎながら、さらに哲学的な精神性を帯びたような、ひとつ大人な感覚の素晴らしいプログラム。
一度観ただけで虜になってしまいました。
またいつか観る機会がいつかありますように。
それが仮に今シーズンでなくても、私はいつまでも待っています。
こんなダイアリーがずっと欲しかった私は、実は毎年ダイアリーの表紙を自作していたんですよ!
これがあれば、今年はもう作らなくても大丈夫ですね

『ページをめくるごとに
— 田中宣明 たなかのぶあき (@tanaka_nobu_ph) February 25, 2021
ゆづと出会えるダイアリー』
ですって^ ^
さあて、
みなさんの誕生日のページには
どんな羽生結弦選手が。https://t.co/LHN1yOkiog pic.twitter.com/5hXNipl5jf
私の誕生日にはどんな結弦くんが現れるのかな?
それもとっても楽しみです!
そして『羽生結弦展 共に前へ』、仙台で無事開催されてよかった!
たくさんの方が見ることができますように。
明日から仙台で羽生結弦展が開催されます【仙台・宮城】 https://t.co/AjSJIeuYvH
— ねこまさむね【公式】 (@nekomasamunecom) February 25, 2021
仙台駅前の景色、懐かしいな。
いつかまた必ず行く場所。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年02月25日
2月25日はスワンの日
今から3年前の2月25日は、平昌オリンピックのエキシビションが行われた日でした。
金メダル確定の日の2月17日からエキシビションの25日までの1週間を、
羽生選手は平昌で何を思い、何をして過ごしていたのでしょうか。
2つ目の五輪金メダルから1週間後、2連覇の喜びを抱いて滑った平昌の『Notte Stellata』は、
永遠に忘れられない美しさと気高さに溢れていました。
(232) Yuzuru Hanyu's Notte Stellata Figure Skating Gala Tribute | Music Monday - YouTube
別の角度から撮影されたものも。ファンカメラも臨場感があって好きです。
何度見ても、心が洗われるような気持になります。
そしてもう一つの忘れられないスワンといえば、
大震災の被災地から立ち上がる人々や町を思い描いて滑ったという、
ソチオリンピックのエキシビション『ホワイトレジェンド』です。
2つのオリンピックで、2羽のスワンを演じるというのも、羽生選手の運命なのか、また、こだわりなのか。
平昌のスワンは、まるであの傷ついたソチのスワンが、立派に成長して舞い降りたかのような圧倒的な存在感でした。

『Notte Stellata』を滑りながら、羽生選手の目には、あの日の『星降る夜』が見えていたのではないでしょうか。
これまでも、今も、おそらくこれからも、
曲も、衣装も、振り付けも、一番大好きなエキシビションプログラムです。
羽生選手もきっと今日という日を覚えていることでしょうね。
長い間氷とお話していましたね。
能登さんからもお写真が。
ちょうど3年前の2/25に撮影した写真です。
— 能登 直 (@sunao_noto) February 25, 2021
時の流れ早いですね〜。
発売まであと 2週間です! https://t.co/3agrow9MSG
今日も結弦くんが健やかで幸せでありますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年02月24日
マッシミリアーノさんの全日本解説SP
昨日は夜遅くなってしまい、全部書けなかったマッシミリアーノさんの全日本選手権の解説の続きです。
SPについて、
不思議かつ理解できなかった判定
「初披露の『Let Me Entertain You』は多くの光といくつかの影が見られた演技だった。修正すべき細部がまだ幾つかあるものの、プログラムの持つ途方もないポテンシャルは明らかであり、あらゆるアイスアリーナを爆発させる必須条件が全て揃っている。
見る者を引き込む魅力的なリズムは、世界中のあらゆる地域の観客との間に連帯感を生むのに理想的である」。
そして国内外で物議を引き起こした例のシットスピンについてはこのように書いています。
「演技は長い期間を経て久しぶりの試合だったことを考慮すると、非常に満足の行くレベルだった。
(中略)
一番の問題は足替えシットスピン(CSSP)で、テクニカルパネルはデビューの後、このエレメントをノーレベル(無価値)と判定した。テクニカルパネルの説明では、足替え後、シットポジションで2周回り切ったバリエーションが1つもなかったとのことだった。
フリーと違って、ショートではこの要件を満たしていないとスピンは無効になる。
実際、最後のバリエーションは既定の2回転に少し足りていないように見えたが、その前のバリエーションは完全に2回転している印象を受けた。おそらくレベル2またはレベル3(足替え後の最初のバリエーションで左足が、2周目が終わるまで横に残っていると判断した場合)の評価が妥当だったと私は思うが、判定はより厳格だった」。
演技中のLIVE映像では、
「足換えシットスピン レベル2 2.23点 GOE0.92」と表示されていました。
ジャッジはむしろ妥当な判定をしていたが、テクニカルコントローラーがそれを強引に無効としたように感じます。
厳しく採点するのは結構ですが、その厳しさは「羽生選手専用の厳しさ」であることが問題です。
全ての選手に同一の基準が適用されないならば、もうそれはルールとは呼べません。
そしてあの素晴らしいバックカウンターからの3回転アクセルについてはこう述べています。
「一傍観者として、9人の内4人のジャッジが何故3回転アクセルがGOE満点に値しないと判断したのか、その理由を知りたい。
一体何が足りなくて+5ではなかったのか?
エレメントが音楽に合っていなかったのか?
踏切から着氷までの姿勢が正しくなかったのか?
あるいはジャンプの前にステップがなかった、あるいは意表を突く入り方ではなかったのか?
この意味において、+5でなく+4を与えたジャッジにとっては、必然的に前述の3項目中2項目を満たしていなかったことになるが、正直なところ、笑ってしまう一方で怒りも覚えている」

本当にこの3回転アクセルのどこが+5に値しなかったのか説明して欲しいものです。
最後にこのプログラムへの期待について、このように述べています。
「このプログラムはここから世界選手権までの間に進化の一途を辿るのみであり、
最小目標は彼がこれまでに何度も叩き出した110点の大台を超えることである」
全日本のSPの点数はシットスピンが無効0点とされても103.53点という高得点でしたから、
110点というのは、マッシミリアーノさんとしては控え目に言ったのでしょうね。
羽生選手の卒業論文が学術誌に掲載されるとのことですね。
ニュースソースが女性週刊誌なので、いまひとつ信頼性はないのですが、卒論指導を担当した西村教授から取材したのであれば、信憑性は高いのでしょう。
羽生選手がこの研究を卒論テーマに取り上げたのは、将来の選手の正しい技術習得ため、そして今後の採点へのAI導入に役立てるためとのことでしたから、学術誌に掲載され多くの方に読んでいただくことで、AI導入の機運が高まることを期待したいと思います。
全日本のSPのように、世界中で「回った」、いや「回っていない」などと大騒ぎしなくても、
AIで自動的に回転数を割り出すことは簡単なことではないですか?
それを取り入れようとしないのは、テクニカルコントローラー及びジャッジが、
問答無用の権威を振りかざしたいだけのように思えます。
羽生選手は自分の演技に対する判定や採点について言及することはありませんが、
私自身は、彼が卒論にこれを取り上げたことが、無言の意思表示のように感じています。
卒論のテーマは、
「フィギュアスケートにおけるモーションキャプチャ技術の活用と将来展望」でした。
羽生結弦 卒業論文が学術誌に異例の掲載へ! 担当教授も絶賛
昨年9月に大学を卒業した羽生。フィギュアスケートのモーションキャプチャについて執筆した卒業論文は専門性の高い内容からも話題になっていた。 今回の地震の少し前、西村教授はちょうどその論文について羽生と連絡を取り合っているところだったという。 「羽生さんの論文が今度、学術雑誌に掲載されることになって、その打ち合わせでやり取りをしていました。通常、卒論は掲載しないのですが、羽生さんの論文について知りたいという声も多く、何より出来がよかったので特別寄稿してもらうことになったんです」
記事全文はこちら
今日も元気で練習できていますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年02月23日
マッシミリアーノ・アンベージ、羽生結弦を語る
『氷上の創造者』 に掲載された、マッシミリアーノ・アンベージさんによる羽生選手の演技についての評論は格調高く、また、ウィンタースポーツ専門のジャーナリストとしての長いキャリアを通じ、多くの選手やその業績にを見てきた人の目に、羽生結弦という選手がどのように映っているのかを知る上で、とても興味深いものでした。
今日はその中から一部を抜粋してご紹介したいと思います。
この状況が、彼をさらに成長させた
最初に昨年のGPシリーズを羽生選手が欠場したことについて、
「数か月前、二度のオリンピックチャンピオンは彼ならではの冷静さと確固たる意志によってグランプリ大会から合法的に辞退した。
決断の理由には説得力があり、パンデミックによって引き起こされた非常に困難な事態に十分な注意を払うように、という警告のように聞こえた。
これほど偉大なチャンピオンが、間違いなく苦悩した末に、このような極端な立場をとったことは、何が正しい優先事項なのか、この時点において、スポーツは優先事項ではありえず、また優先されるべきではないことを示す上で重要だった。
・・・
そして彼の判断は正しかった。スポーツ以前により重要なことがあり、純粋にスポーツという観点から考慮しても、今シーズンのグランプリ大会はほとんど意味のないものになったからだ。」
羽生選手がコーチの元を離れ、一人で全ての練習やり遂げなければならなかったことについては、
「身近に師範がいないことは、その時々のニーズに対応し、完全に自立して全ての決断を下すために、長い年月の中で学んだことを最大限に実施する機会だった。
つまり、彼の習慣を変えた8年という長い年月の後、日本国内で練習することになった羽生は、必然的にコーチと振付師の役割もこなさざるを得なくなった。
この状況は彼を更に成長させ、豊かにする絶好の機会であり、財産になったと私は確信している。
彼の責任感とモチベーションを一層高める状況であり、競技人生においてあらゆるタイトルを勝ち取った者は、いかなる種類の挑戦にも決して屈することは無いのだ」。
マッシミリアーノさんはこのように、羽生選手がコーチや振付師とのリモート練習をしつつも、大部分の時間は一人で練習し、試行錯誤しながらプログラムを完成させる過程を非常に前向きにポジティブに捉えています。
これは羽生選手が新しい能力を磨き、さらに大きく多様な彼の可能性を広げるのに役立つことは間違いありません。
この雑誌の記事を羽生選手は読んだのでしょうか。
きっと読んでいますよね。
こんな風にマッシミリアーノさんが考えていることを、羽生選手も嬉しく思っているのではないかな。
羽生選手の考えや決断を、このように理解し発信してくれる人が日本にもいてくれるとよいのですが、なかなか見当たらないのが残念です。
更にマッシミリアーノさんはショートプログラム『Let Me Entertain You』と、フリースケーティング『天と地と』についての詳しい解説もして下さっています。
次の記事ではそれについて書きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年02月22日
竹に二羽飛び雀
先日の記事に書いたように、
伊藤聡美さんデザインの今シーズンの羽生選手の衣装について書かれた『氷上の創造者』に掲載されたコラムを読んでいた流れで、
たまたま見つけたカート・ブラウニングさんの動画を観ていて、
史上初めて4回転ジャンプを跳んだ時のプログラムの冒頭のポーズが、羽生選手の『LMEY』のスタートポーズと同じだったのは本当に驚きでした。
たくさんの方があの記事を読んで下さったようで嬉しいです。
今日はその続きで、『天と地と』 の衣装製作のお話です。
ショートプログラムと同じく、フリーの『天と地と』についても、羽生選手ははっきりとしたイメージを持っていて、衣装の依頼を受けた時に使用曲と共に『天と地と』というタイトルも伝えられ、色彩とデザインについても、「ブルーグリーンを基調に、着物のイメージでお願いします」というリクエストがあったそうです。
着物の地の色がブルーのようにも、少しグリーンを帯びているようにも見えるのは、ブルーグリーン(緑選りの青)という微妙な色彩を羽生選手が求めていたからなのですね。
伊藤さんはリクエストを受けた後、上杉謙信について調べるために資料に当たっていく中で、上杉家の家紋である「竹に二羽飛び雀」に行きついたそうです。
そして、それをモチーフにしてアイデアを膨らませて行ったそうです。
ですから背中に向き合うように配置された二羽の鳥は雀なのですね。
花は何なのかについては明言されていませんでした。
桜のようでもあり、沙羅双樹という説もあり。
どちらにしても、人の世の儚さを思わせるような花なのです。
伊藤さんは、雀の周囲は「羽生さんのこだわりでもあり私のこだわりでもあるゴールドの刺繍にしました」とのことです。
金色の刺繍とビーズが華やかです。
華やかだけれど儚さも感じられて、どこか極楽浄土を感じさせるような美しさ。
衣装を観た時、直ぐに目に付くのが黒い帯ですが、これは男子の正装の時の袴の帯の結び方です。

羽生選手からは「袴のイメージ」という要望もあったようですが、流石に袴ではスケートは難しいですよね。
それで、少しでも袴のイメージを出すために、正装の結び方を模した帯にしたそうです。
伊藤さんは最後にこのように語っています。
「羽生さんはやっぱりイメージが膨らむ選手ですよね。羽生さんだからこそ、羽生さんじゃないと着ることができない衣装があると思いますし、何を着てもさまになるスケーターです」
これまでたくさんの羽生選手の衣装を手掛けてきた伊藤さんの中には、「こういう衣装を着てほしい」というイメージがたくさん湧いてきているのだと思います。
これからも是非、素敵な衣装をデザインして、羽生選手の多彩な魅力を引き出してほしいなと思います。
ポストカードブックも楽しみにしています。
今日は私のところにもスポニチの特大ポスターが届きました。
新聞紙を全面広げた大きなサイズです。
半艶仕上げのとても美しいポスターです。
早く額縁を用意しないと飾れない。
その前に飾る場所を確保するのが先決問題!
そして本日発売のSPUR4月号の織田さんの記事は、FODの雑誌読み放題で読むことができました。
Amazonでは売り切れになっていました。
織田信成の”ネコアシ解説” の第1回目は、昨年の全日本の羽生選手の演技について語っています。
FODに加入している方は是非お読みくださいね。204ページです。
今月からの新連載となっていますから、これから毎月織田さんの解説が読めるのが楽しみです。
今日も元気で練習できていますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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KISSにも色々あるけれど
気持ち悪すぎてこの話題を取り上げたくはないのですが、
「欧米では当たり前」 みたいな、大勘違いなことを言う方たちがいるようなので、
一言言わせていただきたいと思います。
私は欧州の中でも最も愛情表現の濃い国の一つとされるイタリアに10年近く住んでいましたが、
公の場で、唇にキスというのは、絶対にカップルに限られます。
と言っても、きちんとしたお家の方たちは、カップルでも、長期間の別れの前など(空港や駅で時々目にします)、特別の場合を除いては人前で唇に濃厚キッスなどしません。
それはイタリアの地でも、決して行儀のよい振る舞いではないからです。
それ以外の、挨拶としてのキスやハグは日常生活の中の一部ですから、自分がするにしても、されるにしても、ごく普通のことです。
しかし、それは、頬や額や手の甲に、親愛の情や敬意を込めてする場合だけであって、
唇にキスするということとは全く別のことです。
挨拶としてのキスが当たり前だからこそ、性的な意味を持つキスとは明確に区別されています。
益してや、立場上自分に逆らうことが難しい相手に、人前で唇にキスなどしたら、ひんしゅくものです。
それは欧米であろうが、日本であろうが、世界共通で「セクシャルハラスメント」と呼ばれるのではないですか。
キスを強要された方、言わば被害者が、「セクハラとは思っていない」と仮に言ったとしても、
客観的に見て、それは権力の濫用であり、セクシャルハラスメント以外の何物でもありません。
私は高橋選手と橋本聖子元スケ連会長が、その当時、実は恋に落ちていたというのならば、それに対してはむしろ祝福したいくらいです。恋愛は自由です。
もしそうであったなら、橋本会長は愛を貫くために家庭も役職も捨て、高橋選手のために尽くしていてくれたら美談になったであろうに。(マクロン夫妻のようにね)
そうではなかったようで誠に残念です。
高橋選手はあの事件をもみ消すために、強引なキスを受け入れ、「セクハラとは思っていない」と述べることで、
その後は、受け入れた犠牲よりもずっと大きな見返りを受けてきたわけですから、今更「あれは無理やりキスされたパワハラ、セクハラでした」とは絶対言えないでしょう。
それを見越したように、橋本聖子氏を平気で五輪・パラリンピック委員会会長に任命するという、厚顔な人々がここまで幅を利かせている委員会とは一体どういう場所なのでしょう。
醜悪なものをまたしても見せられて、もううんざり。
もう東京オリンピックの話は聞きたくないというのが本音です。
橋本聖子氏の当時の言動についてはこちらにまとめられていました。
醜い画像もありますのでご注意ください。
それにしても、国民の8割以上が開催を望んでいないオリンピックを、巨額の費用(=全て私たち国民の税金)を投入して強行して一体誰が利益を得るのでしょう。
開催日まで5か月しかないのに、世界中から人を受け入れた場合の明確な感染封じ込めの方策やロードマップさえ示されていません。
東京がハブとなり、世界に感染を拡大する事態になるという最悪のケースは想定しているのでしょうか。
昨年末に、一時帰国した、欧州在住の妹によれば、空港での具体的なチェックはなく、ただ自宅待機して様子を観察して下さいとの注意だけで、入国者は普通に公共交通機関を使って、どこへでも移動しているというのが現状だということです。
人出が足りないのか、ガードが甘いのか、これでは何万人もの外国からの入国者に対して、徹底的な防疫措置をとることなど不可能だろうと思わざるを得ません。
どう考えても、私には今の時点で五輪が開催可能とは到底思えません。
オリンピック目指して練習を積んできた選手の皆さんには非情に厳しい環境ですが、
スポーツよりも重要なことは存在するわけであり、その中には選手たちの命と健康を守るということも含まれています。
打ち勝ってもいないのに、「パンデミックに打ち勝ったという証のために」オリンピックを強行するよりも、
「パンデミックから世界とアスリートを守るために」オリンピックを諦めることの方が、より勇気を要する決断ではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年02月21日
カート・ブラウニングから始まり羽生結弦で完成する
表紙が素敵な『氷上の創造者』 の中で、最も楽しみにしていた記事の一つが、
伊藤聡美さんのコラムでした。
題して,「イメージがどんどん広がるスケーター」
羽生選手から伊藤さんに、新プログラムの衣装の依頼があったのは昨年の夏の頃だったという。
羽生選手は昨年の8月の終わりごろにGPシリーズ欠場を発表していましたが、それと同じ頃には衣装製作を依頼していたというわけです。
ですから、新プログラムはそれよりもかなり以前に完成していたということでしょう。
羽生選手は衣装を依頼する時には、色や形など、自分でイメージを決めていることが多く、今回もその点は同じだったということです。
SPの『Let Me Entertain You』については、
2012-2013シーズンのエキシビションプログラム『Hello,I Love You』をイメージして、黒のエナメル加工のような生地のパンツにして、

上はライダース風の7分袖にしたいとのことだったそうです。

『Hello,I Love You』は、私は幸運にも2015年のファンタジー・オン・アイス静岡公演で見ていて、
忘れられない飛びきりカッコいいプログラムです。
羽生選手にとっても、カナダに渡って初めてのエキシビションプログラムで、思い出深いものではないでしょうか。
振り付けはカート・ブラウニングさんです。
カートさんは1988年の世界選手権で、史上初の4回転トーループを試合で成功した方です。
その時の動画を見て、驚いたのですが、
プログラム開始の腕組みするポーズが、『Let Me Entertain You』と同じなんです!
ちょっと発見した気分!
是非、上のリンク先の動画でお確かめください。(02:25~)
衣装も上下とも黒で似たイメージ。
もしかしたら羽生選手はこのプログラムの中に、
「史上初の4回転トーループに成功したカート・ブラウニングにオマージュを捧げる、
最後に残った4回転アクセルに成功した羽生結弦」、
というストーリーを組み込んでいるのかもしれないな。
それが実現したら素晴らしいですね!!
そして昨日、羽生選手の全中の動画を上げてくださったのを観て、
そうか、『Mission Impossible 2』の時も黒のピカピカパンツだったなと、思い出しました。
羽生選手はこのパンツが結構お気に入りなんじゃないかな。
今はSPとFS
— みやび(雅⭐)4A祈願⛸️ (@ucchi04271) February 20, 2021
この頃の全中はショートのみだったんだね。(当時)史上2人目となる3連覇を達成しましたと…
3Aを組み込んで纏まった演技
インタでは、「世界Jrに向けていい出だしになったんじゃないかな」😄✌️💪💪👍 pic.twitter.com/OpOrAuHboM
そんなことを色々考えて、今度『Let Me Entertain You』を観る時は、また違って見えるだろうなと思ったのでした。
次回の楽しみが増えました。
どうか羽生選手の夢が叶いますように!!
羽生選手の夢が叶うことが私の夢。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年02月19日
あなたの一日にハッピーを
昨日は& Free『春の健康応援キャンペーン 』のために、数駅離れた東急百貨店まで行ってきました。
今回は2000円以上の購入でハンドタオルが付いて来るという、西川さんとしてはハードルの低い設定で嬉しいです

シンプルな白いタオル地に、『Otonal』のフィニッシュポーズのシルエット。
今治タオルです。
さりげなく持てるのがいいな。
購入したものはこちら。
&Free オリジナルブレンドアロマ・ルーㇺ&リネンウォーター
4種類あるのですが、私が選んだのは2つの香り。
☆Feel sunlight・・・さわやかな朝の香り
☆In the twilight・・・夕暮れ時のアペロタイムに心落ち着く香り
ところが 購入はできたけれど、品物はお持ち帰りできず。
朝一番で来店した方が多数いらしたということで、品切れでお取り寄せをお願いしました。
私は午後一番に行ったので、出遅れてしまいました。
どこにでも結弦ファンはいるのです。
来週中には届くので、朝夕お部屋に良い香りを漂わせようと、楽しみにしています。
今日は久しぶりに裏道の川沿いをお散歩しました。
しばらく見ないうちに、色々なお花が咲いたり、木の実やオレンジを見つけたり、
春はいつも通りに近づいてきていました。
しだれ梅
白梅
ナルシス
人間も、植物も、おそらくウィルスも、自然界では同等の地球上の一生物なんだろうなぁなんて考えながら、快晴の青空を見上げました。
昨日みたいなニュースを見たあとでは、あまりハッピーな気分にはなれないけれど、
結弦くんの笑顔で、
あなたの1日にハッピーを

最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年02月18日
恥の上塗り
組織委員会会長には、密室での決定で橋本聖子氏に決まりました。
しがし彼女がなぜ???
森会長が女性蔑視発言で引責辞任したから、次は女性にすればいいのだろうという、救い用のない短絡思考に呆れる。
しかも橋本氏が辞任したあとの五輪担当大臣には丸川珠代氏という、唐突な感じを免れない女性議員を起用。女性ならだれでもいいのでしょうか。
それは逆にジェンダー差別のように感じます。
男性フィギュアスケーターに対するセクハラ事件はIOCも把握していて、一時は橋本氏の就任を問題視していたという。
海外メディアも過去の経緯には注視している。
シンガポールに駐在している英BBCの大井真理子記者は21年2月12日、後任候補に橋本氏が浮上したとの記事を引用しながら、 「2014年にセクハラ疑惑に直面したとの指摘もあるが、被害者は否定している」 とツイッターに書き込んだ。 中国のニュースサイト「北京新浪網」は2月12日、共同通信を引用する形で、橋本氏にはキス強要という「黒歴史」がある、と指摘。文春ウェブサイトから転載したとみられるキス写真つきで顛末を伝えた。スケート連盟会長については「辞任を考えたが、結局は留任した」などと報じた。 香港のアップル・デイリー(蘋果日報)も2月13日、やはり写真つきで、橋本氏について「その立場を利用したセクハラ行為を告発されていた」と指摘。ニュースサイト「香港01」も2月14日、 「アスリートに無理やりキスした黒歴史を持つ候補者は、今後も話題になりそうだ」 などと報じた。 韓国の聯合ニュースは2月18日、「『女性蔑視』森の代わりに『強制キス』橋本...」の見出しで、過去の経緯について 「オリンピック関連の経験は豊富だが、過去の行動が論議を起こしている」 と言及。紀藤正樹弁護士の 「橋本大臣って、セクハラ問題があり、ジェンダーが問題となった森後継としてはふさわしくないと思います。国際的には大問題です」 というツイートを紹介しながら、 「橋本氏は、当時の日本スケート連盟会長であり優越的地位を利用した事実上の性暴力という指摘を受けた。ツイッターには、橋本氏が高橋氏と推定される人物を抱きしめてキスする姿を写した写真が多数掲載された」 などと経緯を伝えた。
(J-CASTニュースより)
女性蔑視の会長の後任が性暴力の女性会長という、なんともやり切れない、情けなくなるような人事です。
恥の上塗りというほかはありません。
橋本氏本人にしても、もうあの事件は忘れたいのでしょうが、
今後世界にあの当時の報道や写真が拡散していくことは間違いないでしょうね。
今回のことを別にしても、国民の8割が中止や延期を希望している東京五輪は、最早開催する正統性すら失っていると私は思っています。
今後は、IOCと日本サイドで、どちらがが中止を言い出すのかというせめぎ合いになるのでしょうか。
そんなこととは関係なく、アイスリンク仙台が21日から再開するという嬉しいニュースです。
羽生結弦ら輩出のアイスリンク仙台、21日から営業再開 https://t.co/MdcTBpXd9K
— Sponichi on Ice (@SponichiF) February 18, 2021
羽生選手の練習の場が確保されているということが、今は一番嬉しいことです。
どうか雑音に惑わされずに練習に集中できますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年02月17日
伝説となる平昌オリンピック
今日2月17日は平昌オリンピックのフリーが行われた日であり、
羽生選手がフィギュアスケートで66年ぶりのオリンピック連覇を成し遂げた日です。
あれから3年目、そしてもう来年は次のオリンピックがあります。
そんな大事な日なのに、朝から色々忙しくしていて、ブログを書くのがすっかり遅くなってしまいました。
2連覇3周年の情報を集めたりする時間もないので、あの時の私の感じていたことを少し書いてみることにします。
前日の16日には、3か月振りに現れた羽生選手が、一部の隙もない演技でSP首位となっていました。
FSの演技を観る前には、緊張はしましたが、
不思議な事に私は、羽生選手は必ず勝てるはず、という根拠のない確信を抱いていました。
羽生選手がいつもしているように、演技の予定構成を確認して、予想点数を計算したりもしてみました。
ライバルと目されていた、ネイサン・チェン選手、ハビエル・フェルナンデス選手、宇野昌磨選手の予定構成も全てチェックして、
たどり着いた結論は、「羽生選手が大きなミスをしない限り絶対勝てる」でした。
SPの『バラード第1番』で、2位のハビエル選手に4点の差をつけていましたから、予想外の転倒などがなければ、羽生選手が勝てるはずと信じていました。
オリンピックの会場に姿を現した羽生選手からは、とても落ち着いた、達観したような感じさえ見受けられました。
どこか、現実の世界から突き抜けたような。
人生における重大な岐路になる試合に臨むに当たり、
悟りを開いたように、心は静かだったのではないかと想像します。
悔いのないようにベストを尽くそう。
その先にあるのは勝利と信じて。
ただ前進あるのみ。
私にはそんな風に見えました。
結果は
SP『バラード第1番』111.68点
FS『SEIMEI』206.17点
総合得点 317.85点
見事な優勝でした。
私の予感は間違っていなかった!!!
跳び上がるほど嬉しいのに、訳もなく涙が溢れてきました。
今夜はこの2つの演技を観ずに眠ることはできません。
(222) Yuzuru Hanyu performs to Chopin's Ballade No 1 at PyeongChang 2018 | Music Monday - YouTube
(222) Yuzuru Hanyu (JPN) - Gold Medal | Men's Figure Skating | Free Programme | PyeongChang 2018 - YouTube
平昌の『バラード第1番』『SEIMEI』は、
フィギュアスケート史上に永遠に残り、伝説となる2つ の偉大なマスターピースなのです。
今日は『氷上の創造者』の発売日でした。
本屋さんで入手したものの、まだ読めていません。
昨日の記事「永遠のバラード第1番」でご紹介したマッシミリアーノさんが寄稿した記事が、写真含めて6ページあることだけは確認しました。
早く読みたい!
それに、明日は西川の”春の健康応援キャンペーン”が始まります。
ピロースタンド銀座店です🧸
— ピロースタンド・銀座店 (@pillow_ginza) February 17, 2021
新しい西川キャンペーンのご案内です
春の健康応援キャンペーンで2,000円以上ご購入の方にはハンドタオルを、25,000円以上のオーダー枕かマットレスご購入の方にはアロマオイルキットをプレゼント🎁
先着順になりますのでお見逃しないようお願いします👀#西川#羽生結弦 pic.twitter.com/BLe54pJQs0
ハンドタオル希望です。
明日も忙しそう。
でも、ユヅごとで忙しいのは楽しいからいいのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年02月16日
永遠のバラード第1番
今日、2月16日はソチオリンピックのメダルセレモニーの日でもあり、
同時にまた平昌オリンピックのSPが行われた日でもあります。
私は以前からマッシミリアーノさんのTwitterトップに、
「固定されたツイート」としてピン止めされているのを見ていましたが、
今夜はこれを皆さんと一緒に観れたらいいなと思い、シェアさせていただきます。
この動画が録画されたのはSPの翌日のことのようで、羽生選手の『バラード第1番』の解説だけでなく、ボーヤン・ジン選手、ドミトリー・アリエフ選手の4回転ルッツについて、
また、宇野昌磨選手の4回転フリップのプレロテやエッジ使いの問題など詳しく解説されています。
とても興味深い動画なので、是非最後までご覧ください。
およそ23分で、日本語字幕付きです。(スマホ視聴で日本語字幕が出ない場合はパソコンからご覧ください)
A different way of talking about Figure Skating on television. #YuzuruHanyu The Best There Is, The Best There Was and The Best There Ever Will Be #羽生結弦 #Olympics @Eurosport_IT @DiscoveryItalia #PyeongChang2018https://t.co/Kb6TgBwRDY https://t.co/24h7Scr8Gm
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) February 27, 2018
The Best There Is

The Best There Was

The Best There Ever Will Be

正にその通りで、ここに付け加える言葉はなにもありません。
私にとって、一生忘れられない
永遠の『バラード第1番』です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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ソチ、平昌、そして仙台
7年前の今日、2月16日のスポニチの紙面です。
私も持っているはずですが、大量の新聞コレクションの中から、直ぐに見つけ出すのは至難の業!
スポニチさん、見せてくださってありがとう。
先ほどの紙面は一番最後の締め切りではなく、最終版はこちらです。紙面左に書いてあるように、大雪でとんでもなく締め切り時間が早くなり(確か最初の締め切りが日本16時とか)めちゃくちゃ焦った記憶があります(すぎもと) https://t.co/2ZK5hvUm8N pic.twitter.com/CyVo9mf04W
— Sponichi on Ice (@SponichiF) February 14, 2021
パトリック・チャン選手の点数が出て、
羽生選手のソチでの優勝が決まった瞬間の第一声は「勝っった…!」
この場面、忘れられません。
#YuzuruHanyu
— M姐 (@mnee170) February 11, 2021
ソチと平昌の幸せな瞬間 pic.twitter.com/y55rYvvvJQ
この3日間は幸せなソチの思い出に浸っていましたが、
仙台から悲しいニュースも届いています。
パレードや、能登さんの写真展の時、仙台を訪れたら必ず立ち寄っていた、
クリスロード商店街の『仙台縁日』と『地産地消市場仙臺いろは』が3月14日をもって閉店となるということです。
仙台クリスロード商店街の『地産地消市場 仙臺いろは』が、併設の仙台放送『仙台縁日』とともに2021年3月14日(日)をもって閉店をされるみたい。 | 仙台つーしん (sendai-tushin.jp)
外壁にはいつも羽生選手の素敵なポスターを展示して下さっていました。
無くなってしまうなんて、とても寂しいです。
震災から10年目を期して閉店ということですが、
こうして段々と大震災のことが忘れていかれることのないようにと願っています。
13日夜の、大震災の余震とされる地震では、伊達政宗公の霊屋である瑞鳳殿の石灯籠がおよそ100基崩れ落ち、14日から閉館し再開のめどは立っていないということです。
NHKNEWS
平昌オリンピック後の凱旋パレードの時に訪れ、
参道の長い階段ををゼイゼイしながら登ったことが思い出されます。
澄んだ森の空気の中の絢爛豪華な桃山式の建築は伊達政宗公のイメージを膨らませます。
今度仙台を訪れることができたら、また是非行きたい場所です。
『仙台めぐり』より
アイスリンク仙台もまだ営業中止が続いています。
羽生選手は練習どうしているのでしょうか。
イメージトレーニングや研究や、事によったら、どこか別の練習場所を確保しているのかもしれないな、(近い八戸とか、都築先生のいる神奈川とか…)なんて想像しつつ、
結弦くんの周りにはご家族はじめ、心配して下さる方がたくさんおられるのだから大丈夫、と自分に言い聞かせている金メダル記念日の昼下がりです。
アイリンは閉鎖中だけれど、グッズの通販は通常通りです。
応援のために、何か買いたくなりました。
皆さまも是非何か可愛いものを見つけて、この機会に購入されてはいかがでしょうか。
可愛い!!
結弦くん、どこにいても健康第一でね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年02月15日
2月15日・夜明けの頃
ソチオリンピックで羽生選手が金メダルと確定したのは、
現地時間では2月14日のことでしたが、日本時間では2月15日の夜明けの4時ごろのことだと記憶しています。
LIVE放送を観ながら、時間が時間だけに、大声は出せず、
小さく拍手しながら飛び上がってしまいました。
そしてその後は涙が溢れてきました。
前記事にあげた動画をあらためて見返すと、オーサーコーチがさりげなく涙をぬぐう場面がありました。
オーサーコーチ自身は、オリンピックで2回銀メダルを獲得していますが、金メダルが獲れなかったことをずっと悔やんでいたということですから、教え子の羽生選手が遂に金メダルを獲得したことがとても嬉しく、感動したのでしょうね。
その頃はまだ、ジャンプコーチだとは知らなかったジスランコーチとハグしている場面もありました。
そして幼い頃から、ずっとケアして下さったトレーナーの菊池さんは、「よく頑張った!」と言いながら、羽生選手を抱きしめている姿もありました。
羽生選手がたくさんの方々に支えられていたことが分かります。
7年前のことですが、動画を見ると、まざまざとその時の雰囲気や当時の自分の感情を追体験するようです。
前記事に上げたもう一つの動画の中で、
解説していた本田武史さんはソチから4年後の平昌オリンピックに言及し、
既に羽生選手の2連覇を予想していました。(3:58~)
「羽生選手はまだ19歳ですので、次でも十分にメダルを狙える。
23歳、一番いい状態じゃないですかね」と。
そして、本当にそうなりましたね。

ソチで実際に羽生選手の胸に金メダルが輝いたメダルセレモニーは、7年前の明日、2月16日のことでした。
19歳の金メダリスト羽生結弦選手、
まだ少年っぽさを残す笑顔を見ると、こちらも笑顔になってしまいます。
あの時は、まだ大震災から3年後のことでした。
羽生選手の姿に励まされ、希望を持とうと思った方がたくさんいらっしゃると思います。
あれからさらに7年が経ちましたが、羽生選手は今でもトップスケーターの座に君臨し、
そして今は、誰も超えたことのない、4Aという壁に挑戦しています。
不可能の壁を超えて行こうとする羽生選手に、自分の希望を重ねて、
頑張ろうという気持ちが沸き上がります。
羽生選手の夢を叶えるためにも、アイスリンク仙台が一日も早く再開し、
羽生選手が思いきり練習できる環境が戻ってきますように。
先日の地震もあり、開催できるか心配だった仙台での『羽生結弦展 共に前へ』が
抽選による予約で開催できるようです。よかった!
【ご案内】
— 仙台PARCO(仙台パルコ) (@parco_sendai) February 15, 2021
2月26日(金)より開催する「羽生結弦展」につきまして、新型コロナウイルス感染拡大防止及び、お客様集中による混雑回避・列形成の最小化のため、安全対策として事前予約申込(抽選)による時間帯ごとの入店規制を実施させていただきます。
【詳細】仙台パルコHPhttps://t.co/jhju0sscXU
羽生選手の地元のたくさんの方が見に来られますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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