2020年08月
2020年08月31日
夏の終わり
まだまだ残暑は続いていても、8月が終わると夏も終わったという感じになりますね。
巣ごもり状態だった夏の間中ずっと楽しませていただいたオンライン羽生結弦展も今日が最終日です。
名残り惜しいですね。
今日はもう一度全て見ておきましょう。
若杉カメラマンの写真解説楽しかったです。
いつかまた、大きな写真を会場で見られる日が来ることを願って。
[ #オンライン羽生結弦展 ] 本日(8月31日)、ついに最終日となりました!!期間中、本当にたくさんの方にご覧いただきました。ありがとうございました。あと1日、ゆっくりとお楽しみいただければ(若杉)
— 読売新聞写真部 (@tshashin) August 30, 2020
(*写真は、写真展から昨年のGPファイナル、フリーの直前です)https://t.co/o6jtTgV5bL pic.twitter.com/MYyU5FjV3X
https://www.yomiuri.co.jp/topics/20200615-OYT8T50061/
9月になるともう秋に向けて色々なことが動き出します。
9月2日(水)は午前10時から雪肌精オリジナルミラーキャンペーンの予約が開始されます。
果たして首尾よく予約できるかどうか分かりませんが、ダメもとで参加してみたいと思います。
http://www.kose.co.jp/sekkisei/miyabi/hanyu_cp202009/
9月8日(火)はシニアデビューからの10年を振り返る、別冊フィギュアスケート通信DXの発売日。
いつもはカラフルな表紙のことが多いですが、今回は黒い練習着の羽生選手です。
ある意味、どんな衣装よりも羽生選手らしい最高の衣装です。
裏表紙には2つのオリンピック金メダル。
<内容紹介>
公認大会で史上初となる4回転ループに成功、オリンピック2連覇、世界歴代最高得点の歴史的記録保持者であるなど、スポーツ界において数々の伝説を残す羽生結弦選手。その進化は今もなお止まらず、2019-2020シーズンからは4回転アクセルの次に難しい4回転ルッツをプログラムに組み込み、より高難易度なプログラムに挑戦し続けています。
そんな羽生結弦選手ですが、シニア選手としてデビューしてから今年で10シーズン目を迎えました。その記念として、これまでの歩みを振り返る特別号を出版したいと思い企画しました。デビュー戦であるNHK杯2010から歴史的快挙を成し遂げた四大陸選手権2020まで、たっぷりの写真で当時の感動が甦る特別号です。
9月18日は能登さんのカレンダーの発売日です。
続いて19日はハゴロモのカレンダー。
例年であれば、いよいよ試合シーズンに入り、GPシリーズを追いかけてあっという間に年末になるといった具合でしたが、今年は羽生選手のいないGPシリーズには興味も持てず、どのように秋冬を過ごしたらいいものだろうか…
何やら日本スケート連盟周辺がザワザワしているようですね。
橋本聖子氏が新内閣では五輪相を外れるかもしれないとか、
https://hochi.news/articles/20200830-OHT1T50216.html
長島現会長が突然羽生選手を持ち上げだしたりとか。
あいきょさんの仰るとおりです。羽生選手ご本人にとっても苦渋の決断でした。考え抜いた立派な判断だったと思います。連盟としても、ご本人の判断を尊重させていただきました。 https://t.co/YUWXkicFys
— 長島昭久 Akihisa NAGASHIMA, MP (@nagashima21) August 30, 2020
羽生選手は自分が一私人であり、一アマチュア選手でありながらも、既に公人に近い存在なのだということを理解しているのです。
「羽生結弦」と言う存在の公共性を客観的に正しく認識しているからこその判断なのです。
某国首相のように、正真正銘の「公人」でありながら、最後まで徹頭徹尾「私人」であった方とは正反対の、責任感の強い人なのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年08月30日
4回転半がある未来にContinue~
4A成功の暁には一体どんな紙面が上がって来るのか、楽しみでワクワクしますね。
羽生結弦の決断と、4回転半がある世界
SponichiAnnex 8月30日配信
Photo:小海途良幹
競技団体やマネジメント会社を通じて、アスリートがコメントを発表する時、それほど長くない文章が記されていることが多い。言葉の多寡が全てを決めるわけではないが、多い方が本人の意図が伝わりやすいのは明白だ。 28日、フィギュアスケート男子の羽生結弦(25=ANA)が今季のグランプリ(GP)シリーズを欠場すると、日本連盟が発表。添えられていた羽生のコメントは実に600字を超え、決断に至った3つの理由を詳細に説明していた。 まず、自身が喘息を抱えていることもあり、新型コロナウイルスへの感染リスクを考慮したこと。
続いて、各国で渡航制限が敷かれており、現状ではカナダでの調整やオーサー・コーチの来日が難しいこと。
そして、3つ目に挙げたのが周囲への配慮だった。 「このコロナ禍の中、私が動くことによって、多くの人が移動し集まる可能性があり、その結果として感染リスクが高まる可能性もあります。世界での感染者数の増加ペースが衰えておらず、その感染拡大のきっかけになってはいけないと考え、私が自粛し、感染拡大の予防に努めるとなれば、感染拡大防止の活動の一つになりえると考えております」 ライバルと競い、表現する場として競技会に闘志を燃やしてきた羽生にとって、苦渋の決断だったと容易に推察できる。だが、常に周囲に気を配り、自身の影響力を正確に認識している羽生にとっては、必然の決断だったとも思える。 欠場の理由が故障でなかったことは、ポジティブな材料だ。25日に日本テレビの報道番組「newsevery.」にリモート収録で出演した際、成功すれば人類初となるクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)への意欲を語っている。 「自分が一番、今スケートやっていて大事にしなきゃいけないものは、やっぱりアクセルだなって思っていますし、ある意味、この時間は原点に帰って、今まで自分が多くの先生に習ってきたことを考え直しながら練習できる時間にはなっているかなと思います」 例年なら9月のチャレンジャー・シリーズからシーズンを始動し、10~11月にGPシリーズ2大会出場、12月にGPファイナル、全日本選手権という流れ。シーズン中は各大会への調整が優先されるため、重点的に4回転半の練習に取り組むのは難しい。 2月の四大陸選手権(韓国・ソウル)でジュニア&シニアの主要国際大会を完全制覇する“スーパースラム”を達成した後、4回転半について「降りるまで、もうちょっとって感じですね」と話していた。GPシリーズを欠場する今季序盤は、超大技と向き合う時間が増えるのは間違いない。“もうちょっと”を埋める可能性は十分にあると見た。 次に羽生が勝負のリンクに立つ時、世界はどんな姿になっているだろう。観客が声援を送り、長久保豊、小海途良幹の両カメラマンが腕を競い、私と大和弘明記者は懸命にメモを取る。
予定構成表には「4A」という文字があり、本番で鮮やかに決める。
心からの闘いを、それぞれの場所で。
そんな未来に、思いをはせてみようか。
(記者コラム・杉本亮輔)
羽生選手が今シーズンのGPシリーズ欠場を早々と発表したことで、少なくとも12月の全日本選手権までは、おそらくスケートをする羽生選手を見る機会はないでしょう。
しかし今、羽生選手は卒論も完成し、きっと気掛かりだったであろう大学卒業の見通しも立ち、ようやく仙台でご家族一緒に落ち着いた時間を過ごせているのでは、と思うと、この自粛期間も決して無駄ではない、というか、羽生選手はこれを無駄にはしないだろうと確信しています。
オリンピックを2連覇し、男子シングル初のスーパースラムも達成した今、やり残しているのは4回転アクセルだけと言ってよいでしょう。
「自分が一番、今スケートやっていて大事にしなきゃいけないものは、やっぱりアクセル」
その言葉の通り、この自粛期間中に着実に完成目指して、慣れ親しんだ仙台のホームリンクで練習できているのだとしたら、ファンとして幸せな気持ちでいられます。
今シーズンがどんな風になっていくのか、不確定要素でいっぱいですが、4回転半がある未来は必ずやって来ると、私も信じています。
トリノGPFでの4A練習連続写真です。(スポーツ報知)
4回転半は回っているのではないでしょうか。
あとは着氷!
どうかケガだけはしませんように。
今日はContinues~withWings~ の1日目の再放送がありました。
何度観ても飽きることなく、最初から最後までしっかり観てしまいました。
2日目、3日目の再放送は来週末の9月5日(土)、9月6日(日)です。
【ch2】遂にきょう30(日)午前11:30~、さらに来月9・5(土)、9・6(日)と3日間にわたって⛸平昌五輪の凱旋報告とファンへの感謝を込めたアイスショー「Continues ~with Wings~」待望の再放送✨ #羽生結弦 #CWW https://t.co/cA8JF0bou3 pic.twitter.com/oYxyYPgiqW
— CSテレ朝チャンネル (@tvasahi_cs) August 29, 2020
1日目のニュースをまとめた動画を見つけました。
ツィゴイネルワイゼンの衣装で現れた時のインパクトは凄かったです。

今思い出しても、本当に幸せな3日間でした。
さらに盛り上がっていく2日目、3日目の再放送が楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年08月29日
8月最後の週末はFaOI とCwWで!
「新型コロナウイルスと気管支喘息(ぜんそく)の関係性については、まだ確証となるものはなく、情報も十分ではないので判断が難しいところですが、呼吸器系基礎疾患を有する者が新型コロナウイルスに罹患(りかん)した場合、重症化し易(やす)いとの情報もあるので、可能な限り慎重に行動したいと考えています。また、気管支喘息に関係なく、一部の選手が新型コロナウイルスに罹患した後、後遺症によって選手活動が困難になってしまっている点からも、慎重に行動を検討する必要性があると思っております。 現段階で、カナダ在住のオーサーコーチが日本での試合に帯同するために来日することが困難であることが予想されます。一方、私が日本からカナダの試合に出場する場合は、カナダ入国後2週間の自己隔離が必要となります。その期間、練習など一切のスケートの活動ができないため、選手にとって万全の状態で試合に臨むことができません。 このコロナ禍の中、私が動くことによって、多くの人が移動し集まる可能性があり、その結果として感染リスクが高まる可能性もあります。 世界での感染者数の増加ペースが衰えておらず、その感染拡大のきっかけになってはいけないと考え、私が自粛し、感染拡大の予防に努めるとなれば、感染拡大防止の活動の一つになりえると考えております。 大変残念ではありますが、以上の理由から、今シーズンのISUグランプリシリーズを欠場することを決心いたしました。 一日も早く新型コロナウイルスが収束することを願っております」
もう読まれた方が多いかと思いますが、昨日発表された羽生選手のGPシリーズ欠場についてのコメント全文です。
正直ほっとしました。
羽生選手が行くところ、コーチを初めとした関係者、記者やカメラマンの報道陣、ファン、スポンサー各社の担当者など、大勢の方が移動することになるし、なによりも、喘息という基礎疾患を抱えた羽生選手が感染したら大変なことになります。
完治したと思えても、色々な後遺症も残る場合もあるということですから、今は何よりも動かない事、それが最善の策であることは間違いありません。
先日24時間TVでのコメントで語っていたことを実行してくれたのですね。
羽生結弦選手が動いたこと②(了)
— norakuro🍀🕊✨ (@norakuro008) August 23, 2020
24TV#羽TV pic.twitter.com/qNlEYMZDD7
これで今年のGPシリーズ、GPファイナルで羽生選手のスケートを観ることはできなくなりましたが、全日本選手権がもし実施されれば、そこで初めて氷上の羽生選手を見ることができかもしれません。
でも、羽生選手が同じ日本空の下、仙台にいるというだけでも、少し嬉しい気持ちなります。
仙台の街の空気を吸いに行きたいな。
さて、猛暑の8月も最後の週末になりました。
8月の最後に上がる花火のように、ファンタジー・オン・アイス2019 神戸公演と、
Continues ~with Wings~ の放送があります。
FaOI 2019は1年前、Continues は2年前のことですが、なんだかもう遠い昔の出来事のように感じてしまいます。
それくらい世界と私たちの生活の仕方が変わってしまったからでしょう。
羽生選手のスケートを観ることはしばらくはできそうもない中で、今週末の2つのアイスショーは夏の疲れを癒してくれそうです。
8月29日(金)12:00~15:30 テレ朝Ch2
ファンタジー・オン・アイス 2019 神戸公演
としさんとのコラボ最高でしたね!
8月30日(日)11:30~14:00 テレ朝Ch2
Continues~with Wings~ 羽生結弦凱旋、そして感謝の公演(初日)
初日はなんとツィゴイネルワイゼンの衣装で登場!
そして来週末は2日目、3日目の放送もあります。
9月5日(土)12:00~14:35 テレ朝Ch2
Continues~with Wings~ 羽生結弦凱旋、そして感謝の公演(2日目)
9月6日(日)12:00~14:40 テレ朝Ch2
Continues~with Wings~ 羽生結弦凱旋、そして感謝の公演(3日目)
私にとって、Continues ~with Wings ~ はこれまで観た中で最高のアイスショーです

いつかまたContinues第2回目を観ることができますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年08月28日
We shall overcome
「私はアスリートである前に1人の黒人女性です。黒人女性として、テニスよりも、もっと大事な問題があります。棄権することで劇的に何かが変わることを期待してはいませんが、白人が主流の競技で議論を始めるきっかけにできれば、正しい方向に進むための第一歩になると思っています。警察官の手で黒人が虐殺され続けているのを見ると本当に胸が痛くなります。何度も何度も同じ話題を扱うことに疲れ切っています。いつになったら終わるのでしょう」
(NHKニュースより)
大坂なおみさんの勇気ある言葉と行動に心を打たれました。
それと同時に、テニスと同じく白人が主流のフィギュアスケートでも、白人以外の選手に対する有形無形の圧力は掛かっているのだろうということも想像しました。
そして、大坂なおみ選手も、羽生結弦選手も、実力でその圧力を跳ね返すという意味では、同じ立ち位置にいるのだろうと思いました。
1968年に暗殺されたキング牧師が、リンカーンの奴隷解放宣言100周年を記念した大集会で、
”I HAVE A DREAM !”と叫んだのは1963年の正に今日、8月28日ことでした。
それから57年後の今、2020年の人類は、どれくらい進歩したのでしょうか。
遅々たる歩みであっても、後退はしていない、前進しているのだと信じたい。
1963年8月28日、ワシントンの大集会でのキング牧師の演説です。
日本語字幕付きで17分程です。是非ご覧ください。
どうか出来得る限り近い未来に、キング牧師の「夢」が叶いますように。
We shall overcome !
******
8月はブログランキングからは外れて、これからしたい事や新型コロナ終息後にしたいことなどを考えて過ごしました。
そして9月からまたランキングにも復帰しようと考えていたのですが、このところ連発する米国での信じがたい出来事を見ていて、キング牧師の有名な演説が8月28日だったことに気が付き、9月を待たずに今日からまた復帰することにしました。
毎日は書けないかもしれませんが、また読んでいただけると嬉しいです。
昨日は、楽しみに待っていたものと、予期せぬお知らせが届きました。
予約したはずなのになかなか届かない。
もしかしたら予約できていなかったのかと、少し心配になっていた羽生結弦展グッズが遂に私のところにも届きました!
2回に分けて注文した内の第1回分です。
ひとつひとつ大切に見ながら、楽しんでいます。
タオルを使うべきかどうか迷う。
写真集も素晴らしくて、もう1冊買っておくべきだったと悔やまれます。
きょうはまた、8月31日までと残り少なくなったオンライン羽生結弦展をゆっくり回ってみようと思います。
さらに夕方ポストをのぞくと、こんな素敵な葉書が届いていました。
日本では新型コロナのために中止となった、雪肌精の幻のOriginミラープレゼント企画です。
これはもう、絶対欲しい!
Web予約してから、指定時間に受け取りに行くというシステムらしいです。
公式サイトにも注文手順の詳しい説明がありました。
http://www.kose.co.jp/sekkisei/miyabi/hanyu_cp202009/
しかしこれから9月2日までに研究しないと上手く買えそうにありません

最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年08月24日
卒論完成と24時間TV
卒論完成おめでとう!
卒論完成、おめでとうございます!#Yahooニュースhttps://t.co/4vzUqSochb
— 向後千春 (@kogo) August 23, 2020
向後千春先生は羽生選手の卒論指導教授なのでしょうね。
早稲田大学人間科学学術院教授。博士(教育学)(東京学芸大学)。専門は、教育工学、教育心理学、インストラクショナルデザイン、アドラー心理学。
先生がお祝いして下さっているところからも、羽生選手の卒論が優秀なものだったことが推測されますね!
羽生選手が早稲田大学に入学したのは2013年でしたから、8年後の2021年3月が卒業のタイムリミットです。
なので私は、羽生選手は今年すべてのアイスショーが中止になったことにより空いた時間を、
目いっぱい勉強に割いて、来年の卒業に向けて頑張っていると信じていました。
羽生選手の性格からしても、一度始めたことを中途半端で終わらせることは無いはずだと信じていたのです。
羽生選手はそんな願いに1000%応えてくれました。
彼にしかできない方法で!
「フィギュアスケートにおいて、モーションキャプチャ技術っていうのはどれだけ使えるかっていうのと、どういうふうな展望があるかをまとめた論文です、基本的には」。
自らの体にモーションキャプチャを付け、陸上でジャンプ。トリプルアクセルをデジタル化することで、将来的な選手の技術向上やAI採点など競技発展に役立つことを願っている。
フィギュアスケートの正しい技術の継承や、多くのファンも望んでいる採点へのAIの導入について、羽生選手も同じ問題意識を持っていることが伝わる卒論テーマが、ことのほか嬉しかったです。
この卒論、是非読ませていただきたいです。
もしかしたら今頃は、もう出版社からオファーが殺到しているかもしれませんね。
24時間テレビの映像お借りしました。
ふうせんさん、norakuroさん、ありがとうございます。
オープニングも羽生選手だったことにはビックリでした。
24時間テレビ
— ふうせん (@taedonyzlove) August 22, 2020
羽生選手オープニング✨✨ pic.twitter.com/mnNWxDsGdy
羽生結弦選手が動いたこと①
— norakuro🍀🕊✨ (@norakuro008) August 23, 2020
24TV#羽TV pic.twitter.com/j4IW53PKRO
羽生結弦選手が動いたこと②(了)
— norakuro🍀🕊✨ (@norakuro008) August 23, 2020
24TV#羽TV pic.twitter.com/qNlEYMZDD7
「病床数が増えれば増えるほど医療の最前線でウイルスと闘っている方々はすごく大変だなと常日頃感じていて。
ウイルスをまず自分に感染させない。そこから広げないことをすることこそが、一番の皆さんへの応援。
感染拡大につながるような行動をしないという選択をしているだけで、僕たちは回復した未来に向かって動けているんだなと思っている」
本当に、一人一人が自分が感染しないようにすることが、同時に周りの人々を守ることになるのですね。
新型コロナ、世界が力を合わせて2年未満に終息させたい=WHO テドロス事務局長
(ロイター)
このパンデミックが終息する日は必ずやって来ます。
「回復した未来」をあれこれ想像しながら、今を耐えていこうと思いました。

テレ朝Ch2 8月30日・9月5日・9月6日
楽しみです!
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2020年08月21日
FSマガジンはファンクラブ機関誌のよう
猛暑の中でも買いに行ってきたフィギュアスケートマガジン。
これはほとんど羽生結弦ファンクラブ機関誌のようです。
ピンナップは2枚。表裏計4種⛸
— ベースボール・マガジン社【販売部】 (@bbm_hanbai) August 12, 2020
①表2018.2.17@GANGNEUNG
①裏2015.11.29@NAGANO
②表2015.12.10@BARCELONA
②裏2018.2.18@PYEONGCHANG
いつもながら羽生結弦ファンを代表するかのような、愛と熱意に満ちた文章で埋め尽くされています。
まだ読み始めたばかりですが、いつも思うのは、フィギュアスケートマガジンの記事のタイトルが秀逸なこと。
2012年世界選手権は、
言葉を超越した「野生」。
「初々しい少年の面影と、体の奥底に眠っていた本能の表出。
その瞬間こそ、日本のライジング・サンが世界王者へと踏み出す伝説の始まりだった」
美しい容姿の中に秘めた、野生的ともいえる燃えるような闘争心は、あの時も、今も、羽生選手の魅力です。
羽生選手自身も確かCwWで「あの時のロミオは超えられないかもしれないけど、、、」と言っていたように記憶していますが、彼自身にとっても特別な瞬間だったのだと思います。
そして2014年ソチオリンピックは、
震災と、仙台と、青の時代。
ソチの記憶は青。
それはその通りですね!
シャツの青、リンクサイドの青がシンクロして、ソチは青のイメージ。
この記事は日刊スポーツの阿部健吾記者によるものですが、特に私の心に響いたのは、以下のような羽生選手の言葉を伝えてくれた部分でした。
ソチ五輪シーズンの開幕前、羽生に聞いたことがある。
羽生選手にとって、スケート人生のターニングポイントを挙げるとしたら?
羽生は少し考えた後、「言っていいのかわからないけど」と前置きして続けた。「奈々美先生との出会いです」と。
アイスリンク仙台一時閉鎖され、しばらく伸び悩んだ小学生時代の思い出を語りながら「そんな時、助けてくれたのが奈々美先生だったんです。これがジャンプだと思えた。
ターニングポイントは、確かに奈々美先生というのはあります」と言い切った。
既にクリケットクラブでオーサーコーチに師事していた時でありましたが、奈々美先生との出会いがターニングポイントだったと言い切ったところに、羽生選手の本当の気持ちが表れているなあと感じました。
その後に続く「STAY GOLD! 羽生結弦、黄金の軌跡」は、2014年全日本選手権から平昌オリンピックまでの、羽生選手の戦いの歴史とFSマガジンの取材の記録を綴っています。一番近くで見ていた記者の記録を読むと、一つ一つの試合を思い出しながら追体験している気分になりますね。
そして本の最後には恒例の記者座談会です。
今回もリモート座談会だったということですが、写真を含めて10ページにわたり、いつもの3人のトークが繰り広げられています。
今回のテーマは「羽生結弦をとことん語ろう」です。
3人のお話で印象に残ったところを少しだけ引用させていただきました。
小海途さん:僕が一番印象に残っているのは、やっぱり平昌五輪なんです。1つもミスができない状況の中で、その時に考え得る最善のプロセスを歩んで金メダルを獲った。
その過程を見た上で結果も見ることができたのは、カメラマンとしての財産だと思います。この先まだまだカメラマンとしてやっていくつもりですが、カメラマン人生のハイライトになるシーンだったんじゃないかなと。
高木恵さん:取材をしていて、人として学ぶところが多いですよね。羽生選手を見ていると、「全力ってこういうことを言うんだ」と思います。
「この人はいつも一生懸命なんだな」って。私は羽生選手から、本当の「全力」を学びました。
吉田学史さん:他のアスリートと明らかに違うのは本来の「素」の部分とは違う、別の人格を持っていることですね。
「これは羽生結弦じゃない」ということを彼自身、口にしますよね。家にいる時の自分とは違う「羽生結弦」が、彼の中に存在している。そこが他のアスリートと決定的に違う部分だと思います。さらに言うと、自分の中に別の人格をつくることで、いろんなプレッシャーを受け止めることもできるのかな、と。
小海途さん:流れの中では見えていなかった迫力であったり、美しさであったり、感情であったり。
そういったものが「切り取る」中で多々、見えてくるんです。そういう部分で羽生選手は特別だと思いますし、撮っていて面白いですね。
「時を止める」価値のある被写体というか。
まだ全部は読み終わっていないのですが、2012年ニース世界選手権から2018年平昌オリンピックまでの羽生選手の歴史とフィギュアスケートマガジンの取材記録をまとめた本誌はファン必読の1冊です。
タイミングよく小海途さんを取り上げた記事を見つけました。
「神ラマン」と呼ばれちゃっていますね。
フィギュア界の「神ラマン」が自ら選んだ羽生結弦のベストショット : https://t.co/gaviYcBRrQ #現代ビジネス
— 現代ビジネス (@gendai_biz) August 19, 2020
記事全文はこちらからどうぞ⇓
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/74922
8月も残すところあと10日になりました。
まだまだ新型コロナに加え、熱中症にも注意しなければならない日々が続きますが、
昨日は藤井聡太くんの二冠達成という快挙が伝えられ、少し涼風を感じたような気分になりました。
コロナ禍の自粛期間に研究を重ねたことが、聡太くんの将棋に一層磨きをかけることに役立ったという解説も聞かれました。
羽生選手も新シーズンに向けてどこかで練習に励んでいるはず。
そう思うと頑張ろうと気持ちにもなります。
Continues with Wings の再放送もとても楽しみです。
【ch2】8・30(日)、9・5(土)、9・6(日)と3日間にわたって⛸平昌五輪の凱旋報告とファンへの感謝を込めたアイスショー「Continues ~with Wings~」待望の再放送✨ #羽生結弦 #CWW 是非お楽しみに‼ https://t.co/cA8JF0bou3 pic.twitter.com/JWALZamUB4
— CSテレ朝チャンネル (@tvasahi_cs) August 15, 2020
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年08月10日
結弦くんの笑顔が見たい
皆様こんにちは。
梅雨明けから一転して暑さ全開となり、日中は家に閉じこもり、夕方から夜にかけて外出という夜行族になっています。
ジュニアGPシリーズが中止になり、シニアも中止かと思っていたところ、
変則的な形で開催されるようです。
ISU Communication No.2339
スケジュールはこのようになっています。
羽生選手はスケートカナダかNHK杯のどちらかが選択肢になるわけですが、
昨年の素晴らしいスケートカナダの記憶から、そしてコーチ陣からのサポートが受けられるメリットから、是非ともスケートカナダにエントリーして欲しいと願っています。
変則的な開催だとしても、なによりも楽しみなのは、羽生選手の新プログラムが披露される可能性もあることです。
エントリーの発表を楽しみに待ちたいと思います。
夏休みのイメージが強いはずの8月ですが、
いつもなにか重い空気感を感じるのは暑さのためだけではないような気がします。
ヒロシマ、ナガサキ、そして敗戦へと続く日々が、当時を生きた人々の追体験を促しているからでしょうか。
いくつか気になった記事をピックアップしておきます。
原爆投下「不要だった」 歴史家の寄稿掲載―米紙
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080600833&g=int核の傘依存、原爆の教訓無視 日本、保有国と「共犯」―ICAN事務局長
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080600702&g=pol若者たちがスポーツに全力を尽くせる時代がいつまでも続きますように。
結弦くんの笑顔がいつまでも続きますように。
Yuzuru Hanyu neşesinde bir bayram diliyoruz.😉
— sportstv 😷 (@sportstv) July 31, 2020
🎦 (via @hanyusei)pic.twitter.com/Z0FwtR7q3q
トルコの放送局、最近急速にゆづファン化していますね。
昨日8月9日はハグの日でもあったのですね。
いつも素敵なMADを見せて下さるゆづマミさんの新作です。
#ハグの日 に
— ゆづ★マミ with Wings໒꒱ (@yuzu_kyun_mami) August 8, 2020
大好きな結弦くんのハグシーンを✨
大切な人が温かな愛に包まれる
こんな幸せな瞬間を
これからも何度も何度も
見届けられますように…
🎵Official髭男dism「I LOVE…」#ゆづMAD pic.twitter.com/XjEB0lg6yr
いつかまた、思いっきりハグできる日が来ることを信じて。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年08月05日
プルシェンコさんにエールを
「プログラムを観たが、ひどいものだ」プルシェンコがコストルナヤ移籍に関して、旧陣営へ辛辣なコメント
THE DIGEST編集部
2020.08.04
https://thedigestweb.com/topics_detail13/id=20664
記事のタイトルには「辛辣なコメント」と書かれていますが、私は少しも辛辣とは思いませんでした。
プルシェンコさんが言っていることは極めて真っ当なことだと思いました。
2022年北京オリンピックまでは1年半しかありません。
北京まと明言しているコストルナヤ選手が、限られた時間の中で自分の可能性を追求したいと考えるのは当然のことです。
自分が正しいと判断した道に進もうという彼女の選択を否定する権利は誰にもありません。
もちろんエテリコーチはじめこれまでの指導者に礼を尽くさなければなりませんが。
プルシェンコさんにとっても、コーチとしての力量を示さなければならない正念場です。
プルシェンコさんにエールを送りたいと思います。
よろしければこちらも合わせてお読みください。
過去記事より(2020年5月8日)
プルシェンコさんの挑戦
コストルナヤ選手、シェルバコワ選手と共にロシア3人娘といわれるトゥルソワ選手が、トゥトべリーゼ女史率いるサンボ70から、プルシェンコさんの元に移籍するというニュースは驚きでした。
(2020欧州選手権)
色々な憶測が行きかっているようですが、これはトゥルソワ選手の挑戦でもあり、同時にプルシェンコさんの大きな挑戦でもあります。
トゥルソワ選手と同時にサンボ70のジャンプコーチのセルゲイ・ロザノフ氏もプルシェンコさんの元に移籍するというのも驚きです。
これまで、トゥトべリーゼ女史の他には、コーチとして表立っていたのはグレイヘンガウス氏、ドゥダコフ氏くらいで、ロザノフ氏の存在はほとんど見えていなかったと思います。
私も初めて聞く名前でした。
野心的な目をしたイケメンコーチであることは間違いないようですね。
ロシアフィギュアスケート界に衝撃が走ったことは間違いありません。
この記事が手際よくまとめてくれています。
THE ANSWER の記事より
トルソワ電撃移籍 母国識者がプルシェンコにエールのワケ「大きな重圧が控えている」
5/8(金) 16:33配信
アリョーナ・コストルナヤ、アンナ・シェルバコワとともに“天才3人娘”として2019-20年のフィギュア界を席巻したトルソワ。トゥトベリーゼコーチのもとを離れたことは衝撃をもって受け止められた。ロシアスポーツ紙「スポルトエクスプレス」では、コーチのセルゲイ・ロザノフ氏もともに移籍することを伝えつつ、識者の反応を紹介している。
まず数多くの名スケーターを育ててきた重鎮タチアナ・タラソワ氏は「トゥトベリーゼ氏のところには、トルソワの代わりになる教え子がまだたくさんいます。教え子がそのコーチから別のコーチのところへ移籍することはあり得ることです」とエテリ氏のもとには数多くの才能溢れる選手が残ることに触れつつ、こう続けている。
「コーチの変更――それはいつも宝くじのようなものです。エフゲニー(プルシェンコ氏)は自分が指導するもとに、とてもいい少女を、世界記録保持者を得た。これは彼にとってとても大きな責任です。私は、彼がすべてうまくいくように願っています。これは彼にとって有能なコーチとして認められるチャンスです」
プルシェンコ氏にとってはチャンスだとも指摘している。
またアイスダンスの世界王者でソルトレイクシティ五輪の銀メダリスト、イリヤ・アベルブフ氏はまずトルソワの素質を絶賛している。
「サーシャ・トルソワ――とても優れた才能に恵まれた天才的な女子スケーターであり、4回転ジャンプに関する記録を持っていて、昨シーズン、見事な演技を見せました。彼女は我々の誇りで、彼女の幸運を祈るだけです」
さらに同氏は、過去の移籍劇も引き合いに出してこう続けている。
「そういったことはいつの時代でもあったことで、時々、移籍はその選択が正しかったことを証明してきました。例えば、アレクセイ・ヤグディンは彼にすべての技術を教えたアレクセイ・ミーシン氏のもとを去りました、だが、彼にはプルシェンコとのとても激しい競争があった。タチアナ・タラソワ氏はヤグディンが芸術的才能と闘う資質を身につけ、2002年のソルトレイクシティ五輪で金メダルを獲得するのを助けました」
また、移籍が成績の低下を招く可能性があるのではないかという問いかけに対しては「今、比較をするのは難しいです」と前置きしたうえで、トルソワ、トゥトベリーゼ氏、プルシェンコ氏にも思いを巡らせている。
「トゥトベリーゼ氏にとっても、何しろお気に入りの教え子がいなくなるのはいつの時もとても精神的に痛みを伴う複雑な話だからです。みんな、トゥトベリーゼ氏に、トルソワをここまでに育ててくれてありがとうと言わなければなりません。サーシャ(トルソワの愛称)も去る決断をするのに困難な思いをした。
ジェーニャ(プルシェンコ氏)の幸運を願う必要があります。彼は長い間、選手たちを教えていますが、彼にはとても大きな仕事と大きな重圧が目前にひかえています。これは大きな挑戦です、なぜならすべての人が、サーシャは良い教育を受けた才能あるスケーターであることを分かっているからです。彼女は成長期にあります、彼女の本領を発揮していたコンディションを維持するために、大きな仕事を行う必要があります」
トルソワのみならず、プルシェンコ氏にとっても大きなプレッシャーとなるだろうと心境を思いやっている。フィギュアスケーターに移籍問題はつきもの。トルソワが新たなシーズンでどんな姿を見せてくれるのか楽しみに待ちたい。
(end)
今シーズンはGpシリーズも開催できるかどうかもわからず、実質的な来シーズン開始となるのはいつになるのか予想もつかない状態ですが、その時まで、水面下でまだまだ色々な動きがあるでしょう。
かつては共にミーシンコーチに師事していたプルシェンコさんとヤグディンさんは、結局ヤグディンさんがタラソワコーチの元に移籍して、その結果ソルトレイクシティオリンピックで金メダルを獲得しました。
この間の確執はヤグディンさんの自伝に詳しく書かれています。
しかし今ではミーシンコーチとタラソワさんも共にロシアフィギュアスケート界の重鎮として、良い関係を取り戻しているいるようです。
プルシェンコさんとヤグディンさんの二人はライバル関係にあり、色々あったけれど、ヤグディンさんはプルシェンコさんに個人的に人間として不信感を持ったことは一度もないと本の中で語っています。
この本とても面白く、自信を持ってお薦めできます。
頭脳明晰でかつ感受性が高く、少年のような心を持つヤグディンさんがどこか羽生選手と重なります。
羽生選手は尊敬するプルシェンコさんがコーチとしてどのような挑戦をして行くのか注目しているでしょうね。
選手としてスーパースターだった方がトップコーチとなっているのはむしろ珍しいくらいで、
現在活躍しているコーチとしては、オリンピック2度の銀メダリストのブライアン・オーサーコーチ、オリンピック銅メダリストのステファン・ランビエールコーチが目立つところです。
オリンピック金メダリストのプルシェンコさんがコーチとしても大きな成功を手にすることができるかどうか、期待して見守りたいと思います。
このプルシェンコさんの挑戦は、羽生選手が将来の方向性としてコーチを考えている、いない、にかかわらず、彼にとってもきっと興味深いことでしょう。

それにつけても、2012年のニースワールド後の、羽生選手のクリケットクラブへの移籍がうまくいった陰には、多くの人の協力と配慮、それに、何よりも気持ちよく送り出してくれた阿部奈々美コーチの存在が大きいように思います。
奈々美先生はそのいきさつについては一切語らず、その後も表には立たなくても、ずっと羽生選手を陰ながら支え続けてくれたのだと思います。
羽生選手は本当に理想的な移籍をして、結果として連続2度のオリンピック金メダリストになったのです。
それを本当に嬉しく思います。
(過去記事ここまで)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年08月03日
未来の自分を準備する
8月2日の23時59分に締め切られたオンライン羽生結弦展のグッズ購入、7月1日に購入した分が本当に買えているのかどうか自信が持てず、念のため急遽追加注文してしまいました。
オンライン羽生結弦展では若杉カメラマンの写真解説講座が人気でしたが、フィギュアスケートマガジンでおなじみの毛受カメラマンもBBMフォトギャラリーで、たくさんの写真解説をされています。
今回は2019-2020シーズンのエキシビションシリーズです。
羽生結弦のエキシビション【BBMフォトギャラリー15】
『パリの散歩道』
2019年10月27日 スケートカナダ
圧巻の演技で優勝を飾った次の日、エキシビションで演じられたのは、『パリの散歩道』、通称「パリ散」。言わずと知れた、ソチオリンピックで金メダルを獲得した時のショートプログラムの曲です。ピンスポットライトが当たり、凝った作りの衣装が映えます。
ソチ・オリンピックの時は19歳だった羽生選手。あれから約5年半、大人っぽいこの曲が、さらに似合うようになったと思います。ピンスポが追いつかなくて、ズレてるよー! と叫びながら撮ったのを思い出しますが、この瞬間はバッチリ当ててくれてます!
2019年11月24日 NHK杯
大会が始まる前、私たち取材陣(二人でしたけど)は、震災の爪痕が残る北海道・厚真町を訪ねました。この数ヶ月前、羽生選手がチャリティー番組で訪れたところです(詳細は「フィギュアスケートマガジン・シーズンハイライト号」」参照)。『春よ、来い』の演技が、いつも以上に胸に突き刺さりました。
いま、何かに苦しんでいる人たちに「春」が来るように。そのすべての人に向け、スケートで表現する羽生選手。全身から感情があふれ出し、力をみなぎらせてこちらに迫ってきます。この羽生選手に見合う写真が撮れるのか、いつも戦いです。勝ったことない。たぶん無理。でも頑張ります!
衣装のひらひらが背景から浮かび上がって美しいです。照明さんありがとうございます! エキシビションならではの写真と言えますね。
2019年12月8日 GPファイナル
この日のプログラムは『ノッテ・ステラータ』でした。この曲の歌詞はイタリア語なので、開催地にちなんで選ばれたのでしょうか。羽生選手が静かに白鳥を舞い、会場全体がうっとりしていくのが雰囲気で分かりました。
このプログラムは平昌オリンピックのエキシビションでも演じられたのですが、羽生選手の出番の数分前、私は会場を後にしなくてはならず、非常に辛かったことを思い出します。いまでも悔しい! まだお見せしたい写真があるので、これ以降は次回に持ち越しです!
いずれもカッコよく、素敵で美しい瞬間ですね。
フォトグラファーたちによる解説は、一番近くで観ていた人の沸き上がった感情や、現場の雰囲気をを伝えていただけて、大好きです。
BBMフォトギャラリーには、他にも毛受さんによる羽生選手の写真解説がたくさん上がっています。
是非ご覧ください。⇒https://www.bbm-japan.com/photos/17380361
もうすぐ発売のフィギュアスケートマガジンも楽しみです。
さて、私事ですが、8月はブログをほぼお休みしたいと思っています。
「ほぼ」というのは、どうしても書きたくなってしまうこともあるかもしれないので。
新型コロナパンデミックに振り回され、すっかり生活スタイルも変わってしまい、おそらく元のような生活には戻らない、戻れないだろうと思います。
閉塞感がつのり、何か新しい事を生活の中に取り入れなければ息苦しいような気持になってきたのです。
以前からやってみたかったことも幾つかあり、今こそ始めるべき時ではないかなと思うのです。
色々考えたり、研究したり、準備したり、取り組みたいことも多く、1日24時間の限られた時間の中では足りなくなりそうで、しばらくはブログはお休みすることにしたのです。
明日の自分は今日の自分が作るしかないので。
全ての準備する人達に向けた、羽生選手のCMにも後押しされました。
9月ごろになれば、今シーズンの試合の実施状況や羽生選手の予定も明らかになって来ると思います。
それまでの1か月間はしばらく自分のこれからやりたいこと、できることを考える時間に充てることにします。
やはり気になってしまうので、ランキングからも一時外れる予定です。
でも、ブログ自体はまた再開する時のためにこのままにしておきます。
もしも過去記事などご覧いただけるの場合は、「金色の翼にのって」と検索して下さったら出てくると思います。
ブログは書かなくても羽生選手を応援する気持ちには全く変わりありませんから、毎日ニュースをチェックしたり、写真集を眺めたりは同じことをするでしょう。
1か月後にブログ再開した時は、また見に来てくださいね!
梅雨も明けて、これからは暑さも厳しくなってきます。
皆さまもくれぐれも健康に気をつけて夏をのりきってくださいね。



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2020年08月02日
英雄、英雄を知る
ロシア女子の移籍問題を考えると、同じリンクでライバル同士が練習するのは、一見華やかで楽しそうに見えても、実はとても過酷で大変なことなのは想像できます。
(2020年欧州選手権、ロシア女子が表彰台を独占)
切磋琢磨といえば、聞こえは良いけれど、毎日が激烈な競争でしょうから。
かつて羽生結弦選手にも、パトリックやハビを追いかけていた時代がありました。
ソチオリンピック当時、多くの人達がその時点で世界選手権3連覇していたパトリックがオリンピックでも金メダルを獲るだろうと考えていたはずです。
しかし金メダルは羽生選手のもとへ。
その時のパトリックの気持ちを想像すると、どんなにか辛かったでことしょう。
しかし、彼は後日、羽生選手が金メダルに相応しかったと認めています。
そして、言うまでもなく、ハビとは同じリンクで練習しながら、かけがえのない友情を育みました。
羽生選手は今でもハビのサインが入ったiPod を愛用しています。
過去にこの3人について書いた記事があります。
「ユヅルとハビとパトリック」(2019年4月26日記事)
今日はその過去記事をそのまま再掲させていただきたいと思います。



今日発売のNumber、巻頭特集は
羽生結弦×ハビエル・フェルナンデス
そして
羽生結弦×パトリック・チャン
「彼は心の底からの戦士だった
羽生結弦×ハビエル・フェルナンデス」
「オリンピックと言うのは他の試合とは違ったプレッシャーがある。そこで普段のトレーニングをでやっていることを繰り返すことで、気持ちが落ち着くんです。ユヅと一緒にエッジワークをやったのは、別に前もって打ち合わせをしていたわけでなく。自然に起きたことでした。いつものホームリンクでの練習で積み重ねてきた想いが浮かんで、心が落ち着きました。
あのときは、もちろんユヅはもっとも強力なライバルではあったけど、同時に彼はトレーニングメイトなんだという気持ちもはっきりと感じました」

「彼の強さがどこから来るのか、わからない。
ただわかっているのは、彼は心底から戦士であるということ。
自分を信じる気持ちが強く、出場する全ての試合で勝たなくてはならないという強い思いをもって、自分自身にプレッシャーをかける。そしてここぞというところで、普段の実力以上のものをだして見せる。ぼくは出場する試合のすべてで勝たなくては、とは思わない。その時々でのコンディションがありますから。
でも彼は、試合に出るからには絶対に一番になるという気合で行く。その気力が彼の強さを支えていると思います」


アナザーストーリーや文芸春秋の記事で語られていたように、ユヅとハビの友情は本当に稀に咲く貴重な花のような存在だと思います。
ライバルであり、友であり、良き理解者であったハビがいたことで、どんなにかこの7年間が豊かなものになったことでしょう。
永遠に語られる伝説の二人になりますね。
「ユヅルが切り拓いた新時代」
羽生結弦×パトリック・チャン
「2013年カナダ世界選手権でタイトルは手にしたものの、下から追い上げられているのをひしひしと感じた。本当はトップにいる選手は後ろではなく前を見なくてはいけないのに、ぼくは差が詰まっていることに気をとられてしまったんです」

その新時代が始まったのは、間違いなく2014年のユヅルからだったと思う。彼が今の新しい世代、ネイサン、ショーマらの、新しいフィギュアスケートの世代を築いたのです」
「ユヅルが平昌で2度目の金メダルを手にするのを目にしたときに、思いがけない感動がわいてきたんです。実を言うとソチオリンピックでは、まだそれほど経験のない新人に負けてしまったという忸怩たる思いをなかなか拭い去ることができなかった。
でもユヅルがソチから見せた成長ぶりと、彼の歩んできたオリンピック2連覇への道のりを目にしたとき、この素晴らしい物語の中に自分も参加できたことを誇りに思いました。ソチオリンピックの結果はなるべくしてなったのだ、と自分を納得させることができた。
これほどの選手だったのだから、自分が負けたのは仕方のないことだったのだということを、ユヅルが平昌で証明してくれたのです」
ユヅとハビの物語は色々なところで語られていますが、パトリックがユヅについて語るのは初めてのような気がします。
ソチオリンピックでは、それまで世界選手権3連覇していたパトリックが、まだ世界選手権で1度も優勝したことのなかったユヅに負けて、どんなにか悔しかったことでしょう。
しかし、パトリックは流石です。
ユヅのオリンピック2連覇に向かう困難な道のりを見て、この素晴らしい物語の中に参加できたことを誇りに思う、とまで言ってくれているのです。
自らの敗北をフィギュアスケートの歴史の中の一場面として昇華したのです。
改めてパトリックの人間としての器の大きさを知りました。
(過去記事ここまで)

(2017年四大陸選手権のグリーンルーム。この時勝てなかった羽生選手の肩にそっと添えられたパトリックの手が忘れられない。)
ハビとパトリックだけでなく、今、話題の渦中の人となっているプルシェンコさんも、
「今は君が僕のアイドルです」とまで言ってくださり、いち早く羽生選手の素晴らしさを認めてくれていましたね。
全ての人ができることではありません。
しかし、「英雄、英雄を知る」と言います。
真に優れた者は、真に優れた者を認められるということです。
全力で戦い、その結果を受け入れることができるのは、真に強い者だけです。
ついでですが、ショパンの英雄ポロネーズ。




いつか是非滑ってくださ~い!!
今日の午後はFaOI 2018 金沢公演2日目と3日目の2公演分が一挙放送されます。
<金沢公演 2日目>■8月2日(日) ひる12:00~
<金沢公演 最終日>■8月2日(日) 午後3:10~
日曜の午後の楽しみ

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2020年08月01日
森の妖精 STAY GOLD!
昨日の午後はJ SPORT4で四大陸選手権2020のエキシビションが放送されていました。
蒼い照明の中で、グリーンからブルーへのグラデーションがなんて美しいでしょう。
確かに森の妖精としか言いようがない。
キャプチャーした動画はこちらの2本です。
https://youtu.be/Jv2-bmfOV5s
https://youtu.be/AjL6asYPLWo
夜は、久しぶりに外出して、帰ってきて見たニュースには驚きました。
コストルナヤ選手がトゥルソワ選手に続き、エテリ・トゥトベリーゼコーチから離れ、
プルシェンコさんの下に移籍するとか。
NBC Sports のニュースより
《世界のトップスケーター、アリョーナ・コストルナヤ、
エテリ・トゥトベリーゼコーチの下から去る》

一体ロシアスケート界で何が起こっているのでしょうか。
ロシア3人娘の内、トゥトベリーゼ氏の下に残るのはシェルバコワ選手だけになってしまいましたね。
なんとなく、日本でも宮原知子選手がバーケルコーチに就き、紀平梨花選手がオーサーコーチに就く意向を示していることと重複してしまいます。
女子シングル波乱含みの新シーズンです。
ニュースもたくさん上がっています。
これからのロシア女子から目が離せません。
今日から8月。
オンライン羽生結弦展のグッズ申し込みは明日2日(日)まで。
そして久々のフィギュアスケート雑誌がいくつか発売されます。
11日(火)はフィギュアスケート通信DX
読み応えたっぷりのフィギュアスケートマガジンは18日(火)発売。
表紙が素敵!


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