2018年10月30日
素晴らしい解説の2012年フィンランディア杯
前記事に続いてフィンランドでの試合を振り返ります。
2004年に初めての国際試合としてフィンランドのサンタクローズ杯に出場した結弦君が、次にフィンランドに現れるのはそれから8年後の17歳の時のことです。
2012年に拠点を仙台からトロントのクリケットクラブに移した後、最初の試合がフィンランディア杯でした。
既にこの年の世界選手権で銅メダルを獲得し、世界から知られた存在になっていました。
同じクリケットクラブに所属するハビエル・フェルナンデス選手も一緒に出場したこの試合は、たくさんのエピソードに溢れた忘れられない試合です。
まずこの時の練習姿が妙にカッコよいのです。


転び方さえサマになっています。
バックステージでの写真やオーサーコーチ、ハビとの3ショットもありました。
この頃はカナダに渡ってまだ半年もたっていない頃です。
結弦君もどことなく心もとない雰囲気があります。
6年前のことですが、もっとずっと時間が経っているように感じます。
カナダに移ってから初めてのシーズンのSPはジェフリー・バトル振り付けによる、黒シャツ(正確にはダークグリーン)の『パリの散歩道』。
最初の4Tジャンプで華麗に転倒してしまいます。
なんとも可愛いキス&クライの場面です。
転倒もありましたが、75.57点でSPは2位に。
FSはデイビッド・ウィルソン振付による『ノートルダム・ド・パリ』。
清新な雰囲気の綺麗な立ち姿ですね。体にナナメの軸が通っているよう。
しかしまだこのプログラムを滑りこなすのに十分な体力がなかったのか、演技後は氷の上に倒れこんでしまいます。
動画もありますのでご覧ください。
フィンランド解説ですが、これが素晴らしい解説で、結弦君のフィギュアスケーターとしての魅力を余すところなく的確に指摘してくれているのです!
極めつけがこの言葉、「そして、ケーキの最後の飾りとして、ユヅル・ハニュー!」
そうなんです。
結弦君がいない試合はイチゴのないショートケーキのように感じでしまうんです。(ゴメンナサイ)
こんな素晴らしい解説をしてくれたフィンランドで、今年はどんな評価が聞けるかとても楽しみです。
できたらこの時の解説者の方にお願いしたいくらい!
演技終了後に自ら氷の補修を手伝う結弦君。


こんなことをするスケーターは見たことがなかったようで、驚かれました。
結果はSP2位、FS1位で、総合では10点近い差をつけて、堂々の優勝です。
1位 羽生 結弦 248.13
2位 リチャード・ドーンブッシュ 239.99
3位 ハビエル・フェルナンデス 235.20

プレカンもハビと一緒に。

ハビの右手に注目! この時からこうでした。

2012年に続いて2013年のフィンランディア杯も振り返ろうと思いましたが、長くなってしまったので、次の記事に続けますね。
急がないと今年のGPシリーズフィンランド大会が始まってしまいますね!
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