2019年09月30日
カイ君とユヅル君
羽生結弦ファンの中にはアニメ「ピアノの森」のファンの方もきっといらっしゃると思います。
でも、Eテレで再放送されていた「ピアノの森」は昨日の最終回を迎え、終わってしまいました。
(photo: 毛受亮介・フィギュアスケートマガジンより)
似たシーンでしょう。
アリにピアノを聴かせる「ピアノ森」のカイくんと、リンクで見つけた虫を逃がしてあげるユヅルくん。
二人にはなぜか似た感じを受けるのです。
幼いころから森に捨てられたピアノを友として育った天才ピアニスト一ノ瀬海と、杜の都仙台で幼いころから天才スケート少年と言われていた羽生結弦。
18歳でショパンコンクールで優勝する海くんと19歳でオリンピックで優勝する結弦くん。
「進化の時」の中で、ピアノの音色がとても好きと言っていた結弦くんですから、「ピアノの森」も見ていたのではないのかな。
現役でいるうちにもう一度ショパンの曲で滑ってくれたら嬉しい。
曲は是非とも「英雄ポロネーズ」で。
英雄は常勝ゆえに英雄なのでなく、自分の理想の実現を目指して果敢に困難に立ち向かい、世界を変えていける人。
だから、結弦くんには「英雄ポロネーズ」がふさわしい。
アニメの中の海くんは第15回ショパンコンクールで優勝する設定なのだけれど、実際の第15回ショパンコンクール(2005年)で優勝したのは、ポーランド人のラファウ・ブレハッチ、当時20歳。
ショパンコンクール史上初の、2位なしのぶっちぎりの1位でした。
1975年の第9回ショパンコンクール優勝者クリスティアン・ツィンマーマン以来、30年目のポーランド人優勝者でした。
因みに結弦くんのバラード第1番の音源はツィンマーマンの演奏からだそうです。
当時、その容貌からもショパンの再来とも言われました。
振付は「バラード第1番」と同じく、ジェフリー・バトルさんで是非。
「英雄ポロネーズ」、その名にふさわしいスケーターは羽生結弦だけ。
私にとっては夢のプログラムです。
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withgoldenwings at 12:37