2019年02月23日
ショパンはお好き?
ショパンの曲はノクターン、幻想即興曲、別れの曲など、女子スケーターのプログラムにはよく使われますが、男子スケーターではショパンが取り上げられることは意外に少ないのです。
検索しても出てくるのはほんの2つか3つです。
今回は高山真さんの『羽生結弦は捧げていく』の中に2つのショパンプログラムが登場したので引用させていただきました。
何と言っても、やはり圧巻は平昌オリンピックのショートプログラムでしたね。
この瞬間口元に笑みが入るところがゾクッとします。
使用曲はショパン『バラード第1番』
ピアノの音符ひとつひとつとピッタリとシンクロする羽生結弦の足さばきは、「氷そのものが大きなピアノで、羽生結弦のエッジが、その大きなピアノを演奏している」というイメージです。
そして、プログラム全体から羽生が放つ雰囲気も、ショパンのピアノ曲のイメージに合わせている。
「ひとつひとつの足さばき」も「足さばきの集合体としての、全体の雰囲気」もシンクロしているわけです。見事な二重構造だと思います。
優雅で気品がありながら力強い羽生結弦のバラード第1番は、フィギュア界に永遠に語り継がれるプログラムですね。
もう一つのショパンプログラムはアレクセイ・ヤグディンの2000年ー2001年ショートプログラム『革命のエチュード』です。
高山さんはこのように書かれています。
ヤグディンの2001年世界選手権のショートプログラムは大変強い印象を残しています。ショパンの『革命のエチュード』をクロスオーバー風にアレンジした曲で、冒頭の4回転トウとトリプルトウのコンビネーションジャンプ、そしてその後のトリプルアクセルよりも、後半のふたつのステップシークエンスのほうがはるかに盛り上がる構成。
ドラマチックな曲調のさらに上を行くかのようなヤグディンの気迫に、曲が終わった瞬間思わず叫んでしまったほどです。
(2001年ワールドのきれいな動画がなく、これは2001年GPF代々木体育館です)
確かに後半のスピードが上がっていくステップシークエンスが素晴らしいです。
曲調は全く違うけれど、羽生選手の今シーズンのSPオトナルの後半の加速していくステップシークエンスを思い出しました。
そしてもうひとつ、羽生選手にいつか滑ってほしいショパンの曲があります。
ショパンのピアノ曲の中で私が一番好きな『英雄ポロネーズ』です。
この動画は、2005年のショパンコンクールで、史上初の2位該当者なしで、20歳でぶっちぎりの優勝を果たしたポーランドのピアニスト、ラファウ・ブレハッチの演奏です。
羽生選手のバラード第1番はクリスチャン・ツィメルマンの演奏とのことですが、彼の1975年の優勝以来30年ぶりのポーランド人の優勝者です。
容貌がショパンによく似ているとも言われています。
確かに似ているような気がします。
今までいろいろな英雄ポロネーズを聴きましたが、その中でも、一度聞いただけで大好きになってしまった演奏です。
是非一度聴いてみて下さい。
英雄ポロネーズは、ヒロイック Heroique とも呼ばれますが、
フィギュアスケート界のヒーローとしての羽生選手にふさわしい曲だと思います。
6分18秒の曲ですが、繰り返し部分をアレンジすれば4分のフリーのプログラムになります。
バラード第1番は9分33秒の長さを2分40秒にアレンジしていますから、英雄ポロネーズをショートプログラムにアレンジすることも可能だと思います。
振り付けは是非ジェフリー・バトルさんでお願いしたいです。
これは私の夢のプログラムです。
皆様も羽生選手に滑ってほしい曲はきっとおありでしょうね。
もしこの曲ならどんな風に滑るのかな、なんて想像してみるのも楽しいことですね。
来年も現役続行という羽生選手。
まだ世界選手権も終わっていないのに、もう来シーズンのプログラムは何か気になってきました。
なぜなら、羽生選手は自分で曲を選ぶことも多いので、だとすればもうそろそろ自身のプログラム候補曲リストの中から選んでいる可能性が高いのではないでしょうか。
それを考えるとワクワクしてきます
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