2019年01月15日
伊藤聡美さんの7ルール ①
伊藤聡美さんのセブンルール、もっと早く書きたかったのですが、色々なニュースにまぎれて書きそびれていました。
この番組、初めて見たのですが、今回はとても面白かったです。
衣装デザイナーの伊藤聡美さん、一見優しくて大人しそうな雰囲気ですが、なかなか個性的な方で、すっかりファンになってしまいました。
羽生結弦展の展示でデザイン画や作品を見て、才能ある方だなぁと思っていましたが、この番組を見て益々好きになりました。
フジテレビ、普段はあまりチャンネルを合わせることはないのですが、私の中では今まで見た同局の番組の中で、かなり高い評価のものとなりました。
羽生選手や紀平選手の衣装デザイン・制作を手掛ける伊藤聡美さんのセブンルール。
昨今、他人の顔色を窺ってばかりの人が多い中で、「基本 友達いないんで」、「あんまり人間が好きじゃないので」と、にっこり笑って言える伊藤さんに、芯の強さを感じました。
しかし無心で仕事に向かうこの真剣な表情こそが本当の伊藤さんを表しているのかな。
今シーズンの羽生選手のSPの衣装、
あの微妙なグラデーションはエアブラシを使っているのですね。
一人一人のスケーターのイメージや体形に合わせてデザインを決めていく。
だからデザイン画は本人に似せて描く。
そしてこのデザイン画を見た時は、アッと驚きました。
2015年FaOI 幕張で見たビリーブの衣装も伊藤さんだったのですね!
オレンジのグラデーションが凄く新鮮でした。
ここでルール1:デザイン画の顔は本人に似せる
黒レース、白い羽根、金色のビーズ、細かい細工のされたOriginの衣装
繊細な衣装にビーズを一つ一つ縫い付けていく手作業。
「大体お腹痛いですよ 試合の日とか」「すごい酷評されたらどうしよう」とか
でもそれも楽しんでいそうな伊藤さん。
本当に意外な食べ物が出てきました。ガリ!
ガリを食べると気合が入るんですね。
しかし冷蔵庫のマグネット、ファンなら全員気づいたはず。
うちも同じく冷蔵庫にはユヅルマグネットです。
ルール2:冷蔵庫にガリを切らさない
高校時代はなんとモヒカンスタイルのパンクファッション。
相当気骨のある人だとお見受けしました。
真央ちゃんをきっかけにフィギュアスケートの衣装デザインの道に。
そして英国留学を経て、就職した頃には仕事熱心な若手デザイナーの顔になっていますね。
後ろに並ぶマッチーの衣装見覚えがあります。
しかしデザイン画を描くだけでは飽き足らず、26歳で独立。
営業用に用意したというデザイン画が素敵です。
グラデーションの色使いとディテールまで神経の行き届いたデザインが特徴。
同調圧力が強い日本社会では、嫌と言うのに勇気がいることもある。
でも彼女には周りに流されない強さがある。
ルール3:嫌なことは「嫌」と言う
そう言える潔さもカッコいいですね。
番組ではあと4つのルールが続きますが、長くなってしまうので続きは次回の記事にしますね。
<伊藤聡美さんのプロフィール>
衣装デザイナー。服飾専門学校のエスモードジャポンに入学。
2008年神戸ファッションコンテストで特選を受賞し、英ノッティンガム芸術大学へ留学。
帰国後、チャコット社でフィギュアスケート衣装に携わるようになり、2015年に独立。
(フィギュアスケートファン2018-19 インタビュー記事より)
この本の中の伊藤聡美さんのインタビューもとても興味深いものでした。
フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。1クリックが励みになります。
☆全ての画像、文の転載、引用はご遠慮下さい。
withgoldenwings at 02:43