2019年04月
2019年04月30日
立てば芍薬座れば牡丹
突然ですが、今日は島根県松江市の由志園にきています。
満開の牡丹が見事です。
立てば芍薬
座れば牡丹
歩く姿は百合の花
とはこの人のこと。
池に敷きつめられた赤とピンクの牡丹の上に、白い牡丹で書かれた「平成」の文字、読めるでしょうか。
明日は「令和」に変えられるそうです。
カフェ「一望」の窓から見る三万輪の池泉牡丹と松と苔の庭園は大壁画のよう。
庭園をプロデュースしたのは、英国チェルシーフラワーショーの
ゴールドメダリスト石原和幸氏。
すなばコーヒー、スタバコーヒーより断然美味しかったですよ!!
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写真は今日撮影したものです。
スマホでブログを書くのは難しい!
行けるところまで行きたい
Q. 競技人生の締めくくりの形や時期を考えるか。
羽生選手「ないですね。挑戦できる喜びを改めて感じているので、自分が行けるところまで行きたいという思いが一番強いです」
29日の河北新報朝刊に掲載された羽生選手のインタビューの最後の部分です。
なんて素晴らしい言葉なのでしょう!!
これを読んで、このところ垂れこめていたどんよりした雲が一気に晴れた気分になりました。
でき得る限りの努力をして挑戦する姿は、困難に立ち向かう人々にも大きな勇気を与えてくれると思います。
またこれから気持ちを新たに、羽生選手を応援していけます、いきます。
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4月29日朝刊と明記して。
羽生結弦「日々の努力が必ず成長に」
ガラス製「SEIMEI」モニュメント除幕式
Sponichi Annex
フィギュアスケート男子で五輪2連覇の羽生結弦選手の偉業を称えるモニュメント除幕式が宮城県仙台市の地下鉄国際センター駅前で行われた。
2017年に設置された羽生選手と荒川静香さん(トリノ五輪金メダル)のモニュメントに並び立つように置かれた同選手、2基目の記念碑は高さ230センチ、幅160センチのパネルに「SEIMEI」の演技冒頭のポーズを決める羽生選手が等身大で描かれたガラス製。
式典は仙台市消防音楽隊が奏でる「パリの散歩道」からマーチ風にアレンジされた「ロミオとジュリエット」「SEIMEI」でスタート。郡和子仙台市長をはじめとする関係者の他、フィギュアスケートを学ぶ子供たち、各地から詰めかけたファンが新しいモニュメントに歓声を上げた。羽生は今回の設置に際し、コメントを発表した。
全文は以下の通り。
皆さんこんにちは。羽生結弦です。
この度は、新たなモニュメントを設置していただき、本当にありがとうございます。
フィギュアスケート発祥の地と言われる五色沼の近くに、自分のモニュメントが増えたことを、大変うれしく思います。
除幕式に参加してくれた皆さんの中には、今、スケートを一生懸命練習している方も多いと思います。
日々の努力が必ず成長につながります。皆さんもいろいろなことに挑戦し、頑張ってください。
未来のフィギュアスケーターを応援しています!
平成31年4月29日
羽生 結弦
NHK NEWS WEBに動画もあります。
フィギュアスケートでオリンピック2連覇を達成した羽生結弦選手の偉業をたたえて仙台市内に新たなモニュメントが設置され、除幕式が行われました。#nhk_news #nhk_videohttps://t.co/4iM72mbJh7 pic.twitter.com/zGvmZQIC0R
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月29日
なるべく早い機会に見に行きたい
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2019年04月29日
衣装の秘密
昨日はフィギュアスケートの衣装デザイナー、伊藤聡美さんの講座に参加させていただきました。
場所は横浜ランドマークタワー25階でした。
元々はこのスワンの衣装見たさに申し込んでいたのですが、
伊東さんのお話がとても興味深くて、
一言で言うと、「行ってよかった!」
以前TV番組セブンストーリーズを見て、すっかり伊藤さんのファンになってしまったのですが、実際にお話しを聴いて、益々好きになってしまいました。
スワンの衣装を前して、羽生選手がこれを身に着けていたんだと思うとドキドキします。
思っていたよりも更にほっそりとして美しく、いつまでも見ていたい気持ちになりますが、撮影時間は4人一組で1分以内という制限時間があり、必死で撮りました。
腰までくれた背中の美しさは抜群です。
羽のふわふわ感と、ラインストーンのキラキラ感が美しいです。
そして黒が効果的です。
元は袖口についていた大きなストーンは羽生選手が取り外してしまったことはTV番組でも語っていましたが、きっと袖が重いと遠心力がついてジャンプが跳びにくいのでしょうね。
講座の内容については書けないのですが、ここには既にセブンストーリーズで伊藤さんが語っていたことに重なる部分に限定して書かせていただきます。
衣装のイメージは、風景や旅先で目にしたものなどからヒントを得ることが多いそうです。
作業は基本一人で黙々と、ただひたすら根気だそうです。
テレビで見た時から、伊藤さんの衣装づくりには物語性があるところが魅力だなぁと思っていたのですが、伊藤さん自身は、自分の中の物語やコンセプトは必ずしも見ている人に伝えようとは思わない、それぞれが何かを感じてくれればそれでいいんだ、というところがまたいいなぁと思ってしまいました。
お話の中では、「えっ、そうだったの!なんていうエピソードもありました」。
見かけはとても可愛くて控え目な感じさえする人ですが、彼女は気骨ある自由人。
そんな印象を受けました。
羽生選手の衣装はスワン以外にもたくさん手掛けていらっしゃいますが、時系列で追ってみると、
羽生選手衣装の最初の作品。青い花が美しいファイナル・タイムトラベラー
伊藤さん渾身のオペラ座の青ファントム
オレンジ色が衝撃的だったビリーブ
ミントグリーンの天と地のレクイエム
ドレープとグラデーションが美しいHope & Legacy
二つのSEIMEI
Notte Stellata
Otonal
Origin
春よ、来い
これで全部でしょうか。(もし抜けていたらごめんなさい)
いずれも凝ったデザインで、その全てをひとつひとつ手作業でこなしていくには相当の根気と、作品の創造に懸けるアーティスト魂が必要かと思います。
羽生選手の場合、彼自身のこだわりも相当強いわけで、衣装は羽生選手と伊藤さんの二人のアーティストのこだわりの集大成のような濃厚な作品なのだなぁという感想を持ちました。
講座の終了後には、お話しする時間も取って下さり、サインもいただけたんですよ!
ちょっと自慢していいですか?
持っていた手帳の裏表紙にいただいたサインです。
Y.Hは私のイニシャルではありません。
もちろんYuzuru Hanyuのです。手帳は自家製なので。
伊藤聡美さんの講座、とてもよかったので機会がありましたら是非ご参加をお薦めします。
私もキャンセル待ちで行けたので、もし満席でも諦めないで申し込んでみてくださいね。
今回見せていただいた衣装は他にも3点あり、左から順に樋口新葉選手、スワン、三原舞依選手、本田真凛選手の衣装です。
いずれも素晴らしい作品です。
特に舞依ちゃんの「ミッション(2017-2018)」のブルーの衣装がOtonalとイメージが重なって、素敵でした。
実物は本当にキラッキラです。
以前の記事になりますが、よろしければこちらも→ 伊藤聡美さんのセブンルール
講座の後、昨日は快晴だったので、まだ上ったことのなかった69階の展望フロア・スカイガーデンにも行ってみました。
時速45㎞の日本最高速のエレベーターに乗って40秒で着くスカイガーデンからの眺めです。
地上273mからの素晴らしい見晴らしでした。
東京は遥か彼方に。
その後は、せっかく横浜まで来たのならやはり中華かなと、タワー内の台湾点心料理のディンタイフォンで美味しいランチをいただきました!
楽しい横浜の一日でした。
今日はいよいよ仙台で新モニュメントのお披露目ですね。
羽生選手はいないけれど、実物はどんなか楽しみです
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2019年04月28日
FaOIの行方
今年のファンタジーオンアイスの初日に当たる幕張公演第1日は5月24日。
もう1か月を切りました。
でもまだ羽生選手INのニュースは来ていません。
一方で、P&Gのトークショーの日程は6月12日と発表されました。
これは神戸公演と富山公演の間にあたる日程となります。
果たして羽生選手の出場はあるのでしょうか。
私の本音は、、、、、実は休んでほしい。
2017年のNHK杯公式練習中の大怪我に端を発した足首の不完全な状態で2018年の平昌オリンピックの金メダルを勝ち取り、その後2018年ロステレコムでの再度の怪我を経て、2019年の世界選手権という羽生選手としてはどうしても外せない試合に合わせるため、常に痛み止めを服用しながらの戦いでした。
その過程がいかに厳しいものであったのか、羽生選手が語ることはありませんが、私たちが想像する以上の辛さや痛みを抱えての戦いの連続であったことは間違いありません。
痛みを抱えながら、あの情熱溢れる演技を見せてくれた世界選手権からまだ1カ月しか経っていません。
1か月でその足首の状態が万全のものになるとは考えにくいのではないでしょうか。
これ以上その右足首を酷使して、「足首の寿命」を縮めてしまうのだけは何としても避けてほしいのです。
満身創痍でなおも戦おうとする内村選手を見ていられません。
しかしこのような事態が羽生選手の身には絶対起きないとは誰も断言できないと思うのです。
昨年のFaOIの楽しかった思い出を振り返り、今年もまた、と期待する気持ちは満々である反面、それがちょっとでも足首に余分な負担を掛けるのであれば、今年の梅雨の季節は思い出に浸りながら過ごすことになっても全然大丈夫です。
アイスショーに出ないことで負担が減り、足首の状態が一日一日少しずつ快復していくのであれば、それが一番嬉しいことですから。
羽生選手はファンの気持ち、主催企業、スポンサー各社の大人の事情等々、色々考えてしまっているとは思います。
しかし人生は1回限り、現役時代の試合の数は限られています。
この大事な時期にはそんなことは考えずに。自分の身体の声、心の声にだけ耳を澄ませて、それに従ってほしい。
それは決して我儘なんかではないから。
ただただ、それを願いながら発表を待っています。
今頃はカナダの風に吹かれてるのかな。
少しづつ傷が癒えていきますように。
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どうしても出るのなら、声の出演だけでもいいんだよ。とびきり素敵な声だもの。
2019年04月26日
日本の常識世界の非常識
例年の日本スケート連盟によるJOC杯
最優秀選手に宇野昌磨選手が選ばれていましたが、非常に違和感を感じました。
今シーズン日本のフィギュア選手の中で最優秀な成績を上げた選手というなら、羽生結弦選手がそれに該当するのではないのですか?
オリンピックの無いシーズンには、最高位の試合である世界選手権で羽生選手は300.97点で2位、宇野選手は270.34点で4位でした。
その得点差は30点以上と言う大きさです。
しかも羽生選手はロステレコムではSPの世界最高得点110.53を出しています。
唯一の宇野選手のアドバンテージは、”羽生選手不在の”全日本で優勝していることです。
日本スケ連にとっては、全日本でさえ優勝すれば、残りの国際試合の結果はどうでもいいのでしょうか。
また、JOCは2019シンボルアスリートにも羽生選手を入れていません。
フィギュアスケートからは宇野選手がただ一人選ばれています。
これも奇異な感じです。
オリンピックのシンボルアスリートとしてふさわしいのは誰なのか、言うまでもないことです。
シンボルアスリート制度には電通が絡んだCM出演料に関する事情も裏にあるようですが、どこかがおかしいです。
今年から何かが変わってきている感があります。
話をJOCスポーツ賞に戻せば、日本の最優秀選手が宇野選手だと聞いたら、外国では奇異な感じを受けるのではないでしょうか。
日本の最優秀選手は羽生選手というのが世界の常識でしょう。
以前は「日本の常識=世界の非常識」と言われることが多かったですが、このグローバル時代になっても、日本のフィギュアスケート界ではまだその言葉通りの事態が続いているようですね。
2017 JOC杯
2018年 JOC杯 (羽生選手は2014年から2018年まで5年連続受賞しています)
しかも、特別強化選手には昨年から復帰した高橋選手が選ばれています。
自ら国際試合には出ないことを宣言している選手を特別に強化してどうなるというのでしょうか。
それを受けて友野選手が特別強化選手から1段階下の強化選手に格下げされています。
これから伸びていき、国際的に活躍できる選手を育成強化するのがスケ連の仕事なのではないでしょうか。
高橋選手が試合の緊張感を味わいたいから、等の理由で、いつまでもスケート選手を続けるのは大変結構なことだと思いますが、国際試合にも出ないで、後輩の行く手を阻むようなことをするよりも、プロスケーターとしてお仕事をした方が良いのでないでしょうか。
試合に出たいのであればプロアマ混合のジャパンオープンなどで活躍なさってはいかがでしょう。
現に織田信成さんは引退後でも現役顔負けの素晴らしいジャンプを跳んでいらっしゃいます。
もうこうなると、ゴッドマザーの下、いつまで高橋選手を甘やかしていくのか見物ですね。
どうかスケ連全体が孫可愛さに甘やかしてスポイルするグランドマザーのようになりませんように。
羽生選手が引退してしまったら、フィギュアファンはガクッと減り、試合会場はガラガラになってしまうでしょうね。
若手選手を育ててこなかったために世界のフィギュアスケート界での日本の存在感も極めて小さくなってしまうでしょう。
失って初めて、羽生選手がいかに偉大な働きをしていたか分かることでしょう。
それでも分からないか。
最後に美しい羽生選手を見て癒されましょう。
「新たな夢の始まり」
これを見て「買わない」のはかなり困難ですね。
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ごめんなさい。私、今日ちょっと荒れてますね。
ユヅルとハビとパトリック
今日発売のNumber、巻頭特集は
羽生結弦×ハビエル・フェルナンデス
そして
羽生結弦×パトリック・チャン
「彼は心の底からの戦士だった
羽生結弦×ハビエル・フェルナンデス」
「オリンピックと言うのは他の試合とは違ったプレッシャーがある。そこで普段のトレーニングをでやっていることを繰り返すことで、気持ちが落ち着くんです。ユヅと一緒にエッジワークをやったのは、別に前もって打ち合わせをしていたわけでなく。自然に起きたことでした。いつものホームリンクでの練習で積み重ねてきた想いが浮かんで、心が落ち着きました。
あのときは、もちろんユヅはもっとも強力なライバルではあったけど、同時に彼はトレーニングメイトなんだという気持ちもはっきりと感じました」
「彼の強さがどこから来るのか、わからない。
ただわかっているのは、彼は心底から戦士であるということ。
自分を信じる気持ちが強く、出場する全ての試合で勝たなくてはならないという強い思いをもって、自分自身にプレッシャーをかける。そしてここぞというところで、普段の実力以上のものをだして見せる。ぼくは出場する試合のすべてで勝たなくては、とは思わない。その時々でのコンディションがありますから。
でも彼は、試合に出るからには絶対に一番になるという気合で行く。その気力が彼の強さを支えていると思います」
アナザーストーリーや文芸春秋の記事で語られていたように、ユヅとハビの友情は本当に稀に咲く貴重な花のような存在だと思います。
ライバルであり、友であり、良き理解者であったハビがいたことで、どんなにかこの7年間が豊かなものになったことでしょう。
永遠に語られる伝説の二人になりますね。
「ユヅルが切り拓いた新時代」
羽生結弦×パトリック・チャン
「2013年カナダ世界選手権でタイトルは手にしたものの、下から追い上げられているのをひしひしと感じた。本当はトップにいる選手は後ろではなく前を見なくてはいけないのに、ぼくは差が詰まっていることに気をとられてしまったんです」
その新時代が始まったのは、間違いなく2014年のユヅルからだったと思う。彼が今の新しい世代、ネイサン、ショーマらの、新しいフィギュアスケートの世代を築いたのです」
「ユヅルが平昌で2度目の金メダルを手にするのを目にしたときに、思いがけない感動がわいてきたんです。実を言うとソチオリンピックでは、まだそれほど経験のない新人に負けてしまったという忸怩たる思いをなかなか拭い去ることができなかった。
でもユヅルがソチから見せた成長ぶりと、彼の歩んできたオリンピック2連覇への道のりを目にしたとき、この素晴らしい物語の中に自分も参加できたことを誇りに思いました。ソチオリンピックの結果はなるべくしてなったのだ、と自分を納得させることができた。
これほどの選手だったのだから、自分が負けたのは仕方のないことだったのだということを、ユヅルが平昌で証明してくれたのです」
ユヅとハビの物語は色々なところで語られていますが、パトリックがユヅについて語るのは初めてのような気がします。
ソチオリンピックでは、それまで世界選手権3連覇していたパトリックが、まだ世界選手権で1度も優勝したことのなかったユヅに負けて、どんなにか悔しかったことでしょう。
しかし、パトリックは流石です。
ユヅのオリンピック2連覇に向かう困難な道のりを見て、この素晴らしい物語の中に参加できたことを誇りに思う、とまで言ってくれているのです。
自らの敗北をフィギュアスケートの歴史の中の一場面として昇華したのです。
流石に一流選手だなと、改めてパトリックの人間としての大きさを知りました。
新しい道を歩んでいるパトリックの未来が幸多いものであることは間違いないと確信しました。
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2019年04月25日
栴檀は双葉より芳し
もう1か月も前のことになりますが、皆さんはこの番組【平成スポーツ命場面SP】見られましたか?
私はすっかり忘れていて録画もしてありませんでした。
残念だなと思っていましたが、ありがたいことにYoutubeにアップして下さっていたのを偶然見つけたのでご紹介したいと思います。
羽生選手の幼いころからの映像がたっぷり入っていて、初見のものもありました。
可愛い結弦少年の貴重な映像が見られます。
【平成スポーツ名場面 / 羽生結弦】
可愛い!
結弦くんにもこんな時代があったのです。やっぱり初めは怖かったんだね。
この部分は何度か見たことがありますが、「オレはそれでもいいかな」という11歳が愛おしい。
今の手や上半身の使い方の美しさはこの頃からもう意識していたんだね。
結弦くんは今でも絶対おちゃらけキャラだと信じています。
気を許している人の前では。
インタビューの受け答えだって初めから上手だったわけではない。
そこから色々学んできたって、いつも言ってるね。
度々取材を受ける中で音声器機やカメラに興味を持って、テレビ界志望になった?
今では音声さん、カメラマン、キャスター、なんでも行けそうですね。
能登さんや田中さんのカメラに興味持っていそう。
オリンピックに出る気満々になってきました
たぶんメダル獲れます
周りのみんなは笑っているけど、結弦くんの目は真剣。
本気でそう思っていましたね。
有言実行はこのころから。
直観力の強さ、今も感じる。
一人きりの七北田中学校卒業式。美少年です。
これ本当かな? そうとは思えない。
今では回転が速いって言われているね。
仙台を離れるとき、大泣きしたそうですね。
でもその決断は間違えていなかったね。
そして幼い日の夢を叶えたね。
「栴檀は双葉より芳し」といいますが、結弦くんは正にその通りの少年だったということです。
さて今日はNumberの発売日です。
【内容紹介】
Sports Graphic Number 977号
平成五輪秘録。1992-2018
平成の間に開催された夏季・冬季オリンピック、
全15大会の感動がよみがえる完全保存版の特集です。
羽生結弦、北島康介、内村航平など、
平成の日本人金メダリストたちの秘話が満載!
夏冬15大会で金メダルに輝いた日本人アスリートを網羅した
別冊付録「平成五輪日本人金メダリスト名鑑」も!
※巻頭は「ライバルが語る五輪王者の物語」
ハビエル・フェルナンデスが語る平昌五輪の羽生結弦
パトリック・チャンが語るソチ五輪の羽生結弦
北島康介の特別インタビュー&好敵手ハンセンから北島へのメッセージ
を掲載!
特集記事の中の特にこれが読みたいです。
[ライバルが語る王者の物語1]
羽生結弦×ハビエル・フェルナンデス
「彼は心の底からの戦士だった」
[ライバルが語る王者の物語2]
羽生結弦×パトリック・チャン
「ユヅルが切り拓いた新時代」
ユヅハビはお馴染みですが、パトリック・チャンが語る羽生結弦はどんなんだろう?
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2019年04月24日
個性的な雑誌色々
一昨日届いていたこの雑誌、『フィギュアスケーターズ』
なんと言っても表紙のインパクトが凄いです。
足のラインというか、足の筋肉のラインの美しさにため息が出てしまいます。
表紙だけ数分間は眺めていました。
80ページの内、羽生選手のページは全部で55ページ。
68%が羽生成分ということになります。
世界選手権の練習初日19日からFS当日23日までの練習姿に始まり、
表彰式までが18ページあり、
誇るべき銀メダル。私は実感として彼が負けた気はしないんですよ。
優勝者にも勝る圧倒的な魅力でした。
その後、過去のワールドの戦績の」振り返りと表彰式の写真が続き、最後に「春よ来い」が8ページです。
左ページ、手の双眼鏡で遠くの席を見ているところ、実際に私のいた席の方を見てくれたんですよ!
「遠くの席でも見えてるよ!」というメッセージですね。
ハビエルの引退記念企画「輝かしきその半生を辿る」として。12ページにわたる特集もあります。
ユズの傍らにハビがいたくれたことがどんなに大きな意味があったのか、今になって益々その感を強くします。
最後の9ページはノッテ・ステッラータ(星降る夜)に充てられていて、このプログラムをこよなく愛する私にとっては嬉しいサプライズでした。
最後のページはこの曲を歌っているイタリアの三人組グループ、IL VOLO の特別インタビューです。
丁度今日24日発売の新アルバムにも、「ノッテ・ステッラータ(星降る夜)」が収録されているということです。
裏表紙にも5月13日からの来日公演の告知があります。
私は初来日の時に行ったのですが、3人のおしゃべりも楽しく、生で聞くノッテ・ステッラータはとても素敵でした。
『フィギュアスケーターズVol.14』
大きな写真で見る羽生選手の表情も美しく、買ってよかったなと思った1冊でした。
一方、こちらは昨日発売のNewsweekの特集「世界が尊敬する日本人100」に登場した羽生結弦。
羽生結弦が「最も偉大な男子フィギュア選手」である理由
【世界が尊敬する日本人】
羽生結弦は世界で最も偉大な男子フィギュアスケート選手だ。フィギュアスケートについて多少なりとも知識があるアメリカ人なら誰でも、そう言って差し支えないことを知っている。
五輪2連覇という66年ぶりの偉業をなし遂げ、昨年11月のグランプリ(GP)シリーズ第3戦フィンランド大会では、ルール改正後の世界最高得点を3つ(ショートプログラム、フリー、合計点)たたき出した。米NBCテレビで解説を務めたタラ・リピンスキー(長野五輪女子フィギュアの金メダリスト)は「彼は常ならざる力を持っている」と感極まった様子で語った。
多くの競技スポーツと異なり、フィギュアのトップ選手は運動能力の高さを問われる一方で芸術家でなければならない。表現力と情感にあふれるとともに、高難度の技を盛り込んだ演技が求められるのだ。羽生はそのいずれにおいても秀でている。
まず、羽生は一流のアスリートだ。最近の男子フィギュアスケートの世界では4回転ジャンプを決めることが勝利の条件となっているが、羽生は複数の4回転ジャンプをレパートリーとしている。2016年、彼は公式試合で4回転ループを跳んで着氷に成功した初の選手となった。GP第3戦のフリーの演技では、4回転トウループからトリプルアクセルのコンビネーションジャンプを史上初めて成功させた。
一方で羽生は芸術家でもある。彼の演技は一貫して優雅であり、その動きは非の打ちどころもなく美しい。まるで音楽と一体になっているかのように滑る。
滑るたびに彼はスケートへの大いなる愛を表現し、それはファンからの愛となって彼の元へ帰ってくる。だから演技を終わるたびにリンクにはクマのプーさんのぬいぐるみが降り注ぐ。「彼がファンにもたらす喜び、それにリンク上の彼のオーラと存在感は、ほかの誰とも違う」とリピンスキーは語った。
「強いアスリート」たることがフィギュアスケート選手に求められているこの時代、羽生は「クワッドアクセル」つまり4回転半ジャンプへの挑戦も視野に入れている。NBCの中継で元全米王者のジョニー・ウィアーは「誰かができるとすれば、それは彼だ」と言った。そう、羽生ならやれる。
Yuzuru Hanyu
羽生結弦
●フィギュアスケート選手
<2019年4月30日/5月7日号掲載>
昨日のオーサーコーチといい、外国のフィギュアスケート関係者は羽生選手を最大限の表現で讃えてくれますね。日本には、誰にも忖度することなく、事実を述べたり、感じたことを述べたりするのをはばかられる空気があるのでしょうか。
もしそうだとしたら非常に残念です。
そしてもうすぐ発売の家庭画報 羽生結弦特別版はAmazonでは売り切れてしまったようです。
私も慌てて近所の書店で予約して押さえました。
まだの方は急ぎ予約することをお勧めします。
どんな表紙になるんでしょうね。楽しみです!
そしてMUSTBUYのICE JEWELSの方は表紙が来ました。
これは素敵な表紙ですね。その名の通り宝石級の美しさ!
A2サイズピンナップ付きです。
【Introduction】
世界選手権銀メダルを獲得し、見事に復活を遂げた羽生結弦選手。2018-19シーズンを終えて、現在の心境、怪我について語ります。 また、盟友ハビエル・フェルナンデスとの最後の練習、フェルナンデス選手へのエールなども。
とっておき写真は、Ice Jewelsにしかない羽生選手の表情などが満載です。
「彼らの流儀」では、ブライアン・オーサーコーチ、トレーシー・ウィルソンコーチ、中野園子コーチのほか、メディアにはめったに答えないエテリチームのコーチ、セルゲイ・ドゥダコフコーチの貴重なインタビューも掲載。
新ルールの施行1年目の総括など、本誌ならではの解説もあり。
大会レポートとともに、他にはない内容が盛りだくさんのIce Jewels 10号です!!
田中さんのとっておき写真はもちろんのこと、羽生選手のインタビューが楽しみ!!
これで今年の世界選手権関連の雑誌は一段落でしょうか。
一体何冊買ったのだろうか?
いつも、よく吟味して買おうと思ってはいるのですが、結局は後から数えてビックリするほど買ってしまいます。
もう本棚は満杯で、新しい本棚を買うか、床に積み上げるか、段ボールに詰めるか、何か置き場所を考えなければ
連休中に少し整理したいとは考えていますが・・・
難しい・・・な。
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写真はキャプチャーしたものと感謝してお借りしたものです。
信じてくれてありがとう
一昨日の阿部奈々美先生の記事にはたくさんのアクセスや拍手をいただき、ありがとうございました。
私と同様、奈々美先生が好きな方がたくさんいらっしゃることが分かって嬉しかったです。
羽生選手の華々しい活躍の陰に奈々美先生の功績があったことは決して忘れることはできません。
2010年 世界ジュニア選手権 優勝
いつも表面に出ることなく、控え目に振舞う先生ですが、その功績は都築章一郎先生やオーサーコーチと並ぶものだと思っています。
2011年 ロステレコム シニアGPシリーズ初優勝
今日はそのオーサーコーチのコメントが届いています。
2018年度ミズノスポーツメントール賞のゴールド賞を受賞したのですね。
出席はできなかったようですが、オーサーコーチらしい素晴らしいメッセージを寄せてくれました。
オーサー・コーチがメントール賞ゴールド受賞
「結弦へ。信じてくれてありがとう」
[ 2019年4月23日 11:59 ] Sponichi Annex
競技、地域スポーツにおいて選手の強化・育成ならびに地域スポーツの普及・振興に貢献した指導者を顕彰する2018年度のミズノスポーツメントール賞表彰式が23日、都内で開催された。フィギュアスケート男子の羽生結弦(24=ANA)の五輪2連覇に貢献し、ゴールド賞に輝いたブライアン・オーサー・コーチ(57)は出張のため欠席となったが、コメントを寄せた。以下は全文。
「 2018年度 ミズノ スポーツメントール賞 ゴールド」を賜りましたこと、深くお礼申し上げます。
心より感謝申し上げるとともに大変恐縮しております。
私たち指導チームと羽生結弦選手とこれまでの道のりは7年前に始まりました。羽生選手は、夢にあふれ、献身的な気持ちがあり、将来のビジョンそして、気迫を持った青年でした。その道中、私たちはさまざまな困難に直面しましたが、羽生選手の成功の大きな要因は「勇気」であったことに私たちは気付きました。
私は羽生結弦選手を誇りに思っております。選手としての成功だけでなく、フィギュアスケートというスポーツへの真摯な取り組み、日本スケート連盟に対して献身的であり、そして世界中にいる多くの結弦ファンに対して誠実だからです。私は、チームのメンバー、具体的に名前を申しますと、トレイシー ウィルソン、ジスラン ブリアン、ジェフリー バトル、シェイリーン ボーン、デヴィッド ウィルソン、ペイジ エイストロップを代表し、謹んでこの「ミズノ スポーツメントール賞 ゴールド」をお受けいたします。
また、日本スケート連盟は私たちに対し辛抱強く、理解を示し、そして私たちをサポートしていただきました。そのことに対してもお礼を申し上げたいと思います。
指導者そしてコーチとして私が目指すところは、スポーツで成功するだけでなく、それぞれの社会でリーダーとなれる人材を育成することです。それはすなわち、自ら道を切り開き、次の世代のためにその道を示すアスリートを育てるということです。
チームの皆と結弦へ。私を信じてくれてありがとう。
心を込めて。
羽生選手は間違いなく「社会でリーダーとなれる人材」として育っていますね。
正に「自ら道を切り開き、次の世代のためにその道を示すアスリート」。
オーサーコーチの理想通りのアスリートですね!!
さらに会場ではビデオメッセージも流されたようです。
オーサー・コーチがビデオメッセージ
「羽生選手は国の宝」 メントール賞表彰式
[ 2019年4月23日 14:04 ] Sponichi annex
以下はメッセージ全文。
会場のみなさんこんにちは。本日は表彰式に出席できず申し訳ございません。
このたび「2018年度ミズノスポーツメントール賞ゴールド」を受賞したことに身が引き締まるとともに大変光栄に思っています。
私のスケートに対する情熱は選手だったときもコーチとなった今も尽きることはありません。
世界フィギュアスケート選手権大会、そしてオリンピックでの羽生選手の偉業は日本だけでなく世界のスケート界をさらなる高みへと引き上げました。私も少しではありますがお手伝いできたことを大変光栄に思います。
日本スポーツ協会、日本オリンピック委員会、ミズノスポーツ振興財団の皆さまに感謝申し上げます。そして私や私のチーム、羽生選手を信じて絶え間ないご支援をいただいた日本スケート連盟の皆さまにも感謝を申し上げます。
羽生選手はまさに国の宝です。ありがとうございました。
「国の宝」とは、よく言って下さいました。
外国人のオーサーコーチがこう言って下さるのに、日本ではなかなかこう言い切ってくれる人はいませんね。
コメントにもビデオメッセージにも、日本スケート連盟に対する感謝が述べられていますが、これはオーサーコーチ流の釘のさし方かもしれないと感じました。
オーサーコーチはこれまでのことを全て知っていることでしょう。
私は「結弦を大切にして下さいよ」というオーサーコーチからの反語的なメッセージとして受け取りました。
果たしてスケート連盟がそれを感じ取るかどうかは不明ですが。
それはさておき、羽生選手が最高のコーチ陣に恵まれたことを喜びたいと思います。
オーサーコーチがこれからも健康で長くご活躍くださることを願っています。
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2019年04月23日
杜の都のパレードの記憶
昨日4月22日は、羽生選手のオリンピック2連覇仙台凱旋パレード1周年でした。
1年前のことなのに、もう3年前くらいのことのように感じます。
それくらい、あれからの1年間に色々なことがありました。
あの日は4月としては本当に暑くて、パレードの記念Tシャツ1枚でも汗をかくほどでした。
杜の都と言われるだけに仙台は緑が多く、木陰でパレードが近づいてくるのを待っていたことを思い出します。
自分で撮った写真は、ヘタクソ選手権に入賞するほどのものなので、動画であの日を思い出してみましょう。
女性が圧倒的に多い試合やアイスショーとは違い、老若男女問わず大勢の人が炎天下にぎっしりと道を埋めて待っていました。
参加者は10万8000人と発表されていますが、実感としてはもっと多かったように感じました。
パレードは目の前をあっと言う間に通り過ぎていきましたが、羽生選手の姿はしっかり目に焼き付けました。
多分写真がうまく撮れなかったのは、自分の目で見ることを優先させたからだと思います。
それで正解だったと思います。
その空間を共有できたことが、大切な記憶、大切な思い出になっています。
今帰国中の羽生選手も、あの日を思い出しているに違いないですね。
メダル、大きいですね! 重そう!
爽やかな思い出の日でしたが、昨日はこんなニュースもありました。
競技団体役員の任期「原則10年」
スポーツ審議会検討部会が合意
毎日新聞
* * * * *
日本スケート連盟の橋本聖子会長は2006年に就任していますから、今年で既に13年目となります。
もし直ぐに退任せずに、かりに猶予期間とされる2023年まで続投すれば、その任期はなんと17年の長さになってしまいます。
これは異常な長期政権です。
そもそも2014年のソチオリンピックの際の、昨年現役復帰したT選手とのスキャンダラスな事件が発覚した時点で辞任すべきだったでしょう。
皆様ご存知のあの事件が、今起こったのであれば、セクハラとパワハラで即刻辞任となっているはずです。
あの時、よく会長職を続けられたものだと驚く、というか呆れます。
速やかに会長職から退任していただきたいものです。
しかしその際、現在副会長である長島昭久氏に引き継ぐことだけは避けていただかなければなりません。
日本スケート連盟H.P. では、役員名簿、組織図、定款、財務諸表等を見ることができるので、是非一度お時間がある時見て下さい。
特に決算報告書は興味深いものがあります。
如何にスピードスケートよりもフィギュアスケートの事業収益が大きく、それに反して如何にフィギュアスケートよりもスピードスケートに資金が投入されているのかが分かります。
それなのに、実質的にフィギュアスケートの人気を支えている羽生選手に対しては、どうしてこうも冷遇するのか全く理解できません。
どこに、その秘密が隠れているのでしょうか。
一種のミステリーです。
いつかその謎が解ける日が来るのでしょうか?
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2019年04月22日
憧れの女性
荒川静香さん、羽生結弦選手、二人のオリンピック金メダリストを輩出したアイスリンクリンク仙台。
今や聖地となっていますね。
そんなアイスリンク仙台の阿部奈々美コーチのインタビューです。
アイスリンク仙台から世界へ。
阿部奈々美コーチインタビュー
日本のフィギュアスケート発祥の地、仙台。異国人によって伝えられたのは19世紀の終わり頃といわれています。
100年を超える歴史の中でスケートは市民に愛され、その文化を醸成し、世界に誇るトップスケーター達がこの街から世界へと羽ばたきました。その陰には、原石を磨き上げた指導者たちの存在があります。
荒川静香さんらスター選手を支えてきた阿部奈々美さんは、仙台出身。地元のフィギュアスケート発展への思いを聞きました。
<仙台フィギュア事情の変遷と、オリンピック選手の誕生>
——仙台のフィギュア事情はどのように変遷してきたのでしょうか。
40年ほど前は今より多くのリンクがありました。県内で5、6ヵ所はあったと思います。私の実家の近くにもあり、先に習い始めた兄や姉についていくうちにいつのまにかスケート靴を履いていました。母からは「3歳前には氷の上に立っていて驚いた」と聞かされました(笑)。
小学校時代はフィギュアを習っている友達も多かったですね。1988年、泉区にできたリンクがアイスリンク仙台の前身。荒川静香さんも羽生結弦選手もここから巣立っていきました。
<「聖地・仙台」でスケートをするということ>
一方で仙台は、驚くべきことに、1つの民間リンクから2人ものオリンピック金メダリストが生まれています。日本中を探してもそんな街は他にない。私たちの誇りです。
——仙台はまさに「聖地」! アイスリンク仙台は「伝説のリンク」ですね。
そう。荒川さんや羽生選手が育った同じリンクで滑る感動や、「いつか自分も」という強いモチベーションは、仙台で練習する選手だけが抱くことのできる宝物です。
アイスリンク仙台では、4つのクラブが活動しています。大学を中心に展開する名古屋・大阪と違い、幼少時代から一貫して地元のクラブでトレーニングできるという強みがありますね。また、選手育成に大変理解が深く、惜しみなく協力してくれるリンクですので、選手にとっては恵まれた環境です。
全文はこちらから
羽生選手がクリケットクラブに移るまで、アイスリンク仙台でコーチとして指導していた奈々美先生は凛とした佇まいが美しく、憧れてしまいます。
何度かアイスリンク仙台を訪れた時も、リンクの上に奈々美先生がいるのではないかと探してしまいました。
残念ながら、まだお姿を拝見したことはありませんが、いまも毎日リンクで指導に当たっていらっしゃるのですね。
羽生選手が世界に羽ばたくきっかけとなった『ロミオとジュリエット』をはじめ、数々の羽生選手のプログラムの振付も担当し、今日の羽生選手の基礎を創って下さった功績は計り知れないと思います。
2011年 全日本の初めての銅メダルを奈々美先生に掛ける羽生選手
そしてニースの世界選手権へ SP『悲愴』のキス&クライで
2012年 ニース世界選手権 FS『ロミオとジュリエット』演技直前
長いインタビューですが、是非全文をお読みください。
奈々美先生の温かいお人柄とフィギュアスケートへの情熱が感じられます。
インタビューは3月20日付けとなっていますが、仙台に帰省中の羽生選手は恩師と再会できたのかな。
そうだといいな。
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写真はキャプチャーしたものと感謝してお借りしたものです。
2019年04月21日
夢よ叶え!
昨日の新モニュメントデザイン発表式では、1か月ぶりに結弦君の笑顔を見ることができて嬉しかったです。
スリムなスーツに桜色のネクタイで桜満開の仙台に帰還出来て本当に良かったですね。
故郷の桜を観たり、ご家族ともゆっくり過ごす時間が取れますように!
発表式の後に行われた記者会見の一問一答では、”羽生結弦”としての今の気持ちを語ってくれています。
記者会見では、いつでもその時の自分の本音を語ってくれて、それを聞くたびに益々結弦くんが好きになってしまいます。
一番詳しく伝えてくれたスポニチさんの記事2本を自分の記録用として、全文お借りしました。
Sponichi Annex (4月20日 15:35)
Sponichi Annex (4月20日 12:55)
羽生結弦と一問一答
photo:小海途良幹
フィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌五輪金メダリストの羽生結弦(24=ANA)が20日、仙台市内で行われた「フィギュアスケートモニュメントデザイン発表式」に出席した。五輪連覇の偉業を成し遂げ、被災地で復興に励む人々を勇気づけた羽生の功績を顕彰するため、同市内の地下鉄東西線国際センター駅南側広場に増設。そのデザインが平昌五輪の「SEIMEI」ポーズに決まった。発表会後の記者会見の一問一答は以下の通り。
――仙台に帰ってきてどうか。
「実は、昨日(19日)に帰ってきて、あまりまだ仙台だなという実感がなかったんですけど。こうやって、地元局の方とか地元紙の方とか、そういう方に会うと、ちょっと帰ってきたなって。凄く地元だなっていう温かい気持ちになりました」
――お披露目されたモニュメントの率直な感想は。「やはり、自分が2連覇したということで、その2枚分の活躍をできたということはすごく誇らしいことだなという風にも思いましたし。それが残るということに関しても、自分の演技はあの場、あの場所でしかなかったかもしれないんですが、それがちゃんと形としてずっと残るというのはすごく自分がやってきて良かったなというか、やっぱり五輪の金メダルは特別なものだったんだなというのを改めて感じました」
――モニュメントが増え、被災地、宮城、そして東北への観光客が増えると思う。その効果については。
「そうですね、ちょっと違う話になっちゃうかもしれないですけど。先日、ノートルダム大聖堂が燃えてしまって、それの募金の話とか、凄くもうたくさんのお金が集まっていてすぐに再建、修理への気持ちというか、機運というのがしっかり動いている。あとは台湾も先日、地震があって、被害があったみたいで、そういったいろんな地域でもそうなんですけど、やっぱり一人一人の凄い小さな力かもしれないですけど、人間っていう一人一人の力が集まって、やっと復興だとか新しくなっていくということにつながっていくと思う。その一人ずつが何かつながるきっかけになるのであれば、自分という媒体を通してつながってくださるのはとてもうれしいことですし、仙台だからこそ、仙台にこのモニュメントがあるからこそできることじゃないかなとも思うので。やっぱり自分が仙台市民で良かったなと思うのと同時に、これがきっかけになって、もちろん仙台だけじゃなくて、宮城県、東北、東日本、そういった大きな目で復興っていうものが進んでいったらいいなという風に思っています」
photo:小海途良幹
平昌オリンピックの頃から、結弦くんは個人としての羽生結弦と「媒体としての」”羽生結弦”を区別して考えているように感じます。
否応なしに社会的存在になってしまった”羽生結弦”としての責任を負って行くんだという決意が背中を押しているのかなと感じます。
――時代は令和になる。平成で伝説を作ってきたが、令和ではどんな伝説を。
「やはり4回転半に挑戦したいなという気持ちは凄く強いです。実際にまだ跳んだわけじゃないので、そんな強いことは言えないかもしれないですけど。ただ、これから戦っていくに向けて、やっぱり自分の武器となる何かをさらに付け加えないといけないなという義務感が凄くある。何か武器を改めて作って、これから令和に向けて頑張っていきたいなと思います」
――発表式は600人に対して応募が2万113件あった。この倍率についてと、来られなかったファンへのメッセージは。
「やはり、自分が入った時に歓声だとか、拍手の大きさとか、そういうものでたくさんの方がここに来て下さったんだなという気持ちも凄くありましたし、逆にその方々が代表でっていうのもちょっと変ですけど、2万をこえる応募があったということは、自分が滑るわけでもないので、フィギュアスケートのファンではない方もいらっしゃったかもしれないですけども、そういった方々が自分のことを凄く応援してくださったというか、このモニュメントのことについても楽しみにしてくださっているっていうのが、改めて数で、というのも変ですけれども、凄く伝わったなという風に思います。また、残念ながら足を運べなかった方々に対しても、やっぱり、その先ほども言ったように、一人一人ちっぽけかもしれないですけど、僕も含めてすごいちっぽけかもしれないですけど、1人から2万とか3万近くとか、そういう風に数が大きくなっていくにつれてすごく大きな力になると思うんですよね。やっぱり、そういった大きな力を改めて、その数字ということから感じさせていただいたなと、あらためて感謝したいなと思います」
――デザインはどうか。
「まず、写真からそのまま使われているという点に関して、すごく自分で気に入っていて。やはり、自分は滑っている時、瞬間が一番、羽生結弦になれているなと思うので。やっぱり、その、滑っている瞬間を切り取ったものとして、デザインが残されるというのは、凄くうれしいなという風に思っています。またなんか本当に細かいんですけど、ソチ五輪から平昌五輪に向けてブレードの色が変わったりとか、そういう細かいところまで繊細に作られているものだなと改めて感じたので、そういった細かいところも見ていただけたらな、と。せっかく、ソチ五輪と平昌五輪と並んでモニュメントが建てられるということなので、そういう細かいところもちょっと気にして見ていたけたら楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」
――荒川静香さんの隣に2つの羽生選手が並ぶのは恐縮と言っていた。少年の頃(の自分)に声をかけるとしたら何と。また、スケートを頑張っている子供たちへのメッセージ。
「僕も実際に小さい頃にテレマサさんに特集していただいて、本当にちっちゃかったなと思うことも何かフラッシュバックして、色々思い出しました。あの、荒川さんの隣に2つ並ぶっていうのは、自分がしてこられたことに対して、やっぱり胸を張っていられるなという風に改めて思いますし。逆に小さい頃からこうやって仙台から頑張ってきて、こうやって荒川さんの隣に建てるっていうのは、やっぱり仙台の縁というかそういうお力を感じるなと思います。また、今、フィギュアスケートを頑張っている子たちに対しては、そうですね、もしかしたら僕の演技を見て始める選手とかもこれからいるのかなとか思ったりもしていて。そういう意味では、その子たちがやっぱりこういう風になりたないなという人間で常にありたいなと思います。また、そういった僕が感じた仙台の力とか、ちょっとでも感じられるような貢献を僕もこれから荒川さんに助けられたように、これから僕も仙台に対して、色んな力を使っていけたらなと思っているので、頑張る環境を作っていきたいなと思います。
今や仙台のみならず、日本のみならず、世界中に羽生結弦に憧れる若いスケーターがたくさんいますね。
いつかそんな志を持つスケーター達が”Yuzuru Hanyu”を中心に集まる場所が仙台にできるといいなと、心から思います。
――羽生選手自身の夢は。
「実は、1年前までは、自分の夢は4回転半のジャンプだったと思っています。それをやれば、夢は達成されるという風に思っていました。ただ今の自分の気持ちとしては、4回転半は夢じゃなくて、しっかりと習得してマスターしたいものだなと。近い、具体的な、挑戦するべきものみたいなものに思えているので、夢ではないかなと。だから自分の夢は、そうですね。4回転半を初めて公式試合できれいに決める人になりたいっていうのが、今の夢かなと思います」
つまり、最早現実となっている、または限りなく現実に近づいている4回転半を「初めて公式試合できれいに決める人になる」というのが「今の夢」、ということですね!
これは、来シーズンは成功させたい、ということと受け取りました!
――ファンの存在は。
「つらいことも、うれしいことも、もしかしたら自分よりつらくなったり、自分よりも喜んでくれる存在じゃないかなという風に思っています。やはり、直近この2シーズンで2回も大きなケガをして、その時に自分よりもつらいような方もいらっしゃったりとか。その中で、苦しい状況の中で、凄く前に向かってというか、上に向かって立ち向かっている方。そういうメッセージや手紙をたくさん頂いた。そういう方々の思いが自分に還元されて、最終的に自分の演技になっているんじゃないかなという風に強く思う。一言でいうと、自分のスケートの源みたいな感じがしています。これまで平昌五輪前、の前のシーズンくらいまでは、勝たなきゃいけない、強くならなきゃいけないとか、いろいろ考えたときに、凄く自分主体だった。でもそういう時でも応援してくださる方の力は感じていたけど、平昌五輪が終わって改めて、こういうモニュメントの場を設けてもらって、改めて皆さんの力、思いの力が凄く自分のスケートに役に立っているというか、凄く直接的に皆さんの思いが伝わっているんだなと改めて感じているので。そういう方々に逆に僕から感謝したいですし、スケートではない機会なので、しっかりと、発表式の時も皆さん一人一人の顔を見て、ありがとうって風に思っていましたし、たくさんね、テレビやインターネットで見てくださる方もいると思うので、この場を借りて感謝したいと思います。ありがとうございます」
ファンのことを「自分のスケートの源」とまで言い切ってくれるとは、本当に嬉しいですね。
ここまでファンの気持ちを汲み取ってくれるアスリートは他にいないと思います。
これからも勿論ずっとずっと応援していきます。
――モニュメントのデザインへの思い。
「このモニュメントのデザインの中に写真というのが印象に残っていて、自分が滑っている瞬間を切り取った物だと思っているので、そのモニュメントを見ることによって自分の演技だとか、演技全体でもなくてもいいけど、この瞬間が少しでも思い出されるようなものになっていたらうれしいなと思います」
―モニュメントのポーズ「SEIMEI」への思いは。
「これは何て言えばいいのかな…。最初の冒頭のジャンって鳴ってから、縦笛が流れているところのシーンなんですけど。最初のポーズで天と地と人と全てを司っている風に感じている。野村萬斎さんと話をさせていただいた時に改めて色づけしてもらって、それを凄く大切にしてこの演技をしていました。これはそこのポーズから動きだしているシーンなんですね。だから、司っているシーンから、それを支配しながら、周りの状況というか、この時はリンクなんですけど。そのリンク全てを自分の支配下に置くみたいに、そういう強い気持ちで意味を持って滑っています」
このSEIMEIだけでなく、結弦くんがリンクに現れた途端に、そのリンク全てを支配下に置くのを、私達は何度も見てきましたね。
――モニュメントへの率直な感想は
「(平昌、ソチ五輪での金メダルが)記録として残るだけでなく、モニュメントとして歴史に刻まれるのは本当に凄いこと。形として残るということは、これからもつながっていく、残されていくということ。(五輪連覇を)66年ぶりに自分ができたことに誇りを持ちたい。これをきっかけに『自分もモニュメントを建てたい』と思う、仙台でフィギュアスケートをやっている子どもが1人でも増えればうれしい」
――昨年4月の祝賀パレードについて
「皆さんの応援の声、そしてありがとう、おめでとう、という声をあらためて間近に感じられたことは大きな経験。(声援を)あの時いただけたからこそ、今もスケートを頑張れている」
私もこの大勢の中の一人でいられたこと、本当に嬉しくまた誇らしく思っています。
――地元・仙台への思いは
「復興の道半ばといっていい地域も数多くある。そういう中で、祝賀パレードをやっていただけたのは本当にうれしかった。また、それをきっかけに、仙台の地に足を運んでくださったり、募金をしてくださった方もたくさんいらっしゃったと思う。今回のこのモニュメントに関しても、自分ができる最大限のことをしていきたい」
――仙台でフィギュアを学ぶ子供たちへのメッセージを
「とにかく夢をもってほしい。夢がなかったら、何か目標を作ってほしい。純粋な自分の気持ちを忘れずに、未来の自分が見ても気持ちよく思えるような自分を目指して、これからもやってほしい」
幼い日の夢をここまで叶えた人はなかなかいません。
「始めに夢ありき」
そこから全てが始まりました。
結弦くんの現在の夢、「4回転半を初めて公式試合できれいに決める人になる」ことを是非とも叶えてほしい!
それが私の新たな夢になりました。
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『仙台巡り』で『週末仙台』
『仙台巡り』というとても素敵なガイドブックができたんですね!
https://www.sendai-meguri.jp/
もしや、題字は結弦くん?
筆跡が似ている気がする。
(しかし、残念ながらそれは違ったようです。)
しかも、TAKE FREE です!
仙台市は20日、観光客の誘致、市内回遊促進を図ることを目的として、着地型ガイドブック「仙台巡り」を作成したと発表した。フィギュアスケート男子五輪連覇で同市の観光アンバサダーの羽生結弦(24)=ANA=が伊達文化や、女子旅をテーマとしたおすすめスポットを紹介している。
A5版フルカラー42ページ。10万部作成。この日行われたフィギュアスケートモニュメントデザイン発表式にて、抽選で参加した600人に選考配布された。
6月下旬頃に仙台市内での配布を予定。7月上旬頃には市内の旅館、ホテルにおいて、宿泊者に1部ずつ配布。
(スポーツ報知)
デザイン発表式に参加された方には先行配布されたんですね。
羨ましいです!
高校生ですか!
撮影は能登さん。
中にも素敵な写真がいっぱいのようです。
6月下旬頃から配布だそうです🥰#羽生結弦 #モニュメント #発表式 #仙台放送#仙台巡り pic.twitter.com/i8nAYsopZJ
— sieni (@sopo_sieni) 2019年4月20日
配布先、配布方法は次のようになっています。
ペーパーバージョンとデジタルバージョンがありますが、
やはり絶対ペーパーバージョンが欲しい!!
7月になったら、
ホテルで『仙台巡り』をいただいて、新モニュメントを見に行く『週末仙台』がしたーい!!!
絶対そうしたーい!!!
(もう駄々っ子状態)
その時の地下鉄チケットは是非これで。
【羽生選手記念乗車券販売情報】
— 仙台市交通局 (@sendaishi_kotu) 2019年4月20日
記念乗車券の内訳
次の3点セットです。
(1)地下鉄一日乗車券 1枚
(2)ポストカード 3枚
※羽生結弦選手のオフショット等
(3)ミニ観光ガイド 1枚
各販売所、まだ余裕がございますので直接お買い求めいただけます。#羽生結弦#仙台市地下鉄 pic.twitter.com/xNc7wD1MfM
1次抽選販売には見事に外れたけれど、
2次抽選販売がありますからね!
4月27日からです。
【仙台市交通局からのお知らせ】
— 仙台市交通局 (@sendaishi_kotu) 2019年4月18日
羽生結弦選手ポストカード付き地下鉄一日乗車券の直接販売は4月20日(土)のみの販売となりますが、4月27日(土)より2回目の通信販売(15,000セット)を行いますので、あわせてご利用願います。#羽生結弦#仙台市地下鉄https://t.co/PNZLaDxyuC
15,000セットの内の1セットが当たりますように!
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2019年04月20日
桜色のネクタイで帰還
おかえりなさーい
羽生結弦がモニュメントデザイン発表式に出席
「自分が2人並ぶのはとても恐縮」
[ 2019年4月20日 10:34 ] Sponichi Annex
フィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌五輪金メダリストの羽生結弦(24=ANA)が20日、仙台市内で行われた「フィギュアスケートモニュメントデザイン発表式」に出席した。
五輪連覇の偉業を成し遂げ、被災地で復興に励む人々を勇気づけた羽生の功績を顕彰するため、同市内の地下鉄東西線国際センター駅南側広場にモニュメントを増設。そのデザインを発表した。
郡和子仙台市長(62)らとデザイン発表の除幕を行った羽生は、06年トリノ五輪フィギュアスケート女子金メダリストの荒川静香さん(37)のモニュメントと、自身が14年ソチ五輪で金メダルを獲得した際のモニュメントの隣に並んだ新たなモニュメントに笑顔を浮かべた。
あいさつに立った羽生は「荒川さんの隣に自分が2人並ぶのはとても恐縮。本当に2連覇したんだなと感慨深い。これがきっかけになって仙台に足を運んでくれる人が増えてくれればいい。2つ並ぶことによって、顔の表情や靴の使い方、ポーズ、細かいところかもしれないが違ったところがあるので、じっくり比較しながら見ていただけたら」と話した。
メディア向けの撮影時間で動きのあるシーンを撮りたいと求められると、モニュメントと同じSEIMEIポーズを即興で披露。会場からは大きな歓声と拍手が沸き起こった。
(photo:小海途良幹)
序幕の瞬間!
やはりこのポーズだったね!
濃紺のスーツに桜ピンクのネクタイ
仙台の桜に合わせたんだね
とても似合ってる
本当におめでとう!!!
デザイン発表式の動画です。
元気そうで本当によかった。
何度も見てしまいますね
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ビターな友情*KISS & CRY
外出先からの帰り道、本屋に飛び込んで1冊だけ残っていた KISS & CRY を確保しました!
こちらは裏表紙です。インパクトあります。
羽生選手は70ページの内42ページで、60%を占めています。
写真の画質もよく、初めて見る写真もたくさんありました。
特に練習着の写真が充実しています。
記事では「生Voice」という、SP、FSそれぞれの囲み取材、記者会見での羽生選手のコメントを記録したページがよかったです。
FSの後の囲み取材で、ループジャンプについて羽生選手が語っている部分は初めて知りました。
「ループは点数的には3番目の難易度ですが、実際に今跳んでいるのはジュニアも含めて、たぶん僕ともう一人ロシア人の男の子が跳んでいるくらいで、今大会では、自分が1本しか跳んでいないですし、難易度を考えたら、点数的にどうなのかな、とはちょっと思いますが、それ(ループ)は僕の強みです。
ループは降りた時にすごく(ランディングが)流れるんですよね。その流れを大事にしたい、という気持ちが強くあります。
それを磨きつつ、また確率が良くなるようなトウ系ジャンプも増やしていきたいな、と」
羽生選手のループへの思いが伝わってきます。
誰よりもループを綺麗に跳びたかったのですね。
だからあんなに一心不乱になってループの確認をしていたのでしょう。
この部分を読んで、世界選手権でOrigin冒頭の素晴らしいループ、決まって本当に良かったなと思いました。
実際の難しさに比べて点数が低く抑えられていることに羽生選手が言及することも珍しいですね。ちょっとだけ羽生選手の本音が顔をのぞかせているような気がしました。
来シーズンはループを大事にしつつ、ルッツやフリップというトウ系ジャンプも取り入れた構成が見られるのかもしれませんね。
「戦友、羽生結弦へ」と題した、ハビのインタビューもとても興味深く読みました。
「ユヅルの存在はいつも刺激になった。自分が悪いトレーニングしても、腐っていられないからね。ユヅルの姿を見て『もっとトレーニングを』と思った。きっとユヅルも一緒だと思う。僕らの場合、友情と言っても甘いものではないのさ(笑)」
二人の間にある友情は、ただの仲良しと言うのではなく、日本語にすると「畏友」というようなニュアンスになるのかな。ビタースィートな友情というか。
今回の世界選手権の結果について、ハビは悔しさは分かるけど、「よく戦ったな」と思い、「すばらしいプログラムを演じたことを、誇りに思うべきだ」と伝えたそうです。
それに対して羽生選手は、「それは分かっているんだよぉ。分かっているんだけど」って(笑)。
いかにも二人らしいエピソードで思わず笑ってしまいました。
お兄ちゃんのようなハビにちょっと甘えている結弦くんが目に浮かびます。
このインタビューは一読の価値があると思います。
と言うわけで、このKISS & CRYは買ってよかったなと思った次第です。
さて、明日朝にはそんな結弦くんに私達も会えるわけですね。
Youtubeのライブ配信はこちらです⇓ 午前10時からとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=U5Akp8cwNSg
楽しみですね
笑顔の結弦くんが見られますように!
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