2019年09月06日
マスカレイド展の幸運
昨日夕方、龍玄としさんの『マスカレイド・展』に行ってきました。
私は地下鉄で行ったのですが、いつもの上野公園に向かう道が工事中で、エレベーターで上の道に行けないないので、下の坂道を迂回していきました。
いつもより時間がかかってしまったので、これから行かれる方は、少し時間に余裕をもって行かれた方が良いかと思います。
上野の森美術館は、西洋美術館とは逆方向の、東京文化会館に向かって左側の道を回り込んだところにあります。
私はこの美術館に行くのは初めてだったので、会場入り口が分からなくて、美術館の事務棟に入って入り口を尋ねてから、再びドアの方を振り向くと、黒いサングラスの色白な男性に遭遇。
「もしや、としさん?まさか?」(心の中の声)
いえ、本当にとしさんだったのです

黒いスーツと白いシャツが似合って、
とても素敵な方でした。
正にこの通りの方でした。
(イメージです)
目の前の手の届くような位置だったので、動揺して、
思わず、知っている人のように、「どうも、こんにちは」と言って会釈してしまいました。
すると、なんと、としさんも会釈で返してくださったのです

後ろの館外の方から、ワー、キャー、としさーん、という声が聞こえていたので、としさんに間違いありません。
しかし、なぜ今ここにとしさんが?
という疑問は後で解けることになります。
会場入り口はさらに先にあり、一番最後になってしまいましたが、無事入館できました。
会場内で最初に目に入って来るのは、羽生選手のマスカレイドの演技の一場面をモチーフに描かれた肖像画でした。

その他に100号サイズを繋げた大きな抽象画作品が5点展示されています。
赤と黒と白で構成された作品はどれもインパクトのある力強い作品です。
としさんはモダンアート作家にもなったのです。
「音の世界を描く」画家です。
制作風景のビデオも定期的に流されて、
としさんが真剣な表情で制作中の様子を見ることができます。
(龍玄とし オフィシャルブログより)
会場ではマスカレイドの曲も流れ、正に音楽と美術のコラボレーション。
30分の制限時間の最後にマスカレイドのプロジェクションマッピングが壁面に投影されるのですが、
その直前、壁面のドアが開いて、としさん本人が登場したのです!
会場には50人くらいの人がいたのですが、突然の予期せぬ登場に一瞬大騒ぎになりました。
そこでとしさんは、
この1年間絵を真剣に描き続けてきたこと。
でも、展覧会を開くまで来れるとは思っていなかったこと。
皆さんに観てもらえてうれしいこと。
などを語って下さいました。
そこにいた全員が興奮冷めやらぬ状態でプロジェクションを鑑賞していたと思います。
残念ながら欲しかったパンフレットはミスプリが多かったことで買うのを諦めましたが、
いずれまた、手に入れる機会は来るような気がしています。
なぜなら、この展覧会はPRE・EXHIBITION ということなので、いずれ本展が東京でも開催されると思うのです。
その時はさらに多くのとし画伯の作品を鑑賞できるのではないかと、大いに期待しつつ会場を後にしました。
本当に幸運に恵まれた、マスカレイド・展でした。
帰宅してからは、今度はニコニコ生放送がありました。
ご覧になった方も多いと思いますが、展覧会場からの生中継で、としさんはこの準備のために来ていたのですね。
ここでもとしさんは、絵を描くようになったきっかけや、
羽生選手とのコラボレーションから受けた衝撃などについて大いに語ってくださいました。
会場でも言っていましたが、この日は会場に来るまでにたくさんのインタビューがあり、フィギュアスケート関係の雑誌にもインタビューが掲載される予定だそうです。
これから発売される雑誌の、としさんのインタビューも楽しみです。
としさんと会えたから、
私にとって、9月5日はとしさん記念日となりました。
羽生選手と、としさんの奇跡的な出会いに感謝して。
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withgoldenwings at 10:41