2018年07月15日
スケートに色気はいらない
このところ、フィギュアスケートと『色気』という言葉を結びつけた表現をしばしば目にしますが、
色気って何でしょうか。
少なくともフィギュアスケートを形容する言葉としては必要ないように思います。
フィギュアスケートの芸術的な側面については、羽生選手が会見で述べたように、
「芸術に求められるのは、正しい技術、徹底された基礎によって裏付けされた表現力であって、それが足りないと芸術にならない」。
「だからこそ、僕はジャンプやステップをやる時、スピンをやる時、全てにおいて正しい技術を使い、そしてそれを芸術として見せることが一番大切なことだと思っています」。
以上が全てだと思う。
エロスとは人間の生きる力そのもののことだから、人間が表現する芸術には必ずエロスはついてくる。
それを色気と呼びたければそれもいい。
しかしそれは表面的な仕草や表情のことではないし、声高に叫ぶものでもない。
内側から輝くもの。
そしてエロスは知性の中で輝く時、一番人を惹きつけ魅了するのだと思う。
エロスは生きる力そのものだから、全力で生きている人もまたそれだけでセクシー。
年齢や外見の美醜の問題ではなく。
一生懸命もセクシーの元
だからセクシーであるためには全力で生きなければならないのか、、、、、難しいけど。
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withgoldenwings at 09:30│羽生結弦