2018年10月
2018年10月14日
著作権・出版権・肖像権
今日ようやく『YUZURU Ⅱ』が届きました!
開くとまだインクの匂いがする出来立ての初々しい写真集です。
表紙カバーを外すと、こんなに爽やかな羽生選手が顔を出します。
内容は期待通りの素晴らしさで、4年の間をおいて出版された2冊の写真集は羽生結弦というスケーターの公式写真集という位置づけに近いのでしょうか。
能登さんの写真は独特のふわっとした感じがあり癒されるし、何度でも見たくなる魅力がありますね。
著者は最初の写真集と同じく、羽生結弦・能登直と連名になっています。
ただし、羽生選手が文章を書いているわけではないので、おそらく写真の選定や構成等、能登さんと共にこの写真集制作のプロデューサー的な役割を果たしていることで共著ということになっているのだと私は理解しています。
昨日届いた『魂のプログラム』の方も著者は羽生結弦となっていますが、文章はワールド・フィギュアスケート編集部が書いているようなので、全体的な構成、写真選定など、こちらも総合的なプロデュースを羽生選手が担当したことにより、著者:羽生結弦という位置づけになっているのだと理解しました。
どちらも雑誌やムック本とは一線を画すような、流石に羽生結弦本人が関わっているだけのことはあるな、と思わせる素晴らしい写真集でした。
しかしこれとは別に、やはりこのところのフィギュアスケート雑誌やムック本の相次ぐ販売停止、出版停止には腑に落ちないことばかりです。
肖像権については、公的立場の方々、例えば政治家、芸能人、有名アスリートなどが、撮影されることを前提に公的な場にある時は、肖像権は適用されないのが一般的なことなので、世界的な超有名アスリートである羽生選手を、試合という公の場で、撮影許可証を得た写真家が撮影しても問題にはならないはずです。
またその写真を通信社や写真配信会社から正式に版権購入して、クレジットを付けた上で出版に使用しても非合法にはならないはずです。現にこれまでそのような雑誌類が山ほど出版されてきたにもかかわらず、法的に告訴されたり、販売停止処分を受けたことはないはずです。
しかしこのところの不透明な出来事の数々は当事者が事実を明らかにしないため、益々憶測を生んでなんともいやーな感じを受けています。
色々なご意見や見解はあるのでしょうが、私個人はこれらの件に関しては、羽生選手サイドは関知していないのではないかという印象を持っています。
例えば出版中止を免れた感のある、KISS & CRY の出版の順番差し替えを見てみましょう。
① KISS & CRY 表紙:宇野昌磨選手 10月22日発売(ジャパンオープン10月6日)
東京ニュース通信社
2018-10-22
② KISS & CRY 表紙:高橋大輔選手 10月26日発売(近畿日本大会10月7・8日)
東京ニュース通信社
2018-10-26
③ KISS & CRY 表紙:羽生結弦選手 10月31日発売(オータムクラシック9月22・23日 /9月末発売予定からから大幅延期)
東京ニュース通信社
2018-10-31
特集されている試合の順番からいえば、本来③-①-②の順番に出版されるべきところが、9月の試合を特集している羽生選手の号を10月末まで大幅延期したうえで、急遽宇野選手と高橋選手の特集号を先に差し込み、①-②-③の順番とし、羽生選手の特集は最後にするという不思議な事態になっています。
これは著作権、肖像権に関わる問題ではなく、何か別の方面からの圧力であろうと考えるほうが整合性が取れる気がするのです。あくまでも私の個人的な感触ですが。
さらにそれよりも肖像権の問題として、私が一番驚いたのは、フィギュアスケート関連の本ではなく、この夏、某女性週刊誌が、練習を終えた羽生選手がクリケットクラブから出てくるところを隠し撮りして、それを写真付きの記事にしていたことです。
この場合、羽生選手は公の場にいるわけではなく、プライベート写真の無断公表ですから、肖像権が侵害されているケースになるでしょう。
これを本屋の店頭で見かけた時は、羽生選手が気の毒でたまりませんでした。
ハードな練習の後、疲れて練習場から出てきたら、物陰から(おそらく)望遠レンズで隠し撮りするなんて卑劣すぎます。
絶対に許せないと思いました。
この場合、羽生選手は肖像権の侵害で損害賠償を求めることもできると思います。
羽生選手にしてみれば、トロントでさえ安全な場所ではなくなったこと、やがてこのままエスカレートすれば、自宅で待ち伏せされたり、ご家族が興味本位の標的にされたりすることも想像でき、恐ろしくなったであろうことは十分考えられます。
肖像権は法律で明文化された権利ではないので、確かに権利侵害の基準や判断には曖昧さもありますし、撮影する側の表現の自由や知る権利との兼ね合いの問題もあり、難しい問題だと思います。
しかしこの女性週刊誌のような行為こそ、今後二度とないように、羽生選手サイドが知的財産保護(写真、映像)に携わる、あるエージェントをアドバイザリーとしたのは、とてもよいことだなと思っています。
むしろ遅すぎたくらいだと思います。
これからはもう、自分自身を守るため万全の策を立てて、二度と羽生選手が苦しむこと、悲しむことの無いようにと祈るばかりです。
今の気温は4℃と、日本より一足先に冬になったようなトロントで、元気に練習できていますように。
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2018年10月13日
秋の花火
今日、ようやく私のところにもこれが届きました。
Amazonで予約購入しても発売日に届かないのが残念です。
しかし、近所の大型書店をチェックしても、既に売り切れてしまったのか、影も形もありませんでしたから、やはり人気の高い本を確実に手に入れるためには少なくとも1冊は予約が必要ですね。
初めてみる写真も多く、特にジュニア時代の写真が充実しているところも良かったです。
始めのページから見れば羽生結弦の歴史を遡り、最後のページから見れば羽生結弦の成長の歴史を辿れるという作りもいいですね。
YUZURU Ⅱ は明日届くらしいです。
この週末は2冊の写真集をじっくり楽しんで過ごせそう。
今日は地元では季節外れの花火大会があり、秋の花火を楽しみました。
昨年までは8月下旬に開催されていたのですが、天候不順や猛暑のため10月に延期されていたのです。
ひんやりとした風の中で見る花火もなかなか風情がありましたよ。
しかし、最近では『秋』というと、すぐに連想するのは『秋によせて』”Otonal ”です。
秋の花火のように、華やかな中にもそこはかとない憂いを含んだ Otonal 、早くまた観たいです。
フィンランド大会まであと3週間ですね!待ち遠しいです。
シーズンが本格化すると、毎日何かのテレビ番組があったり、本の発売やイベントがあったり、ちょっと油断すると、見逃しますよね。
私は毎日1回、フィギュア関連の放送、出版、イベント情報 が網羅されているサイト RING ON ICE をお気に入りにしてチェックしています。
毎日更新されるので、見逃し、買い逃しが防げます。
ご存知の方も多いと思いますが、お薦めのサイトです。
今日はなんだか日記みたいなブログになってしまいました←これも季節外れですがサクランボ大好き
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2018年10月12日
媒体としての僕
東京西川のキャンペーンを皮切りに、『チームブライアン 新たな旅』の出版の発表があり、オルゴールが来て、YUZU DAYSが更新され、全くついて行けていません。
えっ、オルゴールって何? と気が付いた時にはもう完売していました。
幸い10月17日から一般販売が始まるようですから、せめて30弁のクリスタルな音色だけでも聴かせていただいて、ゆっくり考えてみることにします。
各商品ページで音色を聴くことができます。。
羽生結弦・30弁クリスタルオルゴール<SEIMEIタイプ>
羽生結弦・30弁クリスタルオルゴール<バラード第1番タイプ>
キラキラした音色ですね~
そしてマイレピYUZU DAYSのコメントとインタビュー、とても良かったです。
今までで一番心に響きました。
2回分一気に掲載され、そのどちらも羽生選手が直接文章を書いたのかと思うほど、正直な気持ちを語っているように感じました。
第24回:今語る、平昌冬季オリンピック
第25回:羽生選手から読者の方々へ、4年間のありがとう
YUZU DAYS の写真はいつも透明感があって素敵ですね。
どなたが撮っているのでしょうか。
この記事の中にもありますが、羽生選手は最近よく「媒体」という言葉を使うように思います。
自分を媒体、つまりメディアとすることで周囲を変化させられる可能性に気づいてるのでしょう。
またそうすることで個人としての羽生結弦と、社会的存在としての媒体化した【羽生結弦】を区別しようとしているのかなとも感じます。
ならばその媒体化した【羽生結弦】の力で、これから先、色々な物事に影響力を発揮していくことができるでしょう。
聡明な結弦君は今、自分の未来を見据えて確実に着実に計画を練っていると思っています。
それが果たしてどんな形をとっていくのか、それを見るのもこれからの楽しみです。
自由を得たと思っても、壁はまた知らないうちに造られていたりするものです。
賢く、そしてしたたかに、弓矢のように壁を越えて自由に高く遠く羽ばたいて下さいね
これからもずっと応援していきますから!!
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2018年10月11日
コーチの誇りとなる
文芸春秋11月号の記事『羽生結弦は私の誇りです』を読みました。
2012年春に羽生選手がオーサーコーチの元に来てから2度のオリンピック金メダルを取り、そして現在に至るまでのエピソードを、コーチ自身の過去の経験を交えながら語っているという内容でした。
2012年のニースでの世界選手権の後にカナダに拠点を移したころ、「あともう少しでコントロールを失うギリギリのところで滑っているよう」な17歳の血気盛んな少年だった羽生選手の溢れる才能とエネルギーを見て、「その野性味を自分でコントロールできるように基礎をもっと強化していこうと」いう方針をトレーシーコーチと共に立てたそうです。
この記事の中で圧倒的に強い印象を受けたのはユヅとハビのピョンチャンオリンピックでの練習光景でした。
少しだけ引用させていただきます。
「確かフリーの日の公式練習のことでした。ハビとユヅが並んでエッジワークを見せたのです。
いつもこのクリケットクラブでグループでやっていることを、二人並んで揃ってやったんです。
あれは人に見せるためではなく、自分たちのためだったと思う。
私たちのところに戻ってきたとき、二人の間に、はっきりした結束の意識を感じました。厳しいプレッシャーに直面するときは、一人でも多くの仲間が必要なんです」
(中略)
「ジャッジたち全員が、ハビとユヅの美しいエッジワークを見ていたんです。だから私は、
『きみたちは素晴らしかった。おかげで、我々まで鼻高々だよ』
と言ったら、二人は相手の顔を見てハイファイブ(ハイタッチ)をしました。これまで多くの素晴らしい瞬間にコーチとして立ち会ってきたけれど、あの時ほど自分の生徒たちを誇りに思ったことはありませんでした」
読んでいて、その光景が目に浮かび、ジーンとしてしまいました。
「人に見せるためではなく、自分たちのため」、この日まで共に過ごした6年間のクリケットクラブでの練習と同じことをした。
ショートプログラムで1位と2位になっていた二人が、フリーの前日の練習で、翌日には最大のライバルとして戦う相手と一緒に揃ってエッジワークの練習をすることは、これまでも、これからも無いと思います。
二人の間にはこの時、同志としての強い共感と連帯感があったのでしょう。
完治していない怪我を抱えたユヅと、ソチオリンピックで惜しくも表彰台を逃してしまい、最後のオリンピックに夢を賭けたハビ。
順位はどうであれ、一緒にオリンピックの表彰台に立とうという、互いの意思確認でもあったと思います。
これを見て泣かないコーチがどこにいるのでしょうか。
きっとオーサーコーチの目にも涙が宿っていたに違いないと私は信じています。
画像はずっと前にたまたま動画で見かけた練習風景が素敵で、キャプチャーしてあったものです。
この時はまだクリケットクラブに移籍して間もない頃だと思いますが、オリンピック会場での二人揃ってのエッジワーク練習のイメージはこんな風だったのかなと。
(ボケボケ画像ですが想像力を駆使してご覧くださいね)
初めてのGIFです。スマホでは見れない場合はこちらから試してみて下さい。これからは違う道を歩んで行く二人の未来が栄光と幸福に満ちたものでありますように。
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ミッションコンプリート
今日は(すでに昨日ですね)、東京西川のキャンペーン初日でしたね。
午後から出かけて、まずは最寄りのデパートの寝具売り場へ直行。
しかし対象商品は全て1万円以上。
でも冬の寝具は今のところ間に合っているし、、、しばし考えて、数駅先のイトーヨーカドーもチェックすることにしました。
これが正解だったようです。
あったか敷きパットやふわふわ布団カバーが山積みです。
何枚あっても困らない敷パット1,980円を2枚購入して、無事オリジナルフォトカードセットを2個いただきました。
SEVEN&i とのコラボ商品なのでお手頃価格で提供できるのですね。
もしこれから買いに行かれるのなら、是非イトーヨーカドーさんがお薦めです!
税込み2000円以上でお会計1回につき1セットがいただけるということで、2回に分けてお会計していただきました。
これを組み立てるとこんな卓上カレンダーになるんですね。
自分のはまだ開封していません。
次に向かったのは書店です。
フィギュアスケートライフと文芸春秋を無事ゲット。
これでミッション完了です。
フィギュアスケートライフはもう2冊しか残っていませんでした。
間に合ってよかった。
本の内容はまだザッと目を通しただけなのですが、ライフにはとても素敵な結弦君のお写真とインタビュー記事がたくさん。
フィギュアスケート日本代表ファンブックは購入しませんでしたが、内容はこちらのほうが好きかもしれません。
結弦君のインタビュー記事はもちろんのこと、オーサーコーチ、トレイシーコーチ、ジェフリー・バトルさんのインタビューを読むのが楽しみです。
そして文芸春秋のオーサーコーチの記事は8ページです。
きっと寝る前に全部読んでしまうと思います。
感想など、また少しずつ書いてみたいと思います。
以上本日のお買い物報告でした。
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2018年10月10日
3連休色々
この3連休にはフィギュアスケート界では色々なイベントがありましたね
。
ジャパンオープンとカーニバルオンアイス、JGPSスロバキア大会、近畿フィギュアスケート選手権。
しかし正直そのどれもほとんど見ていなくて、唯一録画していたのはFaOI静岡公演最終日だけでした。
やはり羽生選手が出場していないと何か物足りなくて、ピリッとしないのです。
良くも悪くも、羽生選手のいつも真剣な全力投入な姿を見ていると、他の選手を見てもどこか物足りなさを感じてしまうのです。
無論、試合ですから全ての選手が真剣に取り組んではいるのは分かりますが、その密度が違うというか、熱量が違うというか、どこかが違うのです。
ファンのひいき目と言われればそうなのかもしれませんが、、、
ジャパンオープンでは、ザギトワ選手とハビエル・フェルナンデス選手がやはり別格の演技だなと思いました。
ひとつ気になったのは、近畿日本で4年ぶりに現役復帰した高橋選手の衣装でした。
遠目に見た時の第1印象が、なんだかSEIMEIの衣装に似た感じに見えたのですが、近くに寄った時に見ると、SEIMEIの衣装を引きちぎったような、ボロボロになったSEIMEIの衣装のように見えてしまったことです。
私は高橋選手の現役時代の功績は評価していますし、(羽生選手に出会うまでは)応援もしていたので、今回の現役復帰でも頑張ってほしいと思っています。
しかし、この衣装はいただけないなと思ってしまいました。
高橋選手の復帰を飾るには、もっとふさわしい衣装があるのではないかな。
もうひとつ気になったのは、バナーのことです。
近畿日本選手権では高橋選手の例の公式バナーと言われるものが会場に結構あったように思います。
そして今度は宇野選手の公式バナーも発売されたとのことですね。
”公式”の意味もよくわからないのですが、ともかくみんな一緒のお揃いのバナーを会場で掲げるという考え方がよく分かりません。
なんとなくピョンチャンオリンピックで見た某国の応援団を連想してしまいます。
私は羽生選手のファンの方々が趣向をこらした色とりどりのバナーを会場で見るのも楽しみの一つなので、ただアルファベットが印刷されただけの”公式”バナーにはなんの魅力も感じません。
ただ、特に全日本選手権で、あのようなバナーが一斉に会場に掲げられるのは、もう見たくない光景です。
でもそんなこと心配しなくても、羽生ファンのアートとも呼べるような個性的で凝ったバナーが会場を圧倒するのは間違いないですね
FaOI静岡公演最終日の最後の楽しみはあの美しい『春よ、来い』です。
関ジャムに出演していたピアニストの清塚さんが、羽生選手の最後のスピンの時の3連続グリッサンドを披露していたのを見て、真似してみたらものすごく指が痛くて、思い切りやったら怪我しそう。
清塚さんが如何にあの演奏に真剣に熱心に取り組んでいたのかがよーく分かりました。
清塚さん、ありがとう!
今日は本の発売やら、東京西川の新キャンペーンやら、色々ゲットすべきものがあります。
午後からお出かけして頑張ってみます。
こんなことがあると、ついつい仕事が少々おろそかになってしまうのが心配だけど。
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2018年10月09日
これも継承☆ロミオとジュリエット
クリケットクラブでの結弦君のリンクメイト、チャ・ジュンファン君が今シーズンのFSに選んだのは、ロミオとジュリエット。
結弦君のロミオとジュリエットとは編曲は違うものの、同じ映画のサウンドトラックを使っています。
結弦君の『ロミオとジュリエット』は私にとっては永遠に輝くダイアモンドのようなもの。
他の誰が 滑っていても、この曲を聞いたら即座に頭の中にはニースのロミオが現れます。
しかし結弦君がプルシェンコさんの『ニジンスキーに捧ぐ』とジョニーさんの『秋によせて』を継承するのと同じく、これもまたもう一つの継承ですね。
結弦君とジュンファン君はずっと同じクリケットクラブで一緒に練習しているのですから、結弦君にはきっと早い時期に報告もしているのでしょう。
結弦君なら後輩の願いを快く承諾してくれたに違いありません。
オータムクラシックではこの曲を滑って2位となり、表彰台で結弦君の隣に立ったジュンファン君。
とても嬉しく誇らしい気持ちではなかったかと想像しています。
顔立ちもスタイルも結弦君と似ているところがあるジュンファン君ですが、一緒に練習しているだけに、流れるようなスケーティングや着氷の美しいジャンプなど、スケートスタイルにも結弦君を思わせるところも多いように感じます。
結弦君のロミオとジュリエット
ジュンファン君のロミオとジュリエット
今シーズンは何度もこの曲を聴くことになりそうです。
そしてそのたびにニースのロミオを思い出すことでしょう。
何度観ても阿部奈々美先生の振り付けとこの編曲、最高です!!
しかし既に高い評価が定まっている名プログラムを継承するのは大変なことですね。
それを思うと結弦君の今シーズンは本当に挑戦の名にふさわしい試みだと思います。
新しいプログラムが次第に熟成していくのが楽しみで仕方ありません。
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2018年10月08日
YUZUはいつだって全力少年
Sportiva次号の表紙は 能登さん撮影の 射るような眼差しの結弦君。
同じく能登さん撮影の昨年の写真と比べると全く雰囲気が違います。
あどけないとも言えるような無垢なまなざしと、挑むような鋭いまなざしの対比。
同じアングルでも、目の表情一つで全く違う雰囲気を出せる結弦君の表現力の一端を感じました。
今シーズンも全力で戦うという結弦君を、全力で応援します。
何か書いている時の結弦君が好き。
綺麗な手と指、額にかかる髪、うつむきの顔、伸びた背筋。
羽生結弦はいつだって全力少年だった。
これからもずっと。
そしてこれは昨日オランダのおみやげにいただいたチョコレート。
なんとその名はディスカバーハピネスシリーズのMILK YUZU ZEEWIER チョコレート。
ZEEWIERはオランダ語で海藻一般を意味していて、これは「ミルクゆず海苔チョコレート」となのだそうです。
ゆずピール入りで、ちょっと塩蔵わかめの塩味を感じるようなテイストは今までにない複雑で斬新な感じ。
ゴディバの塩キャラメルチョコレートに近いイメージ。
YUZUー柚子ー海苔、でジャパニーズテイストかな?
LOTTEさんも今年は”YUZU”チョコレートなんかどうでしょう。
それにしても”YUZU”という単語はもう世界共通になりつつあるようです。
夏にはオーサーコーチの甥御さんの勤務する醸造所のビールにも”YUZU”の名が付いていましたね。
オランダは小平奈緒選手も留学していたように、スピードスケートが大変盛んで人気があるようですから、”YUZU”といえばフィギュアスケーターのYUZURU HANYU を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
世界中に”YUZU”という単語が広がって行くのは嬉しいです!
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2018年10月07日
スーパースターは作れない
販売中止に追い込まれた『フィギュアスケートニュース』、複数冊入手できた方からお譲りいただき、遅ればせながらようやく手に入れることができました!
嬉しいです!!
ご覧になった方のレビューの通り、量的にも質的にも素晴らしい出来栄えでした。
この本を販売中止に追い込まれたメディアミックスさん、相当悔しい思いだろうとお察しします。
嫌気がさしてフィギュアスケートからは完全撤退というのも分からないではありません。
裏表紙が最高に綺麗!
目次をみれば分かるように、オータムクラシック特集の名の通り、羽生選手だけでなく同大会に出場した選手のページが各2ページづつあります。
一体どこに問題があるのでしょうか?
動画をお借りして内容をもう一度確認します。
私もいつまでもこの販売中止事件を取り上げたくはないのですが、言うべき時に言っておかないと後で後悔するという思いが強いのです。
しかしここまで羽生選手の特集本を躍起になって抑え込もうとするのは、圧力を掛けている何者かにとってはそれが脅威であるということでしょうか?
羽生選手の圧倒的な人気を恐れているのでしょうか?
そうとしか思えません。
例えば、羽生選手以外のスケーターを特集していて、羽生選手の写真が1枚も掲載されていないムックや雑誌が出版されても、羽生選手のファンは誰もなんとも思わないのではないでしょうか。増してやそれを非難したり、販売中止に追い込む必要などあり得ないでしょう。
それが嫌だと思えば、ただ単に買わないだけです。
それが需要と供給の原則であり、自由市場のルールではないですか?
出版社は私企業であって、例えばスケート協会の広報誌とかではないのですから、仮に特定のスケーターに的を絞った本を出版しても法的な問題が無い限り何ら非難される理由はないはずです。
もし法的な問題点があるのならば、正々堂々と販売停止仮処分の申し立てをすればよいではありませんか。
それが裁判所で認められて初めて販売停止が正当性を得るのですから。
陰でコソコソ画策するのは止めていただきたい。
これとは別に、オータムクラシック2018を特集した羽生選手が表紙のKISS & CRY シリーズVol.22も発売日が大幅に変更となり、10月31日に延期になっていましたね。
これも何故変更になったのか分かりませんが、ここにきて不思議な動きが出てきたようです。
同じKISS & CRYシリーズで、ジャパンオープンとロンバルディア杯を特集した下のような表紙のKISS & CRY シリーズVol.23が10月22日に発売されるようです。
表紙には”羽生結弦”という文字はありませんし、まるで言い訳のようにわざわざ ”Under 20 スペシャル号”と銘打っているので、内容的にも23歳の羽生選手は皆無と思われます。
宇野選手は現在20歳なので、ぎりぎりUnder 20に含まれるというのでしょうか?
しかし英語の「Under20」とは日本語の「20歳以下」とは違って、Underの次にくる数字は含みません。日本語でいうと「20歳未満」という意味になります。
故に正確にはUnder20には宇野選手は含まれないということになります。
まあ、それはさておき、今までKISS & CRYが1週間の間をあけただけで2冊続けて出版されたことってあるのでしょうか?
しかもVol.22の前にVol.23が発売って順序が逆です。
うがった見方をすれば、羽生選手表紙の本の発売を確保するために、急遽宇野選手表紙の本の出版を企画した、またはさせられたのではないかと思ってしまいます。
しかし、もしこの2冊が予定通り発売されたら、ある意味大変興味深い実験にもなりますね。
連続して発売されるこの2冊の売れ行きで、今のフィギュアスケート界が誰の人気で成り立っているのかということがはっきりと分かるはずです。
10月末はオリコンランキングに注目したいです。
露出が多ければスターになれるわけではありません。
本当のスターとは露出は極力少なく、しかし露出した時には圧倒的なオーラと力と美しさで人々を魅了してしまう存在です。
人為的には作れない存在なのです。
スーパースターになったら・・・スーパースターになった君に。
好きにならざるを得ないような人に
健全なジャーナリズムこそ民主主義の根幹です。
スポーツジャーナリズムに携わる方々には不当な圧力に屈せず、本当に頑張ってほしいです。
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2018年10月06日
妄想☆羽生結弦記念アイスリンク”WINGS"
羽生選手にはまだしばらくの間現役を続けてほしいと思っています。
彼はまだまだ多くの可能性を秘めていると思うからです。
しかしいつの日か、現役を引退して日本に帰ってくる日はやってくるのでしょう。
その頃、日本に羽生結弦記念アイスリンク ”WINGS” ができることを想像(妄想?)してみました。
場所は何といってもやはり仙台ですね。市街地から少し離れれば土地は豊富にありそうですし、首都圏からも日帰り可能な距離です。
フィギュアスケート国際大会、国内大会及びアイスショーの開催、また各レベルのスケート教室は勿論のこと、セミナー、写真展などの催事も行います。
常設の羽生結弦記念館もあると世界中から人が訪れるでしょうね。
リンクはメインリンクと地下に練習用リンクと2面、アイスショーも可能なように観客席は最低5,000以上は欲しいです。
仙台市が中心となっていただき第3セクターの実行団体を設立し、資金は羽生選手の恩恵を大いに受けた各スポンサー様方にお願いすると同時に、クラウドファンディングでファンや有志の方々の寄付を募ります。
かなりの金額は集まるのではないでしょうか。
一定金額の寄付をいただいた方には観客席の座席に寄付者のお名前のプレートが付けられる特典が付くようにすれば、もう寄付まで抽選になりそうです。
羽生結弦記念アイスリンクの座席に永遠に自分の名前が刻まれるなんて素敵です!!!
ではアイスリンクを作るのには一体どれくらいの資金が必要になるのでしょうか。
10月4日に地鎮祭が行われた『関空アイスアリーナ(仮称)』の事業費は40億円だそうです。
工期は意外に短く2019年11月末まで、約1年間となっています。
これが完成すると大坂の通年アイスリンクは4か所となるそうです。
一方、東北には通年アイスリンクは現在、仙台のアイスリンク仙台と盛岡の盛岡市アイスリンクの2か所しかないようです。バランスが悪すぎる感は免れませんね。
なぜ大阪にだけ集中するのでしょうか。
日本に二人しかいないフィギュアスケートオリンピック金メダリストを二人共に輩出している仙台市ですから、もしかしたら意外に既に水面下で企画が潜行中だったりするといいのですが。
夢の妄想スケートリンク、いつか実現する日があったらいいな。
【蛇足ですが、この関空アイスアリーナ、7期と言う長すぎる期間スケート連盟会長の職にある方が顧問に就任し、この方の覚えめでたきスケーターの名前はしっかりアドバイザーとして明記されています。】
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2018年10月05日
考え事をするときは
昨日の記事の続きのオータムクラシック前日公式練習です。
練習中はブライアン、トレーシー、ジスラン3コーチが見守っていて、合間合間にはよく話し合っているんですね。
本当にファミリーという感じがして、心強いです。
オリンピックの後は特にこのファミリー感が強くなった気がしていて、あの怪我の時期を一緒に乗りきったことが、チームの結束を一層強めたのだなぁと感じます。
考え事をする時は指がお口に近づきます。
本人は意識していないのでしょうけれど、考え事をしている時の癖みたいですね。
しかしそれがとっても可愛いということは分かっているのでしょうか。
こういう打ち解けた笑い方、見ている方も嬉しくなります。
特にトレーシーコーチが羽生選手のことよくわかっているなぁと思ったのは、『フィギュアスケート日本代表ファンブック』のインタビューの中で、羽生選手について、
「今は『プレッシャーから解放された』と言っていますが、数ヶ月後には、また元のように戻っているかもしれませんよ。彼は常に上を目指す人です。とりあえず、いまは楽しみながら見守ることにしましょう」と語っているところでした。
試合が始まれば絶対に勝つことを求める人だということをよく知っていて、微笑みながら見守っているのが目に浮かびます。
トレーシーさんという女性のコーチがクリケットクラブにいてくれたこと、羽生選手にとって本当にラッキーなことだったと思います。
羽生選手と同い年の息子さんもいらっしゃるというトレーシーさん、23歳男子の心理も良く分かった上で専門的な指導もして下さるという貴重な方ですね。
この写真のファミリー感がいいですね。
パパとママと伯父様、それに可愛いくて頼もしいペットです。
このファミリーが長く続いていきますように。
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2018年10月04日
クールダウンはスパイラルで
試合での演技は最高で4分しかありません。
あっという間です。
なので、私はよく練習の動画を見ています。
長いものだと30分以上あるので、氷の上を泳ぐように動く羽生選手の姿を見ていると癒し効果があるのです。
これはオータムクラシック前日の公式練習の羽生選手ですが、何気なくリンクの上を滑っているのを飽きずに見ていられます。
特に好きなのはクールダウンの時のスパイラルです。
長い手足をグーンと伸ばす動作が美しくて。
通し練習が終わって再びジャパンジャージを羽織り、クールダウンに入ります。
色々なポーズでスパイラルを繰り返していきます。
ストレッチ効果もあるのかな。
美しい!
伸び伸びと滑る羽生選手を見ていると重力の無い生き物のよう。
練習終了。
演技の中では、ほんの一瞬のスパイラルしか見られませんが、練習ではたっぷり美しいポーズを見せてくれます。
室内で同じポーズをマネしても10秒キープするのが大変!
体幹は鍛えられそうなのでスパイラルポーズ、これから毎日やってみようと思います。
さて、スケート界とは何の関係もありませんが、相撲界の名門、貴乃花部屋が廃業に追い込まれたというニュースには暗い気持ちになりました。
私はもともとスポーツ音痴ですし、スポーツをするのも苦手なので、スポーツ界の事は何も知りませんが、ラグビー、レスリング、体操、相撲と、昨今スポーツ界の裏事情が次々に明るみに出るにつけ、そのドロドロ感がたまらなく嫌になります。
もしスケート界までこうだとしたら、いずれ羽生選手が日本を拠点にするようになったら、その中でどんな扱いを受けるのか、取り越し苦労だとしても心配になってしまいます。
今回の販売中止事件でも、闇に隠れて圧力を掛けてくる勢力の存在が感じられますし、それをまた、ひたすら隠し通そうとする出版社の姿勢が不透明感を一層増しています。
真実を明かすとその出版社に何か決定的な不利益が降りかかってくるとしか、沈黙の合理的な理由が見出せません。
それに対して、羽生選手の存在の透明感とが対比的で、いずれ日本に帰ってきてもみくちゃにされるくらいなら、羽生選手にはむしろ国際的な場で活動を続けてほしいと思ってしまいます。
これまでも色々と辛い思いをしてきた羽生選手が、いつか何年かぶりで帰国した時、相変わらずの世界の常識日本の非常識、日本の常識世界の非常識みたいなことに苦しむことがありませんように。
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2018年10月03日
そうだ仙台、行こう!
仙台での写真展は10月15日から10月21日までのわずか1週間。
その1週間の間にどうしても仙台に行かなくては。(ほとんど強迫観念)
この写真に誘われては抵抗できません。
前回、写真とポスター展があった時は、都合がつかず行けなくて悲しい思いをしたので、今回こそは行きます!
日帰りでもいいかなと最初は思っていましたが、地下鉄全駅でも全て異なる写真が掲示されるとのニュースが流れ、これは1泊しないと無理かなと思い始めました。
地下鉄ポスターニュース
仙台市交通局も薦めて下さっている地下鉄1日乗車券でスタンプラリーならぬフォトラリーしたいです!
29駅30枚全部は無理かもしれないけれど。
おそらく地元の方と思いますが、早々とコンプリートされた方もいらっしゃるようです。
地下鉄全駅を一駅一駅降りて、探して、撮影するのはなかなか大変ですね。
それに、今は泉区役所にはモザイクアートも展示中ですしね。
これも是非見に行きたい。
電車と羽生選手というと、東京在住の私にとって最高に楽しい思い出は、
田園都市線に丸ごとYUZURU電車が走った時のことです。
2015年の世界選手権の前だったと思います。
本当にドリームトレインでした。
渋谷から終点の長津田まで何度往復したことか。
同時期には、今は無き銀座SONYビルにこんな巨大広告も出現していました。
夜の銀座にそびえ立つファントム、カッコよかったなぁ。
またいつか東京でもこんなファンタスティックな企画がありますように!!
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2018年10月02日
出版の自由はどうなっているの?
『フィギュアスケートニュース』の販売中止の件、出版元であるメディアックスが大変残念な結論を出したことにはがっかりもしましたし、ともかく「全てお答えできません」という対応にドッと疲れました。
砂を噛むような思いとはこういうことを言うのでしょうか。
でも、メディアックスへの問い合わせ記事にはたくさんの拍手をいただき心強かったです。
ありがとうございました。
幸いなことに、同じように販売中止と言われていた『フィギュアスケート日本男子応援ブック』の方は、普通に近所の大手書店にも並んでおり、問題なく購入できました。
この表紙を開いた中表紙が『フィギュアスケートニュース』と同じ写真というのが皮肉です。
初めて大きな写真でみる新衣装の細部をジーっと凝視してしまいました。
いつもながらとても凝った作りです。
せめて1度はこの目で見れるチャンスが掴めるといいのですが。
もう今シーズンのチケットのことが心配になってきました。
オータムクラシック特集としてほとんどが羽生選手の写真で構成されていますが、以前から応援している山本草太選手、須本光希選手のページがあったのも良かったと思います。
『フィギュアスケートニュース』も入手できた方もいらっしゃるようなので、諦めずに入手するよう努力してみようと思っています。
購入できた方がパラパラ動画をアップして下さっていますので、せめてこれで内容を確認しました。
一体どこが問題なのでしょうか。謎は深まるばかりです。
似たような2冊の本の内容にもかかわらず、1冊は販売され、もう1冊は販売中止に追い込まれた理由はどこにあるのでしょう。
その違いを把握すれば、自ずと2誌の明暗を分けた理由も推測できるのではないでしょうか。
比較するために、もう一方の『日本男子応援ブック』のパラパラ動画と比べて見ましょう。
この二つの本の内容で違うところを考えてみると、『フィギュアスケートニュース』は、オータムクラシック・インターナショナルの特集号の名の通り、出場選手のみの写真で構成されています。その中で日本からは羽生選手だけしか出場していないので、内容は羽生結弦選手と他の外国人出場選手の写真で構成されており、当然のことですが出場していない他の日本人選手の写真はありません。
それに対して『日本男子応援ブック』では、速報・オータムクラシックと銘打ちながらも、最後の数ページを、宇野昌磨選手、友野一希選手各1ページ、須本光希選手、山本草太選手各2ページ、故デニス・テン選手の追悼に1ページを割いていることです。逆にオータムクラシックに出場していた外国人選手の写真は、表彰式の写真1枚を除いては皆無です。
その他は両誌とも全て羽生結弦選手なのですから、真実は藪の中だとしても、このあたりに問題の核心があるのかなと推測することも可能でしょう。
というか、そう推測されても仕方がないようにも思います。
メディアックス社にはホームページのお知らせ欄からでもよいので、是非とも正式コメントを発表していただきたいと思っています。
仮に圧力がどこからかかったのか明言できないとしても、二度とこのような事態を招かないために、販売中止の経緯を明らかにするのが出版社としてのせめてもの矜持と誠意ではないでしょうか。
何よりも、自由な出版を妨げようとする何者かが闇の中にいるとすれば、また同じことが起こる可能性がある。
そして自主規制と忖度が始まる。
それを一番恐れています。
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withgoldenwings at 02:20|Permalink│フィギュアスケートニュース発売中止
2018年10月01日
謎に包まれたままで終わるのか
『フィギュアスケートニュース』の販売中止について、どうしても納得がいかなかったので、週明けの今日、出版元の株式会社メディアックスに電話して問い合わせしてみました。
ー販売中止の理由は?
ー法的措置による販売差し止めなのかどうか?
ー自主回収なのか、あるいはどこからかの圧力があったのか?
ー本書のどこに問題があったと考えているのか?
以上の質問に対する答えは全て「お答えできません」の一辺倒でした。
答えていただけたのは以下の質問のみでした。
ー今後の「フィギュアスケートニュース」シリーズの出版はありますか?
回答:今後の「フィギュアスケートニュース」シリーズの出版はございません。
その他にもフィギュアスケート関連の出版は今後はございません。
尚、これは答えて下さった方の考えではなく、全社的な統一見解ということでした。
結局、株式会社メディアックスは今後フィギュアスケート関連の出版物からは手を引くという結論に至ったということだと理解しました。
事情を一切明かせないというところに、深くて暗い事情があるのでしょうか。
発売日前日に急遽販売中止という尋常ではない事態に、出版社としての発表も無く、楽しみに待っていた読者にも何の説明もなく、以後は一切フィギュアスケート関連の出版を取りやめるとは、相当の理由があるのだろうと想像は膨らむばかりです。
どこか他のメディアなり、フリーのジャーナリストやリポーターの方が、徹底調査、徹底取材していただけないものでしょうか。
たかが(敢えて言います)フィギュアスケート雑誌とはいえ、出版物は社会的な存在でもあるわけですから、今後こんな形で出版物が闇から闇に葬り去られるのは、気持ちの良い話ではありません。
ここまでするにはメディアックス様には言うに言えない事情があるのでしょうけれど、出版社としての矜持を持って、勇気をだして真実を伝えてほしいと強く願っています。
問い合わせの結果を、私と同様、本書を楽しみに待っていた皆さまと共有したくて、ご報告させていただきました。
尚、メディアックスへのお問い合わせは、同社ホームページに明記されている電話番号からさせていただきました。
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withgoldenwings at 14:31|Permalink│フィギュアスケートニュース発売中止