2020年01月

2020年01月18日

一気読み



都築先生の本を買い、その足でカフェに入り、
一気読みしてしまいました。


宇都宮直子著
「羽生結弦を生んだ男 都築章一郎の道程」 



都築章一郎 目次
目次からも分かるように、都築章一郎先生のフィギュアスケートのルーツであるロシアのスケーター、コーチのインタビューを通して、日本のフィギュアスケートの黎明期からの歴史を生きてきた都築先生の歩んだ道を浮き彫りにして行くという構成の本です。

切り拓きながら歩んできた道の険しさと、都築先生のフィギュアスケートにかける情熱の深さを初めて知りました。 

日本のスケ―ト界の、正にパイオニアと言える方だということが良く解りました。



そして、羽生選手に対するロシアフィギュアスケート界の重鎮たちの言葉が凄い!

タラソワ ミーシン



アレクセイ・ミーシンは語る。
「羽生結弦。そうですね、彼はすごく良い子です。もうスーパーに、ウルトラ良い子です。
本当に、本当に良いです。
両手を上げるくらい、完璧です。天性のものを持っています。エッジワークも素晴らしい。優れている。
本にはどうぞそう書いて下さい」
ミーシンは技術面を大切に考える指導者である。ならば、羽生の表現力はどうか。優れていると思うか。
彼は笑った。楽しそうに言った。
「どうお答えしたら、いいんでしょう。あの、それって、まるで『ミーシン先生、太陽は温かいですか?』と訊くのと同じだと思いますよ」



ヴィクトール・ルイシキンは語る。
「羽生はもう、一つの『現象』です。フィギュアスケートには、数えきれないほどのチャンピオンがいますが、次第に忘れ去られていきます。
でも、中にはそうならない人もいる。『現象』となって残っていく。歴史にしっかり刻まれる。
羽生結弦は、そういうチャンピオンです。世界的な『現象』そのものだと思います」



タチアナ・タラソワは語る。
「彼が滑っている時は、呼吸をするのを忘れる」

「羽生を見た瞬間、偉大なチャンピオンになるとわかりました。
羽生には豊かな才能があります。神によってもたらされたものが、です」

「私は完全に、羽生に魅了されています。まるで麻酔をかけられたように、身動きが取れないのです。食い入るように見つめるしかない。
私にとって、彼はそんな存在です」

タラソワ



都築章一郎は語る。
「『挑戦をしなさい』とは、常に言っていました。
『未知の世界に向かいなさい』とも言いました。
羽生は賢い子でしたから、自分なりに解釈し、心に残してくれたのではないかと思っています。
それから『芸術家になりなさい』とも言い続けました。いつか日本のフィギュアスケートにも芸術の時代がやってくる。それに対応できるような、美しいスケートが必要だと思いました。
私は彼に一スケーターで終わってほしくなかったのです」


FullSizeRender (839)



数多くの優れたスケーターを見てきた方たちに、ここまで称賛される羽生選手のファンでいることに幸せを感じました。

そして、これまで知らなかったロシアと日本のフィギュアスケート界のつながりを知って、羽生選手が「僕のスケートのルーツはロシア」と言っていたことの意味が少し理解できました。

たくさんの方に読んでいただきたい本です。


この本の中には阿部奈々美先生への言及はありませんでしたが、奈々美先生にも是非、本を書いていただきたいなと思いました。

いつかそれが可能な時がきたならば。


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2020年01月17日

奈々美先生と都築先生



SOIの出場が八戸と横浜と知って、それぞれの場所と強く結びついて思い出すのは阿部奈々美コーチと都築章一郎コーチのこと。


ロミオとジュリエット(アームストロング版)で、ニースの次に好きなのは、2014年の24時間TVでテクノルアイスパーク八戸のリンクで滑った時。


2014 24時間TV_Fotor_Fotor



節電のため照明を落としたこのリンクで、
窓から差し込む光だけで、世界選手権に向かって振付けし、練習している結弦くんと奈々美先生を想像するだけで涙腺が緩みます。







このリンクには、アイスリンク仙台で被災した時履いていたスケート靴が展示されているそうです。


テクノル八戸 3

拡大するとエッジがボロボロになっているのが判る。

テクノル八戸 2_Fotor

(<AZ思い描く演技を>さんのTwitterよりお借りしました)


いつか必ず見に行きたい。



そしてここからの結果としてのニース世界選手権。

Nice 4




ロミジュリ Nice 6


キス&クライに座る二人はジャパニーズビューティの見本のようでした。

奈々美先生の膝の上に収まる幸せなプーさん。




もう一つの場所は横浜。
そこには都築先生がいる。

震災の後、アイスリンク仙台が閉鎖されていた時、子供の頃奈々美先生の前に指導を受けていた都築先生がいる神奈川スケートリンク(現在は横浜銀行アイスアリーナ)で練習させていただいた。

だから、横浜にも特別な思いがある。


都築先生に会うと、結弦くんはたちまち小学生のようになってしまう。


全日本 都築先生 3_Fotor





その神奈川スケートリンクで、羽生結弦スケート教室が開かれたことがありましたね。

神奈川区制90周年記念のイベントとして行われました。

17 8 16 羽生先生 19_Fotor



17 8 16 羽生先生 カナコロ 8_Fotor


スケート教室の後は「花になれ」を滑りました。

17 8 16 神奈川イベント 4_Fotor_Fotor



一方、ハビは八戸で奇跡のレッスン。

いつかハビと一緒に奇跡のレッスンできるといいね。

19  オータムクラシック ハビと再会 4 読売

もし実現できたら、それは夢のレッスン。





都築先生の本は今日発売。これから買いに行きます。
読むのがたのしみ!




仙台、八戸、横浜は、結弦くんにとって、いつまでも特別な場所であり続けるのでしょう。



私の大きな夢は、仙台に結弦くんが練習したり、スケート教室を開いたり、
アイスショーもできるリンクができること。

その仮称は『仙台Wings』としておきます。


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2020年01月16日

懐かしいSOIの動画



羽生選手のスターズ・オン・アイス出場は本当に驚きでした。

ここ数年はオフシーズンのアイスショーはファンタジー・オン・アイスのみだったのに、
そのFaOIよりも先にSOIの出場が発表されました。

震災の後、練習の場を提供して下さった八戸と横浜ですね。


チケットは超激戦となりますが、どうにかして1回だけでも観に行きたい

抽選申し込みは宝くじを買うような気分です。

つまり、外れて当然、しかし一縷の望みをかけてチャレンジする



羽生選手のSOI出場は2014年を最後に5年間のブランクがあり、今年は6年ぶりの出場となります。

これが果たして何を意味するのか。
考え始めると色々想像してしまいますが、今は敢えて考えるのは止めて、羽生選手が春のアイスショーにも出られるくらい健康で、練習も順調に進んでいることに感謝したいと思います。


今日は2010年のSOI初出場から2014年まで、5年間の動画を集めました。

シニアに上がってからソチオリンピックで優勝するまでの期間に当たります。

どれも懐かしいプログラムです。
(画質はあまりよくありませんが残っているだけでありがたい)


2010年 VERTIGO





2011年 Change




2012年 Somebody to Love





2013年 Hello, I love you





2014年 花になれ




今年はどんなプログラムになるのでしょうね。



色々グッズ案件もありますね。

ロッテのクリアファイル付きのチョコレート通販は今日から再開です。
(チョコレート付きのクリアファイル通販?)

LOTTE 通販サイト  2

でも、ファミマで手に入った3種類で結構満足している私です。

受注販売なのでゆっくりで大丈夫ですね。



それに昨日オープンした雪肌精の銀座三越カウンターではオリジナルボトルプレゼントセールが。



https://www.kose.co.jp/sekkisei_myb/campaign/hanyu/h_campaign.html

銀座三越限定ですから、またまた長蛇の列になるのでしょうか。

雪肌精 キャンぺーン


しかし最近は物欲がなくなってきたのか、以前より「限定グッズ」にそれほど執着しなくなってきました。


「物より思い出」という何かのCMがありましたが、物よりも試合やコンサートやアイスショーの方が大切に思えてきているこの頃です。


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2020年01月15日

ビデオ判定を導入した国際卓球連盟



羽生選手、今春のスターズ・オン・アイスにINするとのニュースで持ちきりですね。

チケット手に入れるの至難の技ですねー。

2014 スターズオンアイス 家族 11
2014 SOI 「家族になろうよ」


でも、その楽しいニュースは後でゆっくり楽しむとして、

昨日の深夜に目に入った記事をご紹介したいと思います。




国際卓球連盟が判定にビデオ判定導入を正式決定しました。



卓球、東京五輪でビデオ判定 国際連盟が導入発表

共同

【ローザンヌ(スイス)共同】国際卓球連盟(ITTF)は14日、東京五輪やITTFの主要大会でビデオ判定を導入すると発表した。
昨年12月のグランドファイナルでの試験導入を検証し、11日までインドで開いた会合で正式決定した。

 台の端に当たるエッジボール、サーブのレット(やり直し)などが対象で、主審の判定に不服がある選手は映像による確認を要求できる。1試合に2度の権利があり、抗議が実れば減らない。

 昨年4月の世界選手権では女子ダブルス決勝の重要な場面で伊藤美誠、早田ひな組が微妙な判定で得点が認められず、日本協会がITTFにビデオ判定導入を要望した。(共同)


https://www.asahi.com/articles/GCO2020011401002808.html


この決定は日本卓球協会の働きかけによって実現したということです。

日本スケート連盟にはどうしてこういうリーダーシップが取れないのでしょうか。
現在のフィギュアスケート界での日本の立場は相当強いものだと思われます。

リンクサイドの公告からも解るように、ISUのスポンサーの多くは日本の企業ですし、
オリンピック金メダリスト、銀メダリストを擁しています。

このような背景からISUにもっと合理的な判定方法について進言することは可能なはずですが、今のスケ連のメンバーの誰がそういうリーダーシップが取れるのかと言う問題に突き当たってしまいます。



さらに今回の国際卓球連盟の決定では、判定に疑問があれば、選手は映像による確認を要求できるのです!

フィギュアスケートの場合、現在は選手やコーチからの判定に対する疑問を提出する制度は無いのですよね。少なくともそのようなことは一度も見聞したことがありません。
異議申し立ては一切認めず、ISUのテクニカルとジャッジに完全服従という状態は、まるで独裁国家のようです。


こうして、体操、フェンシング、卓球と、次々と判定方式をデジタル化していくのに、フィギュアスケートは目視と1台のビデオカメラという原始的な方法にいつまでしがみついて行けるのでしょうね。

もういい加減に世界の潮流も取り入れてほしいものです。


人間の目という不確かなもので、ハイスピードで動く選手の動きを瞬時に把握し、複雑なルールを正確に適用しつつ、数分間でそれを点数化することが可能なのでしょうか。

私には人間の限界を超えた作業としか思えません。



しかも試合ごとに異なるジャッジが異なる尺度で判定するのですから、はっきり言って、それはデタラメ判定と言っても過言ではないと思っています。

試合ごとに、選手ごとに異なるメジャーで測るということが他の競技で通用するのでしょうか?
もしそうであれば、それはもう競技とは呼べません。


レフェリーやジャッジは自分たちのジャッジングに後ろめたさを感じないのでしょうか?


単なるファンである私たちでさえ感じるシステムの後進性と不透明さを、
ジャッジが感じないはずがないと思うのですが。

ではなぜ変わらないのだろうか?

変えようともしないのだろうか?



その一方で、どうでもよいと思われる変更は簡単にしてくる。


例えば、次回の世界選手権から大幅変更となるエキシビションの形式変更。

フィギュアスケートをショー化しようとしているのだろうか。

その方が経済効果が上がると考えているとしか思えない内容。

衣装コンテストとか・・・


そんなことしている暇と金があるのならば、なぜ正確なジャッジングを実現するための判定機器を導入しないのだろうか?


GOEの幅を7段階から11段階へと広げたのも、忖度できる幅を広げるためだったのかと思ってしまいます。

ISUのやることは全く理解不能です。



他のスポーツのビデオ判定事情をまとめた記事を見つけたのでご紹介します。
是非読んでみて下さい。
各スポーツのビデオ判定事情


長い記事なので、最後の部分だけ抜粋しておきます。

映像技術やネットワーク環境の進化により、スポーツ界ではビデオ判定が当たり前のものになりつつある。
「審判の権威がなくなる」という声もあるが、見る側、そしてプレーする側としてはミスジャッジや疑惑の判定に対するストレスが軽減され、勝負の公平性が保たれるという大きな利点がある。
もちろん試合を裁くのは人間の審判であるべきだが、最新のテクノロジーを駆使しつつ、それぞれの競技をさらに発展させていってほしいものである。


本当にそうですね!!!

一日も早く、体操競技に導入されるようなAIを含んだ判定が、フィギュアスケートにも適用されるのを切望しています。

フィギュアスケートが競技として認定されなくなる、その前に。


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みやびなミューズ



ミューズと言えばゼウスの9人の娘で、芸術や詩を司る女神たちを指しますが、羽生選手は男性でもミューズになれるのですね。


既に多くの画家や音楽家や舞踏家にインスピレーションを与えているミューズ的存在ですから、KOSEさんがグローバルミューズと呼ぶことにしたのもうなずけます。


「みやび 」という美しいロゴは書家の岡西祐奈さんの揮毫によるものです。


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#KOSE #雪肌精 の新ラインのタイトルロゴ #みやび を揮毫させていただきました。 パッケージにも、作品#青曲 シリーズが採用され3月1日発売となります。 KOSEの皆様と話し合いを重ね 雪肌精最高峰シリーズに相応しい品格を表現したいと 想いを込めて一線一線を描かせていただきました。 深謝!! #repost @sekkisei.official 【「雪肌精 みやび」始まる】 3月1日の新ライン発売を皮切りに、「雪肌精 MYV」が最高峰シリーズ「雪肌精 みやび」に!✨ ブランドの更なるグローバル展開を見据え、“日本発”を想起しやすいよう ロゴを平仮名へと変更いたします。 ブランドのグローバルミューズには#羽生結弦 選手 が就任。 「雪肌精 みやび」のキャッチコピーを「透明感は、新次元へ。」とし、 羽生選手のビジュアルとともに、 アジアを中心とする各国での展開を加速してまいります。 詳細はKOSE TOPページのブランドサイトをご覧ください。 #雪肌精 #雪肌精MVV #雪肌精みやび #コーセー #kose #sekkisei #sekkiseimyv #羽生結弦 #岡西佑奈 #アルティメイトライン #透明感 #yuunaokanishi #書道#書道家#書道家岡西佑奈

書道家 岡西佑奈/YuunaOkanishi(@yuunaokanishi)がシェアした投稿 -




#KOSE #雪肌精 の新ラインのタイトルロゴ #みやび を揮毫させていただきました。 パッケージにも、作品#青曲 シリーズが採用され3月1日発売となります。 KOSEの皆様と話し合いを重ね 雪肌精最高峰シリーズに相応しい品格を表現したいと 想いを込めて一線一線を描かせていただきました。 深謝!! #repost @sekkisei.official 【「雪肌精 みやび」始まる】 3月1日の新ライン発売を皮切りに、「雪肌精 MYV」が最高峰シリーズ「雪肌精 みやび」に!✨ ブランドの更なるグローバル展開を見据え、“日本発”を想起しやすいよう ロゴを平仮名へと変更いたします。 ブランドのグローバルミューズには#羽生結弦 選手 が就任。 「雪肌精 みやび」のキャッチコピーを「透明感は、新次元へ。」とし、 羽生選手のビジュアルとともに、 アジアを中心とする各国での展開を加速してまいります。 詳細はKOSE TOPページのブランドサイトをご覧ください。 

書道家 岡西佑奈/YuunaOkanishi(



岡西さんのインスタグラムにもたくさんの作品がUPされています。

書も素敵ですが、岡西さん自身も素敵な方です。




「みやび」という言葉から直ぐに連想するのは、やはりこれです。


19 全日本 EX  cap  1_Fotor


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なんなら、このままCMにも使えそうな、みやびな姿ですね。

またまた色々なキャンペーンが始まりそうです。


    


ところで、バトミントンの桃田賢斗選手のクアラルンプールでの交通事故による怪我を心配していましたが、1か月で練習に復帰できるとのことで、ひとまず安心しました。

Sponichi Annexより

国際試合の多いトップ選手は皆ハードスケジュールの移動で大変です。

桃田選手は羽生選手と同じ25歳。
福島県の富岡高校在学中の16歳の時、東日本大震災が起こり、当時はインドネシアに留学中でしたが、それを機に活動拠点の移動を余儀なくされたということです。

そんなところも羽生選手と重なるところです。

怪我からの回復を待って、奇しくも3月11日に開幕する全英オープンから復帰する予定ということです。
どうぞ順調に回復されますように。



こういうことがあると、もしも羽生選手の身になにか事故でもあったらと、考えるだけで恐ろしくなります。

羽生選手が健康で安全でいてくれるだけで、つくづくありがたいことだなあと思っています。


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withgoldenwings at 10:41|Permalink羽生結弦 | CM

2020年01月14日

相対化絶対化




先日雑誌を買いに書店に行った時、文芸春秋のネイサン・チェン選手のインタビュー記事を(立ち読みで申し訳ないのですが)少し読みました。

その記事が早々と文芸春秋デジタルに掲載されていたので、羽生選手に関連する部分だけ抜粋して、感じたことを書いてみました。

ユヅはプッシュしてくれる「強いライバル」

19 GPF  文春記事

 昨年12月のGPファイナルは、僕にとっても特別な戦いでした。あの大舞台でユヅ(羽生結弦)と戦う機会に恵まれたのは、3シーズンぶりのことだったからです。

 フリーの演技終了後の記者会見でユヅ自身が言っていましたけど、自分をプッシュしてくれる「強いライバル」がいることはすごく健全なことだし、自分自身がより高い地点を目指すための素晴らしいモチベーションになります。逆に、こうした緊張感がないと競技自体が、少し退屈なものになってしまうでしょうね。

 僕らより上の世代のユヅが、こうして、未だに男子フィギュアスケート界全体をプッシュしてくれているのは、とてもありがたいし、本当に感謝すべきことだと思っています。

 ユヅが出場したことによって、大会全体のレベルが上がったのは間違いないでしょう。ユヅがいるだけで、会場の空気が変わるんです。彼が、タイトルを取り戻すために全力を尽くしてくるであろうことはわかっていたので、僕も他の大会とはまた違った意識を持って、この大会に挑みました。そのプレッシャーは僕にとってすごくエキサイティングだったし、より大会を充実したものにしてくれたと思います。

ネイサン選手は、羽生選手のいる試合ではその他の試合とは全然違ったスタンスで臨んできますね。
今シーズンのGPシリーズは一体何だったのでしょうか。
計算できるのはいいことだし、必要な事でもあるけれど、あまりあからさまなのはどうでしょうか。ラファエルコーチの助言もあるのでしょうが、常にベストを尽くす羽生選手との違いを感じます。相手がだれであれ、ベストを尽くして戦うのが他の選手へのリスペクトであり、礼儀だと思いますが。


(中略)

スケートより重要なこと

19 GPF  小海途 プレカン

 イェール大学で勉強をしはじめてから、新しい世界が開けました。世の中はスケートが全てではないという当たり前の現実を実感し、気持ちが楽になった部分もあります。学生のおよそ80%はフィギュアスケートがどういうスポーツなのか全く知らない。当然僕のことも知らないし、オリンピックを連覇したあのユヅのことすら知らない学生も多い。

 スケートは長い間自分の人生の中心にあったことなのに、世の中の人々の多くは興味がないという現実に、最初はちょっとびっくりしました。大学がある種の社会の縮図だとすれば、アメリカ社会全体の平均も大体そんなものですよね。でもだからといって、自分の中でスケートに対する想いが小さくなったわけではありません。

世の中にはスケートよりももっと重要なことに取り組んで、大変な苦労を日々している人も大勢いるという現実を改めて実感したんです。自分ももっと人間的に幅広く成長したい。そして将来的には、広い意味で社会に貢献したいという気持ちを持つようになりました。

ネイサン選手の言っていることは当たり前のことです。
世の中にはスケートよりも重要なことはいくらでもあります。
しかし、何が重要かは人により千差万別であり、重要さのランキングが付けられるわけではありません。
社会の中でフィギュアスケートに関心を持っている人がどのくらいいるのか分かりませんが、少なくともアメリカよりは日本の方がフィギュアスケートに関する認知度は高いと思います。それは日本で行われるアイスショーとアメリカで行われるアイスショーの劇的なまでの観客の入りからもはっきりしています。
アメリカでネイサン選手を知らない人が80%だとしたら、日本では羽生選手を知っている人が80%くらい、の差はあるのではないでしょうか。
アメリカという国は基本的に自分の国にしか興味はないので、アメリカ人の80%が日本人フィギュアスケーターの羽生結弦を知らなくても不思議はありません。
従って、ネイサン選手のアメリカでの認知度をもって、日本での羽生選手の認知度と比較する事には意味がないでしょう。
おそらくネイサン選手がオリンピックで連続2回金メダルを取れば、ネイサン選手のアメリカでの認知度も50%くらいには上がるのではないでしょうか。
仮にそのような場合に、ネイサン選手は、どのような形で社会に貢献したいと思うのでしょうか。
それも聞いてみたかったです。

ユヅのようにはできない

19 GPF 4A 3  長久保

 そういう変化のためかもしれませんが、フィギュアの試合に向かう気持ちも以前とは少し変わってきました。もちろんベストな演技を見せたいと常に思っていますが、たとえミスをしてしまっても「この世の終わりではない」という気持ちが根底に芽生えるようになったのです。

 以前はもっと、絶対に勝ちたいという気持ちを前面に出して試合に向かっていました。ユヅはまさにそういうタイプの選手で「絶対に勝ちたい」という気持ちを前面に出すことで驚くような力を出すことができるのです。

しかし、僕はそうやって自分を奮い立たせるということが、性格的に向いていないと最近わかってきたのです(笑)。闘志を前面に出せば出すほど、気持ちが空回りして身体をうまくコントロールすることが難しくなるのです。だから氷の上で演技をしている間は、その一瞬、一瞬を存分に味わって、何が起きようとも楽しむ気持ちを忘れないように滑るようにしました。僕の場合はそれで大体うまくいくようになりました。

 人生全体から見れば、アスリートが競技に出場できる期間というのは限られたものです。だからこそ、一つ一つを大事な体験として楽しみ、自分が成長していく糧に使いたいと思うようになったのです。

ネイサン選手の、ミスをしてしまっても「この世の終わりではない」という気持ちと、羽生選手の「絶対に勝ちたい」、「負けは死も同然」という言葉が対比されて捉えられてしまいそうですが、羽生選手だって、なにもミスをしても「この世の終わり」だなんて少しも考えていないと思います。
ミスをしても、それによって負けることがあっても、次は絶対に勝ちたいという強い気持ちで「未来に向かって」行くのです。「この世の終わり」だと思ったら、未来に向かう気持ちは持てません。
その考え方の違いは、ネイサン選手が、フィギュアスケートを、自分の人生の中で相対化しているのに対して、羽生選手はフィギュアスケートを自分の目的として絶対化しているかの違いだと思います。
確かに現役フィギュアスケーターとして活躍できる期間は人生の中で短いし、その後の人生の方が圧倒的に長いわけですから、ネイサン選手のように将来は医者を目指すとか、科学者になりたいとか、色々なプランを用意して、その準備をしておくのは賢いことだと思います。
常に先を見ている羽生選手にも当然未来のプランはあるでしょう。
それを今明かすことはしないだけだと思います。
しかし今は、人生のその他のことを全てを排除してフィギュアスケーターとしての自分の生き方に200%を捧げて生きているのです。

一般的に言って、
物事を相対化すると、それは日常になり、
絶対化されたものは非日常となります。

私達が羽生選手の演技にこれほどまでに惹きつけられるのは、羽生選手がスケートに懸ける気持ちが絶対的なものであり、そこから受けるものが非日常的な何かであることも大きな要因だと私は感じています。

ネイサン選手がフィギュアスケートを「大事な体験として楽しみ、自分が成長していく糧に使いたい」というのも理解できますし、彼にとってはそれが正しい考え方なのでしょう。
しかし相対化されたものには神は宿らず、観ている私達もそれは敏感に感じ取ってしまうものではないでしょうか。

(中略)

最終ゴールは次の五輪

19 ワールド behind  26

ユヅのクワドアクセルがどうなっていくか、また彼がどの4回転ジャンプを跳んでくるかにもよってきます。僕たちが互いに限界までプッシュし合っているのは、すごくエキサイティンぐ状況だと思います。会う回数を重ねるごとに、性格、背景、トレーニングについてなどお互いのことをよりよく理解するようになってきました。

今のところ、僕の競技スケート活動の最終ゴールは次の北京オリンピックだと思っています。オリンピックの前の年には、大学を休学し、競技に専心したいと思っていますが、スケジュール的にうまくいくかどうかはまだわかりません。

もちろんオリンピックで優勝できれば素晴らしいですが、必ずしも表彰台のトップに立つことだけが目標ではありません。それよりも、自分が誇りに思えるプログラムをSPとフリーの両方で滑りきることができたなら、僕はきっと満足してこのスポーツを後にすることができるだろうと思っています。

(中略)

だから僕は今のうちに、少しでも次の人生に移る準備を進めておく。その基礎となるものを今の内から築いておきたい。
先が限られた競技人生に後悔は残したくない。一つ一つの大会を楽しむことが、僕にとって大切なことなのです。(完)

ネイサン選手はここで北京オリンピックまでで現役引退を示唆していますが、実際は結果がでなければ決定ではないようです。
でもやはり、「少しでも次の人生に移る準備を進め」ながら、とはっきり言われてしまうと、いささか白ける部分はないとは言えません。
まだ20歳であり、賢明でもあるネイサン選手なら、将来のことはスケート人生を完全燃焼してからでも勉学なりビジネスなり、なんでもできそうです。
今こういう風に未来のプランを語ることがいいのか悪いのか、いささか疑問にも感じました。

自分について多くを語らない羽生選手ですが、彼のフィギュアスケートに懸ける絶対的な情熱と愛を感じればこそ、
私達も羽生選手に絶対的で非日常的な愛を捧げられるのです 



 
文芸春秋の記事全文はこちらから
途中から有料になりますが、簡単な手続きで購入できます。(記事単体で200円です。)



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2020年01月13日

雑誌を選ぶ



昨日書きそびれた雑誌のことです。


一昨日本屋さんに行くと、この3冊が横並びになっていました。













全部買えばいいのだろうけど、出る本全てを買うわけにもいかず、どれを選ぼうと迷ってしまいます。



2冊は11日に発売されたばかりのもので、全日本特集です。

まずは「フィギュアスケート通信DX」を手に取りました。
安心してページを繰れる100%羽生選手です。

平積みにされた雑誌のなかでも、一番減っていて、あと3冊しか残っていませんでした。

フィギュアスケート通信DX 19全日本 1



フィギュアスケート通信DX 19全日本 3


Otonalの表紙も、スーツ姿の裏表紙も、文句なく素敵です。


そして内容も、今回は特に美しいお写真が多かったように思います。


IMG_0849



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そんなたくさんの写真の中で、どうしても気になってしまうのが、このページ左上の写真でした。

SPで、国内大会のため非公認ながら、世界最高得点を更新した時です。
喜んでいいはずなのに、笑顔があまり見られず、むしろ怪訝そうな表情だったこと。


私はこの時、SPの110.72という点数を見て、どうして2位の選手との差がこんなに小さいのかと疑問を感じていました。

IMG_0862


もしかしたら羽生選手も同じようなことを感じなかったのだろうか。




そしてこの本を買うことに決めたのは、エキシビションで滑ってくれたSEIMEIの写真が8ページもあったこと。


IMG_0855


とても疲れていたはずなのに、キレのあるとても美しいSEIMEIでしたね。

結局、全日本特集の雑誌で購入したのは、既に購入済の「フィギュアスケートマガジン」と、
この「フィギュアスケート通信DX」の2冊となりました。



もう1冊の、「フィギュアスケートプリンス」は、GPFのエキシビションのスワンの表紙が魅力的だったのですが、4試合分が1冊に一緒だと、やや窮屈な感じがして、
特別付録に未練を残しつつ、購入は見送りました。


フィギュアスケートプリンス 19 全日本




もう1冊、前から気になっていたのが、「フィギュアスケートMemorial」です。
これは全日本ではなくて、トリノGPFの特集号です。

GPF特集の雑誌は「フィギュアスケートマガジン」しか買っていなかったので、これを追加で買うことにしました。


フィギュアスケートMemorial 19 GPF


GPFではSPの痛恨のジャンプミス、

一人ぼっちのキス&クライ、

IMG_0860


美しい4Lo、4Lzの成功、4種5本の4回転ジャンプにもかかわらず、惜しいミスが続き、点数が伸びなかったこと。

5回目のGPF優勝を果たせなかったこと、

色々悔しいことがあったけれど、

IMG_0859


いつかこの経験がプラスになって戻ってくることを信じよう。


IMG_0858


トリノオリンピックのリンクに4回転アクセルの軌跡を残して、

いつかこれが4Aの記念碑となる日を待とう。


IMG_0857

きっとその日はやってくる。




これから出る本で買う予定は、23日発売のフィギュアスケーターズ。





これは大判で持ち歩くのが大変なので、Amazon に予約済です。

表紙もとても素敵。

フィギュアスケーターズ 18

ハイドロ特集があるようです。
試合であれほど美しいハイドロができるのは羽生選手だけです。



その他、サンケイスポーツやら、婦人公論、家庭画報、色々あるようですが、買う予定はありません。

羽生選手を特集すれば販売部数がグンと伸びること確実なので、フィギュアスケート専門誌以外の特集も多いですね。

出版社は売れるものをよく知っているし、売れるものしか出しません。


だから結局、試合で勝っても負けても、表紙は羽生結弦選手で、ということになるわけですね。

私の場合、羽生選手以外の表紙だったら手に取らない。
それは確かなことです。


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withgoldenwings at 05:56|Permalink羽生結弦 | 雑誌・ムック

2020年01月12日

『全員団結』、、、って、疑問だな


『全員団結』

どこかで聞いたことがあるスローガン

私自身が見聞きしたわけではないけれど、

歴史上の記憶。


『一億火の玉』
とか
『国民総動員』
とか

いやでも連想してしまう。


正直なところ、『全員団結』という言葉にゾッとした。




一人ひとりに応援する選手がいるわけで、

全員団結して応援するつもりはないし、その必要もない。

スポーツやアスリートを、全体主義的な発想でこういう形で利用するのはやめてほしい。



そもそもオリンピックの応援で全員団結する必要ありますか? 

色々な考え方があります。

東京オリンピックに賛成な人もいれば、
反対な人もいる。 

なのに、
『全員団結』しない人は
終いには『非国民』と言われそうな雰囲気。

少なくとも私は、アスリートを「日本人だからと言う理由で」応援することはありません。
どこの国の選手であれ、好きな選手、共感する選手を応援するのです。

 

しかも、本来、東京にオリンピックを招致した時には、
東日本大震災からの『復興オリンピック』と位置付けられていたはず。

今やそんなことは忘れたかのようなお祭り騒ぎ。

その一方で、原発から限り無く溢れ出る汚染水は、
こっそり海に流そうかと画策されている。

被災者への援助は次々と縮小されていく。



土木建設業界が潤うだけのオリンピック。

その莫大な出費(私達の納めた税金)を被災地のために使っていたら、
たった数週間のオリンピックを開催するよりも、

ずっと被災地のために、日本の為になったはず。



ただでさえ国威発揚に利用されがちなスポーツの場に
『全員団結』なんていうアナクロな言葉を持ち出すなんて、
おそらく政府御用達の電通あたりが考えたことだろうけれど、
その発想が無神経で、カッコ悪すぎて、不気味で、ゾッとします。




しかし、真夏の日本のオリンピックって、屋外競技の選手には辛いだろうな。

どうしてよりにもよって最悪な季節に?

これもアメリカに忖度したIOCの意向ですか?
それを丸呑みするJOCの意向ですか?

選手のことなんて二の次三の次で、カネと利権まみれの都市持ち回りオリンピックはもう廃止してもいい時期なのでは。


実施するなら、その発祥の地ギリシャで、
恒久的に、もっと慎ましやかに美しく開催してほしい。

その場合冬季はどうしたらいいのかな、なんて無駄に考えてみたりする。
 




今日は昨日買った素敵な表紙の雑誌の記事を書きたかったのに、、、

フィギュアスケート通信DX 19全日本 1



フィギュアスケート通信DX 19全日本 2



フィギュアスケートプリンス 19 全日本



フィギュアスケートMemorial 19 GPF



結弦くんがカナダにいると思うと安心する。

いつも利用するだけ利用して、実は思い切り彼を冷遇しているJSFからなるべく遠くにいて欲しいから。
今日は日曜日だから練習はお休みなのかな。


四大陸に向けて上手くピーキングできますように。
心身ともに健康でありますように。


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2020年01月11日

もっと遠くまで



昨日は毎年1月に行われている、テレビ朝日ビッグスポーツ賞の表彰式だったのですね。

今年はプログラムコンサートの余韻に浸っていてすっかり忘れていました。


Sponichi Annexのニュースより

19年に活躍したスポーツ選手や団体を表彰する「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式が10日、都内で行われ、フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)がスポーツ放送特別賞を受賞した。

 この日の表彰式は欠席したものの、ビデオメッセージで登場。

2020 テレ朝ビッグスポーツ賞 1


「こんにちは、羽生結弦です。いつも応援ありがとうございます。今シーズンはグランプリシリーズで2勝し、久しぶりにグランプリファイナルにも健康な状態で出場することができました。グランプリファイナルでは悔しい思いもしましたが、その悔しさをバネにさらに頑張っていきたいと思います」


2020 テレ朝ビッグスポーツ賞 3




「今年は“限界の5歩先へ!”という誓いを立てました。つらいことがあったり、苦しい部分も増えてきました。それでも限界に挑んで、それを超えるだけじゃなくて、さらにもっともっと先にいきたいと思っています。これからも頑張ります。応援よろしくお願いします」 


2020 テレ朝ビッグスポーツ賞 2


これプログラムコンサートのご挨拶のビデオと同じスタイルです。

黒ジャケ、白シャツ、赤チーフ。
素敵でした



このコメントからは、彼はまだまだ遠くまで行くつもりなのだなと感じました。


実はプログラムガイドブックの中にも気になる箇所がありまして、、、

このガイドブック、読み返すたびに新たに感じるところや新発見ももあり、 面白いのです。


羽生選手が『Origin』について書いている文章の中ですが、こんな記述がありました。

「『SEIMEI』などと同じように複数の曲を使っているので、「起源」とか「はじまり」という意味の『Origin』とタイトルをつけました。曲自体が僕がスケートに没頭したはじまりでもあるし、これから挑戦したいクアドアクセルのはじまりでもあるし、そんな風に僕のスケート人生の起源のようなものを感じながら滑っているプログラムです」。


「これから挑戦したいクアドアクセルのはじまり、ということは、これからはじまって、この先しばらくクアドアクセルの完全な完成まで現役時代が続くということではないですか?


昨日のビデオメッセージの「限界の5歩先へ!」といい、
ガイドブックの
「クアドアクセルのはじまり」といい、

もしや羽生選手はかなり先を見ているのかな?

「限界に挑んで、それを超えるだけじゃなくて、さらにもっともっと先に行きたいと思っているのですから。


クアドアクセルが成功したら物語は終焉を迎えるのかと思ったら。
実はそこは始まりだったりとか。

そういう意味だとしたら、とても嬉しい。


19 GPF practice


君が行くところなら、
どこまでも一緒について行く


四大陸まで1か月切りましたね。

どうかケガ無く練習が積めますように。



それにしても”挑戦的辞退”という日本語が意味不明。


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2020年01月10日

音響デザイナーと衣装デザイナー



羽生結弦プログラムコンサートガイドブックが素晴しくて、繰り返し読んでしまいます。


IMG_0841


これは正にプログラムと共に生きてきた羽生結弦アルバムです。


各プログラムのページには羽生選手自身のそのプログラムに対する思いと、振付を担当した先生方のコメント入りになっています。

幼いころから順番に、山田真実コーチ、都築章一郎コーチ、関徳武コーチ、そして圧倒的に多くのプログラムを振付した阿部奈々美コーチは振り付けた全てのプログラムについての解説を寄せてくれています。

クリケットクラブに移ってからの振付は、SPはジェフリー・バトルさん、FSはデイヴィッド・ウィルソンさんとシェイ=リーン・ボーンさん、そしてNotte Stellata を贈ってくれたタラソワさんからのコメントもあります。

写真もアルバムのように、大きなもの、小さなものを織り交ぜてたっぷり掲載されています。


特別記事も2本あり、一つは音響デザイナーの矢野桂一さん、もう一つは衣装デザイナーの伊藤聡美さんです。

ー矢野桂一が語る、羽生結弦の「音楽」ー

矢野さんと羽生選手との最初のかかわりは、ソチ五輪の時の『ロミオとジュリエット』の曲の中のちょっとしたノイズを取ってほしいという依頼から始まったそうです。

矢野桂一
VICTORY記事より 矢野桂一さんと羽生選手


次の機会は『SEIMEI』の時で、矢野さんが『陰陽師』と『陰陽師Ⅱ』のサウンドトラックの曲を聴いて4分40秒ほどにしたものを作ったそうです。
「その時点ではどこでジャンプを跳ぶかなどは決まっていません。ですから彼のスケーティングやこの曲で滑る彼を想像しながら、最後を盛り上げたいという音楽的視点も持ちつつ1つの形にした」ということです。

その後の修正作業も圧倒的に多く、1か月ちょっとの間に33バージョンくらい作って、あの『SEIMEI』の音源が出来上がったそうです。最後に付け加えたのが、曲の最初の息の音で、これはもうよく知られていますが、羽生選手自身がスマホで録音したものを加工して冒頭に入れたのだそうです。

『SEIMEI』の曲は矢野さんと羽生選手の共作とも言えるものだと思いました。


矢野桂一 getty



『SEIMEI』の音源のできるまでがよくわかり、矢野さんのようなプロフェッショナルが羽生選手のこだわりの音楽を支えてくれていることに頼もしさを感じました。

因みに今シーズンのOtonalとOriginの曲も矢野さんの編集だということです。


矢野さんから見ても、羽生選手は「すごく耳がいいんです」とのことです。



もう一つの記事は衣装デザイナーの伊藤聡美さん

ー伊藤聡美が語る、羽生結弦の「衣装」ー

今や羽生選手のプログラムに伊藤さんの衣装は欠かせないものになっていますね。
私も一度だけですが伊藤さんの講座に参加させていただいたことがあります。


伊藤さんが初めて羽生選手の衣装を手掛けたのは2014-2015シーズンのEXプログラム
『Final Time Traveler』でした。

蒼い炎 Ⅱ



そして次があの2014年中国杯の後の2着目のブルーバージョンの『オペラ座の怪人』です。
2週間でデザイン製作し、ギリギリでNHK杯のあった大阪に届けたそうです。
届けた後は大阪の路上でドッと発熱したそうで、そのくらい短時間に根を詰めて製作して下さったのでしょう。

FullSizeRender (773)


2週間であの完成度とは、伊藤さんの才能と実力は羽生選手にも確実に伝わったのだと思います。

その翌シーズンの『SEIMEI』から以降はほとんどが伊藤聡美さんデザインですね。

『Hope & Legacy』、『天と地のレクイエム』、『Notte Stellata』、『Otonal』、『Origin』、『春よ、来い』と続きます。


羽生選手は衣装に対する考えを初めから既に持っていることが多く、はっきりと希望を伝えてくることも多いそうです。
特に『SEIMEI』は「羽生さんがとても思い入れを持っていたので、ほぼ羽生さんデザインと言ってもいいと思います」とのことです。

今シーズンの『Otonal』と『Origin』は、「ジョニーさんとプルシェンコさんへのオマージュという意識でデザインした昨季に対して、今季はあくまでも羽生さんのプログラムという認識でデザインをしている」ということです。


18-11-4 Origin ELLE  3_Fotor_Collage
                       
               ⇓               ⇓

19  オータムクラシック SP 小海途 4_Fotor_Collage
  より華やかに、よりエレガントに 



そして記事の最後はこのように締めくくられています。

「近年、シンプル化が進んでいる男子シングルの選手の中でも、「自分の世界観はこれ」と貫いている羽生さんの姿勢に、衣装屋としてやりがいを感じますし、「羽生結弦ってこれだ」というものを宣言するような気持で製作しています。羽生選手も見ている方々もがっかりさせないような衣装を、という思いでいますね」。

伊藤さんの衣装デザイナーとしての信念を感じる言葉です。


音楽と衣装は、フィギュアスケートを完成させるのに欠かせない重要なファクターです。
矢野桂一さん、伊藤聡美さんという本物のプロフェッショナルのサポートが本当に頼もしいと思える二つの記事でした。



ガイドブックは会場でも最終日には早々に売り切れになってしまい、入手できなかった方も多いと思いますが、幸い受注生産が決まりましたね。

羽生選手のファンであれば、絶対1冊は手元に置きたいガイドブック、と言うか、ガイドアルバムです。
是非是非ご購入をお勧めします。
MUST BUYです

Music with Wings  9



アクセルストアの購入申し込みはこちらです。

【受注期間】2020年1月16日(木)23:59まで。

どうぞお忘れなく


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2020年01月09日

Continues with Music(2)


昨日に引き続き羽生結弦プログラムコンサート
~Music with Wings~ の後半です。

Music with Wings  8
(川井郁子さんブログより)


2部は羽生選手がトロントのクリケットクラブに移ってからのプログラムです。
先ずはパリの散歩道から。


13 パリの散歩道
パリ散 BK 1_Fotor

黒のパリの散歩道はスケートアメリカかなと思いましたが、定かではありません。

映像はギタリストの背後にあるのに、音が映像にバッチリはまっていて、これは相当な練習を重ねられたのだということ感じました。


14 ノートル・ダム・ド・パリ
ノートルダム (2)_Fotor

ヴィクトル・ユーゴー原作の『ノートルダム・ド・パリ』。
日本では『ノートルダムのせむし男』として知られている小説ですが、羽生選手の美しさにはやはり『ノートルダム・ド・パリ』のほうが似合いますよね。



15 『ロミオとジュリエット』より”愛のテーマ”
2013 GPF fs  8_Fotor

2013年の福岡GPFの映像に合わせたオーケストラの演奏でした。

ただただ美しかったです。


16 天と地のレクイエム
FullSizeRender (16)


塩入俊哉さんによるピアノ演奏でした。
塩入さんは2015年にもレクイエムを生演奏して羽生選手とコラボレーションしたことがあるそうです。
羽生選手は「苦しみを乗り越えて進むというよりも、苦しみと共に歩んで行くという感覚がずっとある」と語っていたそうです。(暗闇の中のメモなので不正確かもしれません)

映像はありませんでしたが、塩入さんのピアノ演奏をじっくり聴かせていただきました。



17 Asian Dream Song & View of Silence
 (Hope & Legacy)

17 fs cap  3-1


久石譲さん作曲のAsian Dream Song を塩入さんのピアノとオーケストラでフル演奏です。
映像は無しでしたが、目を閉じればヘルシンキワールドの幻想的な姿がよみがえりました。



18 Notte Stellata(星降る夜)
18-2-25 EX  finale 5_Fotor


テノール歌手、中鉢聡さんが登壇しました。
熱唱でした。

映像は無しでしたが、大大大好きなプログラムなので、聴いているだけで舞う姿が目に浮かびました。


19 ミュージカル『オペラ座の怪人』より
 (オペラ座の怪人)

14 GPF fs 8_Fotor

続いて中鉢聡さんによるボーカルとオーケストラ演奏で迫力のファントム。

2014年のバルセロナGPFの映像と共に。
大好きなプログラムと衣装、いつかまた是非滑ってほしい。


20 バラード第1番 ト短調 Op.23
 (バラード第1番)

2014 バラード第1番
(私は結構最初の衣装が好き)


福間さんが渾身のバラード第1番を原曲で演奏して下さいました。

正装の福間さんがピアノに向かう時、静まり返る会場。

ここはショパンコンクールか?
という雰囲気でした。

映像は無くても、目を閉じれば羽生選手が舞っていました。


21 Otonal(秋によせて)
19 NHK  Number  1

塩入さんのピアノとオーケストラによる原曲の演奏です。

映像はありませんが、曲の美しさを堪能しました。


22 Art on Ice & Music Stradivarius
(Origin)

19 スケカナ スポニチ 長久保 2

エメラルドグリーンの華やかな衣装で川井郁子さん再び登場。

2019スケートカナダでの映像に合わせた演奏です。
羽生選手のヴァイオリン演奏の振付と川井さんのストラディヴァリウスの音がシンクロして、至福のOriginでした。



23 映画『陰陽師』『陰陽師Ⅱ』サウンドトラックより
(SEIMEI)

GPF fp 朝日 1 (2)_Fotor

とうとう最後のプログラムになってしまいました。

2015年バルセロナGPFのノーミスの『SEIMEI』の映像。

そして100名のオーケストラと龍笛、尺八、箏、和太鼓のアンサンブルが凄い!
鳥肌が立ちました。


23曲が演奏されたあっという間の2時間半でした。

正直なところ、ここまで羽生選手のほば全てのプログラムをカバーしたコンサートだとは思っていませんでした。



羽生選手ほど音楽の選択ににこだわったスケーターは他にいないのではないでしょうか。
これまでもいなかったし、これからもいないでしょう。

スケーターによっては音楽は単にスケートのバックグラウンドミュージックのようであったり、また、なぜその曲を選んだのか理解できない選曲さえあります。

そんな中で羽生選手の音楽の選び方は本当に良く考えられているなあと思います。
羽生選手がまだ子供の頃は、コーチの先生方が羽生選手に合う音楽を真剣に考えて下さったこと。
そして羽生選手が自分で音楽を選ぶようになってからは、それにも増して音楽の選択に真剣に立ち向かったことが大きいと思います。

その結果がこのような素晴らしいプログラムコンサートを可能にしているわけです。
こんなことができるのは多くのフィギュアスケート選手の中でも羽生結弦選手だけでしょう。


羽生選手の選び抜いた曲に乗せたフィギュアスケートの中には物語があります。
ですから、彼がリンクに立つと、そこはディック・バトンさんが言うところの「劇場」になります。

それを見ている私達は、彼の物語の中に引き込まれ、いつの間にかそこに自分の物語さえ反映させるようになります。


人が芸術作品に感動するのは、その中に自分の感性と同質のものを感じる時だと言われることがあります。自分の中に既にあるものが、芸術によって触発されて現れてくる時、人は芸術と同化して、そこに感動が生まれるということでしょうか。

羽生選手の演技に感動する人は、どこか共通の感性を持っているということです。

ですから、私は何かのきっかけで同じく羽生選手のファンの方だと分かる時、その方に無条件で親近感を感じてしまうのです。



しかしまた、今回のようにプログラム曲を時系列で通して聴くと、なにか、一つの物語の完結の時が近づいているという実感も感じ、また涙が溢れてしまいます。

できることならずっと続いてほしいけれど。




 長い準備期間を経て実現した羽生結弦プログラムコンサートを企画し実行して下さった皆様、
100名にも上るメンバーでスペシャルオーケストラを組んで下さった音楽家の皆様に、心から感謝いたします。


福間洸太朗さんTwitterより



川合郁子さんブログより(素敵なお写真たくさん)
Music with Wings  6


塩入俊哉さんブログより
Music with Wings  7

本当にありがとうございました!!


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2020年01月08日

Continues with Music Ⅰ



昨夜の羽生結弦プログラムコンサート
~Music with Wings~
を鑑賞してきました。

本当に素晴らしくて、自分の中で消化するまでにまだ時間がかかりそうです。


少しずつ感じたことを書いておこうと思います。


まず感じたのはこのコンサートは、完全に羽生結弦監修であること。

それはContinues with WingsとMusic with Wingsのガイドブックが色違いの対になっていることからも想像できます。

プログラムの解説は全て羽生選手自身によるものです。


IMG_0835 (1)


コンサートの最初に羽生結弦ディレクターは、黒ジャケ、白シャツにノーネクタイ、赤のポケットチーフというお洒落なスタイルでスクリーンに現れました。


そしてご挨拶は、プログラムコンサートガイドブックに書かれているのと同じ内容でした。

「”音楽と共にあるフィギュアスケート”を見たら、その2つは切っても切り離せず、音楽があるからこそフィギュアスケートの表現や技術というものが生まれるということが分かると思います。」

「音楽とフィギュアスケートの融合こそが、僕がフィギュアスケートをする理由であり、フィギュアスケートに生かされているとも思うようになった理由だと思います」


「最後までどうぞお楽しみください!」



1 ヴァイオリン協奏曲集「四季」”夏”より
 (サマーストーム)

プログラムコンサート サマーストーム

2006-2007シーズンのFSプログラム「サマー・ストーム」はヴィバルディの「四季」”夏”より。

最初の曲から川井郁子さんのヴァイオリン演奏で、コンサートは始まりました。


2 ウルトラマンガイア

(写真探してます)

3 草競馬

プログラムコンサート 草競馬

山田真実先生に叱られながら練習していたそうです。
それでも本番に強いのは幼いころからで、ダイエーOSCカップ大会で優勝。



4 「ロシア民謡」より
 (ロシアより愛をこめて )

2004 ノービス ロシアより愛をこめて

都築章一郎先生によるアレンジと振付。
羽生選手にとって原点となるプログラム。

この頃の自信にあふれた自分と今の自分が一致したら、それが羽生結弦だと。


5 シング・シング・シング
2007年 1_Fotor

フルオーケストラによる「シング・シング・シング」、圧巻でした。
いつかまた、アイスショーで滑ってほしい。


6 バレエ音楽『火の鳥』より
 (火の鳥)

FullSizeRender (102)_Fotor

2007-2008シーズンから阿部奈々美先生について、これ以降は奈々美先生の振付になります。
ノービスなのに仙台開催の全日本ジュニアでFS1位、総合3位になった、思い出深いプログラム。

奈々美先生は、最初は『火の鳥』のアニメ(手塚治虫作品)のビデオを見せて、卵からかえってヒナになり、頑張ってだんだん飛び立てるようになるストーリーだよ、と説明してくれたそうです。
そのイメージをずっと重視して滑ったそうです。



7 ミッション・インポッシブルⅡ
2010 世界ジュニア 2

映像に合わせたオーケストラの演奏、迫力ありました。カッコよかったです。


8 パガニーニの主題による狂詩曲
ジュニア 18 (2)

ここで福間さん初登場。
燕尾服で正装した福間さんによるラフマニノフ、感動しました。



9 バレエ音楽「白鳥の湖」Op.20
 (ホワイトレジェンド)

白鳥 7

チャイコフスキーの『白鳥の湖』から『ホワイトレジェンド』として編曲した川井郁子さんによる演奏です。
生演奏だと一層演技が映えます。


10 ツィゴイネルワイゼン
チゴイネル 15 (2)


続いてヴァイオリンの名手だったサラサーテが作曲した超絶技巧の「ツィゴイネルワイゼン」を川井郁子さんが独奏。

2曲続けて熱奏でした。

(この曲は私にも思い出が深く、記憶にある限り、人生初めて聴いたクラシック音楽でした。幼稚園の頃だったと思います。父がヴァイオリン曲が好きだったので。)



11 12の練習曲Op.8より第12番 嬰ニ短調「悲愴」
2011 全日本 sp 16_Fotor

再び福間さん登場。
スクリャービンの12の練習曲Op.8より第12番 嬰ニ短調『悲愴』
本来ピアノ曲ですが、今回は福間さんのピアノとオーケストラとでピアノ協奏曲風に。
福間さんの燕尾服姿が本当に素敵!


12 『ロミオとジュリエット Movie Version』より
Nice 9_Fotor


第1部の最後は「ロミオとジュリエット」

羽生選手の映像に合わせたオーケストラの演奏が感動的。

流れた映像は2011年のGPFかなと思います。


2011 GPF 8


大拍手の中で第1部終了。

ここで20分の休憩。


ここからはカナダに移ってからのプログラムが続きます。

長くなってしまうので、第2部は次の記事で。

IMG_0822

~To be continued~


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2020年01月07日

今頃四大陸辞退の意味



羽生結弦プログラムコンサート
”Music with Wings” は想像以上の素晴らしい内容のようですね。




しかし今夜の楽しみのために、情報は深追いしないでおこうと思います。

鑑賞後にゆっくりご報告しますね





ところで昨日のニュースで驚いたのは、宇野選手が四大陸選手権を辞退したということ。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6347432

宇野昌磨が四大陸選手権を辞退 新コーチ決定のため「完成度を高めていきたい」

1/6(月) 18:10配信

フィギュアスケート男子で、全日本選手権4連覇の宇野昌磨(22)=トヨタ自動車=が2月の四大陸選手権(ソウル)の出場を辞退することが6日、日本スケート連盟から発表された。辞退の理由は新コーチが決定し練習拠点が海外となっため。補欠としてエントリーしている友野一希(同大)が出場する。

宇野は日本スケート連盟を通じて「まずは新たな環境に身を慣らし、世界選手権に向けてジャンプ精度の向上と合わせて、ランビエール氏と共にプログラムの完成度を高めていきたい」などとするコメントを発表した。

 コメントは以下の通り。

 「年明けより、本格的にシーズン中の拠点を海外へと移したため、地に足をつける意味でもまずは新たな環境に身を慣らし、世界選手権に向けてジャンプ精度の向上と合わせて、ランビエール氏と共にプログラムの完成度を高めていきたいと考えており、今回はこの様な選択をさせていただきました」

 「四大陸選手権を楽しみにして下さっている皆様、スポンサーの皆様、メディアの皆様、ご心配とご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。これからも今まで通り1日1日を大切に精進し、世界選手権ではシーズンの集大成となる演技をお見せできるよう精一杯頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします」

* * * * *

ちょっと理解できない理由とタイミングです。

拠点を海外に移したことが、どうして辞退の理由として挙げられているのか理解できません。

それに、全日本から2週間も経った今になって辞退というのは何故でしょうか。

辞退するなら、派遣が決まって直ぐに辞退するのが普通ではないでしょうか。


既に四大陸選手権のチケットを購入済の宇野ファンの方たちもお気の毒です。
トリノGPFの時も、宇野選手のファンの方とたまたまお話しする機会があったのですが、出場するだろうという予想の元に高いチケットを購入した後に、宇野選手は出場できないことが決定し、とてもがっかりしたけれど、既に購入済のチケットを無駄にできずトリノまで来たと話されていました。


全日本で優勝したままのルンルン気分をキープして世界選手権に行きたい気持ちは分からない訳ではありません。しかし、体力も気力も回復した羽生選手と対戦するのを避けたいのかな、という感想さえ持ってしまいました。

そして、我儘で自己中心的な宇野選手というイメージが益々強くなってしまいました。
残念です。


代りに出場する友野選手には、昨年のロステレコムを思い出して、羽生選手と共に是非頑張ってほしいと思います。


18 ロステレコム SPドロー 1



18 ロステレ 表彰式 29_Fotor



18 ロステレ 表彰式 30_Fotor

結弦くんを気遣ってくれたこと、忘れていません。


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2020年01月06日

今日と明日はMusic with Wings



今日、明日は Music with Wings です! 
https://www.musicwithwings.jp/


Music with Wings  1


出演アーティスト

◆指揮:永峰大輔
◆オーケストラ:Music with Wings オーケストラ

◆川井郁子:ヴァイオリン

◆福間洸太朗:ピアノ

◆塩入俊哉:ピアノ

◆中鉢 聡:テノール




ピアニストの塩入俊哉さんはメダリスト・オン・アイスにも出演されていたのですね。

塩入俊哉さんのブログより

http://aquarellerecords.seesaa.net/article/472787973.html 


復活した宇野選手、今回でシングル引退の高橋選手
そしてやはりどう見ても別次元の羽生選手
3者最後の揃い踏み、圧巻でした。

でも1番見てほしいのは、やはり羽生結弦選手。
フィギュアではない別のものを見ている気がしてしまい、、、
まさにそれは神事の領域に感じました。


演奏しながらこんなこと感じていて下さったなんて嬉しいですね。




そして同じくピアニストの福間幸太朗さんはリハーサルの様子をて伝えて下さいました。



こちらはMusic with WingsのTwitterより

Music with Wings  リハーサル


100人編成のオーケストラ、迫力あるでしょうね!


そして楽しみなのは、紫色の表紙のアルバムのようなコンサートガイドブック。

Music with Wings  2


羽生選手の幼い頃からの写真80点以上を含んだ内容だそうです。

Music with Wings  3


本公演のガイドブックは、全40ページに及ぶ豪華な内容!開催に寄せた羽生結弦選手からのスペシャル・メッセージに加え、羽生選手自身の楽曲への解釈や演技に込めた想い、願い、また振付師の方から見た羽生選手の当時の様子などが詳しく収録されたプレミアムな一冊!
80点以上に及ぶ、幼少期からの貴重写真も必見です。
(公式サイトより)


羽生選手のスペシャルメッセージや楽曲への解釈や演技に込めた想いも収録されていて、想像以上に羽生選手がこのコンサートに深く関与していることが分かります。


予想される演奏曲としては、

・ウルトラマンガイア
・SING SING SING
・火の鳥
・ミッション・インポッシブル
・パガニーニの主題による狂詩曲
・ホワイト・レジェンド
・ツィゴイネルワイゼン
・悲愴
・ロミオとジュリエット(旧)
・パリの散歩道
・ノートル・ダム・ド・パリ
・ロミオとジュリエット(新)
・オペラ座の怪人
・バラード第1番
・SEIMEI
・ホープ&レガシー
・Otonal
・Origin
etc.


これらの中からどんな曲が選ばれて演奏されるのでしょうか。



私は明日、7日の夜に行く予定です。

今年初めてのコンサートが ”Music with Wings” なんて、すごく嬉しくて、すごく楽しみにしています。


まだチケットは多少あるようなので、これからでも間に合いますよ~

私はローソンのロッピーで手軽に買えました。Lコードは38000です。
その他、チケットぴあ、イープラス、キョードー東京でも購入できます。
(詳細は公式サイトのチケットインフォーメーションで。)



それに比べて四大陸のチケットときたら、、、、、
私もチケットサイトに繋がりさえしませんでした

泣く泣くソウルのホテル、キャンセルしました。


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2020年01月05日

フィギュアスケートマガジン全日本特集号



昨日はフィギュアスケートマガジンの発売日でした。





お正月も4日目となると家でゴロゴロにも飽きてきて、帰省していた方たちも東京に戻り始め、本屋さんのレジは長蛇の列になっていました。


フィギュアスケートマガジン 19 全日本 2


”Happy New YEAR 2020 ”を”Happy New Jump 2020” 替えた表紙。


フィギュアスケートマガジン 19 全日本 1



フィギュアスケートマガジン 19 全日本 4



フィギュアスケートマガジン 19 全日本 3

世界最高得点(非公認)110.72点でも笑顔は見られなかったですね。

点数が出た直後の羽生選手の表情が忘れられません。

19 全日本 SP キスクラ 3



私の勝手な憶測かもしれませんが、宇野選手の105.71に対して羽生選手が110.72と、点数差があまり出なかったことに対して何かしらの戸惑いがあったように感じられました。

私は宇野選手が105点台ならば、羽生選手は115点くらいが出てもおかしくないと感じていました。
つまり10点差くらいはあってもいいのではと。


ガンディさんのSPプロトコル分析参照)


フィギュアスケートマガジン 19 全日本 5


そしてFSでは羽生選手のジャンプが乱れたとはいえ、宇野選手とは13点近い点差、2位となったジュニアの鍵山選手に対しても4点差で敗れるというまさかの結果。

ジャッジングには大いに疑問を感じますが、(ガンディさんのFSプロトコル分析参照)


フィギュアスケートマガジン 19 全日本 6



それでも表彰式では、宇野選手の勝ちを気持ちよく認め、称えていましたね。

この画像だけ見ると、まるでうなだれる宇野選手を慰めているようにさえ見えます。


羽生選手はこの時何を思っていたのでしょう。

私は2015年の世界選手権で、初めてハビエル選手に負けた時のことを思い出していました。

あの時、初めて自分に勝てたハビエル選手を称えた気持ちを、この日の羽生選手はなぞっていたのではないでしょうか。

ハビエル選手は後に、2015年の世界選手権で羽生選手に勝てた時から二人の関係はより深くなり、本物の友情が生まれたと語っていたと記憶しています。

これを機に宇野選手の中にあった屈折した気持ちが解消し、羽生選手との間に共感と仲間意識が生まれるのならば、この敗北も長い目で見れば、羽生選手にとって無駄ではなかったということになるでしょう。


いつものように山口さんのレポートも毛受カメラマンの写真もとてもよかったです。


そして恒例の記者座談会のタイトルは、

原因は疲れなので、
シリアスになる必要なし。
2月の四大陸が、
3月の「夢成就」へのキーになる!

本当にその通りだと思いました。


記事の中での共同通信の吉田学史さんの発言ですが、

構成が高度になっているぶん、体へのダメージが大きくなるわけですから、ファイナル、全日本を高次元で戦うためにはGPシリーズは1戦目、3戦目あたりに出て、その後は調整、練習に充てるのがいいのではと思います。
羽生選手の場合、GPシリーズであればMAXの構成にしなくても勝てると思うので、GPの期間中は4回転は2種類、3本くらいにとどめておいてもいいのではないかと。それで、前半戦でファイナル行きを決めておいて、あとはクワドアクセルを練習するとか。


今回のGPシリーズのネイサン・チェン選手の戦略はこの通りでした。
チェン選手とラファエルコーチの戦略勝ちと言っても間違いではないと思います。

本当に戦略が大切ですね。

もしも来年のGPシリーズに羽生選手が出場するならば、今度は試合と試合の間隔を考慮して慎重にアサインを決めてほしいものです。
お願いですから無理してGPF直前のNHK杯に出たり、出させたりしないでください!!



ともかく現場で起こったことを知るにはフィギュアスケートマガジンを読むしかありません。

こちらのGPF特集号も必読です。





最後に全日本の美しいOtonal、もう一度見たいと思います。
キス&クライを含んでいる動画です。
フジテレビの公式動画にはキス&クライが何故か含まれていません。





このプログラム、あと2回しか見られないのですね・・・



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