2020年04月
2020年04月30日
花は咲く
昨夜は花を持って舞う羽生選手が美しく清らかで、見入ってしまいました。
一人一人が一輪の花のように、そのかけがえのない美しさで咲ける世界でありますように。
最近では運動不足解消のお散歩途中に咲いているお花を見て癒されています。
一方、美しく咲き誇るチューリップや藤の花が無惨にも刈り取られたというニュースを見ました。
人が見に来るからと言う理由で。
他に方法はいくらでもあったでしょう。
信じられないような、狂気さえ感じ、恐ろしくなりました。
今回のパンデミックから感じることは、
人間も自然の一部なら、絶滅種としていつ滅んでもおかしくないのだろうということです。
自然界にはいくらでもあることです。
自然界に一番害を与えている生物、それが人類。
それも忘れないようにしたいとおもいます。
アメリカのCOVID19による死者数が、ベトナム戦争での死者数58,220人を超えました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200429-00050136-yom-int
アメリカがベトナム戦争に介入してから15年での死者数を、このパンデミックはわずか3か月で超えて行きました。
まだまだ、死者数は増えていくでしょう。
世界中では一体何人の命が奪われていくのでしょうか。
今、世界中でワクチンの治験が進められています。
(化学工業日報より)
人類とウィルスの戦いです。
一刻も早く成功することを祈っています。
ゴールデンウィークに満開を迎える藤の花が大好きです。
以前訪れたあしかがフラワーパークでは休園を続けながら、開園できる日まで藤を大切に手入れして下さっているようです。
救われた思いがして、安心しました。
いつかまたこの世のものとは思えないような薄紫の藤棚の下に立ちたいと思います。
"Be strong,but, Be kind"
最近のお気に入りの言葉。
ニュージーランド首相アーダーンさんの演説の最後を締めくくった言葉です。
そして必ずや
”We will be OK.”
今日もどこかで元気でね。
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2020年04月29日
伊藤聡美さんのガリ
昨夜のセブンルール特別編、伊藤聡美さんの「ガリのルール」が出てきましたね。
セブンルール
— ふうせん (@taedonyzlove) April 28, 2020
伊藤さん♡ガリでしたね😊 pic.twitter.com/mg1fQ1Hf8D
これは伊藤さんのSeven Rulesが最初に放送された時の2番目のルールでした。
(冷蔵庫に結弦くんのマグネット。私も同じことしてます。)
酸っぱい感じと体が熱くなる感じも「やるぞ」ってなる。
実は私、たまたま昨日の夕食に鉄火巻きにたっぷりのガリを添えて食べたばかりだったのです。
なので、この感じ、すごく良く分かって大いに同感しました!
伊藤さんのセブンルールはこの7つでした。
1.デザイン画の顔は本人に似せる
2.冷蔵庫にガリを切らさない
3.嫌なことは「嫌」と言う
4.男子選手の衣装は850g以内
5.年に一度家族で寺を参拝する
6.日没後 1時間徘徊する
7.選手にデザインの意味は伝えない
すごくユニークな方だなぁと思っていましたが、講座でお会いしてみると
とても気さくでチャーミングな方で、すっかりファンになってしまいました。
連休中にまた作品集読みかえそうと思います。
さて、今夜は22:00~23:21までNHK総合(地上波)で
『羽生結弦 10年間の軌跡~NHK杯フィギュア~』が放送されますね!
そして嬉しいのはその後続けて2014年NHK杯のエキシビションで滑られた
『花は咲く』の放送があることです。
この時のこと、よーく覚えています。
中国杯での怪我のため、4位に終わったNHK杯の翌日の演技でした。
本当に感動的でした。
そして4月27日のブログを書いていた時に見つけられなかった2014年のパレードの時の
羽生選手の投げキッスの映像を、同じくふうせんさんがTwitterに上げて下さっていました。
ありがとうございます!
疲れた時の癒しに💕 pic.twitter.com/MSCXnVbrT8
— ふうせん (@taedonyzlove) September 16, 2016
絶妙なタイミングでの一瞬の投げキッス、ハートに刺さりました。
これからのご挨拶は投げキッスで!
今日のお散歩途中に見つけた夕日を浴びるバラ。
金メダルのように輝いていました。
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2020年04月28日
撮影・文 田中宜明
今はいつも立ち寄る書店が軒並み休業中のため、本屋さんで過ごすという楽しみは無くなってしまいました。
今はコンビニで手に入る雑誌、週刊誌以外は、もっぱらAmazon頼りになってしまいました。
そんなわけで、今日は「羽生結弦・来季、限界の先へ」スペシャルカラーグラビアが掲載の婦人公論をコンビニで見つけて買ってきました。
8ページにわたる田中さんの厳選写真は、どれもとても美しいものでした。
今回が「氷上に舞う」というグラビア連載の最終回にあたり、いつもは写真のみを提供することが多い田中さんが、文も執筆されているのが貴重だなと思いました。
一部だけご紹介させていただきます。
「羽生結弦選手は、僕のカメラマン人生を大きく変えてくれたと言っても過言ではない。
今まで数えきれないほどの写真を撮ってきた。それは彼が、子供のころから常にフィギュアスケート界のトップを走り、かつ、こちらの想像をはるかに超える活躍をしてきたからだ。
羽生選手の魅力は、なんといっても感情表現が豊かなところだろう。
彼のスケート人生や勝利への強いこだわりからにじみ出る演技中の表情が、不思議と僕の感情と共鳴する。
観る者の心をつかんで離さない引力が、そこにあるのだと思う。
僕は常に、まだ見ぬ表情を探しながらシャッターを切ってきた」
田中さんが初めて羽生結弦選手を見たのは2005年の全日本ノービス選手権だったそうです。
当時10歳でした。
2005年 全日本ノービスBクラス
1位・日野龍樹選手、2位・羽生結弦選手、3位・田中刑事選手という結果でした。
15年後の今でもこの同期の3人が現役でいてくれることが嬉しいです。
羽生選手はこの時のことを、「かなり悔しかった思い出があります。この年の全日本ノービスぐらい泣いた試合はないと思います。ホームリンクがなくなってしまったことが大きかったです」と書いています。(2013-2014メモリアルスタンプコレクションより)
前シーズンはノービスBで優勝していたので、リンクが閉鎖されてしまい練習が十分できないまま2位に終わってしまったことがとても悔しかったのですね。
田中さんはそれから15年間、嬉しい時も悔しい時も、ずっと羽生選手を撮り続けてきました。
それを田中さんは「カメラマン冥利に尽きる」と表現しています。
これからもずっと田中さんならではの羽生選手の写真を期待しています。
そしてなんとこの時期に『フィギュアスケートマガジン』が発売されるのですね!
3週間先の5月18日発売ですが、もうAmazonスポーツ総合雑誌部門で売れ筋ランキング1位になっています。
紫と萌黄色でカラーコーディネートされた美しい表紙です。
羽生結弦 強く、美しき生命(SEIMEI)
これはきっと砂漠のオアシスのような1冊になりそうですね!
楽しみです。
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2020年04月27日
今こそ投げキッス
2014 ソチの凱旋パレード終了後、
車に乗り込む間際の一瞬をついて投げられたkiss!
それが初めて見た結弦くんの投げキッスでした。
爽やかな投げキッスでした。
それからは、
FaOI 2015のVertigoの投げキッス
FaIO2017ではバラ1の優雅な投げキッス
お別れ間際の一瞬の投げキッス
スワンさまからは指さし付きで
投げキッスも進化していきました。
ハグもキッスも握手さえも難しい今、
接触しないでも愛と想いを伝えられる投げキッス、
とてもナイスではありませんか
ズームでもチームスでもSkypeでもLineでも、
もちろん対面でも、
今こそ投げキッス、いいと思います
(後で動画を見つけたらgifも作りたいと思います)
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2020年04月26日
TVでも楽しめるゴールデンウィーク
いつもならどこかしらにお出かけしていたゴールデンウィークですが、
今年は家にいるしかないのならば、テレビで楽しむのもいいですね。
現在分かる限りの番組を集めて見ました。
ただし羽生選手関連のみです。
テレ朝Ch2で放送予定の国別対抗戦は他のカテゴリーでも応援席の羽生選手が見られるので含めておきました。
4月28日(火)
13:00~19:00 J SPORTS 4 (CS/BS)
ISU世界フィギュアスケート選手権2019 男子シングルSP
23:00~23:30 フジテレビ(地上波)
セブンルール【特別編】衣装デザイナー・伊藤聡美
4月29日(水)
11:00~16:30 J SPORTS 4(CS/BS)
ISU世界フィギュアスケート選手権2019 男子シングルFS
22:00~23:21 NHK総合(地上波)
羽生結弦 10年間の軌跡~NHKフィギュア~
4月30日(木)
14:00~17:00 J SPORTS 4(CS/BS)
ISU世界フィギュアスケート選手権2019 エキシビション
5月1日(金)
00:30~03:30 テレ朝Ch2(CS)
フィギュアスケート・もう一度観たいあの演技 第4弾
23:00~23:55 BSフジ(BS)
フィギュアスケートTV(ゲスト:町田 樹)
5月2日(土)
10:00~10:30 テレビ朝日(地上波)
題名のない音楽会「Toshi オーケストラで歌う音楽会」
放送予定曲「残酷な天使のテーゼ」「ボヘミアンラプソディ」
「闇が広がる」(ミュージカル『エリザベート』より)
5月3日(日)
10:15~13:55 テレ朝Ch2(CS)
世界フィギュアスケート国別対抗戦2015
男子ショート・男子フリー
13:55~15:00 テレ朝Ch2(CS)
世界フィギュアスケート国別対抗戦2015
ペアショート
15:00~ テレ朝Ch2(CS)
羽生結弦プログラムコンサート~Music with Wings~
22:30~26:05 テレ朝Ch2(CS)
世界フィギュアスケート国別対抗戦2015
・女子ショート・女子フリー
5月4日(月)
02:00~05:10 テレ朝Ch2(CS)
世界フィギュアスケート国別対抗戦2015
・ペアフリー
05:10~08:00 テレ朝Ch2(CS)
世界フィギュアスケート国別対抗戦2015
・エキシビション(日本代表選手のみ)
08:00~08:50・09:00~09:49 NHK総合(地上波)
羽生結弦 10年間の軌跡~NHK杯フィギュア~
2010年のNHK杯フィギュア初出場からの軌跡
08:00~10:50 テレ朝Ch2(CS)
世界フィギュアスケート国別対抗戦2017
・ペアショート・ペアフリー
10:50~15:00 テレ朝Ch2(CS)
世界フィギュアスケート国別対抗戦2017
・男子ショート・男子フリー
20:00~24:00 テレ朝Ch2(CS)
世界フィギュアスケート国別対抗戦2017
・女子ショート・女子フリー
5月8日(金)
00:30~03:30 テレ朝Ch2(CS)
もう一度観たいあの演技 第5弾
5月10日(日)
17:30~19:30 J SPORTS 4(BS/CS)
ISUグランプリファイナル2011ハイライト
見落としや、まだこれから出てくる予定もあるかもしれませんが、
これだけでもなかなか見ごたえがありますね。
家にいると決めたら、結構できること、やりたいこともあります。
衣替えの季節ですから冬物と春夏物を入れ替えたり、部屋の整理(特に本)、録画の整理、積ん読になっていた本を読んだり、等々。
ゴールデンと言うほどキラキラではありませんが、それなりにお家で楽しめることをして過ごしたいなと思っています。
ここ数日でスーパーにTペーパーが山積みとなり、ドラッグストアでは久しぶりに除菌用アルコールタオルを見つけました。
そして東京では今日、新たな感染者の数が72人と、4月13日以来13日ぶりに100人を下回りました。
これが一時的なものでなく、継続して好転していってくれるよう、祈るような気持ちでいます。
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2020年04月25日
ブライアンインタビュー
昨日のオーサーコーチのインタビュー、見逃してしまいました。
Brian Orser tells the Olympic Channel that double Olympic champion Hanyu Yuzuru is working on his physicality to be able to pull off a quadruple Axel.https://t.co/RONzXHZSz3#figureskating@ISU_Figure @Japan_Olympic
— Olympic Channel (@olympicchannel) April 24, 2020
でも早速翻訳して下さっています。ありがたいです。
オリンピックチャンネルのIGブライアンインタ、羽生くんの平昌出場の話のところまで、ほぼ逐語で訳してみました。
— Coco (@806coco) April 25, 2020
ハビがノーミスしてるのを見つつ、羽生くんには2T跳べたね!とか言ってたブライアンの気持ちはいかばかりだったかと🥺 pic.twitter.com/66tDmBRwOU
羽生選手に関する部分だけ、感謝してお借りしました。
ー誰もこんなに長い間、家で過ごすことには慣れたないですよね、コーチのあなたも、選手たちも...最後にユヅルハニューが休暇を取ったのはいつですか?
B:(笑)僕が教えてきた8年間で、彼が休暇を取ったことはない。ゆっくりする時間があるとしたら...ここ2年間は怪我から回復する時間というのがあったけど...オフの時は日本でショーをやってる。それが彼にとって他のことができる時間で、ファンへの恩返しとして日本でたくさんショーをやることが、彼にとっての幸せなんだよ。ユヅルにとってのゆっくりするっていうのは、そういうこと。
ー選手たちは今どうしているんでしょう?ユヅルはどこにいるのですか?
B:彼はとてもプライベートな人だから、僕は多くを言わないようにしてる。どこにいるかは言わない。トップアスリートは、トロントに残っている選手もいるし、自国に帰った選手も選手もいる。ジェイソンは帰った方がいいと言われて帰った。シカゴだから運転していった。彼は従順だから、言われたことをするんだ。エフゲニアは日本にいる。7月か8月のショーがあるといいと思っているけど、どうかな...でもちゃんと自粛している、
今は僕たちみんなにとって、仕切り直す時かもしれないね。
ーこの時期は身体を休めるのにいいのでは?ユヅの足首を休めるにはいい機会でしょう。
B:そう、全ての選手にとっていい機会だ。君が言うように、身体を休めるいい機会。そして、次のプロジェクトとかプログラムとかクワドアクセル習得とか、そういうことを忘れて、頭をスッキリさせて。
リンクに戻れば、またそういうことはできるんだからって選手とその親に言う。
普段やらないような、開脚とか柔軟性を高めることをやって、イメージトレーニングをするように言っている。
ークワドアクセルの話が出ましたが、いつもは氷上でジャンプに時間をかけていることを考えると、今みたいに(練習しない間に)失ってしまうものがあるのでは?
B:そういうことはある。
ユヅと僕は、クワドアクセルに必要なのは、身体的なことだということで合意した。ユヅは素晴らし技術がある。でもトルクを管理するのは身体的なこと。更に高く、距離を伸ばすためにもっと全体的にパワーがいる。そしてそれはスイッチを入れてパッとできるものではなく、習得しなければならないもの。今の時期に身体の強化ができたら、不幸中の幸い。
一番怖いのは、練習を再開して、選手たちが怪我をすること。今の間にきちんと体を管理して、やるべきことをやっててもらいたい。
ー平昌でリンクサイドにいた時、なんて言ったんですか?
B:omg. あれは...ユヅルを称賛するよ。本当に大変なことがたくさんあって...どんなに彼が集中していたか、ここで見ることができる。成功したのは彼の心の強さによるものだ。
あれは奇跡だった。本当に。
ひどい怪我からの復帰、氷に乗ることができなかった時間...でも、彼は断固としていた。
ほんの少しずつ、少しずつ、毎日チームと一緒に前に進んで。
あそこまで到達したのは驚くべきことだし、すごいことだった。反応を見ればわかるでしょ。
ーSPが終わった時、帰って来たって(「ただいま!」)言いましたね。
B:そう、彼は戻ってきた。本当にすごかった。彼自身もほっとしていた。
FSは雲に乗っているかのようだった。
みんな知っての通り、SPは滑るか死ぬか、どっちかしかない。ちゃんと滑らなくてはいけない。SPは良かったけど、最高に良かったわけではなかった。
FSは真摯で感動的で、本当に彼を誇りに思った。
ー彼は前にも震災で滑れない時期があって、いろいろな経験をしたにもかかわらず、ソチで優勝したわけで、今回も困難を乗り越えてなんとかなると思ったのでは?
B:選手にとって、こういうことは本当に大変だけど、ユヅルはとても賢明で、周りの医者やセラピストの言うことをきちんと聞いた。選手が犯す一番大きな過ちは、氷上に早すぎるうちに戻ってしまうことだ。
はじめ、完全に2か月氷から離れてなくてはいけないと聞いた時は、わー、2か月...2か月!と思った。
でも、以前にも6週間でチャンピオンシップ大会までに戻したことがあった。セラピーが終わってちょうど6週間ある。前もできたんだから、またできるということを言った。それで少し安心したと思う。
でも、氷上に戻ってきたときは大変だった。ハビが絶好調で、ノーミスでランスルーしてるのを見るのは辛かったと思う。ユヅは2Tに挑戦してて。
コーチの僕も辛かった。
ハビをプッシュして、予定通り練習させてると同時に、ユヅが2T跳んだのを褒めて。
でも、いつもしてきたように、2人の間でバランスを取る必要があった。
ー試合から時間が経つと、勢力図も変わりますよね。次々と新しい選手が出てきて。
B:ユヅのような選手は、常に前を向いていないといけない。ジュニアから上がって来る選手やネイサンのような選手が追い上げてくるけど、立ち止まって振り返ってはいけない。
常に前を向いて前進しなければ。たまにちょっと後ろをみるくらいは、役に立つかもしれないし健全だけどね。トップをいくチャンピオンであるということは大変だ。
ーみんなが追ってくるから
B:仕方がない、チャンピオンはみんなが倒す相手なんだから。
ユヅにとっては、負かす相手はパトリック・チャンだった。当時絶頂期にあり、スケーター中のスケーター。
僕たちはどうすればいいか考えた。4回転はそれほど重要じゃない。ユヅルの4回転は素晴らしかったし、世界で一番良かったくらい。でも、演技構成点でパトリックははるか先を行っていた。
最初の対戦では、大きな差があった。次の対戦では差を縮めた。だんだん縮めていて同じくらいになり、オリンピックが来て、パトリックを抜かした。
作戦だった。運が良かったわけじゃない。
クロスオーバーの1つ1つ、前向き、後ろ向き、全ての方向、全てのつなぎを練習した。
全ての選手にとって時間がかかることだ。
(翻訳引用ここまで。写真を入れたところは中略した箇所です。)
オーサーコーチはいつも変わらず羽生選手のプライベートはしっかり守って下さって安心です。
平昌の時のことを本当に知っているのはオーサーコーチと常に一緒だったお母様だけなんだろうと思いがします。
「滑るか死ぬか」という言葉にはドキッとしました。
今日は実質的には連休初日ですね。
どこにも行けなくなってしまったけれど、抗菌作用があるという太陽光線を浴びに、今日もお散歩に出ました。と言っても、近所をグルグルするだけなんですけどね。
それでも日ごとに花が咲いてきたり、日差しが強くなったり、これまで気が付かなかった自然を発見します。
いつもは行かない場所にあるコンビニに立ち寄って、挽き立てコーヒーを初めて飲みました。
なかなか美味しいことを発見!
しかも100円!
これからはお散歩のお供に愛用してしまうかも。
羽生選手と皆様がこの連休中も健康で過ごすことが出来ますように。
ワクチンの治験も始まっています。
https://www.chemicaldaily.co.jp/新型コロナワクチン%E3%80%80米中で相次ぎ治験入り/
もう少しの辛抱と思って頑張りましょう。
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2020年04月24日
学業はいつでもできるけれど
このところ新学期シーズンのせいなのか、スケート選手の学校や学業に関するニュースをよく見かけます。
イェール大学に通うネイサン・チェン選手がコーチの資格を取ったこともニュースになっていました。
20歳のチェン、コーチに? 練習自粛中に資格取得―フィギュアスケート
JIJI.COM 2020年04月22日16時34分
フィギュアスケートの世界王者、弱冠20歳のネーサン・チェン(米国)が新しい試みに挑んでいる。新型コロナウイルスの感染拡大で氷上練習ができない中、コーチ資格の認定を受けた。米国協会公式サイトのインタビューで明かした。
3月の世界選手権が中止になって、すぐに思い立ったという。米国協会が全コーチに義務づけているプロスケーター協会の試験を「100%(満点)」でパス。これまでも米コネティカット州のリンクで子供たちと接していたが「資格を認められたからコーチとして教えられる」と意気込む。
新型ウイルスの影響を受けても「このパンデミックで後退させられているが、別の方法で物事を研究できる」と前向きに捉え、コーチングへの興味を「より知的に関与させてくれる」と話す。
スケーターとして次のシーズン、さらに2年後の北京五輪を見据えている。エール大学の春学期がオンライン授業になったため、シーズン終了後は自宅に戻った。体幹や臀部(でんぶ)の鍛錬に力を注いでいる。
今はリンクから遠ざかっているが、不安はないという。股関節を負傷した4年前を振り返って「5カ月も離脱したが、復帰して新たなジャンプも加えられた。あの時も五輪まで2年あった。他の方法で実りが多ければ、氷に乗れないことはそれほど心配していない」。
アクセルを除く5種類を決めた4回転ジャンプのうち、ループは練習でも苦しみ、試合でしばらく決めていない。「できる限り、再び取り組みたい」と課題克服に意欲をみせた。(時事)
現在フィギュアスケート男子シングルをリードする羽生選手とチェン選手。
二人は共に学生でもあります。
羽生選手は早稲田大学人間科学部eスクールに所属し、
チェン選手はアイビーリーガーの一角であるイェール大学に通学しています。
カナダと日本を行き来する羽生選手がeスクールを選んだのは賢明な選択だったと思います。
羽生選手は2013年に入学したので、8年以内の卒業を目指すならば来年3月がリミットとなりますね。
練習、試合、アイスショー、様々な仕事、それらと並行して学業もこなしていくのは大変なことでしょう。
今、それらが全て止まることで手にした時間を有効活用して猛勉強中かもしれないですね。
しかし、勉強はいつでもできることです。
本当に自分にとって必要と思えば、30歳であれ、40歳であれ、50歳であれ、いつでも学ぶことができます。
一方、フィギュアスケート選手であることは、30歳、40歳、50歳になってからでは不可能です。
ですから羽生選手が今、学業よりもトップスケーターとしての立場を優先させているのは全く正しいのです。
実際、フィギュアスケートに関しては、既に早稲田大学から名誉博士号を授与されてもいいくらいの研究を積んでいると思います。
チェン選手はかつて医学部に進んで医者になりたいと言っていました。
その後は統計学に興味を持ったり、ISUに入りたいとか、そして今回はコーチ資格と、色々なことに興味をお持ちのようです。
その反面、羽生選手はブレることなく徹頭徹尾フィギュアスケーターとして全うしようとしている人です。
自分は「フィギュアスケートのために生まれてきた」と言うくらいです。
結局言えることは、
羽生選手にとって、スケートは人生の全てを捧げても悔いのない唯一のもの。
チェン選手にとって、スケートは人生の他の多くの選択肢の中の一つ。
その差が私たちが感じる熱量と磁力の差になって表れているいるのではないでしょうか。
私たちは、スケートに向かう気持ちの純度の差みたいなものを感じるのではないのかな。
どちらが良いと言える問題ではないけれど、
引力と言う意味では、羽生結弦に勝る選手は現在見当たらないと断言できます。
早稲田大学人間科学部人間情報科学科には、先輩である羽生選手を追うように、
次々とスケーターが入学しているようです。
早稲田大学スケート部フィギュア部門公式Imstagramより
西山真瑚選手も
島田高志郎選手も
いずれ佐藤駿選手も入学してきそうな予感!
最後に、3.11の後「東北ユースオーケストラ」を編成し代表・監督を務める坂本龍一さんの記事です。
坂本龍一に清志郎が警告していた コロナ危機「その後」
https://digital.asahi.com/articles/ASN3W5STRN3VUCVL002.html?pn=7
こういう視点も大切かなということで、お読みいただければ幸いです。
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強化選手選考基準とは
日本スケート連盟から今年度の強化選手が発表されましたね。
https://www.skatingjapan.or.jp/common/img/info/2020FS200423.pdf
男子シングルについては、
<特別強化選手>
宇野昌磨(24)
羽生結弦(1)
鍵山優真(17)
<強化選手A>
田中刑事(21)
佐藤駿(20)
友野一樹(23)
山本草太(34)
須本光希(93)
本田ルーカス剛史(?)
(カッコ内の数字は2019-2020シーズン世界ランキングです)
この強化指定はどういう基準で決められているのでしょうか。
1年毎に見直されるということは、前年度の実績が主要な選考基準になっていると考えるのが普通だと思います。
特別強化選手の筆頭に来ているのはシーズン世界ランキング24位の宇野昌磨選手
次がシーズン世界ランキング1位、世界ランキングも1位の羽生結弦選手
3番目にシーズン世界ランキング17位の鍵山優真選手という順番になっています。
全日本で優勝したからという理由で、24位の選手を1位の選手の上にもってきますか??
成績実績から選考するならば、佐藤駿選手と田中刑事選手を特別強化選手にして、
宇野選手は強化選手Aでもよいのではないでしょうか。
どんなに成績が悪くても特別強化選手でいられるというならば、練習にも真剣に取り組めないし、試合にも積極的に出ようという気にはなれないのではないでしょうか?
宇野選手よりも活躍が目立っていた佐藤駿選手、田中刑事選手、友野一樹選手が気の毒に思います。
日本では国内大会の結果が国際大会の結果よりも重要なのですね。
しかし、何のために選手を強化するのかといえば、国際大会で成績を上げることが目的ではないのですか?
それとも強化するのは全日本で好成績を上げるためなのですか?
選考基準と選考目的が矛盾しています。
そして特に疑問に思うのは、鍵山選手と共に今後の日本フィギュアを背負っていく存在となることが予想される佐藤駿選手は、特別枠にははいらず、ワンランク下がった強化選手Aになっているのはなぜかということです。
実力は伯仲しているとみえる鍵山選手と佐藤選手の間に差をつけるのは理解に苦しみます。
鍵山選手はJPF4位、ジュニアワールド2位
佐藤選手はJPF優勝、ジュニアワールド6位
既に4回転ジャンプが全種類跳べるという意味では、佐藤選手の方がポテンシャルは高いとも思えます。
プライベートでは仲が良いという二人を分断することで、なかなか見られない良きライバル関係が壊れてしまわないかと心配になります。
まさかとは思いますが、羽生選手と同じ仙台出身で、羽生選手への尊敬と憧れを隠さない佐藤選手に対する圧力などでは無いことを祈ります。
その他にも島田高志郎選手(76)がなぜ強化選手Bなのか、
また、特別強化選手の人数が男子はわずか3人に対して、女子は5人というのも解せません。
ならば、男子も5人にして、少なくとも佐藤駿選手、田中刑事選手も特別強化選手にできたはずです。
スケ連の一部の人達の小手先ひとつでどうにでもなる強化選手選考はもういい加減に止めて、明確なガイドラインを示して欲しいものです。
とにかく私には解らない事ばかりの、相変わらず不透明なスケ連の強化選手選考です。
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2020年04月23日
歴史的存在YUZURU HANYU
4月20日に新しくアップされたばかりの動画です。
オリンピックに複数回優勝したスケーターの記録を綺麗にまとめて下さっています。
◆複数回のオリンピック金メダリスト
フィギュアスケートの歴史上、オリンピックで複数回優勝した選手は4人。
ギリス・グラフストローム(スウェーデン)3回優勝 1920年・1924年・1928年
カール・シェーファー(オーストリア)2回優勝 1932年・1936年
ディック・バトン(アメリカ)2回優勝 1948年・1952年
ユヅル・ハニュー(日本)2回優勝 2014年・2018年
その名はディック・バトン、そして、ユヅル・ハニュー
「YUZURU HANYU」 という名は、既にフィギュアスケートの歴史の中に刻まれているのです。
23歳にして既に歴史上の人物となった羽生選手が、この先どんな道を歩んで行くのか、
私たちは歴史の1ページが綴られていくのを見るという幸運に恵まれました。
さらに、羽生選手はオリンピックトリプルチャンピオンになる可能性も持っています。
これから先もずっと見守っていきたいと思いました。
ASTAチャンネルの動画はまだ3つしかアップされていませんが、どれも気に入ってチャンネル登録してしまいました。
以前にもご紹介しましたが、もう一度。
◆フィギュアスケーターの身長比較
◆ISUシーズンズランキング
そういえばこのISUランキングに文句を言っている方がいるようですが、フィギュアスケーター全員が同じルールに基づいて算出された点数に従ってランキングされているわけですから、不公平も何もありません。
Even sillier: Chen is 15th in the 2019-20 rankings. Why? He did no Challenger Series events and did not go to Four Continents. But he did stay on track to finish sophomore year at Yale. https://t.co/vnEdS7lP7z
— Philip Hersh (@olyphil) April 20, 2020
”Why?” と言われても困ります。
N選手のランキングが低いからといって文句をつけているのを見て、N選手自身は恥ずかしいと思っているのではないでしょうか。
彼は当然このような結果になることを想定したうえで自分の出場試合を決め、学業優先を選んだはずですから。
それに、過去に羽生選手自身は勿論のこと、私たちファンの中から一度でもランキングに関する文句やクレームが出たことがあるでしょうか?
ランキングのルールは全てのスケーターに平等に適用されています。
私たちが常に言ってきたこと、文句を言ってきたことは、ランキングルール同様に、ジャッジングルールも全てのスケーターに平等に適用されるものであってほしいということだけです。
ランキングに文句を言う暇と熱意があるのならば、それをジャッジングの適正化に向けて注いで欲しいものです。
スポーツジャーナリストとして、その方がずっとやり甲斐のある仕事かと思いますが。
今日も生きる伝説、羽生選手が元気で有意義な時間を過ごせていますように。
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2020年04月22日
2年前の仙台の青い空
2年前の仙台での凱旋パレード
行っても羽生選手が見られるのはほんの一瞬なんだろうな。
人混みの中で長い時間待たなくてはならないだろうな。
そんなことが頭の中にチラつきました。
でもやはり一瞬でもいいから自分の目で見て、おめでとう~と叫びたい。
そんな、同じ空の下で同じ空気を吸いたいという強い気持ちに背中を押されるようにして、
仙台に向かいました。
空は東京よりも濃い青。
Tシャツでも大丈夫なほどの温かさ、と言うよりも、初夏のような暑さ。
パレードの通る道沿いには既に大勢の人たちが場所取りをしていました。
どこで待機したらいいのかなと思いながら東二番町通りを歩き、
市役所前の広場の交差点近くで待つことにしました。
パレードが始まり、段々近づいてくる音楽にドキドキしながら待っていました。
そして羽生選手の姿が現れた時、
自然に「おめでとう〜ありがとう〜」と叫んでいました。
すごく嬉しいのに、なぜか涙が出てきました。
カメラも持って行ったのですが、それを構える余裕もなく、、、
それよりもこの目に焼き付けようと決めました。
僅かにスマホで撮った写真が残っていますが、
いずれも「羽生選手を撮るの下手くそ選手権」に入賞しそうな類です。
でも、目を閉じれば、あの日の青い空と、それを背景にした手を振る羽生選手の姿、
そして突然吹き渡った涼やかな風を思い出すことができます。
あれからまだ2年しか経っていないのですね。
もう5年くらい経ったような気がします。
今日はあの日のパレードのノーカット動画で追体験したいと思います。
(最初の13分間は無音です)
羽生選手もどこかでこの日のことを思い出しているに違いありません。
こんな状況の中でも、少しでも幸せな気持ちになってくれたら嬉しいですね。
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時差ボケはタイムマシーンのように
昨日夕方マッシミリアーノさんのTwitterからの翻訳記事が出ていました。
羽生結弦の「パリの散歩道は奇跡的瞬間」 国内外で甦るGPファイナル初Vの感動シーン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200421-00111684-theanswer-spo
元になったのは、こちらのマッシミリアーノさんのTwitterのようです。
最近ではマッシミリアーノ・アンベージさんの名が日本のメディアでもよく取り上げられるようになりましたね。
Parisienne Walkways is a milestone for figure skating.
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) April 20, 2020
It was the first SP choreographed by Jeffrey Buttle for #YuzuruHanyu who was able to improve the WR 4 times and to exceed 100 points first in history.
Olympics and GPFinal performances were outstandinghttps://t.co/xmmXPTraNy
しかし、今日私がご紹介したかったのは、同じマッシミリアーノさんのTwitterからNympheaさんがご紹介してくれているこの記事です。
いつも翻訳ありがとうございます。
Poligono 360より「羽生が今週のアスリートになる」他
http://pianetahanyu.altervista.org/poligono-360より「羽生が今週のアスリートになる」他/
フィギュアスケートとは関係ない別の冬季スポーツについて語る番組の中でも、
マッシミリアーノさんは羽生選手について語ってしまうのです。
話題は四大陸選手権の羽生選手についてです。トリノGPFについても語っています。
記事の一部だけ抜粋させていただきました。(文字の太字と下線、画像を追加しました)
D:ダリオ・プッポ(ユーロスポーツ解説者)
M:マッシミリアーノ・アンベージ(冬季競技アナリスト・ユーロスポーツ解説者)
・・・・・・
ライブ配信「Puppo&Ambesi live」より
D:君は羽生について話したいんだよね?
M:ここ数日間における注目の話題だからね
この週末、土曜日から日曜日にかけて、羽生は四大陸世界選手権に出場する
彼のロイヤルコレクションに足りない唯一の金メダルだ
何もないところから新しいプログラムを披露する(笑)
彼は12月末の全日本選手権まで使っていたプログラムを変更し、この大会から世界選手権まで別のプログラムで勝負する。
これはかなり異例なことだ。
プログラムが合わなくて1つ変更ということはあっても、シーズン途中で2つとも変更というのは見たことがない。
確かに彼は過去のプログラムを再使用する。2018年のオリンピックで金メダルを獲得したプログラムを新ルールに合わせて手直した。
皆がこの選択に驚愕したけれど、事実を言えば、この決断には意味があるのだ。
彼は今シーズン、彼と深い関わりのある過去のチャンピオン達が使用していた曲で滑っていた。
何故なら彼にとって憧れであり、アイコン的な存在だったからだ。
フリーではプルシェンコのプログラム曲を使っていた。
プルシェンコはオリンピックを始め、多くのタイトルを獲得したチャンピオンだ。
ショートではアメリカの個性派スケーター、ジョニー・ウィアーの代表曲を使っていた。
でも彼の曲ではなかった。
彼は役を演じていた。
見事に演じていたけれど、彼の音楽ではなかったし、彼のフィギュアスケートではなかった。サッカー用語を使うなら、彼のゲームシステムではなかった。
そして2019年が終わり、新しい年が始まった。
これらのプログラムはトリノで滑ったことに価値があった。
何故なら、プルシェンコはあの曲で五輪で勝ったからだ。
そして、ジョニー・ウィアーもあの曲を2006年のオリンピックで滑った。
そしてトリノの大会が終わり、全てが終わると・・・正確にはトリノと、その後の全日本が終わり、一年が終わると、彼は自分の音楽だと感じる曲、彼が自分のフィギュアスケートを最も表現出来る音楽と共に再出発した。
D:トリノとはグランプリファイナルのことだよね?
M:そうだ
オリンピックもトリノのオリンピックのことだ。
そしてこうした変更は、12月の結果を受けて落ち込んでいた彼に再び滑る歓びを与えたのではないかと思う。
12月の結果といっても何も最下位だったわけじゃない。
全日本では2位で、もしジャッジが違っていたら、おそらく彼が勝っていただろう。
でも今ここでこのような議論をするのは無意味だ。
この週末、バイアスロンやスノーボードなどの多くの冬季競技の試合はない。
だから、フィギュアスケートと羽生の演技が週末の目玉になるだろう。
彼は僕達を唖然させることに慣れているから、何を見せてくれるのか期待しよう。
僕の唯一の懸念は時差ボケによる問題だ。
彼は今日、カナダからソウルに到着した
これほど大きな時差に短時間で順応するのは常に困難なことだ。
特に戻る場合。
僕の場合、西に移動するより、東に移動する方が時差ボケがキツイ。
勿論、人によって個人差があるけれど。
いずれにしても、通常、西から東に移動する場合、時差に順応するのがより大変だ。
・・・・・・この記事を取り上げたのは、NHK杯-GPF-全日本と続いた3連戦で羽生選手が本来の力を発揮できなかったことの大きな原因の一つは、時差ボケによるダメージではなかったのかという思いがずっと消えなかったからです。
マッシミリアーノさんが指摘するように時差は思っているよりも体や脳に大きな負担となり、大変デリケートな競技であるフィギュアスケートの演技に大きな影響を与えるに違いないと思います。
これまで夏時間を設定していたEU諸国でも、その悪影響に注目し2021年からは夏時間廃止を決めました。
実際私もイタリアに住んでいたころは夏時間と冬時間の切り替えの時期は体調を崩しやすかったことがありました。
時間を間違えて、約束に1時間遅れてしまったこともありました。(冷汗)
たった1時間の差でも「生活リズムの変化によるうつ病や心臓発作のリスクの増加」という影響が見られるのです。
https://forbesjapan.com/articles/detail/26432
全日本の時も、羽生選手は開会式当日にカナダから帰国し、その足で開会式に出席していましたね。
今後は飛行機移動の伴う試合に出場する時は、是非とも、というか、絶対に、日にちに十分な余裕をもって移動スケジュールを組んで欲しいのです。
長時間の飛行機移動は、いわばタイムマシーンに乗るようなもので、マッシミリアーノさんが、「通常、西から東に移動する場合、時差に順応するのがより大変だ。」と言っているのは実感としてよく分かります。西から東に移動することは地球の自転方向と同じになり、言わば未来に向かって移動することとなり、逆に東から西に移動するのは過去に向かって移動するタイムマシーンに乗ることになるので、比較的順応しやすいのかなと思います。
世界ランキング1位復帰のお祝いがあちこちから。
仙台出身の羽生結弦選手が最新のフィギュアスケート世界ランキングで1位になったそうです フィギュアスケート界で長いあいだ世界のトップまたはトップクラスを維持しつづけるのはどれほどのストイックな鍛練によるものなのでしょうか 本当におめでとうございます pic.twitter.com/ozisxGAc15
— ねこまさむね【公式】 (@nekomasamunecom) April 20, 2020
#羽生結弦 選手⛸ おめでとうございます !!
— AJINOMOTO×SPORTS (@aji_spo) April 20, 2020
これからも #勝ち飯 でサポートしていきます💪✨#ビクトリープロジェクト
羽生結弦が首位返り咲き、チェンは4位 女子は紀平が1位…フィギュア最新世界ランク | THE ANSWER https://t.co/dtE0f65lSt
今日はこんな記事も見つけました。
新型コロナ、与謝野晶子の教訓
歌人の与謝野晶子はスペイン風邪が流行した頃、一家全員が罹患していたそうです。
長い記事ですが興味のある方にお読みいただければと思います。
今日も羽生選手が元気で過ごせていますように。
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2020年04月21日
世界ランキング・シーズンズランキング共に1位に
今年の世界選手権が中止になり、ISUのWorld Standingsが更新されました。
世界ランキング1位はYuzuru HANYUとなり、新シーズンを迎えます。
ようやくあるべき場所にあるべき名前があって、嬉しいです。
やはり四大陸に出場したことが大きな要因となりました。
本当に良かったです。
おめでとうございます!!
http://www.isuresults.com/ws/ws/wsmen.htm
ISU World Standings | |||||||||
Men | |||||||||
Standing as of 20.04.2020 06:09 UTC | |||||||||
ISU Championships and Olympic Winter Games | ISU (Junior) Grand Prix | Int. Competition | |||||||
Rank | Points | Name | Country | Season | Best | Best | 2nd best | Best | 2nd best |
1 | 3786 | Yuzuru HANYU | JPN | 2020/2021 (100%) | |||||
2019/2020 (100%) | 840 | 720 | 400 | 300 | |||||
2018/2019 (70%) | 756 | 280 | 280 | 210 | |||||
2 | 3046 | Alexander SAMARIN | RUS | 2020/2021 (100%) | |||||
2019/2020 (100%) | 325 | 583 | 400 | 250 | 219 | ||||
2018/2019 (70%) | 529 | 227 | 204 | 170 | 139 | ||||
3 | 2957 | Dmitri ALIEV | RUS | 2020/2021 (100%) | |||||
2019/2020 (100%) | 840 | 472 | 360 | 300 | 270 | ||||
2018/2019 (70%) | 204 | 183 | 189 | 139 | |||||
4 | 2880 | Nathan CHEN | USA | 2020/2021 (100%) | |||||
2019/2020 (100%) | 800 | 400 | |||||||
2018/2019 (70%) | 840 | 560 | 280 | ||||||
5 | 2859 | Matteo RIZZO | ITA | 2020/2021 (100%) | |||||
2019/2020 (100%) | 551 | 324 | 236 | 270 | 243 | ||||
2018/2019 (70%) | 476 | 227 | 204 | 175 | 153 | ||||
6 | 2844 | Jason BROWN | USA | 2020/2021 (100%) | |||||
2019/2020 (100%) | 756 | 360 | 262 | 300 | |||||
2018/2019 (70%) | 386 | 252 | 165 | 210 | 153 | ||||
7 | 2658 | Daniel GRASSL | ITA | 2020/2021 (100%) | |||||
2019/2020 (100%) | 612 | 250 | 207 | 300 | 300 | ||||
2018/2019 (70%) | 347 | 142 | 115 | 210 | 175 | ||||
8 | 2651 | Morisi KVITELASHVILI | GEO | 2020/2021 (100%) | |||||
2019/2020 (100%) | 680 | 292 | 213 | 270 | 250 | ||||
2018/2019 (70%) | 237 | 252 | 134 | 170 | 153 | ||||
9 | 2640 | Shoma UNO | JPN | 2020/2021 (100%) | |||||
2019/2020 (100%) | 292 | 191 | 300 | 250 | |||||
2018/2019 (70%) | 613 | 504 | 280 | 210 | |||||
10 | 2603 | Junhwan CHA | KOR | 2020/2021 (100%) | |||||
2019/2020 (100%) | 551 | 236 | 191 | 219 | |||||
2018/2019 (70%) | 347 | 454 | 227 | 189 | 189 | ||||
11 | 2571 | Boyang JIN | CHN | 2020/2021 (100%) | |||||
2019/2020 (100%) | 612 | 525 | 400 | 300 | |||||
2018/2019 (70%) | 551 | 183 | |||||||
12 | 2487 | Keegan MESSING | CAN | 2020/2021 (100%) | |||||
2019/2020 (100%) | 402 | 292 | 292 | 243 | |||||
2018/2019 (70%) | 428 | 368 | 252 | 210 | |||||
13 | 2177 | Kevin AYMOZ | FRA | 2020/2021 (100%) | |||||
2019/2020 (100%) | 648 | 360 | 270 | ||||||
2018/2019 (70%) | 428 | 183 | 149 | 139 | |||||
14 | 2123 | Nam NGUYEN | CAN | 2020/2021 (100%) | |||||
2019/2020 (100%) | 496 | 360 | 262 | 219 | |||||
2018/2019 (70%) | 228 | 183 | 165 | 210 | |||||
15 | 2075 | Deniss VASILJEVS | LAT | 2020/2021 (100%) | |||||
2019/2020 (100%) | 496 | 262 | 236 | 243 | |||||
2018/2019 (70%) | 205 | 149 | 134 | 175 | 175 |
今シーズンの成績のみを反映したシーズンズワールドランキングも1位ですから、
これで完全な世界ランキングNo.1となりましたね!
http://www.isuresults.com/ws/wr2019-20/wrmen.htm
ISU Season's World Ranking 2019/2020 | |||||||||
Men | |||||||||
Standings as of 06.03.2020 20:29 UTC | |||||||||
ISU Championships and Olympic Winter Games | ISU (Junior) Grand Prix | Int. Competition | |||||||
Rank | Points | Name | Country | Season | Best | Best | 2nd best | Best | 2nd best |
1 | 2260 | Yuzuru HANYU | JPN | 2019/2020 | 840 | 720 | 400 | 300 | |
2 | 2242 | Dmitri ALIEV | RUS | 2019/2020 | 840 | 472 | 360 | 300 | 270 |
3 | 1837 | Boyang JIN | CHN | 2019/2020 | 612 | 525 | 400 | 300 | |
4 | 1777 | Alexander SAMARIN | RUS | 2019/2020 | 325 | 583 | 400 | 250 | 219 |
5 | 1705 | Morisi KVITELASHVILI | GEO | 2019/2020 | 680 | 292 | 213 | 270 | 250 |
6 | 1678 | Jason BROWN | USA | 2019/2020 | 756 | 360 | 262 | 300 | |
7 | 1669 | Daniel GRASSL | ITA | 2019/2020 | 612 | 250 | 207 | 300 | 300 |
8 | 1624 | Matteo RIZZO | ITA | 2019/2020 | 551 | 324 | 236 | 270 | 243 |
9 | 1425 | Artur DANIELIAN | RUS | 2019/2020 | 756 | 225 | 225 | 219 | |
10 | 1365 | Andrei MOZALEV | RUS | 2019/2020 | 500 | 315 | 250 | 300 | |
11 | 1337 | Nam NGUYEN | CAN | 2019/2020 | 496 | 360 | 262 | 219 | |
12 | 1278 | Kevin AYMOZ | FRA | 2019/2020 | 648 | 360 | 270 | ||
13 | 1237 | Deniss VASILJEVS | LAT | 2019/2020 | 496 | 262 | 236 | 243 | |
14 | 1229 | Keegan MESSING | CAN | 2019/2020 | 402 | 292 | 292 | 243 | |
15 | 1200 | Nathan CHEN | USA | 2019/2020 | 800 | 400 | |||
16 | 1197 | Junhwan CHA | KOR | 2019/2020 | 551 | 236 | 191 | 219 | |
17 | 1185 | Yuma KAGIYAMA | JPN | 2019/2020 | 680 | 255 | 250 | ||
18 | 1155 | Petr GUMENNIK | RUS | 2019/2020 | 405 | 250 | 230 | 270 | |
19 | 1152 | Camden PULKINEN | USA | 2019/2020 | 293 | 292 | 191 | 198 | 178 |
20 | 1145 | Shun SATO | JPN | 2019/2020 | 295 | 350 | 250 | 250 | |
21 | 1111 | Keiji TANAKA | JPN | 2019/2020 | 324 | 262 | 300 | 225 |
4月16日の記事にも載せた動画ですが、お気に入りなので、もう一度貼らせてください。
作成して下さった方に感謝いたします。
◆ISU 世界ランキング
(これは2019年までのものです。)
◆ISU シーズンズワールドランキング
それにしても、新シーズンっていつ開始可能になるのでしょうね。
私は少々悲観的で、これから始まる新シーズンにおいては、中止・延期が決まったSOI、FaOI のようなアイスショーは勿論のこと、試合もほぼ不可能かなと思っています。
世界中の選手が集まる国際試合のためには、全世界で国境封鎖が解除されなければ不可能なわけで、2021年秋からのシーズンが始まるころまでに治療薬とワクチンが完成していたら、その時初めてスポーツの国際試合や、外国旅行や国際的な芸術イベントが可能になるかな、というように考えています。
まさか自分の人生の中にこんな事態が起こるなんて想像すらしていませんでしたが、ある日突然それは起こるのですね。
(きっと戦争もこんな風に始まったのではないかなと想像してしまう。政府の見通しの甘さ、危機管理の欠如、官僚の忖度と無責任、諸々含めて。何も変わっていないのだな。)
しかし終わらないパンデミックはないので、1年、2年くらいの不自由は最早仕方がないだろうと思っています。
しっかり防備して生き抜くことが大切ですね!
頑張って乗り越えて行きましょう!
そしてまた羽生選手の新プログラムを絶対に観ましょう!
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2020年04月20日
また会えるその日まで
昨日NHKBS1 で放送された、「そして街から人が消えた〜封鎖都市ベネチア」という番組を見ました。
今年のベネチアカーニバルは2月8日に始まり2月25日にフィナーレを迎えるはずでした。
1月の高潮による被害を乗り越えて、ベネチア復活を宣言しようとしていました。
しかし、カーニバルは2月23日に突然打ち切られました。
そして3月8日にはベネチアは封鎖されました。
新型コロナウィルスがベネチアにひたひたと近づいて来ていたのです。
世界で一番美しいと言われる、華やかなサンマルコ広場は一転して無人の広場になりました。
恐ろしいほどの静寂。
今週土曜日にベネチアの港から2週間の船の旅に出航する予定でした。
行き先は春のエーゲ海。
アドリア海を下って、エーゲ海の島々を巡り、またベネチアに帰ってくるという、
ずっと前から夢みていた旅でした。
ベネチアを発つ船上からはこんな風景が見られたはずでした。
自由に飛べた空、自由に航行できた海。
それがどんなに貴重なものだったのか、失って初めて分かりました。
ベネチアでカーニバルが始まったころ、韓国では四大陸選手権大会(2/4~2/9)が行われていました。
もしもこれが1週間後だったら、四大陸選手権の開催は難しかったかもしれません。
羽生選手がスーパースラムを達成することもできなかったかもしれません。
そう思うと、羽生選手は強運の持ち主なんだなという思いを、また強くしましました。
今度はいつまた元気な姿を見ることができるのでしょう。
しばらくはこのメッセージを繰り返し聴きながら、ひたすら待つ日々が続くでしょう。
フィギュアスケートの羽生結弦選手からのメッセージです✨⛸#いまスポーツにできること #SportsAssistYou #Staystrong #Stayhome pic.twitter.com/ASplkSQW7V
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) April 17, 2020
このメッセージで語られた言葉の中で、「遠くから応援の気持ちを飛ばしていきたいと思います」という一句が気になっています。
遠くとは、カナダを指すのでしょうか。
一度カナダを出たら、国境封鎖が解除されるまでは再入国できない。
一方、日本に帰国することは2週間の自主隔離をすれば可能。
であれば、できるかぎりはカナダに留まるというのも合理的な選択肢になります。
実際はどこにいるのか分からないけれど、大切なのは羽生選手が健康でいてくれること。
また会えるその日まで、どうか心身ともに健康でいてください。
そして困難の最中にいるイタリアの友人たちもどうか無事でいてほしい。
また会えるその日まで。
今はそれだけを願っています。
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2020年04月19日
Ice Jewels ベスト3
田中さんのTwitterより
アイスジュエルズの表紙アンケート、
— 田中宣明 たなかのぶあき (@tanaka_nobu_ph) April 19, 2020
たくさんお返事いただきありがとうございましたm(_ _)m
せっかくなのでベスト3発表しますね。
1位 8号
2位 11号
3位 2号
となりました。
ぼくの中のベスト3とは少〜し違いましたね^_^ pic.twitter.com/aCrrIxtanq
(舵社H.P.より)
この中からベスト3を選ぶとしたら皆様はどれを選びますか?
私のベスト3は、色々迷った挙句、
1位・・・Vol.06
2017年世界選手権の表彰式で、一瞬だけ下を向いた時、心から湧き上がる喜びをかみ締めた表情をよく捉えたなと思います。「テヘッ」みたいな。
2位・・・Vol.01
Ice Jewels 第1号の表紙の衝撃が忘れられません。
今まさにTシャツを投げようとしているところ。
またいつか、Hello, I love you 滑ってほしいな。
3位・・・Vol.11
これまでの全ての表紙の中で一番羽生結弦の本質を表出していると思いました。
アスリートとして、そこに自分の全てを賭けている羽生選手の、ストイックな精神を映し出したような写真です。
素晴らしいショット!
本棚から12冊全て引っ張り出してみました。
12冊並べてみると壮観です。
田中宜明作品集でもありますね!
田中さん自身は果たしてどれがお気に入りなのでしょうか。
田中さんのベスト3も発表してほしいものです。
昨日のGoing、見ていたのに録画できなくてがっかりしています。
ハードディスクの具合が悪くて録画不可能だったのです。
もう容量いっぱいになっているのだと思います。
こんな時、動画上げて下さって有難いです。
Going
— ふうせん (@taedonyzlove) April 18, 2020
最もアメリカで知名度が高い、日本人五輪選手を当てるクイズ💖
羽生結弦選手✨✨ pic.twitter.com/gFzbSY1Q6G
今晩もまた番組があります。
23:55~24:55 日本テレビ(地上波)
Going! Sports & News
黄金世代!1994年生まれアスリートSP
◆フィギュア羽生結弦 こだわりの食生活
今日は録画できるとよいのですが。
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2020年04月18日
求心力
昨日公表されたメッセージ動画の再生回数が丸1日で50万回を突破したそうです。
羽生選手の強力な求心力の現れです。
羽生結弦のメッセージ動画が累計再生回数50万回を突破
海外からも反響
フィギュアスケート男子で五輪2連覇王者の羽生結弦(25)=ANA=が17日に日本オリンピック委員会(JOC)の公式ツイッターなどを通じて、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大と闘う人々へ送った動画メッセージの累計再生回数が18日の午後8時時点で50万回を突破した。
同動画はJOC公式ツイッター(43万回)のほか、国際オリンピック委員会(IOC)が運営する五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」のツイッター(5万回)、インスタグラム(2万回)にも掲載され、海外からも「勇気付けられた!安全にしよう!」、「ありがとう、ユヅ!」などの反響が寄せられている。
羽生は動画の中で自身の言葉で不要不急の外出自粛への協力を訴え、医療従事者への感謝を口にし、闘病する人々を思いやった。また、自身も被災した3・11の東日本大震災の経験を交え「真っ暗だからこそ見える光があると信じています」と、呼びかけている。
ちょうど昨日のブログを書き終わったころに羽生選手からのメッセージを見つけて、ブログの最後に少しだけ書いておきました。
改めてメッセージをよく読めば、とてもよく考えられた文章だなということが分かります。
「皆様、こんにちは。羽生結弦です。つらいことや我慢しなくてはならないこと、そして、制約がたくさんある毎日だと思います。生活が苦しい状況ではありますが、どうか不要不急の外出を控え、感染拡大防止のためにご協力をお願い致します。
僕たちアスリートはいつも応援の力を感じ、そして受け取っていくことで頑張れています。時にはプレッシャーになることもありますが、それらがあるからこそ頑張れるんだと思います。
このような状況の中で、未知のものに挑み続けてくださっている方々に心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。プレッシャーにもなるかもしれませんが、遠くから応援の気持ちを飛ばしていきたいと思います。
そして、何よりも今、苦しみながらも闘病されている皆様。本当に苦しいと思いますし、想像を絶する恐怖とも闘っていらっしゃると思います。真っ暗闇なトンネルの中で、希望の光を見いだすことはとても難しいと思います。でも、3・11の時の夜空のように、真っ暗だからこそ見える光があると信じています。どうか無理をなさらず、周りにいる方々を信じて、頼ってください。そして皆様が心からの笑顔で語り合える日々が来ることを祈っています」
まず最初に人々に外出自粛を訴え、次に「未知のもの」と闘っている医療従事者の皆さんにアスリートがプレッシャーに立ち向かう時を例えてエールを送り、一番苦しんでいる闘病中の方々を励まし、最後に自分が困難に直面した時の経験を基に未来への希望を語っています。
起承転結に沿った100点満点の素晴らしいメッセージだと思いました。
特に最後の部分、「3.11の時の夜空のように、真っ暗だからこそ見える光があると信じています。どうか無理をなさらず、周りにいる方々を信じ、頼って下さい」という部分が心に響きました。
希望を失って絶望的になっている時こそ、普段は気がつかない夜空の星のように、いつも変わらず身近で自分を支えてくれる人がいるはず。家族や友人や周りにいる人たちを頼っていいんだよ、という優しいメッセージだと受け取りました。
ふと思ったのですが、Continuesの時に、「皆さんの目が僕にとっては星です」という言葉も、あの3.11の夜に見上げた星々のように、僕が困難にぶつかった時に心の拠り所になる存在がファンの皆さんなんだよ、というメッセージだったのだなと、あの時の羽生選手の言葉が初めてスッと心に流れ込んだ思いがしました。
今は私たちにとってはあなたが真っ暗な夜空に輝く1等星です。
新聞も大きく取り上げていますね。
今夜も、もう一度羽生選手のメッセージを聴いてから眠りたいと思います。
フィギュアスケートの羽生結弦選手からのメッセージです✨⛸#いまスポーツにできること #SportsAssistYou #Staystrong #Stayhome pic.twitter.com/ASplkSQW7V
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) April 17, 2020
優しい声ですね。
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