2019年01月30日
バトンさんの言葉*アナザーストーリー
アナザーストーリー、思っていた以上にいい番組でした。
羽生選手に関する番組としてNHK史上一番ではないでしょうか。
ディック・バトン、エフゲニー・プルシェンコ、ハビエル・フェルナンデスの3人の言葉が素晴らしくて、見ながら感動した言葉を書き取りました。
【最強のスケーター羽生結弦の高みにせまるアナザーストーリー】
視点1:オリンピック連覇の先達、ディック・バトン
ニューヨーク郊外に住むバトンさん89歳。かくしゃくとしていらっしゃいます。
左が1948年の右が1952年のオリンピック金メダル。
毒舌解説者として知られるバトンさんの言葉が痛快です。
プルシェンコ? 技術は凄いけど私の批判にもっと早く耳を傾けてほしかったね。
彼のスピンは無駄に回りすぎだよ。
羽生選手のことについてはどう答えるか。
結果なんておまけだよ。
私の評価基準は演技がちゃんと劇場になっているかどうか、それだけだ。
独創的でお客を呼べる劇場にね。
羽生結弦の演技はそういう意味では最高だ。
皆をうっとりさせる。満員御礼間違い無しだね。
実は世界で初めて3回転ジャンプを跳んだのもバトンさん。
フライングキャメルスピンも考案し、初めはバトンスピンと呼ばれていたそう。
1948年から1952年まで出場した国際大会すべてで優勝。
羽生選手がソチのフリーで転倒したことを悔やんでいたのを見て共通点を感じたそうです。
彼も1952年のオリンピックで転倒し、そのことを今でも悔やんでいるという。
もう一度納得できる演技で金メダルを。走り出した羽生。
彼を追うネイサン・チェン、ボーヤン・ジン。宇野昌磨。
4回転、4回転って、どいつもこいつも点数を目当てにぞうきんを絞るみたいなジャンプばかりして。
あんな見苦しいものは見たくない。
距離を跳んで静かに着地する、それが本当のジャンプだ。
バトンさんがジャンプのお手本として挙げたのは、ジャネット・リン、伊藤みどり、浅田真央。
彼女たちに比べても羽生結弦は別格、破格の存在なんだよ。
ユヅルはどこかで見たような演技はしない。
いま見逃すと二度と見られないような演技、それだけが価値があるんだ。
みんな同じような演技じゃ、点数だけで感動は無い。
用は点数を超越した感動を与えられるかどうかだ。
ユヅルにはできる。
オリンピックの前に怪我があったけど、彼が戻ってくことだけを願っていた。
本物のスケーターをね。
彼のジャンプで見るべき一番重要なポイントはスピードだ。
ジャンプに入る時と出るときのスピードが変わらない。
そんな選手はまずいない。

彼は切れ目なくシンプルに演技を続けている。
ひとつの表現として貫かれた演技。
彼もやっと満足できたね。いやー素晴らしかった。
この大舞台で見せる最高の劇場を見せてくれたと思うよ。
これぞ金を越えて、ダイアモンド級の演技だね。
いやぁ、バトンさん一言一言が素晴らしい。
示唆に富んでいて説得力がある。
流石です。
羽生選手もこの番組を見て感激するのではないでしょうか。
今回はバトンさんの言葉でした。
動画はこちらでも見れます。
次回はプルシェンコさんとハビの、これもまた感動的な言葉の数々を。
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