2020年09月
2020年09月29日
メドべージェワ選手のスピーチ
このところ、ロシアフィギュアスケート界は毎日のように話題を提供してくれていますね。
最近では、ザギトワ選手の移籍の噂を巡って、プルシェンコご夫妻も巻き込んでザワザワしているようです。
一方、メドベージェワ選手は、一旦離れたエテリコーチの元に復帰。
決して穏やかに分かれたわけではないのに、いとも簡単に戻って行きました。
その陰にはロシアスケート連盟の思惑もあったのではないか等々。
果たして何が真実か、外からはうかがい知れない色々な事情や力関係があるのでしょうね。
二人の話題が出てくる時、私がいつも思い出すのは、平昌オリンピック前のこの一件です。
国家的なドーピング疑惑で、ロシアが平昌オリンピックへの参加を禁じられる寸前だった時、当時世界選手権を2連覇していたメドベージェワ選手が、右足に怪我をした状態でも、一人スイスのIOC理事会に出向いてスピーチをした件です。
THE ANSERより(https://the-ans.jp/news/13868)
世界女王メドベージェワ、“魂のスピーチ”全文「私にも同じチャンスをください!」
ロシアに五輪参加禁止処分が下る直前、アスリート代表としてIOC理事会に出席
国際オリンピック委員会(IOC)は、国を挙げたドーピング問題の可能性が取り沙汰されているロシアに、来年2月に開催される平昌五輪の参加禁止処分を課した。ロシア人選手に関しては厳格な条件下での出場を認めると発表しているが、この決定直前に、フィギュアスケート世界女王のエフゲニア・メドベージェワがロシア代表の五輪参加を求めて“母国愛”を訴えていた。米スケート専門メディア「icenetwork」が報じている。
右足中足骨にヒビを負い、グランプリファイナル出場を辞退したメドベージェワは5日、スイスで行われたIOC理事会にロシアオリンピック委員会で唯一の現役選手として出席。クリーンなアスリートの代表として、ロシア選手団の五輪参加を求める“魂のスピーチ”を披露した。
コメント全文は以下の通り。
「親愛なる会長、親愛なる理事会のメンバーへ。
私はここにいることを栄誉に感じています。ロシアのアスリートの代わりに挨拶できる機会をいただき、ありがとうございます。
私はロシアスポーツ界のネガティブなニュースにギリギリまで注意を払わないように努めてきました。我々、クリーンなロシア人のアスリートには心配するものはありません。もしも、誰かがアンチドーピング・ルールを犯していたとしても、それは我々と全く関係ないものです。
(ソチ五輪が行われた)2014年、私は14歳でした。代表チーム入りできる年齢に達していませんでした。
個人的には平昌はオリンピックという独特の雰囲気に飛び込む最初の機会になるはずです。私とロシアのチームメイトがなぜこのチャンスを失うことになるのか、理解できません。
私は数多くの大会に参加していました。2つの世界タイトルにこの上ない誇りを抱いています。
しかし、オリンピックは夢なのです。
あなたたちは自分自身の夢を達成するチャンスをすでに手にしたかもしれません。
私にも同じチャンスをください!
平昌後の私のスポーツ人生で他の大会に参加できるのか、分からないのですから」
「私はオリンピックで戦うチャンスは氷上での戦いで決まるべきだと常々信じていました。不運なことに、自分ではどうにもならない状況から、私はこの機会を失うかもしれないことは理解しています。
私はロシア国旗ではなく、中立国のアスリートとして五輪の試合に出場するという選択肢を受け入れることはできません。私の国を誇りに思っています。オリンピックで国を代表することは偉大な栄誉なのです。パフォーマンスでも強さと刺激をもたらしてくれます。
加えて、自分にとっては個人競技と団体競技もオリンピックでは等しく重要です。国旗なしに演じるということになれば、チームとして戦うことはできません。同時に私のライバルたちはこのチャンスを手にすることになるのです。
オリンピック憲章では、全てのアスリートは等しく機会を手にすべきとあります。そして、この問題において、平等性は存在しないかもしれません。
親愛なる理事会のメンバーへ。もしも、平昌での五輪で私が出場することになれば、みなさんを落胆させないように最善を尽くすことを約束します。
自分の国とオリンピックの活動全体を十分に代表的するつもりです。
傾聴、ありがとうございました」
記事全文⇒https://the-ans.jp/news/13868/3/
当時右足の怪我を抱えながら、IOC委員会本部のあるスイス・ローザンヌまで出向き、このスピーチを敢行したメドベージェワ選手の姿を覚えています。
メドベージェワ選手のスピーチによって、平昌オリンピックに参加への道が開かれたという認識があれば、ロシアIOC委員会及びロシアスケート連盟はメドベージェワ選手に大きな「借り」があるのではないのかなと、時々思うことがあります。
本当は、平昌オリンピックでメドベージェワ選手が優勝出来ていたら、美しい物語はそれで完結していたのでしょう。
しかし、勝負の世界は予定通りには行かないものです。
オリンピック金メダルは、そのシーズンにジュニアから上がってきたザギトワ選手の元に。
二人の点数の差は1.31点。
FSはなんと同点の156.65、SPでの差がそのまま二人の金メダルと銀メダルの差になりました。
二人の所属はRUSではなくて、OAR(Olympic Athlete from Russia)となっています。
(ISU resultsより)
それは当時、おそらくロシアスケート連盟にとっても、メドベージェワ選手にとっても、ザギトワ選手自身にとっても、エテリコーチにとってさえ、想定外の出来事ではなかったでしょうか
ここかが原点となって、今に至るまで、ロシアスケ連を巻き込んだザギトワ vs メドベージェワの様々な出来事が重なって来ているように感じます。
私は個人的には二人共、それぞれの個性があって、素晴らしいスケーターだと思っています。
おそらく彼女たち自身も個性の差はあれ、スケーターとして、互いへのリスペクトはあるのだと思っています。
というか、そう思いたいです。
いつの日か全てが過去のことになった時、二人が揃って出場するアイスショーがあったらいいなと思っています。
まだ若い二人の人生、これからが楽しみです。
今は二人共過渡期の困難な時代を過ごしていても、
いづれは個性を生かして、長くスケート界で活躍して行かれることを願っています。
2016年マルセイユGPF
羽生選手がGPF4連覇を決めた大会です。
私はこの時初めてザギトワ選手(右端)を知りました。
SPのプレカン、豪華メンバーだったなぁ!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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結弦Watch
今朝はこの声で目を覚ましました。
それだけで幸せな気分になれます。
シチズンさんのwechat情報量がすごい…とりあえず毎朝起きたら羽生さんに挨拶できる幸せ❤️#citizen#yuzuruhanyu pic.twitter.com/7yy1dTFRlL
— Tomo (@tomo47265351) September 26, 2020
昨日は色々と想定外なことが事柄が多くて、ブログを書く時間もとることができませんでした。
誰にでもそんな日ってありますよね。
何か物事がうまくかみ合わない日って、、、。
昨日先行発売された、中国シチズンの羽生結弦コラボモデルの時計は9秒で完売だったそうですね。
9秒,9秒だけ……全部売り切れた
— yuzu_CNlove (@X8paTaUjUj6tU0w) September 28, 2020
😂😂😂 #YuzuruHanyu #羽生結弦 pic.twitter.com/9BKCpeya5T
この方も入手できなかったようですが、中国のファンの数に対して先行発売127個では、
入手できるのは奇跡のようなものでしょう。
やはり初回のみ10%OFFだったようです。
Notte Stellataのスワンのイメージで、
オルゴールBOXに入っていて、
ダイヤモンドが煌いて、
誰もが欲しくなるような時計です。
残念ながら日本での発売予定はないようですが、
でも、日本には「結弦」と命名された時計があります。
以前シチズンの売り場で見せていただいたことがあります。
こちらも素敵な時計でしたよ!
昨日は12:00から伊藤聡美さんのオンライントークショーの追加分の発売もありました。
是非参加したかったのでチャレンジしたのですが、こちらも9秒とは言わないけれど、1分くらいで売り切れてしまったようです。
一旦は買えたかなと思ったのですが、マイページを見ると購入記録なし、となっていて、
結局買えなかったのだと分かりました。
1回限りではなく、是非何度も開催して欲しいと、カドカワさんにお願いしたいです。
羽生選手を応援しているつもりなのに、 しばしば応援されているのは私です。
今日は良い日でありますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年09月27日
嗚呼 Notte Stellata!
昨日から中国シチズンが公開した時計の話題が溢れていますね。
あまりにも情報が多くて、戸惑ってしまうくらいです。
あちこちを調べて、自分用にどうにか情報をまとめるのが精一杯
少なくとも、Notte Stellataをイメージした時計ということは写真とイラストで直ぐ分かりますね。
ひらがなが日本らしさを表現するのかな。
(以下、中国サイトからの翻訳色々参考にまとめてみました。)
明日9月28日12:07に先行発売が始まります。
時計の名称は何と読むのでしょうか。
「驚き」を意味するそうですが。
羽生選手の自筆のようです。
— Tomo (@tomo47265351) September 26, 2020
全部で1207個限定発売です。
価格:6880RMB(中国元)現在レートで日本円で106,000円ほど。
時計は「Notte Stellata」に触発され、星空の夜に白鳥のように踊ります。
12のポイントと7のポイントのスターデザインは、1207の誕生日を示し、輝きを生み出します。
4のポイントにセットされたのは本物のダイヤモンドで、4歳の時にスケートを習い始め、
その瞬間がすべての素晴らしいスタートでした。
ダイヤル状の湾曲した氷上の(エッジ)マークは栄光と汗の道を示しています。
3つの異色のリング、そしてチェーンにはローズゴールドが使われています。
時計の背面には羽生結弦のサインが署名され、あなたの脈拍に近い場所に彼の名が置かれます。
時計ケースのデザインは、星降る夜のイメージで、サイドにある小さな王冠を回すとNotte Stellataの曲を奏でます。(オルゴールBOX)
2020年9月28日午前12時7分、127個の時計が先行発売されます。
購入に成功された幸運な方は、羽生結弦の直筆サイン入りの写真を入手するチャンスがあります。
シチズンは7枚の写真を用意しました。
それを手に入れることのできるラッキーな方はどなたでしょうか。
◆販売時期と販売数について
9月28日 127個(先行発売・10%割引?抽選で7名にサイン入り写真プレゼント)
9月30日00:00 正式発売開始 466個
10月26日 488個
11月20日 125個
合計1206個
最後の一つは羽生結弦選手本人の元に届けられるのでしょうか。
そうすることで羽生選手とお揃い!ということになりますね。
12時の位置にあるダイヤモンドから軌跡を描く合計11個のダイヤモンドはGPF、ワールド、オリンピック、四大陸での優勝の数に合わせたようです。
・2010年 ジュニアGPF
・2010年 ジュニアワールド
・2013年 GPF
・2014年 ソチオリンピック
・2014年 ワールド
・2014年 GPF
・2015年 GPF
・2016年 GPF
・2017年 ワールド
・2018年 平昌オリンピック
・2020年 四大陸選手権
合計11
1207という数字と、Notte Stellataに徹底的にこだわった時計ですね。
イラストも素敵です。
額縁のデザインに中国らしさを感じます。
手に入ったら素敵だなとは思いますが、中国シチズン限定発売では仕方ないですよね。
却って諦めもつきます。
しかし日本で同様のものが発売されたら大変なことになりますね!
価格も10万円程度で、以前発売されていた40万円もする高額のもの(サインする羽生選手が付けているモデル)と比べたら手の届く範囲というのも、絶妙な価格設定です。
しかし、私は時計よりも羽生選手のSweet Voice ですっかり満足してしまいました。
早速スマホのボイスメモに録音して、毎朝の「おはようございます」を聞くことにします。
シチズンさんのwechat情報量がすごい…とりあえず毎朝起きたら羽生さんに挨拶できる幸せ❤️#citizen#yuzuruhanyu pic.twitter.com/7yy1dTFRlL
— Tomo (@tomo47265351) September 26, 2020
CMはこんな風です。
勿論これも中国限定のCMですよね。
シチズンwechat 公式アカウントより
— ffkuma (@ffkuma) September 26, 2020
貴方と異次元で合う
宣伝cmが来た! pic.twitter.com/jerlj9Dhnf
中国シチズンさん、渾身の力作です。
いつか日本でもこんな企画があるといいですね。
しかし、そうは言っても、やはり、本当に恋しいのは「物」ではなくて、動く羽生結弦選手です。
いつになったら会えるのでしょう。
昨日は東京では270人の新規感染者があり、今日は144人です。
ニューヨーク州では9月26日に新規感染者数が1,000人を越えました。
1,000人を超えるのは6月5日以来です。
ヨーロッパでも再び感染者が急増しています。
これから冬に向かってどうなっていくのか心配です。
羽生選手が今年のGPシリーズ欠場を早くに決断したことは本当に賢明な判断でしたね。
今日も羽生選手が健やかで、静かな環境で練習できていますように。
結局一番の願いはそこに尽きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年09月26日
金色の翼にのって
私のブログのタイトル
『金色の翼にのって』について。
皆さまの多くは直ぐにお気づきかと思いますが、イタリアオペラの大作曲家ヴェルディの作品『ナブッコ』の中で歌われる曲から採っています。
「行け、わが想いよ、金色の翼に乗って」
又は
「行け、わが想いよ、黄金の翼に乗って」
と訳されていますが、
原題は ”Va pensiero , sull'ali dorate" なので、
正確には「行け、わが想いよ、金色の翼に乗って」の方が意味としては正しいと思います。
"sull'ali dorate" は「金色(に彩られた)の翼に乗って」という意味ですが、
「黄金(で造られた)の翼に乗って」では"sull'ali d'oro" としなければなりません。
黄金でできた翼では重すぎて飛べないかな(笑)、なんて色々考えて、
結局「金色の翼にのって」ということに落ち着いたといういきさつがあります。
実は、「乗って」と漢字にしようか、「のって」とひらがなにしようかにも迷ったのですが、
「金色の翼」を強調させるため、あえてひらがな使いの「のって」としました。
ヴェルディ作の『ナブッコ』は1842年、ミラノスカラ座で初演され、大成功を収めました。
(夜のミラノ・スカラ座)
いわばヴェルディの出世作とも言えると思います。
その内容は、旧約聖書の中から、バビロンの捕囚となったユダヤ人の故郷への想いを歌っているのですが、
当時ハプスブルグ家によって占領されていた北イタリアの人々の心に訴えかけるものがあり、
イタリア独立運動のシンボルともなりました。
外国の占領下で自由な表現ができなかったイタリア人たちは、
V・E・R・D・I という名前に、イタリア国王ヴィットリオ・エマヌエレ、万歳!
と言う意味を込めて、街角のあちこちに「VERDI!」という文字を書いたということです。
V:Viva Vittorio
E:Emanuele
R:Re
D:d’
I:ITALIA
歌詞付きの遠隔合唱動画をご覧ください。
そして1860年、イタリアはヴィットリオ・エマヌエレ2世を国王として、イタリア王国としての独立を果たしました。
ほぼ日本の明治維新と同じ時代です。
翼といえば、私たちは羽生選手と共にANAを連想しますね。
先日ANAのパイロットのみなさんが、九州を中心とした豪雨の被害者支援のためのクラウドファンディングを企画されていましたね。
\ANAのパイロット👨✈️の有志が、クラウドファンディング #WonderFLY での支援を企画/
— ANA Group News (@ANA_Group_News) September 1, 2020
令和2年7月豪雨で被災された皆さまへ、直接被災地に行けない中でも全国から支援を届けたい📣
オンライン航空教室など自分達でご提供できる返礼品をご用意しました。
ぜひご参加ください❗️https://t.co/BeuIKlX0V3 pic.twitter.com/uy4ibeyblA
パイロットの皆さん、素敵です!
こうしてお一人お一人のお顔が見えると、益々親近感がわいてきます。
🛫一人のパイロットの想いが実現したクラウドファンディング #WonderFLY による九州豪雨支援は、9月末までご参加可能です🛬
— ANA Group News (@ANA_Group_News) September 18, 2020
発案したパイロットの想い、ぜひご覧ください。
▼動画はこちらhttps://t.co/sHJvB7uNRq
皆様のご支援お待ちしております!
▼お申し込みはこちらhttps://t.co/BeuIKlX0V3
目標額の1,000,000円は達成されたということですが、私も微力ながら、参加させていただきたいと思います。
外国の空港でANAの翼を見つけると、なんだか嬉しい気分になります。
Hello Blue,Hello Future
また、一日も早くANAの翼が世界の空に翔ける日が戻って来ますように。
本当に世界は同じ空の下、つながってがっていますね。
\今日は #空の日/
— ANA旅のつぶやき【公式】 (@ANA_travel_info) September 20, 2020
私たちは世界中どこにいても、同じ空の下つながっています😃✈️😃
羽生結弦選手と世界の空港スタッフからのメッセージ💌#羽田 #バンコク #ロンドン #ワシントンDC #羽生結弦 pic.twitter.com/Dkicb6Sctc
今、オータムクラシック2019 拡大版(テレ朝Ch2)を見ながらこの記事を書いています。
まだこれから18:30まで、女子フリー、男子フリーがあります。
そして18:30~21:00は同じくテレ朝Ch2で「羽生結弦プログラムコンサート」の再放送です。
テレ朝Ch2は今や週末のフィギュアスケートチャンネルのようになっていますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年09月25日
プレゼントしたくなる本
みんなにプレゼントしたくなるような本です。
オリジナルポストカードまでついてきます。
目次です。
その言葉がいつ語られたかも記載されています。
どの言葉も記憶に残っています。
能登さんの写真と結弦くんの言葉。
仙台コンビの素敵な本です。
誰にでもプレゼントしたくなってしまいます。
10月26日発売です。
ちょうど1か月後ですね。
羽生結弦の最新オフィシャルブックは、“魂のメッセージ"の集大成!
シニアデビューした2010-11年シーズンから、初の四大陸選手権制覇を達成した2019-20年シーズンまで10シーズンの記憶と記録を凝縮、完全保存版の一冊!
「逆境は嫌いじゃない。弱いというのは強くなる可能性がある」
「自分が表現したいことは譲れない」
「誰に勝ちたいとかじゃなくて、己に勝ったうえで勝ちたい」
「目標は常に一緒ではなく、高くなっていく」
「プレッシャーは期待された時の『義務』。それをエネルギーにしたい」
「悔しさは僕にとって収穫でしかない」
「勝ち負けよりも、どれだけ成長できるか、どんな経験ができるか」
「守ることや捨てることは、いつでもできる」
「悔しいって言っていてもしょうがない。これからの1分1秒をどう過ごすか」
「真っ暗だからこそ見える光がある」
過去10シーズンにおける記者会見やインタビューから、「アスリート・羽生結弦」の思考や哲学、「人間・羽生結弦」の生きざまを象徴する言葉を厳選し、カメラマン能登直氏が撮影した印象的な写真とともに紹介。
人生に勇気を与えてくれる珠玉の言葉が満載。全国のファンからアスリート、そして勇気を授かりたい人まで。ぜひ読んでほしい名言+ビジュアルブックです。
たくさんの人に読んで欲しいですね!
発売日が楽しみです
昨夜は2011年のフレンズ・オン・アイスの放送があるのをすっかり忘れていて、途中で気が付いてどうにか羽生選手の『悲愴』と『ロミオとジュリエット』を観ることが出来ました。
2011年の8月に開催されたアイスショーですから、大震災から5か月しか経っていない時期で、まだアイスリンク仙台も閉鎖中で、このようなアイスショーで練習を重ねていたころになります。
アイスショーなのでユーモラスな演出の演技も見られましたが、、、、
でも羽生選手の演技はアイスショーでも試合のような真剣勝負の気迫が感じられました。
このようなアイスショーでの真剣な演技の積み重ねが、翌2012年のニースの世界選手権に繋がっていったのだなあと、感慨深く観ていました。
16歳の羽生選手はまだ子供のような笑顔が可愛いくて、でも、演技に入るとずっと大人っぽく見えました。
その姿が見えない時期でも、こうして毎日のように出版のニュースやテレビ放送があり、羽生選手の存在感をいつも身近に感じることができるのが嬉しいです。
明日の土曜日には「羽生結弦プログラムコンサート~Music with Wings~」の再放送があります。
テレ朝Ch2(CS)
9/26(土) よる6:30-よる9:00羽生結弦プログラムコンサート ~Music with Wings~
4歳でスケートをはじめて、大会で初めて披露した「ウルトラマンガイア」
全日本ジュニア、ジュニアグランプリファイナル、世界ジュニアと、ジュニアの全タイトルを獲得した「パガニーニの主題による狂詩曲」
羽生結弦の存在をアピールした2012年世界選手権「Romeo & Juliet」
平昌五輪金、66年ぶりの五輪2連覇「SEIMEI」
そして、羽生結弦の原点「Origin」
数々の名シーンと共に、貴重な映像と音楽で楽しめる新たなコンサート!
幼少期から現在に至るまでの羽生結弦選手のプログラムをフルオーケストラによる演奏でお届けします。
羽生選手の「音を纏う」瞬間とフルオーケストラの演奏が融合する感動のコンサートをもう一度お楽しみください!
※公演への羽生選手の出演はありません
(テレ朝Ch2より)
何度観ても(聴いても)素晴らしいコンサートです。
週末のお楽しみに
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年09月24日
人間の身体は消耗品である
羽生選手の練習時間の短さについて、9月20日の記事にこのように書きました。
「羽生選手がただやみくもにジャンプを跳ぶのではなく、人間工学や力学を研究しながら、理論上あるべき最適な形を求めて、ジャンプの理想形を追求しているのだということが理解できました。
プロフィールによると、羽生選手の練習時間は年間通して、週10時間ということですから、週20時間から40時間くらいの他の選手に比べて、圧倒的に少ないわけですが、その分、理論的な研究をしているのだろうなと想像できます。
世界ランキング1位の選手の練習時間が世界一少ないというパラドックス!」
そんな私の素朴な疑問に答えてくれている、スポーツドクターが書かれた記事を見つけました。
「スポーツ根性論、精神論の限界」
格闘技ドクターが語る、本当の「強さ」とは
その中から一部抜粋してご紹介したいと思います。
・・・・・
練習を重ねれば結果は出るはず、という誤解から解放されるために大切なのは、「人間の身体は消耗品である」という認識です。
スポーツの練習やトレーニングは身体への負荷です。負荷をかければかけるほど、関節や椎間板はすり減っていきます。ボクサーが目にパンチをもらっても、ラガーマンがタックルのたびに脳に衝撃を受けても、「たくさん食らった方が目が強くなる! ぶつかればぶつかるほど脳が物理的に強くなる!」ということはありません。
人間の身体の弱い部分はいくら鍛えてもそのままです。筋力や技術は練習やトレーニングを重ねることで上がっていきますが、それでさえも回復には適度な休養や栄養が必要不可欠です。
言うまでもなくスポーツが与えてくれる感動やパフォーマンス向上の過程で得られる充実感は素晴らしいものです。
プレーヤーが可能性を最大限に開花させるためには、消耗品である身体を壊さないように上手に守りながら、スポーツだけではなくもっと広い視点で人間としての能力を拡大していくという考え方へのシフトが求められます。
では、どのように考え方をシフトしていくべきでしょうか。
今回お伝えしたいのは「ダメージ・マネジメント」の視点です。
「A. 高負荷でダメージが蓄積しやすい練習」
「B. 低負荷でほとんどノーダメージの練習」に練習内容を区分けします。
Aの時間を最小化しながら、Bの割合を増やしていくのです。
Aはフィジカル的に苦しいため、耐え抜けば脳内でドーパミンが放出され、満足感も得られやすい。それゆえ「勝利というゴールから逆算した練習」から「これを乗り越えたら勝てる」に変容しやすくなるリスクがあります。少しでも勝利に近づきたいからとAばかりやっていると、身体へのダメージが蓄積されていきます。
Bはフィジカル的にAより楽なので「練習した気がしない」方も少なくないのですが、世界のトップレベルで活躍する一流選手はBで「脳が汗をかくくらい」脳のイメージと実際の動きの修正に時間を投下しています。
運動とは脳の前頭前野で想起された運動イメージを神経回路と筋の収縮を介して具現化する作業ですから、針の穴に糸を通すような、より繊細で高度な感覚が必要とされます。
一流選手は本を読んで新しい考え方をインストールする、試合や動画を観て脳のミラーニューロンを活性化させる、映画やパフォーマンスを観て自分のフィールドに置き換えてみる、といった「一見練習には見えない練習」も大切にしています。
(中略)
若い世代の選手には、指導者に言われたことだけを黙々とこなすのではなく、ITを活用して情報を集め、世界の一流選手のノウハウを取り込み、自分が納得した練習をする人が増えています。
また、指導者においても時代の変化を柔軟に受け止め、最新の情報や技術、解剖学や運動学、脳科学といった学問を吸収しながら、指導のスキルを高める人も現れています。
私たちスポーツドクターとのディスカッションからヒントを得ようとする先進的な指導者もいらして、社会状況の変化とテクノロジーの発展とともにスポーツ指導のあり方も新時代を迎えているように思います。これからの時代、今まで以上にスポーツ指導における多様化が求められていくのではないでしょうか。
・・・・・
(抜粋引用ここまでです)
記事全文はかなり長いのですが、興味深い記事なので
こちらで是非お読みください⇒https://the-ans.jp/coaching/126147/
この記事を読むと、羽生選手がいつもやっていることとほとんど重なってきます。
年間通じて、週10時間という短い練習時間は、記事の中でAタイプと分類されているリンクでの練習であって、
その他の時間に、Bタイプの練習を人一倍積んでいるのでしょうね。
きっと今日もまた。
彼自身のためであることは勿論ですが、将来指導者の立場になった時、その研究は大いに役に立つのだと思います。
(photo:小海途良幹)
10月も目前になり、そろそろ選手たちの新プログラムが発表されています。
ジェイソン・ブラウン選手、ネイサン・チェン選手の新プログラムもお披露目されました。
(まだしっかり見てないのですが)
ジェイソン・ブラウン選手
SP:https://youtu.be/yg2rSLJTLK4
FS:https://youtu.be/ntgyqEQRv18
ネイサン・チェン選手
SP:https://youtu.be/DEKZZEU0x7I
FS:https://youtu.be/pleMxxIcMBM
果たして羽生選手のプログラムはどうなるのでしょうか。
四大陸選手権で戻した「バラード第1番」と「SEIMEI」をブラッシュアップするのもよいし、
新プログならそれも嬉しいし。
今シーズンのGPシリーズは欠場と決まっているので、初披露は順調に行って全日本選手権になるのでしょうか。
12月まで楽しみに待ちたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年09月23日
スケート界に人財はいないの?
昨日伝えられたこのニュース、皆さまはどう感じられたでしょうか?
9月22日 Sponichi Annexより
新理事に谷本歩実さん 日本スケート連盟に「新しい風を」、メンタル強化に期待
日本スケート連盟は22日、都内で理事会と評議委員会を開催し、令和2、3年度の役員改選が行われた。理事には新たに柔道女子63キロ級で04年アテネ、08年北京五輪の金メダリストである谷本歩実さん(39)らが就任した。
谷本さんは「これからの時代に女性の活躍や他競技からの新しい風など、そういった部分で力になれないかと声をかけていただいた」と話し「引退してから自分自身がなぜその結果にたどり着いたのか分析してきた。心理や栄養やフィジカル、医学、栄養学だったり、いろんなことを現場に届けられるように。また普及活動も世界各国や日本でもやってきたので、そういったこともやっていきたい」と抱負を語った。
谷本さんは、JOCの強化選手向けに講義を行っていた経験がある。夏季と冬季で競技性は異なるが、「メダルを確実に獲らないといけない期待を背負うのは共通している。勉強しながら、しっかり応えられるように」と語った。22年北京五輪に向け、メンタル面の強化などに携わるという。
長島昭久会長(58)、荒川静香副会長(38)が続投し、新たに大学客員教授、日本ラグビー協会理事の斎木尚子氏(61)が副会長に就任した。
率直に言って、私はとても違和感を感じました。
谷本歩実さんは柔道界で活躍され、五輪2連覇という立派なご経歴の方だということは重々承知の上でも、やはり、柔道界の方がスケート連盟の理事に就任されるのは不自然な感じを受けてしまうのです。
また、日本ラグビー協会理事の斎木尚子氏が副会長に就任されたそうです。
なぜ、柔道?
なぜ、ラグビー?
スケート界には理事や副会長に相応しい人財が存在しないのでしょうか?
私はそんなことはないと思いたいですし、スケート界に、相応しい方はいらっしゃると思います。
例えば、谷本氏と同じく五輪2連覇している羽生選手ですが、将来柔道連盟の理事なったり、ラグビー協会の副会長に就任したりすることが想像できますか?
私には想像することができませんし、もし将来その様なことがあるとしたら、とても違和感を感じてしまうでしょう。
柔道やラグビーの分野に従事してきた谷本氏や斎木氏が、特にスケートに興味をお持ちだとも考えられません。
私の間違った憶測かもしれませんが、どうしてもこれは一種の天下りというか、ポスト配分だろうと感じてしまうのです。
現在もスケートとは何の関りも無い方が、突然会長に就任されたりしているわけですから、
スケート連盟の人事なんて、所詮そんなものなのでしょうか。
これまでも、そしてこれからも、スケート連盟に何か少しでも期待することはやめようと、改めて思わせる、私にとってはかなり憂鬱な気分になるニュースでした。
例えば日本フェンシング協会のように、それまでそのスポーツを牽引してきた太田雄貴氏が会長に就任し、様々な新しい考え方を実践されているケースのように、将来、羽生結弦会長率いる日本スケート連盟が存在する可能性はないのでしょうか。
まあ、しかし、考えてみれば、羽生選手はそんな小さな枠の中に閉じこもるのではなく、もっと広い世界で活躍して欲しいという気持ちの方が強いというのも事実です。
まだ少し先のことにはなるけれど、羽生選手はどんな未来図を描いているのでしょうか。
そんなことも考えさせられたニュースでした。
この中に、将来日本スケート連盟を率いる人財がいるかもしれませんね。
それを期待しておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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永遠のマスターピース
昨日、4連休の最後を飾ったのは、JSPORT 4で22:30から2時間放送された2015バルセロナGPF でした。
この2週間前の、NHK杯でSP、FS、総合得点の全てで世界最高を更新した羽生選手は、
このバルセロナGPFで、自身の記録した世界最高得点を再び全て乗り越えて行きました。
ユーロ解説が素晴しくて、これに付け加えることは何もありません。
フィギュアスケートの歴史に
永遠に輝くマスターピース
赤紫から青紫へのグラデーションで彩られた会場を見て、
ここで紫の衣装のOriginを滑ったら似合うだろうな、なんて考えてみたり。
そこにハビがいてくれてよかった。
本当に幸せな記憶、幸せな時代でした。
そして私はそんな幸せな気持ちで胸がいっぱいになり、何もせずに、そのまま眠りについたのでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年09月22日
ジェフリー・バトル インタビュー
先日、『フィギュアスケートLife Extra 男子シングル列伝』に掲載された無良さんのインタビューの記事(羽生結弦の美学)を書いたのですが、
今日はジェフリー・バトルさんのインタビュー記事の中から、フィギュアスケーターにとってシーズン途中でのプログラム変更の意味について語っている部分をご紹介したいと思います。
この本です。
バトルさん自身も、プログラムを元に戻した経験があり、羽生選手が昨シーズン四大陸選手権でプログラムを戻したことに関しても共感を持って語って下さっています。
「僕の現役時代にもそんな経験がありました 。
トリノ5輪の前に フリーを 古いプログラム (2季前の『サムソンとデリラ』 に戻したことです。
そのしばらく前から僕は、 最初のプログラムを充分演じ切れていない、自分にはもっと 演じられるはず、って感じていたんです。
2008年の 世界選手権前にも、今度はSPでプログラムを(前季の『アディオスノニーノ』に 戻しました。新しいプログラムが しっくり来ていなかったし、以前使っていた『アディオスのニーノ』 の方が僕にとって大切な意味のあるプログラムで、思い入れも深かったから。
だから、彼のような決断をするのは、スケーターとして自然なことですね。
スケーターは スケーター自身の 勘を信じるべき だと思うし、彼はきっと、ショパンの曲により強いコネクションを感じていたんだと思います。
だから僕は、彼が正直にそこに向き合ったことに感心しました。 それが重要な点なんです。
なぜなら、試合の場で最悪なのは、 試合が終わった時に『ああ、前のプログラムに戻しておけばよかった』と後悔することだから。
そのことがチラッとでも頭をかすめたら、もう消すことはできません。
自分がずっと考えていたこと、 自分がやりたいことを決断しなくてはならないことが、時にはあります。
自分にできることは全てやらなくてはならないんです」
羽生選手の「バラード第1番」を振付したバトルさんは、羽生選手のプログラム変更を全面的に理解し、支持してくれています。
羽生選手にとって、バトルさんのような方が近くにいてくださることは大層心強いだろうなと思いました。
バトルさんは現在クリケットクラブの振付師・コーチとして、オーサーコーチの元で仕事をされているそうです。
クリケットクラブについては、次のように語っています。
「クリケットクラブで素晴らしいと思うのは、コーチ間に仲間意識があることです。
みんなが一緒に指導するし、お互いの得意、不得意も知っているから、各選手が試合に向けての力を総合的に伸ばせるよう、みんなで力を合わせて教えている、そういうところですね」
このところ、あちこちでコーチ間の軋轢が話題になることが多いので、羽生選手がクリケットクラブで本当によかったなと思いました。
またクリケットクラブに帰って練習できるのはいつになるのでしょう。
一日も早く、安心して練習に打ち込める日がやって来ますように。
昨日はお天気も爽やかで、近くのデパートで開催中の北海道展に行ってみました。
入場制限がかかるほどの人出でしたが、ハスカップのお店(残念ながら山口さんのお店ではなかったのですが)があったので、ハスカップの生ジャムと冷凍品を買ってみました。
ハスカップはアイヌ語で「枝の上になるもの」という意味で、「アイヌの不老長寿の秘薬」と言われているそうです。
ジャムもとても美味しくて、ブルーベリーの3倍から10倍のアントシアニンが含まれるというのも、仕事で一日のほとんどの時間をパソコンに向かっている私には嬉しいものです。
冷凍ハスカップはスムージーにして色々楽しめそうです。
そして化粧品売り場では、これを予約しました!
クレ・ド・ポーのミニルージュ5本セットは秋らしいベリーカラー。
金色の羽根のデザインです!
10月21日の発売開始が楽しみです。
帰宅すると、またまた嬉しいカレンダー到着。
今回は能登さんの壁掛けタイプと卓上カレンダー
10月始まりなので、直ぐに使えます。
遠出はしなくても、昨日は連休らしいことが少しはできたかな。
結弦くんもご家族と一緒に、しばし楽しい時間が過ごせていますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年09月21日
FLY YUZU!
このプレゼント欲しいな――――
前々から欲しかったこのタオル。
ダメもとで応募しま~す。
締め切りは9月27日ですから、あまり時間もありません。
皆さまも是非!
🎁フォロー&RT&コメント🎁
— ANA旅のつぶやき【公式】 (@ANA_travel_info) September 21, 2020
あなたの #前向きになったエピソード を教えてください!抽選で100名様に「FLY! YUZU!タオル」(非売品)をプレゼント✨
①フォロー
②この投稿をRT(9/27まで)
③前向きになったエピソードに #同じ空の下つながろう をつけてツイート
※当選者にのみDM連絡#FLYYUZU pic.twitter.com/rFL8JrqZkw
(2018年2月27日 ANA本社を訪問して五輪連覇を報告)
昨日の空の日の羽生選手からの「白壁通信」、本当に良かったですね。
特にスポニチさんの記事に使われていたANAジャス写真は素敵です。
杉本記者のヒラメキ!
この写真を使うべきだ!とすぐに思いまして。 https://t.co/hHrqqv3CNT
— 杉本 亮輔 (@Sugimoto_Sports) September 20, 2020
今年元旦の紙面、私も大切に保存してあります。
2020年元日の特別紙面も投稿してみます。 pic.twitter.com/ll4k3aAtL6
— Sponichi on Ice (@SponichiF) September 20, 2020
白壁通信まとめて下さっています。
わぁぁぁ今月も白壁通信来た〜!!
— あやのこうじ (@icyhydrangea) September 20, 2020
ANAさんありがとう🥰なんか少し細くなった気もするけど…いつも心身共に健康でありますように🙏✨✨✨ pic.twitter.com/w63ebHnR8D
本当に毎月の「白壁通信」ですね。
私たちには十分すぎるほどの近況報告になっています。
きっと来月も何か来ますね。
盗撮なんて卑劣で愚かなことする必要全く無し!!!
今日も羽生選手が健やかで、心静かに過ごせていますように。
\今日は #空の日/
— ANA旅のつぶやき【公式】 (@ANA_travel_info) September 20, 2020
私たちは世界中どこにいても、同じ空の下つながっています😃✈️😃
羽生結弦選手と世界の空港スタッフからのメッセージ💌#羽田 #バンコク #ロンドン #ワシントンDC #羽生結弦 pic.twitter.com/Dkicb6Sctc
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年09月20日
同じ空の下で生きている
今日は空の日だったのですね。
初めて知りました。
\今日は #空の日/
— ANA旅のつぶやき【公式】 (@ANA_travel_info) September 20, 2020
私たちは世界中どこにいても、同じ空の下つながっています😃✈️😃
羽生結弦選手と世界の空港スタッフからのメッセージ💌#羽田 #バンコク #ロンドン #ワシントンDC #羽生結弦 pic.twitter.com/Dkicb6Sctc
今日、9月20日は「空の日」
私たちはどこにいても、
同じ空の下、つながっています。
東京から
バンコクから
ロンドンから
ワシントンから
私たちは同じ空でつながった運命共同体。
Covid-19のパンデミックで、そのことを一層強く感じるようになりました。
世界中が一致してそれを乗り越えた時、そこには前よりもより良い世界が広がっていますように。
また皆様と笑顔でお会いできる日を
楽しみにしています。
ANAさん、かつてないほどの困難な中でも、
こんな素敵な未来志向のメッセージを送ってくれてありがとう。
なんといっても、メッセンジャーが結弦くんなのが最高です。
私もまたANAに搭乗できる日を、
結弦くんに会える日を、
楽しみに待っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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今朝の記事も是非お読みくださいね。
⇒「羽生結弦の美学」
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羽生結弦の美学
先日購入した『フィギュアスケートLifeExtra 男子シングル列伝』、ようやく読み始めました。
全体の構成は、1988年カルガリー五輪から2018年平昌五輪まで、男子シングルと4回転ジャンプ発展の歴史を辿りながら、その時代を代表した選手たちの活躍を紹介しています。
およそ30年間のフィギュアスケート男子シングルの通史のようになっていて、私にとっては勉強にもなり、興味深く、なかなか良い本だなと思いました。
先ず最初に、現在までに成功している5種類の4回転ジャンプの初成功の歴史です。
☆1988年 4回転トゥループ成功 カート・ブラウニング(カナダ)
☆1988年 4回サルコウ成功 ティモシー・ゲーブル(アメリカ)
☆ 2011年 4回転ルッツ成功 ブランドン・ムロズ(アメリカ)
☆ 2016年 4回転フリップ成功 宇野昌磨(日本)
☆ 2016年 4回転ループ成功 羽生結弦(日本)
それまでアイスショーでは何度も跳んで見せてくれていた4回転ループを初めて試合で成功させたのは2016年のオータムクラシックでしたね。
ISUからの認定書授与
しかし、初成功しているのは北米と日本の選手で、フィギュア大国と言われるロシアの選手がいないのは意外でした。
本の冒頭には2本のインタビュー記事があります。
無良崇人さんとジェフリー・バトルさんです。
お二人共、先輩として、振付師として、羽生選手とは深い繋がりがあり、羽生選手についてのコメントにも共感しました。
今回は無良さんのインタビューから、特に羽生選手に関わる部分を抜粋してご紹介させていただきますね。
◆無良さんから羽生選手のジャンプについて。
「ジャンプをどう効率よく 飛ぶ のかというのは骨格によって変わってきます。
理想的な綺麗なジャンプ ……羽生選手みたいな体や感覚の 使いかたの ジャンプが、 見ていて一番クリーンに 見えると思います 。
羽生選手のジャンプって 最短距離で動くんですよね 。彼は、しっかりと右に残すところは残して タメをつくっているんですけど、 それをいざ動かす時の 動きは 最短距離を取る。
腕も、一番遠いところから 最短距離で 急激に締める。だから 力のロスが 少ないんです 」
Q:羽生選手の徹底的に効率化したジャンプとは、具体的にはどういうことなのでしょうか
「例えば 体の軸の位置についてだと、 僕が彼に4回転サルコーにアドバイスをもらったときに言われたのは 、エッジではなくて 体の軸が (理想の軌道を)通るように 足の位置も調節して動く
とかですね。
次の 、踏み込んで上がるという 動きをいかにしやすい形にできるかということを考えている 。
彼の頭の中にイメージがあって 、それに沿って、後ろに滑る力をロスさせないで、上手く力を利用して上に上がるから、後ろにも跳ぶ。無理やり跳ぶのではなくて、滑る力をスムースに回転をさせる部分や、空中に 上がる部分につなげていく、 その最適な解答を体に覚えさせていますね 。
そしてもう1つ、足を締めたり腕を締めたりする時、最短距離を通って最も早く締められるように、足や腕の位置を考えているし、身体をひねる時もひねりすぎると遅くなるし 、ひねらなさすぎると回転がつかないから、それをどの程度にするのかという答えを探し続けてきたのが、今の彼のジャンプ。
そうやってきたことで、『腕はここからここの位置』とか 、自分なりのものを持ったんです。
力を使わずに踏み込んで、最適な力加減でスッと締めることでジャンプを跳ぶという、徹底的に効率化されたやり方です」
無良さんのお話は、自身が4回転ジャンパーとして、すごく具体的で、実際にジャンプ時の感覚を細かく説明して下さっているので、しろうとの私が読んでもとても分かり易くて納得できました。
羽生選手がただやみくもにジャンプを跳ぶのではなく、人間工学や力学を研究しながら、理論上あるべき最適な形を求めて、ジャンプの理想形を追求しているのだということが理解できました。
プロフィールによると、羽生選手の練習時間は年間通して、週10時間ということですから、週20時間から40時間くらいの他の選手に比べて、圧倒的に少ないわけですが、その分、理論的な研究をしているのだろうなと想像できます。
世界ランキング1位の選手の練習時間が世界一少ないというパラドックス!
理論と技術に裏付けられた美しい数式のようなジャンプを、情感あふれる表現と組み合わせた究極のフィギュアスケート。
それが羽生結弦の美学なんだろうな、とも思いました。
2019年12月7日 トリノGPFにて「Origin」
美しい4回転ループ!
さて、今日は午前10時から早稲田大学の秋学期卒業式が行われますね。
Youtube配信されるということですが、今年は新型コロナ対策のため、各科の代表・副代表のみが出席するということです。
羽生選手は2013年春学期入学なので、2021年春の卒業なのかもしれないですね。
しかし卒論を提出済で前倒しで今秋卒業なのかもしれないし、もしも学科代表であれば出席の可能性も皆無ではありません。
念のためチェックしておこうかな、なんて思っています。
⇒https://youtu.be/Fb-F8eEowH0
(以下、早稲田大学Webサイトより)
1.2020年3月・9月学部卒業式、大学院学位授与式、芸術学校卒業式
※本式典は、2020年3月および9月卒業生・修了生を対象として、ライブ配信で実施します。
新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、本式典の出席者は2020年9月卒業・修了の各学部・研究科および芸術学校の代表、副代表のみとし、ライブ動画配信にて実施することになりました。
2020年3月卒業生・修了生におかれましても、式典会場にお呼びする予定となっておりましたが、その機会がなくなることとなり大変申し訳ございません。
以上は、秋学期以降、万全を期して一部対面授業を実施するための決定でもあります。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
なお、2020年9月博士学位授与式対象者への学位記授与方法については別途ご本人にご連絡いたします。
2020年9月20日(日)
式典開始予定時刻 10:00
配信URL https://youtu.be/Fb-F8eEowH0
対象:全学部・芸術学校・全研究科
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年09月18日
羽生結弦の言葉
秋になると出版、講座、トークショーなど、夏とはまた違ったイベントが増えてきますね。
羽生選手の新しい本が発売されるそうです。
新たな結弦くんの書籍に、写真提供してます🙇🏻 https://t.co/eoifbbdmZ3
— 能登 直 (@sunao_noto) September 18, 2020
ふわっとした能登さんらしい素敵な写真です。
サイズはA5版、10月26日(月)発売です。
羽生結弦の最新オフィシャルブックは“魂のメッセージ”の集大成!
シニアデビューした2010-11年シーズンから、初の四大陸選手権制覇を達成した2019-20年シーズンまで10シーズンの記憶と記録を凝縮、完全保存版の一冊!
「逆境は嫌いじゃない。弱いというのは強くなる可能性がある」
「自分が表現したいことは譲れない」
「誰に勝ちたいとかじゃなくて、己に勝ったうえで勝ちたい」
「目標は常に一緒ではなく、高くなっていく」
「プレッシャーは期待された時の『義務』。それをエネルギーにしたい」
「悔しさは僕にとって収穫でしかない」
「勝ち負けよりも、どれだけ成長できるか、どんな経験ができるか」
「守ることや捨てることは、いつでもできる」
「悔しいって言っていてもしょうがない。これからの1分1秒をどう過ごすか」
「真っ暗だからこそ見える光がある」
過去10シーズンにおける記者会見やインタビューから、「アスリート・羽生結弦」の思考や哲学、「人間・羽生結弦」の生きざまを象徴する言葉を厳選し、カメラマン能登直氏が撮影した印象的な写真とともに紹介。人生に勇気を与えてくれる珠玉の言葉が満載。全国のファンからアスリート、そして勇気を授かりたい人まで。ぜひ読んでほしい名言+ビジュアルブックです。
(宝島社H.P.より)
以前同じタイプの、「羽生結弦語録」という本がありました。
こちらはぴあ株式会社から発行されたもので、2015年10月1日発売でしたから、丁度5年前になりますね。写真はアフロ提供となっていました。
今回は能登さん撮影の写真なのも嬉しいです。
そして伊藤聡美さんのトークショーは、リアルとオンライン、両方で開催ということで、楽しみにしていたのですが、本日19時からの申し込みはあっという間に売り切れてになってしまいました。
定員は何人だったのか分かりませんが、ズームなら普通のバージョンでも500人くらいは大丈夫のはずです。
次回は是非是非もっと多数の方が参加できる設定にして欲しいです。
できればズームウェビナーにしていただければ、1万人視聴可能ですから、希望者全員が参加できるのではないでしょうか。
10月10日伊藤聡美さん@StmitoD出版記念トークショー開催
— KADOKAWA著者セミナー・イベント事務局 (@kadokawaseminar) September 17, 2020
お申込は明日18日19時から
それぞれ特典が違いますのでご確認下さい
50名リアル参加https://t.co/IhRU23Rcil
オンライン・書籍・クリアファイル・トートバッグ付https://t.co/Na8gERiscF
オンライン・トートバッグ付https://t.co/1uXGpYrLao
今日18日はこれも能登さんのカレンダーの発売日です。
楽しみです。
カレンダーが届くともう今年も終わりに近づいているなぁという感じが迫ってきますね。
明日19日には、ハゴロモのカレンダーも発売されます。
こちらは書店で確認してからにしようかなと思っています。
実はカレンダーって、特に大きなものはそんなに貼る場所もなく、最早コレクションです。
明日からは4連休になりますが、その最終日22日(火)には楽しみにしているテレビ放送があります。
10月22日(火)
JSPORT 4(BS) 22:30~24:30
ISUグランプリファイナル 2015ハイライト
ハビもパトリックもいました。
あの感動をもう一度味わえますね
皆さま良き連休をお過ごしください。
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2020年09月17日
3500年後に伝えたい
今日は前から予約してあった、クレタ文明についての講座に行ってきました。
紀元前15世紀頃、今から3500年ほど前にエーゲ海で栄えたミノア文明の中心地、クレタ島。
その中心だったクノッソス宮殿の遺跡には、今も色鮮やかなフレスコ画が多数残っています。
可愛いイルカや
麗しい婦人像も素晴らしいのですが、
私の一番のお気に入りは、百合の王子と呼ばれている若い男性像です。
(下のはイラクリオン考古学博物館にあるオリジナルを修復したものです。)
百合の王子と呼ばれているのは、宮殿遺跡の発見場所に再現レプリカとして描かれているように、元は百合の花に囲まれた構図だったからのようです。
屋外にあり、高さはおよそ3mくらいある、かなりの大きさの壁画です。
遺跡発見当初は、クノッソス宮殿の王子と考えられていたこともあるようですが、後の研究ではこの若者はアスリート(おそらく当時盛んだったボクシングの)だったとされています。
美しいプロポーション、しっかりした胸筋と脚の筋肉、引き締まった腰、誇り高い表情。
立派な被り物は勝利の冠なのでしょうか。
これは美しいアスリート像、と言われれば、なるほど納得してしまいますね。
もうお分かりかと思いますが、私は羽生選手を思い出していたのです。
3500年前のアスリートがこのようにリアルに残されている。
ならば、今から3500年後の世界に、羽生結弦の像や動画が残っていても不思議ではないと思ったのです。
3500年前の世界には写真もビデオも無かったのに、こんなに美しいアスリートの存在を私たちに残してくれているのです。
3500年後なんて、想像もつかないけれど、
人類が果たして生き延びられているのかも分からないけれど、
私たちが3500年前のアスリート像を美しいと感じるならば、きっと3500年後の人達も羽生結弦の像や演技をきっと美しいと感じてくれるだろうなと思ったのでした。
なんだか白昼夢のような話になってしまいましたが、
今日の午後、羽生選手のアーカイブを如何にして数千年後まで残せるのかと、私は結構真剣に考えてしまいました。
百合の王子と並んで立っても遜色ない羽生結弦。
薔薇の王子とでも呼ばれるのでしょうか。
3500年後の世界に、3500年前にはこんな素晴らしいアスリートがいたんだよ、と伝えたくなったのでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年09月16日
花になれ
昨夜は眠れぬままに、羽生選手の動画巡りをしてしまいました。
そんな中で素敵な動画を見つけました。
UPされたばかりの動画のようです。
指田郁也さん作詞の「花になれ」。
つだったか、羽生選手も「本当にいい歌詞だよねー」と言っていましたね。
素敵なMADを作ってくださったRosalie Roseさん、ありがとうございます。
どうか結弦くんが静かな環境で練習を続けられますように。
そして何よりも、健康でいてくれますように。
今日は全然別の本を探しに本屋さんに行ったのに、この雑誌を買ってしまいました。
4回転時代を切り拓いた男子シングル選手たちと歴史的トピックスをまとめた教科書的一冊。男子シングルの時代の移り変わりと採点やジャンプの変遷を知ることができる、濃厚・濃密なガイドブックです。
羽生選手のコーチであるオーサーや、そのライバルのボイタノ、4回転を初めて成功させたブラウニングなどの偉大なスケーターたち。今の選手たちに大きな影響を与えたプルシェンコ、ヤグディン、ウィアー、高橋大輔、またコーチや振付師としても活躍しているバトル、ランビエルなど、多くの名スケーターを美麗写真とともに詳細に紹介します。
現役で活躍する羽生結弦、宇野昌磨、ネイサン・チェンなどのトップ選手に加え、4回転時代を継承する鍵山優真、佐藤駿などのホープも網羅。
さらに、五輪の詳細なレポートに加えて、「五輪における4回転ジャンプの傾向」や「新採点方式導入と、その後の主なルール改正」などの歴史的事項をまとめたトピックスを掲載。
無良崇人が語るジャンプ理論や、トリノ五輪を詳細に振り返るジェフリー・バトルのインタビュー、また友野一希や日野龍樹らがレジェンドについて語るインタビューも必読です。
●独占インタビュー
無良崇人 「徹底解説 僕のジャンプ理論」
ジェフリー・バトル「時代を経ても、変わらないもの、大切なこと」
日野龍樹「僕の記憶の中で、今も輝きを放つスケーターたち」
ジェイソン・ブラウン 「表現の裏側にあるもの」
友野一希「自分が目指すスケートを教えてくれたレジェンドたち」
鈴木明子 「個性あふれる男子スケーターたち
ミーシャ・ジー「コーチとしての覚悟、振付師としての可能性」
4回転ジャンプの歴史を作った男たち
ブラウニング/ゲーブル/ムロズ/宇野昌磨/羽生結弦
礎を築いたレジェンドスケーターたち
ディック・バトン/佐藤信夫/ジョン・カリー/スコット・ハミルトン
その他にも、1988年カルガリー五輪から、2019年世界選手権までの歴史が写真でおさらいできます。
羽生選手を知ったことで初めてフィギュアスケートに大きな関心を持ち始めた私には、フィギュアスケートの歴史のお勉強になりそうです。
まだ読んでないけれど、無良さんやジェフリー・バトルさんのインタビューも面白そうです。
今シーズンはしばらくは羽生選手の姿が観れない分、新しい雑誌が発売されるとつい買いたくなってしまいます。
大分過ごしやすくなってきた夜に、ゆっくり読みたいと思います。
今日も結弦くんがいつものように練習できていますように。
ストーカーなんかに負けないで、どうかマイペースを貫いて。
熱唱していた、「弱いようで強い僕!」って歌詞覚えています!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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